王国屈指の名門貴族の令嬢、アリシア・フォン・ルーン。
魔法学園で将来を嘱望される彼女だったが、ある日突然、運命が大きく狂い始める。
理不尽な運命、信じていたものの裏切り——。
そして、誰も知らない”魔法”が、彼女の前に姿を現した。
「こ
れ……本当に、私の魔法?」
この世界に存在しないはずの力。
その謎を解き明かす先に、彼女が見る”真実”とは——。
陰謀と策略が渦巻く王国を舞台に、
少女が”己の力”と”生きる意味”を見出す物語が、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 23:37:49
13999文字
会話率:33%
王太子セレスティノは王立学院の卒業謝恩会で婚約者ベアトリクス・アルトドルファー公爵令嬢への婚約破棄を宣言した。傍らに男爵家の娘フローラ・ガウクを侍らせて。
この暴挙に国王は怒り、王太子セレスティノは廃嫡され、辺境の地へと流された。
ここまで
はよくある話である。そして、1か月後、王都には反乱軍が押し寄せ、王都民はそれを歓喜して迎え入れたのである。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:34:32
8836文字
会話率:25%
放課後の教室で。何気なく拾った一冊のノート。
誰の?
名前も何もないノート。誰のものか確かめたくて、ノートを読んだ俺は、胸が苦しく切なく、泣きたいぐらい、ワケのわからない衝動に駆られる。
「読んだのか? これを」
慌てて戻ってきた
ノートの持ち主。クラスメートの桜町。
「頼むから、このノートのことは忘れてくれ」
そう懇願され、俺も忘れるつもりだったのに。
そこから、少しずつ、少しずつ。
友だち、五木と川成とバカをやるだけの日常が変わっていく。
ついさっきまで見てたはずなのに全く覚えてない夢。自分の体なのに、別の誰かが乗り移ったような動き。不気味な既視感。
歯車が軋んでズレていくように、俺のなかの何かが少しずつ変化してる――気がする。
「頼む! あのノートの小説、もう一回読ませてくれ!」
拝み倒し、どうにかノートを借りることに成功するも、桜町から「これはあくまでフィクションだから」、「読んだら内容は忘れてること」と念を押されて。
(……これって、まさか)
小説の内容と、掴むことのできなかった夢の記憶が、少しずつ重なっていく。遠いとおい昔、戦乱の世にあった、悲しい男女の物語。俺の身の上に起きた、遠いとおい過去の記憶。
(俺の前世って、まさか……姫?)
悲恋の片割れ、千寿姫。瞼を閉じるたびにまざまざと浮かび上がる姫の姿。胸に響く姫の心情。これで俺が姫じゃなければ、誰だったっていうんだ。
(ってことは、どこかにアイツも、どこかで生まれ変わってるのか?)
久慈三郎真保。姫の父親を殺した男。許嫁のいた姫を、領地と一緒に我が物にした、傲慢極まりない男。俺がここに生まれ変わってるってことは、アイツもこの世界のどこかいにるってことか?
千寿姫だった俺と、真保かもしれない桜町と。
前世の俺と、現世の俺と。前世のアイツと、現世のアイツと。
過去と今を巡る、新里千尋と桜町和真の物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:00:00
87341文字
会話率:35%
平穏な生活が一番だ!
……でも、それは誰の?
最終更新:2023-10-11 21:38:06
1662文字
会話率:58%
ブーッ ブーッ ブーッ…
スマホのバイブ音が、聞こえてきた。
そう言えば、脱衣所にスマホ置きっぱだったことを思い出し、お風呂場に行った。
けど、私のスマホに着信はなく。それなのにまだ聞こえてくるバイブ音。
ブーッ ブーッ ブーッ
…
その音は、この家の中からする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 00:10:47
320文字
会話率:36%
自分の言葉が、自分のものじゃなくなっていく。
最終更新:2022-08-21 12:37:58
262文字
会話率:0%
いつものラジオを聴いていた。
いつものように。
聞くものがなくなってしまいCDをかけるがある一枚が何も入っていないことに気がつく。でも私のではない。一体誰の?
その時消していたはずのラジオから声が聞こえる。
【あ、そ、ぼ。】って。
その声と
同時にフロントガラスに子供の手跡がつく。それもたくさん。恐怖に囚われた私は車から転がり下りるもの周りに何もないことに驚く。
どうなったんだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 18:48:23
1532文字
会話率:10%
神々の力が及ばず不幸になった少年。この少年は神々が加護を与え、魔法や剣、魔物などがいる異世界に転生する。
魔法技術が特に進んだ国、ルエディア王国。この王国では、王族や限られた貴族が固有スキルを持って生まれる。
このルエディア王国の王族の第
八王子、ノアに生まれ変わる。ノアは精霊の王国フリーギドゥスプルクラ王国の王女ソフィアを母に持ち、精霊にも愛されていた。神々や精霊に与えられたスキルは暗殺や魔法、精霊の加護者など強力なスキルがたくさん与えられた。
ノアはとてつもない能力を手に入れたのだった。
そして7人の兄王子達や父、母などと打ち解け仲良くなっていく。兄はブラコン、父は過保護になったが。
その他前世の記憶を使い、とてつもない能力を発揮するノアはしだいに貴族のいざこざに巻き込まれていく。それらを強力な能力を使い、乗り越えて楽しく生きていった。
ある時、ノアは学園に入ることになる。
大陸最大の学園スキエンティア学園だ。この学園は魔法科や騎士科、商業科などなど様々な分野が学べた。そこにノアは王族である事を隠して入学することにする。
しかしノアは家族にさえ秘密にしてもう一つの学園にも入学した。
ウンブラ学園だ。この学園はスパイ技術や、正当法ではない対人戦、諜報技術などを学ぶ学園だった。つまりノアの暗殺スキルを活かすのに絶妙な学園なのだ。
ノアは自分の組織を作り、優れた才能の仲間を集めていく。最強女騎士に隠れ貴族の大手商人。帝国マッド研究員にヴァンパイアの王子、結界魔術師などなど。
学園で個性豊かなクラスメイトと出逢いながら異世界ライフを楽しむ転生最強第八王子、ノアの異世界ファンタジー。
しかし、この少年は本当に偶然神の力が及ばず、転生したのだろうか?
1人の神が残酷に笑いながら少年を見つめる。呪縛され、迫害され、殺されたのは誰?
この記憶は一体誰の記憶?
俺の体は誰の?
俺は誰?
ある神が紡ぐ千年以上前から続く破滅の物語の・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 14:50:12
58063文字
会話率:44%
細井 大輔(ほそい だいすけ) と 長田 由香(ながた ゆか)が学生時代から社会人になって、ハッピーエンドになるまでの、ちょっとこじれた恋愛ストーリー。 友人カップル、先輩OLなど、コメディも含めた内容です。 恋愛トラウマ、社内でのパ
ワハラなど、問題を解決して行く内容を、お楽しみください。 R15は保険として設定しています。 では、どうぞ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 18:47:07
104784文字
会話率:58%
被害者の少女は一本の毛髪を握って息絶えていた。
その髪の毛は間違いなく犯人のものである。でも一体誰の?遺体を前にした四人の少女達はお互いを見て、いつもより明るい部屋の中で犯人を探す。
髪の毛が最後の一本になる前に、きっと犯人を探し出してみ
せる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-13 01:43:44
6611文字
会話率:60%
君は最強の、高級な物語が読みたくないか?
全てが新しい世界観、本作だけのジャンル『異世界変身ヒーロー・バトルアクション』を。
「元は理想郷の完璧だった世界『シュディアー』
夢も希望も無くしたこの世界では『龍』という巨大災害生物が人口調整を
していた。
だが国同士の争いはなく、『亜人種族』という人間より上位の存在に管理されていたのだ。
スレイプーン王国の王が『勇者召喚』を行なったことで,バランスが崩れてしまう。
勇者鎧を身に纏った七人の勇者は龍を倒してしまい、人を脅かす大きな存在が居なくなってしまった。
ここからスレイプーン王にとって思いもよらない事態が発生する。
勇者達が使命を果たしたのに、元の世界に帰れないのだ。
世界最強の武力を持った勇者達は恐れられ、欲しがられ、それから数年後である。
帰れない勇者達によるスレイプーン王国制圧が始まった……」
これは復讐劇なのかもしれない。
誰の?
誰への?
なぜ人は善を求めるのか。悪とは誰のことなのか。空想のヒーローは現実に居ないのか。
フィクションではない現実に生きる僕達は、「何に」なれば良いのだろう?
一巻はそんな「空想」に憧れてしまった少年「だった」醜い大人達の腐乱夢。
だが忘れてはならない。
僕達が「被る」仮面は、己で選べることを。
もしこの物語を読み終わったとき、仮面を捨てるか、被り続けるかは、それは貴方次第。
六巻までの構想。
一部「腐乱者達」VS強欲
二部「復習者達」VS憤怒
三部「主権者達」VS高慢
四部「敗残者達」VS嫉妬
五部「脱国者達」VS怠惰
六部「売国奴達」VS色欲
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 23:00:00
253299文字
会話率:27%