五歳で魔力痩躯帝の儀式に臨んだ私は魔力を制限する腕輪を外したとたんに前世が蘇り、測定器具を破壊するほどの魔力を得た。
前世は山登りが好きな二十歳の女子大生。
五歳の私も二十歳の私も、辺境の男爵家でのんびり暮らしたのに……
最終更新:2025-02-23 07:30:00
758161文字
会話率:38%
生活も苦しい貧乏男爵家の娘ハーラニエールは、とある縁に恵まれて侯爵家の当主と愛の欠片も無い打算に塗れた婚姻を結ぶ。常識外れの結婚式を行った彼女は、婚姻前から指示されていた侯爵領の屋敷で暮らすために領地へ向かう。そこには侯爵本人から聞かされて
いなかった、先住の“子供たち”が居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 10:00:00
181362文字
会話率:43%
~片想いと勘違いから生まれるすれ違い偽装婚約~
貧乏男爵家の令嬢アネシスは家計のため、騎士団の食堂で働いていた。
そんな中、父親から家のために、傲慢で悪い噂ばかりの伯爵令息と婚約しろと言われる。
婚約をしたくないアネシスは恋人がいる
ととっさに噓をついてしまった。
父親から一週間以内に恋人を連れてこいと言われ、連れてこなければ父親が決めた性格の悪い伯爵令息と婚約することになる。
望まない婚約をさせれれそうになるアネシスは落ち込み、悩んでいた。
そんな時、騎士団長から「破棄を前提に婚約してくれ」と言われる。
突然のことに戸惑うアネシスだったが、婚約者のいない騎士団長が来月の舞踏会で踊る相手がいないと噂になっていたため、舞踏会のために告白されたと思い申し出を受ける。
しかし、騎士団長は本当にアネシスのことが好きだった。
「もう婚約を破棄してくださって大丈夫ですよ」
「いや、まだもう少し……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 19:00:00
101019文字
会話率:43%
ローズは大富豪の一人娘。なのにドレスにも社交界にも興味がなく、薬作りが趣味でいつか小さな薬屋を開くのが夢だった。ところが両親が船の事故で行方不明になり、生死のほどがわからない混乱に乗じて貧乏男爵家の伯父一家が乗り込んできてた。助けてくれたの
はローズに想いを寄せる伯爵家の令息イケメン・ロアン様……ヒーローはヘタレです。イケメンの自覚はあるくせに、面と向かうと、断られるかもしれなのでグルグルしてしまう。おうちに閉じ込めようと画策したり、嘘話をしてみたり、派手に婚約発表してみたり。ヒロインは超鈍感なので、薬作りに気を取られて、気づかないため事態が悪化。他サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 18:20:00
83080文字
会話率:44%
「ねえ、フローレンス。僕との婚約を解消してくれないかな?」
フローレンス・ウィズモリスン公爵令嬢は貧乏男爵家の後継ぎベンとの婚約を望み、それは実現した。家格が下のベンにとっては断りようのない話だったが、優秀で美しく家格の高いフローレンスは王
子達からも婚約の打診が来ている令嬢なのだ。ベンは身を引くべきなのではと考えた。が、フローレンスにはウィズモリスン公爵家の方針に伴う独自の見解があったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 07:45:11
3414文字
会話率:25%
貧乏男爵家の令嬢でお人好しな、セシリア・グレイのお話。*さくっと読めるハッピーエンド。
最終更新:2024-12-06 15:07:24
9021文字
会話率:54%
※「指先の想い出」を改稿していましたが、こちらはマリーの一人称で書いています。また、設定が違う所も多く、違うお話としてお楽しみください。
貧乏男爵家のマリーは転生者だ。立派な領主だった母が亡くなると、婿の父は平民の女を娶った。段々とブラ
バン領は貧しくなっていった。
マリーは知識チートで土壌改良の論文を国に提出し、特別特待生として王立学園の入学をする。その目的は「前世の夫の様な、お婿さんを探す」ためだった。しかし、卒業間近になっても地味な貧乏男爵令嬢のマリーには友達さえできていない。
ある日、中庭で偶然出会った美しいエリヤスが、地味なマリーに一目惚れしたらしい。だけどエリヤスの噂はふしだらで、マリーの婿候補には上がらない。エリヤスは友人達に協力してもらい、一緒に過ごす時間を取ってもらうが……。
※ ※ ※
・ヨーロッパ風味のふんわりご都合設定です。
・ざまあはありません。
・他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 20:32:58
9763文字
会話率:45%
伯爵家の三男、エリヤス・フォン・キルシュはうんざりしていた。実家から「卒業するまでに誰かいい人を連れて来い」と催促さいそくされているからだ。
美しいエリヤスは女性にはモテモテだが、三男で、成績は中の下、剣術は下の下では結婚相手とは考え
てもらえず、連れて歩くだけのボーイフレンドと見られていることに気付き、女性不信気味だ。
中庭で偶然会った地味で目立たない貧乏男爵家のマリーに何故か惹かれてしまう。その日からエリヤスのストーキングの日々が始まり……。
※ ※ ※
・ナーロッパ風味のふんわりご都合設定です。
・ざまあはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 18:37:25
8518文字
会話率:41%
貧乏男爵家令嬢のリリアンは聖女の資質はあったが、正規品のポーションを作れなかったので、上司の騎士団長に落ちこぼれと判断されて、左遷させられた。
失意の中、左遷先の故郷に戻り、新たな上司と出会った。
彼はシオンといい、片腕のない騎士だ。
彼に
お裾分け用のポーションをあげたところ、なんと彼の傷が治り、腕まで生えた。
「ポーションって、すごい効果があるんですね。初めて知りました」
「いや、普通のポーションで腕なんか生えないからね? リリアンさんが普通じゃないんだからね?」
「え?」
落ちこぼれと言われたリリアンが上司のおかげで大聖女となり、不遇な立場にいた上司も救っちゃう話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 15:54:16
48632文字
会話率:37%
貧乏男爵家の娘であるナリアは、アカデミーでいつも次席だった。首席は毎回、華麗なるマンノーラン伯爵家の長男スルトザだ。
いつか首席をとろうと勉強に励んでいたナリアだが、ある日凶報が届く。ナリアの日常は脆くも崩れ去ってしまった。
そんな
ナリアの危機に駆けつけたのは、あのスルトザ・マンノーランで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 12:32:51
13279文字
会話率:41%
クリスは貧乏男爵家の出身で、王都の名門エリクシル学園に通う魔法薬学科の二年生。彼女の目的は、無事に卒業し、魔法薬学士の資格を取得することだった。
一方、学年首席の伯爵令嬢ヴィヴィアンは、クリスを常に見下していた。
ある日、行われた特別講師
による魔法薬のコンペで、二人の試薬が最終選考に残される。
主催者はこのアルケミア王国の英雄。第三王子にして自身も素晴らしい才能を持った上級魔法薬学士の青年セドリック。
ヴィヴィアンは自分こそが選ばれると自信満々だったのだが……評価されたのは彼女がさんざんバカにしてきたクリスの方!?
そう、クリスは魔法薬学の常識を覆す特別なユニークスキル「未来鑑定」の持ち主だったのだ。
セドリックとクリスが出会った瞬間、新たな歴史が動き始める――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 08:31:17
27204文字
会話率:35%
「かかし令嬢」と蔑まれている令嬢が、聖獣の赤ちゃんのお世話をするうちに、凛々しい青年国王とお近づきになって……!?
数十年に一度、王族が聖獣とともに、聖域で邪神を再封印する義務を負うローゲンブルグ王国。
若き国王ジェスロッドは、死闘の末、
一角獣のユウェルリースと邪神を封じることに成功した。
だが、戦いののち、力を使い果たしたユウェルリースはなんと赤ん坊の姿となって……!?
聖獣が棲まう聖獣の館に入れるのは、ローゲンブルグ王家の血を引く者と、清らかな乙女のみ。
貧乏男爵家の出身で、「行き遅れのかかし令嬢」と蔑まれるソティアも、貴族達の令嬢達とともに、聖獣ユウェルリースのお世話係になるが、実家で幼い弟妹のお世話を長年していたソティアは、赤ん坊のお世話もお手の物。
赤ん坊になったユウェルリースの様子を見に来たジェスロッドにも認められ、そして……。
健気で心優しい行き遅れのかかし令嬢と凛々しい青年国王の恋物語、開幕です!
※第12回ネット小説大賞応募作。完結まで毎日更新いたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 19:10:00
149636文字
会話率:39%
「死んだ動物の皮を扱う靴職人など、不浄な! 婚約破棄だ!」
靴作りに打ち込んでいる借金持ちの貧乏男爵家令嬢・リルジェシカは呆れ果てた婚約者から婚約破棄を言い渡される。
だが、当のリルジェシカは、
「婚約を破棄してくださってありがと
うございますっ! これでもう自由ですね! 心おきなく靴作りに打ち込めますっ! 嬉しいですっ!」
と感謝する始末。しかも、以前からリルジェシカに靴を依頼していた王女殿下だけでなく、なんと女王陛下からも靴作りを依頼される。
さらには王女殿下つきの凛々しい近衛騎士・フェリクスまで、依頼を持ち込んできたばかりか、リルジェシカの靴作りを助けてくれるようになり……。
めざせ、靴作りで実家の借金返済!
靴作りに打ち込むあまり、自分への好意に気づかない前向き鈍感令嬢と、彼女を大事にしたくてたまらない美貌の近衛騎士の糖度たっぷりじれじれ恋愛譚!
1話あたり約2000~3000字前後で全56話です。すでに書き上がっているため、完結まで毎日基本的に1話ずつ19時に更新いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 19:00:00
125998文字
会話率:44%
国王陛下をはじめ偉いおじさんたちに囲まれて、邪神教徒の暗躍や世界を滅ぼす魔王の呪いの話を聞かされてしまい要請に首を縦に振るしかなかったアンナ。世界の命運が重くのしかかって髪の毛一本自由にできなくなった救世の英雄。交わるはずがなかった二人の、
世界を守るための一ヶ月の話。
男爵家の長女アンナ・セーデンは、突然王城に呼び出されてラーゲルブラード公爵令息イェルド様のとある部分を魔法で守ってほしいと頼まれた。
魔王討伐に貢献し救世の英雄とも呼ばれるイェルド様を、王都に出稼ぎに来ていた貧乏男爵家の田舎娘が守るの⁉ というか、なんでそこを⁈
・他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:10:00
76649文字
会話率:22%
【以前書いたお話を加筆再構成しています。こちらの作品を中心にした短編集を夏コミで頒布することになって、とっても素敵な表紙絵を描いて頂いたので嬉しくってこちらにもおはなしを載せることにしました。一万字の前後編でお送りします】
「君を愛する事
はできない」
新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。
貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれなりに責務を果たすつもりでした。
元々貧乏男爵家の次女のシルフィーナに、良縁など望むべくもないことはよく理解しているつもりで。
それでもまさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。
決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。
それもあって本人の希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ両親と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。
何かを期待をしていた訳では無いのです。
幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。
貴族女性の人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。
だから。縁談の話があったのも、ひとえに彼女のその魔力量を買われたのだと、
魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。
それなのに。
「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」
とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。
まさか世継ぎを残す義務さえも課せられないとは、思ってもいなくって。
「それって要するに、ただのお飾り妻ってことですか!?」
「何故わたくしに白羽の矢が立ったのですか!? どうして!?」
事情もわからずただただやるせない気持ちになるシルフィーナでした。
それでも、侯爵夫人としての務めは果たそうと、頑張ろうと思うのでしたが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 11:56:33
9990文字
会話率:12%
同タイトルの短編を連載化しました。
よろしくお願いします。
「君を愛する事はできない」
新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。
貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれな
りに責務を果たすつもりでした。
元々貧乏男爵家の次女のシルフィーナに、良縁など望むべくもないことはよく理解しているつもりで。
それでもまさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。
決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。
それもあって本人の希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ両親と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。
何かを期待をしていた訳では無いのです。
幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。
貴族女性の人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。
だから。縁談の話があったのも、ひとえに彼女のその魔力量を買われたのだと、
魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。
それなのに。
「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」
とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。
まさか世継ぎを残す義務さえも課せられないとは、思ってもいなくって。
「それって要するに、ただのお飾り妻ってことですか!?」
「何故わたくしに白羽の矢が立ったのですか!? どうして!?」
事情もわからずただただやるせない気持ちになるシルフィーナでした。
それでも、侯爵夫人としての務めは果たそうと、頑張ろうと思うのでしたが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 13:19:27
100027文字
会話率:20%
「君を愛する事はできない」
新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。
貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれなりに責務を果たすつもりでした。
元々貧乏男爵家の次女のわたくし
には良縁など望むべくもないとは理解しておりました。
まさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。
決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。
それもあってわたくしの希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ父と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。
何かを期待をしていた訳では無いのです。
幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。
わたくしの人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。
女が魔法など覚えなくともいい
それが父の口癖でした。
洗礼式での魔力測定ではそれなりに高い数値が出たわたくし。
わたくしにこうした縁談の話があったのも、ひとえにこの魔力量を買われたのだと思っておりました。
魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。
だから。
「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」
とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。
新婚初夜です。
本当に、わたくしが何かを期待していた訳ではないのです。
それでも、ですよ?
妻として侯爵家に嫁いできた身としてまさか世継ぎを残す義務をも課されないとは思わないじゃ無いですか。
もちろんわたくしにそんな経験があるわけではありません。
それでもです。
こんなふうに嫁ぐ事になって、乳母のミーシャから色々教えて貰って。
初夜におこなわれる事についてはレクチャーを受けて、覚悟してきたのです。
自由な恋愛など許される立場ではなかったわたくしです。
自分の結婚相手など、お父様が決めてくる物だとそう言い含められてきたのです。
男性とそんな行為に及ぶ事も、想像したこともありませんでした。
それでもです。
いくらなんでもあんまりじゃないでしょうか。
わたくしの覚悟は、どうすればいいというのでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 19:58:17
8032文字
会話率:14%
私、レイラ・ハーストンは結婚適齢期である十八歳になっても婚約者がいない。積極的に婿探しをするも全戦全敗の日々。
これはもう仕方がない。
結婚相手が見つからないので家は弟に任せて、私は家を出ることにしよう。
最終更新:2024-06-17 12:18:04
4626文字
会話率:25%
花の妖精と称される美貌を持つ貧乏男爵家の母親と、野獣と揶揄される公爵家の父親。私たちは政略結婚で結ばれた二人の元に生まれた。噂の的になることも多かったが、私たちはたくさん愛され幸せに暮らしていた。両親が事故に遭うまでは――。
事故後私たちは
母方の祖父母にとても大切に育てられた。厳密にいえば私たちではない。母に似た美しい双子の妹だけを。
徐々に変わっていく妹と変わらない祖父母。それでも私にはこの家しか頼れるところがない。人前に出ることを禁じられていたが、ある日妹の使いで街に出た私はスラム街の近くで傷だらけの青年に出会った。この場所では珍しくない光景なようだけど……。
「いらない」と言われ続けた私が傷だらけの青年を助けたら、思ってもいなかった未来が待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 07:18:30
13663文字
会話率:34%
気がつけば乙女ゲームとやらに転生していた前世アラサーの私。しかもポジションはピンクの髪のおバカなヒロイン。……あの、乙女ゲームが好きだったのは私じゃなく、妹なんですけど。ゴリ押ししてくる妹から話半分に聞いていただけで私は門外漢なんだってば!
え?王子?攻略対象?? 困ります、だって私、貧乏男爵家を継がなきゃならない立場ですから。嫁になんか行ってられません、欲しいのは従順な婿様です! それにしてもこの領地、特産品が何もないな。ここはひとつ、NGO職員として途上国支援をしてきた前世の知識を生かして、王国一の繁栄を築いてやろうじゃないの!
男爵家に引き取られたヒロインポジの元アラサー女が、恋より領地経営に情熱を注ぐお話。
※現在6歳※領地経営>恋愛※攻略対象出番はあまりない※コメ返は気まぐれ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 19:23:02
810706文字
会話率:52%
ルーカスは貧乏男爵家生まれの上級魔術師。エリートとも言える立場だったが、低い身分が仇になって上司たちにいいように利用されてきた。それでもルーカスは、世の中こんなもんだと諦観しながらも生きていた。
だが、あるスタンピードの討伐後、運命が狂い
だす。魔獣の攻撃を受けて生死の境をさまよっている間に、上司たちによって全ての責任を背負わされていた。目覚めた直後に無理やり連れていかれた軍法会議で、地位と家名はく奪の上、魔術封じをされて異界追放を言い渡される。
絶望するルーカスだったがなす術もなく、死の世界と言われている異界に捨てられてしまう。異界に足を踏み入れた途端に川に落ち、目が覚めた時に彼の身体には異変が……
R15は保険です(残酷描写があるかも?)
初の男主人公&ファンタジーです。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 07:30:00
159819文字
会話率:60%
「ル―――――――――――ルルルルルルルルルルァ!! ヘーイ、センキュエビバディ!! ルックアットミーマイダイナマイトバディ!! ベリーナイスアンブレーラァ!!」
私――音に聞こえたド貧乏男爵家の娘、グレイス・リンプライトの実家は、代々積
み重なった借金によって家計は火の車。日夜食うや食わずの生活にウンザリしていた時に王都内で見つけた「お飾りの妻募集!」とのチラシに飛びつき、私は言われるがままホイホイとお飾りの妻として生きることを決める。しかもお飾りの妻を募集していた相手は、この国イチの金満家貴族家であり、美貌の若き当主として知られるアデル・メレディア伯爵であった。
顔の良さに似合わない、その生来の気弱さから女性が苦手なアデル様は、「早く来孫の顔を見せろ」とうるさいひいひいお祖母様からの圧力に屈し、愛のない偽りの結婚相手を探していたのだった。チラシで。
「一年後には子供が出来ないことを口実に離縁するから、それまでどうかお飾りの妻でいてくれ」と懇願してくるアデル様だったが、こちとら生来の貧乏人、底抜けの明るさとカネヅルを逃してなるものかの闘魂で、私はこの偽装契約結婚をどうにか本当の結婚ということにしてしまおうと画策するものの、顔以外は至って普通の人間であるアデル様は常に塩対応。お飾りの妻としてこちらを努めて無視しようとしてくるアデル様にブチギレた私は、遂にある日、妙案を思いつく。
「そうだ、どうせお飾りの妻というなら、着飾って着飾って死ぬほど着飾って、お飾りの妻である私を無視できないようにすればいいじゃない」と――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:10:00
51315文字
会話率:41%
親友のエリカから一緒に湖に遊びにいこうと誘われた貧乏男爵家の娘オリーブ。女学院を卒業したら平民になるという選択を受け入れていたオリーブだったが、湖に同行した神官をしているというマエルという男と、彼の連れていた生き物に会ったことで運命は大きく
変わる。 これは、少し特殊な四柱の神々を主神とする王国の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 19:23:20
20435文字
会話率:55%
姉に金も愛情も全て注ぐ両親。持ち物は全て姉のお古で、部屋の中から出ることは許されない。男の子を望んでいた貧乏な男爵家で女として生まれてしまったミルティアは、本人は気付いていないが家族から虐げられる日々を過ごしていた。
そんなある日。国に
とって重要な局面で様々な占いを行う伯爵家に、男爵家から娘を嫁がせるよう王命が下る。どうやら王宮で跡取りの伯爵子息が、一人前と認められるための『嫁取りの占い』を成功させたらしい。
男爵家は娘ならどちらでもいいだろうと、厄介払いのようにミルティアを差し出す。しかも本人は「老人のような白髪の男性」としか聞いていなかったので、本当に老人だと勘違いしていたままだったが……。出てきたのはなんと、顔が隠れるくらい深くフードを被っている人物だった!
さらには、偶然伯爵子息の素顔を見てしまった実の姉から、ある日突然「婚約者を代わってあげる」という内容の手紙が届いて――。
国内唯一の占い師一家の伯爵子息と、ちょっと天然な薄幸の貧乏男爵家令嬢。占いによって出会った二人の、普通だけど普通じゃない、でも王道な恋物語。
占いから始まる、淡い恋の行方は――。
※淡い二人の恋が始まっていく様子を、ゆっくり丁寧に書いています。最初からフルスロットルではないことをご承知の上、お読みください。
☆毎日更新中!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:47:29
129512文字
会話率:32%