僕は伏見大吾、高校一年生。時々、不思議な厄介ごとに巻き込まれることがあるけれど、それ以外は、毎日、部活と読書三昧の日々を過ごしている。
人によっては、僕をイケメンと言ってくれる人もいるが、同じ地学部のメンバーからは、眠そうな子犬みたいだと
言われることも多い。人に(人以外でも)頼られると、あまりいやとは言えなくて、ついつい振り回されてしまいがちな性格だ。
今朝も、通学途中に何やら不思議な気配が、僕の後ろをスキップしてついてくる…。
※同作品をカクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 16:06:00
95753文字
会話率:42%
「ねえねえ、こんな都市伝説知ってる?
学生が18区を夕方の7時に歩いてると生きた世界が違うような白髪の綺麗な人が現れるって、でその人に目をつけられるとみんな自殺しちゃうってやつ。」
「しってる、ソレって神山町が非科学都市になるずっと昔にその
町で死んだ人なんでしょ?」
「そう、しかもその人の死因も自殺なんだって、17歳の時に今を永遠に生きてたくて自殺したんだって。」
「ほんと、ばかみたいな話だよね。死んじゃったら元も子もないのに。」
「でもなんか助かる方法もあるらしいよ??」
「どんなの??」
「未来の自分の話をすればいいらしいよ、具体的には将来の夢とかのなりたい自分。」
「将来の夢とか未来の話ってなるとちょっと考えちゃうね……中学生になって少しそういう話するの恥ずかしくなっちゃった、高校生になったらみんなの前で夢とか言えなくなるのかな……。まあ都市伝説なんだし、本気にするのもアレか。」
「でも……非科学でできた町なら……存在しちゃうのかもね。」
「いやいや……ないでしょ……あー鳥肌立ってきた。」
「私から言っといてなんだけど噂話だからさ、あんまり気にしなくても―ー」
「それ、四日前会いましたよ?」
「空ちゃんいまなん……て?」
「会いました、三森佳音さん!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 01:51:23
12639文字
会話率:58%
夏のボーナスを使い切った後に不運な事に、洗濯機が壊れてしまった私は、中古リサイクルショップで洗濯機を買うことにする。
しかし、その洗濯機を使うと、見知らぬ洗濯物が混じっていることがあった。
洗濯物も水がテーマと言えなくもない?
最終更新:2025-07-21 02:11:48
3311文字
会話率:35%
高校一年生の小田原唐志朗には、とある秘密があった。それは、人から出てくる白くて透明な運命の糸が見えることだ。しかも、その透明な糸は人同士を繋げて両思いにすることが出来るのだ!
その現場に何度も居合わせて、運命の糸が繋がる様を見てきた唐志朗は
、今回も自称キューピッドとして告白現場にひっそりと隠れてカップルを作る事に精を出す!
しかし、そんな唐志朗にも天敵が存在する。それは、同じクラスのクールな黒髪眼鏡イケメン・北条成史だ。
彼は幾度もなく告白してきた女子を怖がらせ、唐志朗の目の前でカップルを不成立させてきた元凶。
しかも、北条と唐志朗は何故か運命の糸で結ばれているのだから、たまったものではない!
このままでは自称キューピッドとは言えなくなってしまう!
なのに、今回の中庭での告白現場を見守る場所で、唐志朗は北条に声をかけられ、その上告白現場もどこかおかしくて?
「大丈夫だ、小田原。そのまま見守れ」
「へ?」
そんな時、何故か唐志朗は北条に耳元でそう言われて、後ろから抱き締められてしまい…!?
とある秘密を抱えて黒髪眼鏡イケメン×自称キューピッドの野次馬男子の運命の糸から始まる、ハッピー攻防戦ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:00:04
2608文字
会話率:38%
高校生になり数ヵ月。一学期ももうそろそろ終わりを告げる頃。
僕、田中僚太はクラスのマドンナとも言われ始めている立花凛花に呼び出された。クラスのマドンナといわれるだけあって彼女の顔は誰が見ても美人であり加えて勉強、スポーツができ更には性格も良
いと話題である。
それに対して僕はクラス屈指の陰キャポジである。
人見知りなのもあるが、何より通っていた中学校から遠い高校に来たため、たまたま同じ高校に来た一人の中学時代の友達しかいない。
そのため休み時間はその友人と話すか読書をして過ごすかという正に陰キャであった。
そんな僕にクラスのマドンナはというと、
「私と付き合ってくれませんか?」
この言葉から彼の平凡に終わると思われていた高校生活が平凡と言えなくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 06:00:00
234128文字
会話率:35%
人々は私を「嘘つき令嬢」ネリシア・ヴァルトリーヌと呼ぶ。とても小さな嘘から始まった私の人生は、気が付けば傍若無人な悪評で埋め尽くされ、愛する両親からも腫れ物扱い。いつしか嫌われ者になってしまった!
「私は悪くないわ!(本当にごめんなさい
!)」
確かに最初は自ら嘘をついていた私だけれど……でも今は、本当に反省しているんです!
余りにも嘘を付きすぎたせいで、愛の女神エルテナ様から怒りを買ったは私は罰として――
『真実の愛を知るまで、本当の事が言えなくなる呪い』をかけられてしまったのです!
『好き』は『嫌い』に、『ごめんなさい』は『私は悪くない』に――私の言葉は常に真逆の意味で伝わるようになり!?
ますます嫌われて行くのに、どうやって真実の愛を見つけろって言うのよ!
絶望する私の前に現れたのが「正直者の騎士」カイエン様。彼はなぜか、私の言葉の裏に隠された真意を見抜く、不思議な力を持っていて……?
「俺は貴女が可愛くて仕方ない。どうか……貴女の事を教えてくれませんか?」
彼だけは何故か私の嘘を見抜いてくるわ!
これは、嘘しかつけない孤独な令嬢と、彼女の真実を見抜く騎士が織りなす、誤解だらけで、けれど最高に愛おしい、奇跡の恋の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 12:10:00
14071文字
会話率:38%
異世界転生で俺だけ最強? そんなうまい話があるわけない。
現実はそんなに甘くないし、うまくいかないこともある。だけど……
突然、本当に異世界に飛ばされたら、ただ困るだけだろ?
……だが。
そう思っていた俺に限って、ある日突然、異世界に召喚
されてしまった。
しかし! 俺には最強スキルも、チート能力も、ハーレム展開もない。
あるのはせいぜい、人並みの人生経験だけ。……いや、だいぶ厳しくないか?
「なろうテンプレをぶち壊す!」なんて大それたことは言えなくて
「既存の枠に便乗させてもらっちゃってスミマセン」と謝るくらいの弱気な著者が初投稿で送る――
“ナマナマしい”異世界冒険、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 00:48:54
78804文字
会話率:31%
遥か昔、世界にまだ大陸が一つしかなかった頃。
二つの巨大な勢力が睨み合う大陸の中心で中立を掲げる小さな〈王国〉へと巨大軍事国家である〈帝国〉が侵攻を開始した。
圧倒的な〈帝国〉軍を相手に、孤独な悪戦を強いられる事となった〈王国〉軍。
その中
で〈王国〉軍大尉、ヴィルハルト・シュルツもまた戦争へと巻き込まれてゆく。
これは戦争により全てを失い、戦争によって全てを得た男の、史実では無い物語である。
本格架空戦記を目指しております。
設定は異世界と言えなくもないですが、魔法の類は一切出ないので、苦手な方はご注意ください。
あと長いです。
追記2020/11/1
しばらくは一ヶ月に一度の更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 15:36:13
763594文字
会話率:31%
【運動神経抜群茶髪ヘタレと頭脳明晰黒髪真面目君のじれじれ幼馴染みラブコメBL!】
※完結まで毎日10:10、15:10に更新します
男子高に通う、パッと見は不良寄りと言えなくもない茶髪の派手め男子南城矢萩と、真面目を絵に描いたような黒髪眼
鏡の神田夜宵は、家が隣同士の幼馴染み。
見た目も性格も真逆ではあるものの自他共に認める親友同士の矢萩と夜宵は、周囲にはバレバレなほど互いの思いを拗らせているが、同性であることを気にしてその一歩を踏み出せないでいる。
そこへ、矢萩のクラスメイト、自称・ハッピーエンド請負人である遠藤が、一肌も二肌も脱いで二人をくっつけるために奔走!
ある時は時期でもないのにポッキーゲームを提案したり、なんやかんやで二人が閉じ込められてしまった体育館倉庫に近付くものを必死で止めたり、またある時はまさかの場所から二人を見守ったり!
推しカプ成立の為ならば、と、手段を選ばない遠藤は、普段の学校生活のみならず、体育祭や学祭でも二人を全力サポート!
ハッピーエンド請負人を自称する遠藤に後押しされて、二人は無事、恋人同士になれるのか!?
これは、どこからどう見ても両想いである二人のじれじれぶりを楽しみ、推しカプ誕生のためにあの手この手で頑張る遠藤にエールを送る物語である。
なんやかんやでひたすら美味しいシチュエーションから始まる、BLの良いとこどり連作短編集(一部中編も)です。【学校行事編】では別カプ(未満もあり)による番外編もあります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 15:10:00
120576文字
会話率:44%
藤田翔26歳はニューヨーク勤務のエリート商社マン。ある日、支社長から意外なミッションを言い渡される。それは日本に出張して、名古屋支社の女性とお見合いしてみないかというもの。
出張期間3週間+帰任休暇1週間。季節は夏だから、合わせて四週間のロ
ングサマーホリデイ。といっても、ちゃんと仕事はしますけど。それと、翔の実家は名古屋近郊なので、三年ぶりの帰省でもあった。
その翔が実家の最寄り駅に到着したら、高校と大学を一緒に過ごした同級生の元カノ、水草薫とバッタリ遭遇してしまう。彼女は豪農の娘だった筈が、家が没落していて今は母と妹の三人で安アパート住まい。その上、借金まで抱えていたりする。エリートの翔からすると、理解しづらい境遇にあった。
そして、翔が三年間、アメリカにいる間に、日本の社会全体がどこか違っていて、街は治安が悪化しており、地方都市でも小規模なテロが当たり前のように起こるようになっている。更に自衛隊が自衛軍になった結果、経済的な理由から志願して戦場に行く若者が増えているのだった。
翔としては、そんなの自分に関係ない、と思っていたのだが、徐々にそうとは言えなくなって行く。
一方、当初は乗り気でなかったお見合いなのに、意中の女性、もちろんお嬢様、との交際は順調に進んで行って……。
エリート商社マンの藤田翔と元カノの水草薫、この二人の視点で前半の物語は進んで行きます。
登場人物、多めです。
舞台は、少し先の未来です。でも、最近のコロナ禍が思った以上に長引いてしまっているのを作中ではすぐ収まったように書かれていたり、既にいろいろ違ってますので、完全にパラレルワールドとお考え下さい。
戦争や、貧困、格差社会を背景に加えていますが、あくまで味付け程度であって、テーマは恋愛と一部ヒューマンドラマです。何かを批判する意図は全くありませんのでご了承下さい。
それから、現実世界の団体や地名等を模した記述がありますが、全てフィクションであり、実際のものとは異なります。設定も緩めで、日本の歴史なんかも少々いじってたりしてます。全て適当にスルーして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:37:26
3164559文字
会話率:54%
ある日、朝が来なくなった。
「おはよう」と言えなくなった相手を前に、青年は歌い続ける。
壊れているのは世界か、それとも自分なのか。
消せない記憶と止まった時間の中で、彼は願う——
いつかまた、光の降る町で、手をつないで歩ける日が来るように。
心に染み入る言葉と幻想的な世界観で紡がれる、
一つの「愛」と「別れ」の物語。
この物語の最後に、あなたはきっと空を見上げたくなる。
メイン登場人物:佐倉 澪(みお)『私』
三上 悠真(ゆうま)『彼』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:28:28
10882文字
会話率:20%
神の存在を巡る探求は、先入観を持つ時点で純粋な観測とは言えなくなる。無神論者は否定するために神を認識し、有神論者は規定された神に留まるため、真の観測に至らない。神は人間の認識が生み出した概念であり、純粋な知識欲が満たされた時、その役割を終え
る。故に、客観的に観測できる神は存在しない。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-06 00:39:36
1196文字
会話率:0%
高宮 琉月(たかみや るつき)17歳、高校2年生。
7年前の火事で両親は他界。
叔母さんの家に引き取られて不自由はなかったけど。
言えなくなっていく言葉や積もっていく気持ちが、本人も気付かないうちにどんどん頑なにしてしまう。
生きて行くっ
てこんなもんでしょ?
諦めて、蓋をして、無難な日常がこれからもずっと続くんだと思っていた。
のに、突然異世界へやって来ちゃった!!
何もしらない世界がこんなに怖いものだなんて知らなかった。
自分を認めて貰えることがこんなに嬉しいことだなんて知らなかった。
こんなに人との繫がりが温かいなんて知らなかった。
こんなに世界が鮮やかだったなんて知らなかった。
知ろうとしなかった全てを教えてくれたのは、全く知らない世界の優しい人達。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 18:02:29
156630文字
会話率:41%
正歴2100年、世界情勢は緊迫していた。西アジア、中央アジア、アフリカ大陸などで貧困問題に苦しんでいる人々が、反先進国主義を唱え、国際テロ組織である(coc)を立ち上げた。このことに問題意識を感じていた先進国の集合組織である世界平和維持機構
(wpc)は、ついにこれらに対する対抗策として、国際軍事組織である(unity)と(signal)を設立することを宣言した。それと同時に、さまざまな軍事計画が進められていく。しかし、これらの軍事組織は未熟で、まだ準備が万全と言えなく、そうしているうちに、次々と先進国の都市がcocによって焼かれていく・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 17:45:16
54447文字
会話率:56%
本命チョコだって言いたかったのに
※「バレンタインの恋物語企画」参加作品です
最終更新:2025-03-14 07:10:00
500文字
会話率:80%
紫(むらさき)夕火(ゆうひ)。
彼女は王家の血筋を引く七つの最高貴族『七色(なないろ)』の一つ、紫家に生まれた。
七色の子には『生まれつき特殊な魔術』を使うことが出来るという特徴があった。
たとえば炎を扱えたり、風と友達になれたり、ドラゴ
ンさえ倒せるような強力な力。
そんな特殊な力を使うための技術が夕火の体にも刻まれているはずだった。
ある時、彼女は気がつく。自分の能力を。そしてまもなく、彼女は『死令嬢』という名で呼ばれるようになった。
十五歳、周りから疎まれる中でも出来た親友。彼女は幸せとは言えなくとも不幸ではない人生を送れていた。はずだったが、彼女は思い出す。
私は呪われた子供、忌み子なのだということを。
そこに現れるのは、一つの救いの手であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 19:16:09
13493文字
会話率:43%
ありとあらゆる言葉を知って、何も言えなくなるなんて、そんな馬鹿な過ちはしないのさ
キーワード:
最終更新:2025-02-26 18:42:24
553文字
会話率:0%
幼馴染のナナ。
ナナはあたしの特別で、大切な人。
だからずっと一緒にいて、ずっと一緒に居たいと思った。
でも、好きな人に好きだと言えなくても幸せだ、なんて嘘だって知っているから、あたしはナナの背中を押して、この気持ちから卒業する。
別サイ
トにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 16:35:51
2932文字
会話率:9%
「エレオノール・フォン・バスシドルク! 君との婚約は破棄する」
気がついたら悪役令嬢になってました。私の視界には常にコメントが流れ続けています。
『テンプレやな』
『これでいいんだよ』
『劇中の登場人物視点で配信か』
『エレオノールたん
の顔が見えないから鏡を見て』
どうやら私が見たものがどこかに配信されてるようですね。皆さん好き勝手言ってます。目の前の王太子と一緒ですね。
「君には魔女の嫌疑がかけられている!」
そうですか。ま、視界にコメントが流れて続けているから魔女と言えなくもないですが。
「国外追放とする!」
「はいはい」
『極刑にならなくてよかった』
『王子はバカなの?』
『そうでないと物語が始まらないから』
はいどうも。その後公爵家では貴族籍を抹消され放り出されました。すごいですね。この程度の人たちが支配階級なんですか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:53:39
7621文字
会話率:53%
創作部の同じグループの面子に、物凄く気性の荒い奴がいた。
滅茶苦茶口が悪い。相手を殺す程に。
其れでも信念を聞いたら、きっと何も言えなくなる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
お
兄さんの創作部時代の人の話。
ガチ勢故に口が悪く、焼き殺しにかかるタイプ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 18:04:00
904文字
会話率:31%