夏陽(なつひ)ハルはバスケに夢中な男の子である。彼がバスケを始めたきっかけは小学校時代に見たミニバスの試合。そのコート上に立つ女の子、彼女のプレイに魅了されたからである。そしてその女の子――秋月(あきづき)フユはハルの母親の友人の娘であり
、今ではハルのバスケ仲間の一人となっている。傍から見れば、全然カップルに見えない身長120センチ以下のハルと、身長170センチのフユ。けれどハルの方は明確にフユを異性として意識していた。それも子供の頃に見た試合からずっと。けれど身長差はありすぎて、心の距離は近すぎる関係。それ故にハルの春はまだまだ遠く。バスケ青春恋愛ストーリー開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 10:26:37
11308文字
会話率:36%
「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 10:10:00
215601文字
会話率:36%
婚約破棄された令嬢の汚名を濯ぐため、忠義の騎士達が王子に決闘を申し込む話。
要するに『異世界駿河城御前試合』で騎士同士の七番勝負です。
40万~50万字(91話)にて完結予定。
現在67話(五章完結、六章二話)までの書き溜めがあります
カ
クヨム・ハーメルンでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 06:00:00
21642文字
会話率:19%
令和2年の全国高校総体剣道女子団体戦。百葉創英高校女子剣道部と、六道学園女子剣道部による決勝戦。
10人の少女たちによる5つの試合。
少女たちは様々な理由を胸にその戦いに挑む。生きるために、失ったものを取り戻すために、友情のために、運
命から逃れるために。
超異能剣道バトルです。
先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5章で物語は進みます。
それぞれの物語で主人公、ジャンルや形式が変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 05:00:00
93626文字
会話率:31%
群馬県の中学校に通う手塚傑。今年で中学3年生になる傑だが、一年生の時にしてしまった、ある行動によって、全校生徒から嫌われていた。4月になって新学期だというのに、学校に行くのが憂鬱になっていた。
新しいクラスに向かうと、傑と一緒になった
クラスメイトは陰口を言い出した。そんな事に慣れている傑だったが、心の中では凹みながら席に座る。席の隣は、同じバスケ部で女子のエース、西野めぐみだった。
全国に出るほどの実力を持ちながら、身長も高くて可愛く、人気が高い女の子。学校の裏掲示板では圧倒的1位を誇るマドンナだった。
全校集会で、新任の先生が学校にやってきた。名前は西野優子。若い先生で、綺麗でナイスバディだった。そんな西野先生は、男子バスケ部の新しい顧問にもなるようだった。
男子バスケ部といっても、3年生がたった5人しかいない、地区予選1回戦敗退の部活だった。
女子バスケ部と恒例の練習試合をする事になった。男子バスケ部が少な過ぎて部員同士で試合が出来ない。弱過ぎて練習試合する中学校も見つからない為、女子バスケ部と練習試合をする事があった。
しかし、女子バスケ部は全国に出ている超強豪。今年は優勝するかもしれないという勢いだった。試合するものの、圧倒的敗北で終わった。
試合が終わって部室で遊んでいると、西野先生が部室に入ってきた。先生はやる気のない傑達に対して、もっとやる気を出せと言い出した。
全くやる気のない5人は、熱血で言ってくる先生を鬱陶しいと思ってあしらった。
先生は、そんな5人に対して、どうなれば本気を出すのか、と問う。
傑は、絶対にしてくれないであろう願いを言ってみた。
『生おっぱいを見たい』と。
生おっぱいを見せて、揉ませてくれるなら本気になって全中だって目指すと言った。
すると、なんと先生はその約束を承諾した。さらに、マドンナである西野めぐみを連れて来て、全中に出るならめぐみの生おっぱいもいいぞと言い出した。
ありえない提案をしたのに、ありえない返事が返ってきた。
全中に出たら『生おっぱい』を拝めるという約束を取り付けた傑達は、本気で全国を目指す事に。
地区予選1回戦敗退のチームが、全国に出て『生おっぱい』を拝む事が,本当に出来るのか?
中学生の馬鹿共が起こす、『生おっぱい』の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 00:18:51
49121文字
会話率:62%
剣も魔法も勇者(?)も出てこない、人生逆行青春サッカー小説です。J3のサッカークラブ、八王子SCに所属するサッカー選手、鳴瀬神児(なるせしんじ)は、引退した翌日、小学6年生だった14年前の世界に戻っていた。2022年4月1日の深夜、神児は自
らの引退試合のお祝いを兼ねて、親友の北里とスポーツバーで飲んでいると、店内のモニターでは、2022FIFAカタールワールドカップの抽選会が行われていた。日本がドイツとスペインのいるE組を引きあてた途端、店内の空気が静まり返る。その様子を見て神児はつぶやく。「もしお前が代表にいたらドイツもスペインも怖くなんかなかった」と………実は北里司は将来を嘱望された天才サッカー少年だったのだが、15歳の時、試合中に負った怪我が原因でサッカーができない体になっていたのだ。神児の願いはたった一つ、もう一度、司と一緒にサッカーをすることだった。その夜、神児は生まれて初めて泥酔し、酔いつぶれてしまった。そして翌日、目が覚めたら…………神児は14年前の世界に戻っていた。その日は司と一緒に出場した全国小学生サッカー選手権東京都予選の決勝戦の朝。ワールドカップに向けて、鳴瀬神児と北里司の挑戦が始まった。
尚、こちらの小説は「カクヨム」にて発表中の作品の転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:45:32
1971375文字
会話率:16%
こちらの作品は現在連載中のフットボールのギフトのアナザーストーリーになります。
主人公は君嶋弥生。大卒4年目のアパレル会社に勤めています。そんな弥生には誰にも言えない秘密があった。それは、いまだに小学校の時からの初恋を引きずったままでいるこ
とです。その上、状況も弥生を助けてしまいます。なんと初恋の相手は地元のJ3のサッカー選手だったのです。本来ならば誰からも応援されない恋なのですが、周りからは「スタジアムに行って応援してきて」と背中を押される始末。もちろん自分の気持ちを伝えることなどできずに、押しのアイドルを応援するかのように週末地元のスタジアムに通い詰める弥生。そんな弥生に遂に転機が来ます。なんとその押しのJリーガーが引退することになったのです。スタジアムに行って引退試合を見たかったのですが、仕事の都合でどうしてもいけず、家で、ダゾーンを見る羽目に……そこで奇跡は起こります。このお話はフットボールのギフト前日譚です。このお話から入っても結構ですし、現在連載しているフットボールのギフトから読んでいただいてもかまいません。
それでは、心置きなく、フットボールを楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 17:56:02
15246文字
会話率:32%
若き侍、久澄陸郎は、幼馴染のそよと久しぶりに相対する。それはともに育った兄・達彦の江戸からの帰還を知らせるためだった。しかしその帰り、二人は怪しい浪人とすれ違う。その浪人は村で、百姓夫婦を襲った者だと判り、陸郎は後を追う。浪人と対峙した陸郎
は、戦場を人を斬ったことがあると言う浪人に気後れする。その危機の際に、江戸から帰還した達彦が現れ陸郎を救う。
達彦は国で行われる観覧試合に、江戸から惣目付、柳生但馬守宗矩が来ることを教える。その宗矩の訪れが、そよと陸郎の運命を大きく変える……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:10:00
80301文字
会話率:41%
NPBの2023年ペナントレースにおける某野球チームの勝敗をネタに、日頃の運動不足を解消したいと思い自主的に応援企画を立ち上げました。
要は、贔屓チームが勝ったら自分に筋トレノルマを課します。
(元々は勝利日のみ飲酒を許可するルール、
と考えてましたが……それじゃストレスに耐えられなくて死んじゃうよォ!!)
作者が生来の怠け者で移り気で飽き性のため、三日坊主にならないように……また、どんなに不調なときでも何かしら文章を書くという習慣付けと執筆体力・速度の強化も兼ねて……シーズンを通して投稿し、記録を残していこうと思います。
……どのチームを対象というか、応援してるかって? 試合結果や各所の記述からバレバレかと思われますが、一応伏せ……お察しください。
※選手、監督コーチ等名について、たびたび敬称を略した表記になっておりますが、作者の執筆速度向上訓練という目的もあるため割愛しております。何卒ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 17:54:59
33055文字
会話率:1%
30代半ばの売れないボクサーの彼はプロとしてのキャリアにピリオドを打つため、最後の試合に挑もうとしている。
彼は以前からの夢であるプロボクサーとして成功することを目指してきたが、怪我など困難に直面し、なかなか結果を出せずにいた。
今日が
彼のボクシング人生最後の試合。
彼は相手の猛打を受け、長年蓄積した疲労とダメージでリングに沈み命を落としてしまう。
しかし、死んだはずの主人公は新たな世界へ転生し、現実世界で叶わなかった格闘での頂点をめざすサクセスストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 13:31:58
50497文字
会話率:36%
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。
埼玉県の公立強豪校で一応ショートのレギュラーだったものの全国的にはまるで無名の選手だった月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、
分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。
逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。
体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。
これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。
(1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定)
twitter:https://twitter.com/best_yayoilover
表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
ノベルアップ+(挿絵あり):https://novelup.plus/story/160942909折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:00:00
2407483文字
会話率:63%
人見知りで貧弱体質の残念女子『聖(ひじり)』が、偶然に目撃した試合でとある男子『辰巳(たつみ)』に一目惚れをする。しかしその惚れた相手は年の離れた兄がハイスペック過ぎて自己評価が低い男子だった。
目に見えない所で繰り広げられる残念女子
の行動で少しづつ自信とやる気を取り戻していく辰巳と、どうやって自然に知り合おうかと悩む聖のもどかしいお話。
途中で出て来るお友達の恋愛フラグにも巻き込まれながら二人はどうやって知り合うのだろうか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-20 10:40:30
131204文字
会話率:46%
ごく普通の高校生・**相馬悠真(そうま ゆうま)**は、県立・蒼星(そうせい)高校の男子テニス部のエース。しかし、実は過去のトラウマから試合では実力を発揮できず、周囲からは「期待外れ」と言われている。
ある日、彼の通う学校に突如、転校して
きたのは…
なんと、国民的アイドルグループ「ルミナス☆スターズ」のセンター・朝比奈ひかり(あさひな ひかり)!
彼女は「普通の高校生活を送りたい」と芸能活動を一時休止し、身分を隠して転校してきた。
ところが、ひょんなことから悠真の秘密練習を目撃してしまい、興味を持つように。
さらに、偶然にもひかりはテニス部のマネージャーに就任!
次第に近づいていく2人。だけどひかりの正体がバレれば、学校中が大騒ぎに…。
しかも、ひかりの復帰を望む芸能事務所、彼女に好意を寄せる他校のテニスエース、
そして悠真に恋心を抱く幼なじみのマネージャー・月城はるかも絡んで、三角関係ならぬ“四角関係”に発展…!?
果たして悠真は心の壁を越えて「真のエース」となれるのか?
ひかりとの恋の行方は――?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-19 23:13:12
1561文字
会話率:3%
「樒(しきみ)の魔女」として名の知られた「私」こと守銭奴現代魔女・アシュタヤは、約二十年前、気まぐれに双子の人間の姉妹を拾った。人間はいい。そのまま眷属として育ててもいいし、いざと気に入らなければ食ってもいいのだ。そんな感じで拾い育てた姉妹
が、実は男兄弟で――?
そのまま二十歳になるまで育てた双子のミゲルとニコルは、果たして実に凶器的な美貌を持つ兄弟に育ってしまった。今や立派に魔術を会得し、家事や経営、薬草採取や薬の調合など、私生活にも抜群に秀でる息子二人は、母である私を片時も忘れずに溺愛してくれる。一方の私はその家族愛というものの豊かさに贅沢に苦悩する生活を送っていた。ああ私はなんて幸せなのかしら。こんなグレートな幸せを一人で囲っていていいんですか……。
そんな私の桃色吐息のバラ色生活は、魔女を追い詰め殺戮しようとする教会の異端審問官の来襲によって幕を閉じる。
どうやらその襲撃の背景には、魔女根絶を目論む地上最悪のアバズレ女「東の聖女」の思惑が潜んでいるようで――?
だがそんな世の中の流れなどどうでもいい。今の私には目的がある。それは強く美しく育った息子たちの嫁探しをし、野球の試合ができるぐらいの人数の孫に囲まれて暮らすことなのだ。その幸せ家族計画を邪魔するヤツなんて、私たち最強家族の敵じゃないんだぜ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 12:10:00
62822文字
会話率:36%
主人公の『僕』は汚部屋に住むプロボクサーです。きれい好きな恋人、麗奈との恋愛やボクサーとしての試合を時にコミカルに、時にシリアスに描きます。※サクセスストーリーです。
最終更新:2025-05-19 09:38:37
19012文字
会話率:13%
偶然テレビで見た卓球選手は少年に夢を見せた。どんな状況でも諦めないで彼の目が、1人の少年の運命を大きく変える。
少年はテレビで見た自分のヒーローの背を追いかけて走り出した。
いつか憧れの選手と同じように世界を相手に戦い、そしてその背を超えて
世界一の卓球選手になることを夢見て、春野あさひは前へ進む。
だが、中学から卓球を始めた彼の前に立ちはだかる壁は決して低いものではなかった。
初めての大会で出会った全国レベルの選手との出会いが、彼の卓球人生に大きな変化をもたらす。
これは、絶対に諦めない少年の卓球人生である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 08:20:06
29772文字
会話率:47%
チェスのマスがアパートに変わり、2つのアパート間で魔法の戦闘が繰り広げられ、戦略的な攻防や旗を奪い合う決戦のスリルはどのようなものか?
「魔法」「ゲーム」「X-MEN」「チェス」が交差するとき、どのような火花が散るのか。
無数の世
界の中に、こんな奇妙な世界がある——
魔法と科学技術が共存し、幻想と競技が織り交ぜられた場所。
しかし、この大地は自由ではなく、誰かが変えるのを待っている。
かつて、息をのむような壮絶な試合がすべての人々を魅了し、この神秘的な世界の運命を変えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:22:45
2505文字
会話率:25%
剣術などの武術が盛んなエーデルタルト王国に魔術には優れていたが、武術が不得意な王太子がいた。
武を貴ぶ王は剣もロクに使えない王太子に諦めをつけ、王太子の弟を次期王に指名しようとする。
王は両者を戦わせ、勝った方を次期王にすると宣言した。
そ
して、御前試合は…………弟が勝った。
これにより、王太子であるロイドは王族から貴族に落とされ、辺境の地へ流されることになってしまった。
納得がいかないロイドはその夜、婚約者であるリーシャと共に見張り台から城を眺める。
2人は城を眺めながら敗北と悔しさを堪えながらも涙した……
「腹いせにぼやを起こす魔法をしかけてやったわ」
「奇遇ですね……わたくしもです」
「「ははは…………え?」」
ちょっとした火種も2つもあれば燃え上がり、王都に警鐘が鳴り響く。
ロイドとリーシャは王都を出ると、道中で再開した元同級生のマリアを巻き込んで他国に逃れることにした。
廃嫡王子と悪役令嬢と不幸な田舎令嬢の逃亡劇が始まった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:00:00
641688文字
会話率:55%
高校入学を期にアルバイトをして悠々自適な毎日を過ごそうとしていた新一年生の進藤弓(しんどうゆみ)。ひょんな事から弓道部へ入らざるを得なくなる。
「絶対弓道部は嫌だ!」
「駄目よ、あなたは昔から落ち着きがないのよ、弓道部へ入りなさい。どんな
試合でもいいから、その試合で一番中(あ)てられたら辞めてもいいわよ」
母親にそんな事を言われるが、弓にはどうしても弓道部に入りたくない理由があった。
「もう私に顔を見せないでちょうだい!」
部活説明会の一週間前に、中体連弓道大会で優勝をした事のある姫木文(ひめぎあや)に、初対面にも関わらずそんな事を言われていたのだ。
しかしまったく知らなかった弓道という世界に飛び込んだ弓は、徐々にその魅力にのめり込んでいく。
したくて始めたわけでもない弓と、弓道を極めたい姫木。
まったく正反対の二人の運命は、次第に交差していく。
――朝早くにさ、芝生に寝っ転がったのよ、そしたらさ、芝のほっそーい先端のとこに、夜露が降りてて、その水滴がしぶとく落ちないのよ。私もそんな風にしぶとく生きていきたいって、ね――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:00:00
45125文字
会話率:29%
佐倉三月(さくらみづき、28歳男)は二重の異世界転移に巻き込まれる。
あるときは伝説のダンジョンを踏破する使命を帯びた勇者として。
中世ファンタジー世界を舞台に、エルフの美女二人と深き迷宮の彼方を目指す。
あるときは落ちぶれた女神を救う
ため、神々への奉納試合を戦う戦士として。
和風な神の世界を舞台に、数多の神々との戦いを勝ち抜いて成り上がる。
授かった能力はかなり特殊なチート付与魔法。
やがて二つの異世界転移は、現実世界で恋人を失った過去に繋がっていると判明。
各異世界でのクリア条件を満たせば過去を変えられるらしい。
恋人を取り戻し、希望の未来を掴むため──。
これは和洋の異世界と現実世界を股に掛ける過去改変二重異世界物語。
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
小説家になろう様、カクヨム様にて併載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:16:29
1419163文字
会話率:26%
サッカー一筋だった小暮和也は高2の試合中に膝に大怪我を負い、サッカーでの進学が絶望的になります。幼馴染の父親で老舗工務店社長から大工の手伝いを頼まれ、建築大工の世界に触れます。そこで指導を受けた先輩に憧れ、大工の道を目指し2年間の技術アカデ
ミー(公共職業訓練校)へ進学。そこで知り合った、職員、仲間との日々の訓練生活の中で課題に立ち向かい少しづつ大工技術を身に着けていく和也。大工になるべく奮闘する行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 07:31:48
116705文字
会話率:67%