家宝である刀を納めるべく、蛇ヶ島を訪れた蛇功。だが、そこでは百年に一度の大渇水が起こっていた。そして黒い蛇のような邪霊に襲われそうになった蛇功は、透花という美少女に弓矢で助けられる。謎の島から脱出した翌日、学校の同じクラスに透花がやって来て
――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:20:00
11445文字
会話率:45%
この島では、人は水に還る。その記憶と、苦痛と共に。
「水」を恐れ、故郷の島へ姿を消した友人あかね。
民俗学を学ぶ大学生・羽生慎一は、彼女を追って地図にない「八雲島」へと渡る。
そこは美しい楽園かと思われたが、島には毎年一人が水に還るという
《水籠》の因習が隠されていた。
島の優しさに秘められた千年の呪いと対峙した時、慎一の身体もまた「水」に侵食され始める。
これは、記録と記憶を巡る、逃れられない恐怖の物語。
『水に取られた ―六月の贄(にえ)―』の姉妹作になります。
https://ncode.syosetu.com/n1197ks/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:10:00
37124文字
会話率:35%
最後に聞こえるのは、雨の音か、水に捕り籠められる自分の音か。
その山には、古くからの噂がある。
“水に取られた”者は、二度と還らない、と——。
編集者の相沢美咲は、日常の中で「水」にまつわる奇妙な現象に悩まされていた。
原稿の文字が滲み
、水音の幻聴が聞こえる。
気晴らしに参加した友人たちとの登山。
しかし、その目的地こそが、全ての源である御霊山(みたまやま)だった。
山麓の“水守村”で触れた、異様な風習と住人たち。
そして、登山を開始した途端、仲間の一人・結衣が、まるで水に呼ばれるかのように変容していく。
「気持ちいいの…」——それは、人ならざるものへの歓喜の声。
逃げ場のない霧の森で、仲間たちが次々と“水”に還っていく。
最後に残された美咲が知る真実とは。
これは消滅なのか、それとも救済なのか。
これは呪いか、祝福か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 23:00:00
95482文字
会話率:22%
「良し! 退職金の代わりにこの戦艦はいただくぜ。司令部には悪いけどな」
王国の宇宙海軍士官、デジレ・エラールは、その身分が平民であることから常に司令部と衝突し、その関係はついに破局を迎えた。
再び始まった帝国との戦争。そして敗戦を繰り返
す王国が自分を生贄にしようとすることに気付いた彼は、潔く軍人としての義務を放り投げる。
「身分とか年功序列とか、そういうことばっかり大事にするやつらの為に死ぬ義理はない。俺はもう自分の道をいく」
その夢とは、この銀河の外、まだ未知の領域である宇宙を駆け抜け、探検すること。
エラールは戦域から離れ、自分の戦艦「セーヌ川の涙」と共に、戦火の銀河の外へ赴く。
―――――――――――――――――――――――――――――――
カクヨムでも同じ作品を投稿しています。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:10:00
3288文字
会話率:38%
「良し! 退職金の代わりにこの戦艦はいただくぜ。司令部には悪いけどな!」
王国の宇宙海軍士官、デジレ・エラールは、その身分が平民であることから常に司令部と衝突し、その関係はついに破局を迎えた。
再び始まった帝国との戦争。そして敗戦を繰り
返す王国が自分を生贄にしようとすることに気付いた彼は、潔く軍人としての義務を放り投げる。
「身分とか年功序列とか、そういうことばっかり大事にするやつらの為に死ぬ義理はない。俺はもう自分の道をいく」
その夢とは、この銀河の外、まだ未知の領域である宇宙を駆け抜け、探検すること。
エラールは戦域から離れ、自分の戦艦「セーヌ川の涙」と共に、戦火の銀河の外へ赴く。
―――――――――――――――――――――――――――――――
カクヨムでも同じ作品を投稿しています。
基本的に毎日更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:00:00
3288文字
会話率:38%
※2023/01/11 カクヨムにて先行投稿中
のんびりスローライフ+お気楽冒険者生活な作品です。
(注意)
獣に育てられた少女の物語なので、汚い描写や狩りのシーンがあります。
苦手な方はご注意ください。
――
ママ(フェンリル)に育て
られた転生者である小さい娘(サリー)は兄姉に囲まれ、幸せに暮らしていた。
厳しいがなんやかんや優しいママと、強くて優しく仲良しな兄姉、獣に育てられる少女を心配して見に来てくれるエルフのお姉さんとの生活がずっと続くと思っていた。
ところがである。
ママ(フェンリル)から突然、独り立ちの試験だと、南の森を支配するように言われてしまう。
無理だと一生懸命主張するも聞いてもらえず、強制的に飛ばされてしまった。
『ママぁぁぁ!
おにいちゃぁぁぁん!
おねえちゃぁぁぁん!』
泣き叫ぶも返事は聞こえてこない。
魔獣が住む森とはいえ、一応、結界に守られた一軒家が用意されていた。
致し方が無く、その場所を自国(自宅?)として領土を拡張しようと動き出すのだが……。
――
(初期能力)
・白いモクモク
左右の手から出すことの出来る魔力の霧。
伸ばして物を取ったり、形を変形させて剣や盾、鍋やお風呂など、道具にすることも出来る。
また、温度調節も出来るので、お湯を沸かしたり、氷結させたりすることも可能。
・植物育成魔法
種や挿し木を白いモクモクで覆い、魔力を流すと、あっという間に成長させることが出来る。
・治癒魔法
白いモクモクを傷で覆い、癒やすことが出来る。
――
(主な登場予定人物)
・サリー(小さい娘、小さい妹)
転生者の少女、赤ん坊の頃、生け贄にされていた所をママ(フェンリル)に拾われ育てられる。
前世の影響でか、かなりの甘えん坊。
頼まれると断れない所がある。
・ママ(フェンリル)
転生者の少女を我が子のように育てる狼型の獣、知的で優しいが、時に厳しく諭す。
それは、血の繋がりが無い娘に対しても同じで、人間の娘を理由に逃れようとしても、頑として譲らない所がある。
小さい娘(サリー)の事をやれば出来る子と思っている。
・妖精姫ちゃん
サリーが住む場所に現れた、妖精の中心的存在。
あざと可愛い仕草で、サリーにあれこれお願いをしてくる。
ただ、困った時には頼りになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:00:00
594274文字
会話率:16%
御子母(みこも)の惑星(ほし)は三部作として考えています
一部 運命
二部 宿命
三部 使命
一つ一つが独立していますが、地球という惑星(ほし)が舞台というのは変わりません
運命とは、人の意思を超えて、人の身の上に起きる事
《以
比勿》と言い《バケモノ》と呼ばれる一族が在った
響(キョウ)家ーー経紋の一族 響(ひびき)家(け)ともいう
奏(ソウ)家ーー輪紋の一族 奏(かなで)家(け)ともいう
元は『贄(にえ)』としての運命(さだめ)の身
古(いにしえ)より天から力を授かり
人力をはるかに超え常世(とこよ)へ参り
唱(となえ)言(こと)により穢(けがれ)を祓う
住処(すみか)を出(いで)、船に乗り運河を経(へ)
常世(とこよ)の大河へと向かい
大河に潜む穢(けがれ)との戦(いくさ)を常とする
大河は常世(とこよ)の陸と現世(うつしよ)の陸を隔てる
《以比勿(バケモノ》と呼ばれる一族から抜けた者には
《神守》と名(みょう)し《カモリ》と称する可しとした
響家(キョウケ)の頭領、御子姫(みこひめ)として生まれ落ちた者
神守家(カモリケ)に生まれながら、ゆくゆくは奏家(ソウケ)の頭領となる運命の者
この二人の運命の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 06:13:36
30329文字
会話率:26%
「跡を継いで生贄になりなさい」
奴隷市で育った少年、エディス。
自活する為に軍に入隊すると、国民の信頼を失って神様への生贄になった王女と自分の顔が瓜二つだと知る。
平穏な暮らしを願うエディスだったが、自分の息子を王にしたい叔母の所業を知っ
て王太子に立候補することを決意した。
負ければ生贄、勝てば国王。
嫌われ者の二世が集まればバッドエンドだって回避できる!? ヒロイック・ファンタジー。
<世界観>
・一度隕石の追突により滅びかけたが、文明を取り戻した地球が舞台
・剣と魔法のファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 06:00:00
268106文字
会話率:49%
この地の言い伝えに、雨七日の神隠しというものがある。
奉公先の屋敷で嫁を迎えにきた神と出会ったおなつは、生け贄として身代わりを申し出た。女中として働くことになったおなつは、生まれ持った性質から神の眷属たちに敬遠されるが、次第に彼らと心を
通わせていく。そして不相応だと思いながらもおなつは神に心引かれていきーー
因果を抱えた娘と、まだ恋を知らない神。そんな二人が夫婦になっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 03:21:46
64995文字
会話率:46%
あたし四ノ宮 神美(しのみや かみ)は食べる事が大好きなぽっちゃりワガママボディのJK!。16歳の誕生日に、家族と親戚の皆で誕生日パーティーをする筈が、謎の中華服を着た集団が現れて何故か命を狙われる事にぃ!?。家族はあたしを「美豚(びとん)
」って言う中華伝説に登場する伝説の食材にする為にあたしを育てていた事が判明!?。生贄として差し出されたあたしは間一髪で、おばあちゃんに助けられたの。おばあちゃんから龍の髭で造られた不思議な指輪を渡された瞬間、目の前の景色が急に古代中国に似た世界に!!────途方に暮れていると、黒服の怪しい集団に殺されそうになるんだけど、すっごい美形の男の子に助けられちゃったの!!。ドキドキと空腹で気絶……
どうか夢でありますように
外部投稿サイト アルファポリス・カクヨムでも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 23:39:06
138896文字
会話率:61%
かつて、異世界に落とされたひとりの青年がいた。
黒髪黒目という異質な容姿を持つその青年は、森で好奇心旺盛な妖精と出会い、奇妙な縁から契約を結ぶ。
その契約は、妖精を「原初の魔女」へと進化させ、青年に人ならざる力と守護を与えた。
だが、信じた
王国の裏切りにより、青年は封印され、魔女はその心臓――宝石のような純粋な魔力を奪われ、1000年の時を遺跡に閉じ込められる。
その間、青年の血を引く子供たちは「聖なる血族」として王国に利用され続け、森の近くに築かれた集落で繁栄と妄信の中に生きていた。
そして、ついに――“黒”が生まれた。
かつての英雄と同じ、漆黒の髪と瞳を持つ少年が。
迫害され、生贄として命を奪われる運命にあった少年は、森に逃れ、封印された魔女と出会う。
心を失った魔女だったが、少年の姿にかつての青年の面影を見出し、彼を守ることを誓う。
それは世界を破滅へと導く“新たな契約”の始まりだった。
封印を破り、復讐に燃える魔女と、彼女に庇護され成長した黒き少年。
王国の真実を暴き、自らの血の運命を知ったとき、少年は――英雄となるか、魔王となるか。
これは、宝石の心臓を宿す魔女と、異端の少年が世界を変える物語。
滅びか、解放か。その選択は、彼の瞳の奥に宿る“黒”に委ねられていた。
異世界転移された青年と契約を結んだ原初の魔女ロゼフェルミナリエが1000年の時を超えて、彼の血族である少年と復讐をする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 23:30:09
9130文字
会話率:31%
幼少期の虐待によって心が壊れて、幼くしてマゾヒズムに目覚めた少女は奴隷として売られ、不老不死の幻獣である不死鳥を捕獲する生け贄に使われてしまう。
不死鳥に食べられても幸せだった彼女は不死鳥の卵より炎と共に生まれ出て不死鳥の力を継承していた
!
不死身となったドMな彼女、スザクは死と再生には絶頂と快楽が伴うことを知り、更なるスリル(死による快楽)を求めて暴走する!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 22:56:49
335201文字
会話率:65%
キャッチコピー:生贄にされた少年。最強パーティーに育てられ、サイコ系冒険者に覚醒する!
ある村の仕来りで生贄にされた少年、オボロ。捨て子だったせいか、村人達からよく思われず、命を狙われる。血に飢えた村人達に殺される恐怖を感じながら森の中に
潜み、死を覚悟していたオボロだったが、〈《三英雄》〉と呼ばれる異形の冒険者達に命を救われ弟子になる。
それから時は経ち、師匠達に優しくも厳しく育てられたオボロは一人前の冒険者になっていた。憧れの王都にやって来たオボロは、身長のことでバカにされ、何故か絡まれる羽目に。
そんな中、今までソロで冒険者活動をして来たオボロは、四尺刀を振りかざす小柄な少女、エメラル&無口な闇魔法の使い手の少女、クロンと出会い、共にパーティーを組むことに。
冒険者ギルドで絡んで来た同業者を蹴散らし、森を荒らすゴブリンを対峙し、盗賊やオーガと激しい戦闘を繰り広げる。まさに冒険者らしい日々を過ごすのであった。
これは生贄にされた少年が、仲間達と共に成長する物語。そして時々サイコパスになる少年、オボロの狂った世界を生き抜く冒険譚である。
○アピールポイント
本作品は、以前投稿していた作品のリメイクになります。
壮絶な生い立ちの主人公が、異形の者達に育てらられ、弟子として最強になってます。
特徴としてメインキャラ達は全員背が低い(チビ)であることや、それを全くデメリットに感じさせない戦い方です。
まとまった物語を描きつつ、主人公がとある条件でサイコパスになってしまう。そんな二面性を楽しんで貰えれば幸いです。
本作の主人公は最強ではありません。チートでもなく、普通に環境的要因で強くならざるを得なかっただけです。負ける時は普通に負けますが、それも楽しんでください。
※本作品は完結を目的としております。(状況次第で続編も執筆予定?)1章のみ既に完結しています。
少しでも面白いと思ってもらえれば、高評価(ブックマーク登録や、星、感想など)していただけると嬉しいです。励みになります。
本作品はアルファポリスで連載していた作品をベースに、カクヨムにて加筆修正したものになります。
執筆の続きは原則カクヨムで行う予定です。
また、カクヨムにて有料でSSを投稿するかもしれませんが、読まなくても本編を安心して楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 21:31:32
62674文字
会話率:38%
「あなたには――、そう、とある世界に転生してその世界に襲来する厄災――、それこそ魔王のような存在を討伐してもらいたいのです」
死の淵でそんな依頼を受け、男は十年後に襲来するという『魔王』に対抗する『勇者』の一人として異世界に転生する。
転生
に際して性別が変わり、田舎の村の女児、トーリヤとして。
(――あれ、魔王襲来まで十年じゃ、順当に成長してもその時の俺ってほんの子供じゃね……!?)
女児の体で魔王と戦わなければならない未来に戦慄し、さらには陰謀によって生贄にされ、島に流される事態になりながら、それでもトーリヤは魔王の襲来に備えて力を蓄える。
転生に際してもらった、生物にまつわる三つの能力を頼りに。
そして成り行きから共に生活することとなった、三人の年上の子供らを育てながら。
「――ああそうだ、最後に一つ。君と同じ、魔王に対する他の勇者の連中についてだけど――」
「――絶対に分かり合えないから、くれぐれも気を付けて」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 21:00:00
71718文字
会話率:24%
異世界転生して貴族の息子に生まれて人生勝ち組と思ったのも束の間。
どうやら俺はゲームのモブキャラに転生したらしい。
ってこのキャラ序盤にしか登場しない上に終盤で街滅んでんじゃん!
このままじゃストーリーを進行させるための生贄になってしまう!
クソッ!せっかく貴族に生まれたんだ!このまま黙ってモブキャラのままで終わるものか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 20:45:53
134632文字
会話率:42%
世界の均衡を保つために選ばれる生贄、「選ばれし献身者」(セリアン)
選ばれたのは、少女パンドラ。
彼女は世界のために運命を受け入れるが、それを許せなかったのが彼女の親友アムルだった。
アムルは生贄の儀式を阻止し、神と世界を呪い、禁じられた力
を手にして魔王となる。
彼女の目的はただ一つ——パンドラを救うこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:00:00
112711文字
会話率:13%
すべての存在に癒しを。
すべての傷つく者らへの癒しを。
癒しを施し、すべてを無に返せ。
そう両親に教えられて、『癒しの巫女様』としての能力を使い続けていた少女・都波 砂羽(となみ さわ)は、ある日家に降りかかった厄災を機に一気に能力を失っ
てしまった。幾度挑戦しても、癒しの力を発動することは二度と出来ない。このままでは、都波家のために役に立てなくなると愕然とした。
だが父親は次の巫女を得るのに、捨て場所に等しい生贄の『審神者』として荒神となった土地神に捧げられてしまう。今まで『癒しの巫女様』として、家のために尽くしてきたというのにあっさりと殺すような行為に砂羽は死を覚悟して井戸の中に落とされた。
と思ったら、生活が一気に変わったのだ。
個性豊かな主を持たない、異空間の神々が住まう里の近くで十二神将に保護され、彼ら共に生活する事に。癒しの力が封じられたのは、怨恨を要にした呪いが原因だと。砂羽を里の中で見つけてくれた、凶将の騰蛇にそう推測された。
それを気に、食事への感心を抱き、彼らとの生活の中で人間らしい感情と愛情を育んでいくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 17:03:26
10609文字
会話率:55%
とある田舎の金物加工店の跡取り娘は、決して入ってはならないとされる“アスレタルト森林”の奥に潜む、吸血鬼の生け贄として名指しされた。
手を取って、離して、また繋ぐ。
あなたに出会ったのは、きっと、運命なんかじゃない__。
最終更新:2025-07-30 13:10:00
98920文字
会話率:36%
鬼神様への生贄のために幽世に送られた繁名嘉穂。そこで見たものは鬼神様とその仲間が下処理もせずにそのままブリに齧りつこうとする姿だった。
「少なくとも鱗とはらわたは取った方がいいです。手を加えた方が美味しいです、絶対」
これを機に生贄に
よる奇妙な料理人が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:19:51
63166文字
会話率:59%
仲間だと信じていた英雄パーティに僕は捨てられた。
理由は僕のスキル【アイテムボックス】が、この世界では「ハズレ」で「役立たず」だったから。
足を砕かれ、ダンジョンの最深部で災害級モンスターの生贄にされた僕。彼らは僕が苦労して運んだお宝だけ
を奪い嘲笑いながら去っていった。
――だけど彼らは知らなかった。
そのゴミスキルが、世界の理を覆す『レベル10』の奇跡であり、時間さえも停止させる力を持っていることを。
そして彼らが放った最強の魔法でさえも「保管」できるということを。
これは、全てを奪われた僕がたった一つのスキルで偽りの英雄たちに復讐し、やがて本当の伝説になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:11:10
39934文字
会話率:28%
突然婚約破棄された貴族令嬢のディアナ。
このままだと遠い辺境の修道院送り!?
そんな事になるくらいなら命の代わりに願いを叶えてくれるという山の主様に自ら生贄として喰われてやるわ!!
勢いで山に登ったディアナは封印されていた山の主である最強魔
獣をうっかり目覚めさせてしまった。
「私を食べて願いを叶えて!」「人間など食わぬ! それよりも美味いものをよこせ!」
なんだかんだで一緒に旅に出ることになった常識知らずの令嬢と魔獣の物語はどこへ向かうのか。
他サイトでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 22:10:47
49368文字
会話率:52%
パッと目を開けたら薄暗いビルの通路に立っていた私。
見たことない景色、全く違う自分、明らかに異質な空間。
おおおお!これは夢だ!
早々に夢と自覚した私はこの物語を堪能することにした。
やけにリアルだなと思うこともあったが、ホラー系アクション
に大興奮。
この世界は異世界の神が侵略してくるとあって、それに対抗した組織があり、異能の力も備わっているという設定だ。
ビルの中でアメミットの祠堂と出会い、生贄になっていたカミナシの津賀留を救出。
禍神の侵略を阻むミッションを無事にクリアしてめでたしめでたし!
さあ、ストーリーは終わった。
あとは夢から覚めるだけ。
……だったはずが、夢から覚める気配はない。
まさか、今までの出来事は現実?
でもここは私の住んでいた世界じゃないけど……、
だって私は……
あれれ?
私は一体誰なの?
□補足□
侵略者は世界の神話の神様やモンスターを参考に創作しています。
クトゥルフ神話は省いています。
・
同作品をカクヨムに投稿しています。
・
(前書き後書き本文、文章の問題や、誤変換、誤字脱字などのミスがあればその都度訂正しているので頻繁に改正が入ります)
(文章の抜けや間違いを発見するの遅いです。辻褄が合わない場所があったらこっそりお知らせください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 08:00:00
772017文字
会話率:35%
主人公のミラグロスは、育ての親の元で暮らしており、幼い頃事件にまきこまれ家族と記憶を失った過去がある。この国唯一の魔法使いの末裔であることから、王子であるケイリーの婚約者となったが、魔法が使えないことから肩身の狭い思いをしていた。
あると
き彼が奇病にかかり、ミラグロスの献身的な支えも虚しく、死の淵を彷徨う。その時見舞いに訪れた義妹が治癒魔法を使い回復したことで状況は一変する。
婚約解消、義母や義父との確執、義妹の策略により、生贄となり国を追われることとなる。
そんな状況でミラを救ってくれたのは、困ったときに手を差し伸べてくれた青年だった。
主人公を徹底的に甘やかし、穏やかな生活の中で記憶を取り戻す。
かつての事件の真相を知り、自分を捨てた全ての者と決別する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 23:20:00
95798文字
会話率:55%