「……他を当たってください。私は安らかに眠ります。満足できる人生でした。苦労が確定している延長戦は要りません」
大事故に巻き込まれ、子供を庇って死んだ東雲聖(しののめ ひじり:享年二十一歳)。
己の欲に忠実かつ駄目人間予備軍な彼女は、人
(しかも見目麗しいショタ)の命を救うという上出来な死因に心から満足し、安らかな眠りにつこうとしていた……。
――しかし、彼女はある声により強制的にもう一度意識を呼び戻されてしまう。
目の前には、創造神を名乗る、銀髪青目のショタ(勿論麗しい)が。
彼は、聖にある依頼をする。それは、自分の世界で『ダンジョンマスター』になってほしいというものだった。
「嫌です。何その、怪しげな職業。ラノベやゲームじゃあるまいし」
衛生的で、安全で、娯楽のある日本の生活に慣れきっていた聖は、不自由な生活を勿論断固拒否!!
そんな彼女に、銀髪ショタ(神)は、あるものを授けた。それはチートではなく……インターネット利用のできるパソコンと通販による元の世界の品の持ち込み!
スッキリとはしないながらも、パソコンという引きこもりの必須アイテム♪を手に入れた聖は、神の要求を飲んで異世界で『隠居生活』を楽しむことに。
――再び目が覚めると、そこはすでに異世界ダンジョン内。
補佐役である、黒髪赤目のイケメン執事が目の前で微笑んでいたのだった。
しかし、ダンジョンとはなんたるかを説く彼の笑顔は後に引きつることになる。
ほかでもない主、聖と彼の認識の差によって……!
「殺伐としたダンジョンなんて嫌だし、巨大迷路、もとい平和にアトラクションの経営を目指すわ! 誰にでも楽しめるものになるよう、頑張る!」
自分の欲に素直に! どうせやるなら自分が楽しく!
(主に聖のせいで)苦労性のイケメン執事や、(聖の影響受けまくりの)その種族らしからぬ魔物たちと過ごす、平和で楽しく快適な異世界ダンジョン経営ストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 12:00:00
433369文字
会話率:46%
久島高校に通う柏木アリサは魔女であることを隠しながら、日々を過ごしていた。
そんなある日、一人の女性と出会う。とても美しいその女性は雨雲を消し去り、消えてしまう。まるで魔女のように。
その日の放課後、アリサはロンドンで魔女が武装蜂起を
起こしたというニュースを知る。それにより、アリサの日常は大きく脅かされることになる、と思ったものの、実際には特に変わりなく日々は過ぎていく。
そうして魔女の武装蜂起から一週間後、アリサの住む街、秋馬市が唐突に孤立した。周囲の街々と連絡が取れなくなり、さらには物理的にも街の外に出ることができなくなったのだ。
そうして孤立した街で、アリサは事態収拾のために奔走する。
※一日一話更新、プロローグ、エピローグ込みで全30話です。
よろしくお願いします。
評価していただくと喜びますが、なにより感想が聞きたいです。自分の作品に感想をいただいた経験が少ないので……
この作品を読んだ人は、なにを感じ、どういうふうに思ったのかを知りたいのです。自分の認識と他の人の認識の差異を確かめたいのです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 20:00:00
112500文字
会話率:41%
これは書き手である「表現者」に捧げる私見、エッセイである。タイトルに表記した事柄に関して、要点を三つに絞って述べていきたい。総文字数は一万文字以下である。興味を持たれた方はしばし時間を共にしてほしい。
要点の内容は、
一、「「書き手」
と「読み手」との間に生じる認識の差」。
二、「マジョリティーとマイノリティーの対立が文字表現に及ぼす影響」。
三、「理想的な文字表現」。
の三つだ。最後に補足等を述べる、という構成でいく。
内容は決してガッチガチなモノでなく、サブカルチャー(主に漫画やアニメなど)から頻繁に例をとっているので、お堅い読み物が苦手と言う人も少しは楽しめるのではないかと思う。
<追記>-2018/06/19
作品タイトルに「文字表現」と書きつつ、漫画から多くの例をとっているため、「なにこれ?」と思われる場合がある。というか、多分思う。ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 18:39:57
13183文字
会話率:1%
平成28年、某日某所で行われたあれそれのなんやかんや。五話目。
最終更新:2016-11-28 04:00:00
2007文字
会話率:45%
言葉のままに現実を上書きする力、「言霊」。
ある日を境に世界中の人間が言霊を使えるようになったことで、後に「言霊ショック」と呼ばれる大混乱が巻き起こった。
それから十年が経ち、人々も次第に言霊に慣れてきた。
しかし、言霊ショックを「知らない
子供」と「知っている大人」の認識の差は、徐々に広がりつつあった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 21:56:21
53891文字
会話率:56%
一般的にかわいいと称される身長の低い女子。えぇ、えぇ、そうでしょうよ。皆さんそう仰いますよ一般的にはね!私だってそう思います心の底から全くね!
だけど中にはこんな人だっているわけですよ知ってましたか?と自棄酒る女がひとり。
最終更新:2013-07-21 11:35:37
1507文字
会話率:42%
ゴミかそうでないかは、ある意味認識の差でしかない。ではあれはゴミかな――
最終更新:2010-11-10 06:00:00
1519文字
会話率:0%