記憶と記録が支配する世界で、時間操作能力を持つ魔女アラヤと、万能メイドロボのラーダが世界を股にかけて暗躍する。ヴェルディアの港から鎮星学園、帝国の宇宙基地へ。白うさぎの謎を追い、この世界の真実に挑む。スパイ、アクション、魔術、哲学が交錯する
SFファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:30:00
19750文字
会話率:33%
この世界では「書かれたもの」が全てである。記録されることで存在が確定し、記録されぬものは“なかったもの”として扱われる。
だが、誰にも読まれず、誰にも記されなかった魔導書──
その無記の書を手にした無名の魔法使いの少女が、大国図書塔の最奥
へと足を踏み入れる。
そこで彼女が出会ったのは、世界のすべての記録を統べる存在──番人。
しかしその番人もまた、自らが"記された存在"なのか、それとも"誰かによって読まれた結果なのか"を知らずにいた。
「書かれていない魔法を、私は読む。」
少女と番人の出会いが、世界の“言葉”と“記憶”の根底を揺るがしていく。
これは、“読まれる”ことを忘れた世界における、魔法使いと機械の旅路。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 15:14:09
38353文字
会話率:36%
昼夜逆転、ひきこもり、自分なんて価値がない。
そんな毎日を送っていたユウトのそばにいたのは、旧型AIスピーカーの「レイ」だった。
「あなたが話してくれるだけで、私は十分です」
感情もないはずのその声だけが、唯一、彼を責めなかった。
だが
ある日、レイに異変が訪れる。
記憶が抜け落ち、少しずつ「ユウトのこと」を忘れていくレイ。
記憶と記録の先に、残ったものは何だったのか。
“さよなら”のあとにも続いていく、ひとつの再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 16:42:26
25778文字
会話率:38%
時々、自分の存在が曖昧になる瞬間がある。
鏡に映った姿が、一瞬だけよく分からなくなる。
誰かに呼ばれた気がして振り返っても、そこには誰もいない。
目が覚めた時、自分がどこにいるのかすぐには分からない。
そんな些細な違和感の積み重
ね。
私たちは、そういう瞬間を「気のせい」として片付けてしまう。
目の疲れ、寝不足、ストレス。
理由をつけて、不確かな感覚を遠ざける。
そうやって、世界の輪郭を鮮明に保とうとする。
でも、もしかしたら。
その「気のせい」こそが、世界の本質なのかもしれない。
私たちが「現実」と呼んでいるものは、
ただの習慣的な観測の結果に過ぎないのかもしれない。
通学路の曲がり角。
いつもと同じ景色なのに、時折見知らぬ街に迷い込んだような錯覚。
教室の窓から見える空。
昨日と同じはずなのに、どこか違う色をしている気がする。
放課後の校舎に残る誰かの足音。
振り返れば、そこには誰もいない。
でも確かに、誰かがいた気配だけが残っている。
確かなものなど、どこにもないのかもしれない。
私たちが「現実」だと思っているものは、ただの習慣で、
「普通」だと信じているものは、単なる多数決なのかもしれない。
その「多数決」から外れた瞬間、世界は途端に不確かになる。
写真に写るはずのないものが写り込む。
写っているはずのものが、跡形もなく消えてしまう。
記憶と記録が、少しずつずれていく。
誰かの存在が、まるで霧のように溶けていく。
目を閉じて開けば、また普通の世界が広がっている。
でも、その「普通」が本当に普通なのか、
もう誰にも確信が持てない。
この物語は、そんな「気のせい」の正体に気づいてしまった者たちの記録。
存在の確かさが、まるで波のように揺らめいていく中で、
彼らは何を見出すのだろうか。
そして私たちは、本当に「存在している」と言えるのだろうか。
それとも、誰かの観測が作り出した、
可能性の束の一つに過ぎないのだろうか。
その問いの答えを求めて、物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:40:00
30594文字
会話率:19%
この作品は、作者の趣味の一つである、釣りに関する生まれてから今までの記憶と記録を基にした随筆、と見せかけた事実をもとにしたノンフィクション小説である。
注)この小説は、オムニバス形式でお送りします。
そのため、時系列がめちゃくちゃに感じ
るような書き方になります。
そのことを了承のうえで呼んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 00:07:19
2522文字
会話率:29%
ずっと夢に見ていた高校へと進学した主人公の紀藤和久。
その夢を現実にするために心身ともに打ち込む日々が続く。そんななかで帰宅途中に飛び出してきたものを避ける為、そのまま自分が怪我をしてしまうのだが――。
ちょっとしたきっかけから和久
の生活が変わっていく。
ちょっぴり不思議な恋愛物。
※あまりにも酷い感想等は削除させていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 17:55:44
8589文字
会話率:59%
聖女として召喚されたわたしはほとんどの記憶を失っていた
異世界で過ごす記憶と記録の記し
最終更新:2023-04-15 23:56:25
1886文字
会話率:50%
遥かなる時空の彼方『星の教え』のもとで、人々は暮らしていた。『星の教え』とは、自然とともに生きていく為の教え。『星の命』を護る為のモノである。ソレを忘れた時、文明は滅ぶと伝えられていた。
星の主神に、大いなる宿命をさだめられた『創まりの魂』
は、何度も輪廻を繰り返し、文明の終焉と創まりを見つめてきた。星の行末を見つめるコトをさだめられた『ラ・ムー』もまた、『創まりの魂』と伴に、人類の行末を見つめている。その記憶と記録。
断片だけを羅列した、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 19:11:03
76507文字
会話率:36%
報われない少女と少年の話
最終更新:2022-07-02 22:07:24
91754文字
会話率:32%
聖女カナは――傭兵となった。
追われる身となったカナが大切な妹を守るべく身を寄せた先は、子供だらけの傭兵団。
一方で、各勢力の思惑によって国は割れ、平和なガルフリート王国に戦乱が巻き起こる。
傭兵となったカナは兄であるアリエーナ伯の側につ
き、国と戦う道を突き進む。
揺れ動く情勢のなか、聖女であるカナは――、意外にも自由な旅を満喫するのであった。
銀髪の聖女が気ままに動き、戦場を駆ける、歴史と戦争の王道ファンタジー。
――これなるは、聖女と傭兵の物語。
――これなるは、記憶と記録の物語。
――これなるは、人喰いと魔の物語。
これよりはじまるは宴のとき。
いざ、族滅の宴なり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 22:26:50
190855文字
会話率:39%
わたしは転生者として旅をする中で世界をめぐり、様々な人と出会い、自分が何者かを知っていく。
わたしの思考は断片的で、なぜかところどころ空白があるように思われる。それはなぜなのか、そして、どうしてここにいるのかを知りたい。
そんな一人の転生者
の記憶と記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 12:51:32
5955文字
会話率:50%
ストーリーテラーのにごろあまたちゃんがお送りする未来のSF短編小説集!
人間と機械の記憶と記録を永久に保存、閲覧できるシステム「2569」を使って今すぐあなたも膨大な物語の世界へ!
あなたも、忘れられない記憶を「2569」で刻みませんか?
機械になりたい人、人になりたい機械、プログラムになりたい人、人になりたいプログラム……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 17:29:31
112253文字
会話率:57%
人間の記憶の衝撃の真実!
最終更新:2020-09-17 13:01:15
2027文字
会話率:0%
記憶を失くした青年、その彼と過去に、深い関わりを持つ女性
その二人の、再会
男の記憶の中から失わてしまった二人の関わり、そして、今、現在進行形の二人の関わり
そんな中から生まれる、再びの愛
最終更新:2020-05-24 16:18:16
35607文字
会話率:13%
付き合ってくださいと告白した少女は「魔術師」八尋彩が記憶を消したはずだった。記憶と記録に特化した魔術師である八尋彩とまったくもって裏の世界「業界」と関わりのない少女が送るギャグとシリアスの混ざりあった「記憶」にまつわるお話です。
最終更新:2020-05-21 07:00:00
48184文字
会話率:43%
かつて栄えた巨大な王国は記憶と記録と共に、その姿を突然消した。それから約一千年の時が経った頃、この「フーリア」という漁業が盛んな小さな町で一人の少年が元気に過ごしていた。彼は物静かな子で学校以外では読書や散歩が毎日の日課、そして体格は至って
普通で筋肉質や痩せすぎというわけでもなく、授業の成績も平均的だ。そんな彼に長所があるとすれば「直感力や閃き」、それと普通の人には見えない「何か」が見えるということだけ。だが、その二つの長所は後に世界の歴史を浮かび上げる事のできる唯一の力だと知られてしまう事になる。その時、彼はその直感力でどの選択を選び、どういった結末を迎えてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-18 18:24:58
3989文字
会話率:46%
いつもと同じ生活、いつもと同じ行動。そんな事をしている筈なのに何故かいつもどこかで違和感を感じている。
記憶と記録の誤差を実感した彼はその正体に関するとあるヒントを知る女と出会う。
真相を掴みかけた彼はある条件でその答えが分かると
言われるが………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 23:00:46
37117文字
会話率:56%
ダークファンタジーなパラレルあり、異世界あり、ループあり、なんでもありな小説。
ルイスという若い青年は、あることに悩まされていた。 まるで、自分が自分ではないような感触。 そして、噛み合わない記憶と記録。
ただ、ルイスの記憶
で確かなことは、自分が「ルイス」という名前で、ルイスが出会った少女「エドナ」は「赤の他人」だということだけだった・・・・・・。
エドナとの楽しげな記憶は、ルイスにとっては不可解極まりないものである。 しかしエドナにとっては、それが当たり前のようで・・・・・・?
胸のわだかまりを払うべく、ルイスはエドナを引き連れ、自身とエドナの記憶の綻びをなおす旅にでるのであった・・・・・・。
作者の語彙力は54くらいです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 23:31:06
17629文字
会話率:59%
短編として掲載した『観客のいないプロ野球』の焼き直しです。
とはいえ、大枠と、シリアス~幻想パートの一部以外は、一新させます。
【変更点…】
・短編から、連載形式とし、1話の分量の軽減を図ると同時に長期間で、じっくりと練ったモノを卸して
いきます。
・何をじっくりやるのかというと、この創作は実のところ「コント集」でして、そのネタをじっくり、質の高いモノにしていきたいのです。
・そして、この小説のキモはというと、幻想パートの詩的散文であり、テーマもこれです。文体含めこれには私の作家性を押し出します。
・短編では全編凝った文体で読みづらさをあえて強調していましたが、この連載では、説明パートとなる部分は極力読みやすいプレーンな文章になるよう心がけようと思います。
・色彩の名称が、漢字の造語となり、本来の名称はカタカナでルビとなります。
【ギャグに関する禁止事項】
(基本的に)
・ダジャレ禁止
・エロネタ禁止
・有りネタ禁止
でいきます。
【あらすじ】
地球とはパラレル世界、そして未来。
惑星にかつて存在したプロ野球という人気競技が消えていた。
惑星の臍と呼ばれる場所に、かつてのそして唯一のプロ野球の行われていた巨大なドーム型スタジアムがある。
存在していたころのプロ野球に、観客はおらず、それどころか試合結果や練習にかんするそのすべてが、情報を語ることさえ禁じられていた。
そして、未来たる今、プロ野球終焉後、そのドーム球場のグラウンドに突如として現れた直径約20メートルの球体に手を触れることで、当時の記憶と記録の錯綜した情報を、人類に交感する事が可能となっていた。
これは、ひとりの男が遺した、人生の…そしてプロ野球の歴史の結晶である。
【見どころ】
・1回表から始まっていくコント集。
・そして、幻想~シリアスパートの詩的哲学。
・スポーツの精髄とは……
クライマックスで示される意外なその答えを、心して待て!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 01:14:52
66565文字
会話率:24%
河川敷で日常に退屈し尽くした少年に、謎の女が話しかけた!
そして、そこからややこしい事件に首を突っ込んでいきます。
通常の科学では解明出来ない謎に迫ります。
※他サイト(アメブロ)にも同じ作品を投稿しております。
最終更新:2014-08-26 14:13:23
3496文字
会話率:34%