「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは
、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:09:32
349756文字
会話率:41%
昼休みの教室。
みんなが騒ぐ中、西堂 悠(さいどう はるか)は静かにページをめくっていた。
「…お前、本とか読めんの?」
声をかけてきたのは、クラスでも有名な不良――三枝雅哉(さえぐさ まさや)。
うるさくて、怖くて、絶対に関わらないと思
ってた相手。
でも、なぜか雅哉はそれからもちょくちょく話しかけてくる。
「その本、おもしろい?」
「お前ってさ、なんでそんな静かなん?」
不器用でぶっきらぼうな雅哉の言葉に、悠の心は少しずつ揺れていく。
初めて知った、名前の呼び方。
初めて触れた、大きな手。
初めて感じた、胸の痛みとぬくもり。
これは、教室の片隅から始まった
真逆なふたりの、やさしくて真っすぐな恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 00:07:33
19921文字
会話率:49%
運命の人に会ってしまうという噂の出逢い頭の道で、ハルルは目と耳にハンディキャップがある少年レノンと出会い一悶着を起こしてしまう。最初はお互い嫌なやつだと思っていたが、日々を過ごしていくごとにハルルの頑張り屋な一面を、レノンのぶっきらぼうな
優しさと寂しさをそれぞれ知っていく。そんなこともあり、ハルルは彼のことが気になって行き…。
トビタツ市に生きている彼らの青春を紐解いていくストーリーです。主人公のハルルが、小学四年生の時から物語が進んで行きます。彼らに起こる一喜一憂な日々の中で成長していくことをテーマに、その情景を描きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 11:18:37
94384文字
会話率:36%
生涯を共にすると決めた彼が二度死んでから、八十年もの月日が流れた。
彼を生き返らせる為に“迫害の地”へ逃げ込み、新薬、新たな魔法の開発をがむしゃらにし続けるも上手くいかず、全てに行き詰っていく。
喜怒哀楽の感情を無くし、薬の副作用で
二十四歳の若さを保ったまま、八十年もの時を消費した魔女『アカシック・ファーストレディ』
そのアカシックは、要の薬草が切れたので採取をしに行くと、針葉樹林地帯で捨てられていた人間の赤ん坊と出会う。
二つ目の罪悪感を背負いたくないが為に捨て子を拾い、淡々とぶっきらぼうに育てていく魔女のアカシック。
そして捨て子を育てていく内に、不本意ながらも寄り添える者達が増え始め、独りだったアカシックの心境が徐々に変わっていく。
時には捨て子に励まされ。時にはウェアウルフに論され。時には黒龍に激励され。遠回りな道のりで新たな事を学び、忘れていた過去を思い出し、闇に堕ちていた心が少しずつ浄化され、失った感情を取り戻していく物語。
ぶっきらぼうで不器用な一人の魔女と、拾われた捨て子の一生の一部を。
カクヨム、ノベプラでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:08:19
1199342文字
会話率:50%
無口で人と上手く喋れない弟の直人
ぶっきらぼうで思うことを上手く伝えられない兄の隆介
2人の対極と絆。
2人の共通点と父からの言葉。
ふたりが交錯した時物語が動く。
最終更新:2025-04-30 23:43:10
9709文字
会話率:5%
東京下町の路地裏にひっそりと佇むカフェ「喫茶コアントロー」。
マスターと常連客のやり取りを描いたほのぼの日常コメディです。
何も事件は起きません。ひたすら会話をするだけです。
主な登場人物
木嶋 武虎(きじまたけとら)
喫茶コアントローの
店主
40歳
コワモテでぶっきらぼうだが中身は優しい
木嶋 蒼(きじまあお)
常連客①
マスターの姪
23歳、ニート
雲原 立季(くもはらりつき)
常連客②
29歳 俳優(兼フードデリバリーアプリの配達員)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 10:04:32
11964文字
会話率:71%
高校二年生になってから一カ月学校を休んでいる僕は、学校や家のルールに縛られない自分の世界を求めて一泊二日の旅行をする。早朝からバスに乗り、自然豊かな山間の観光地へ着いた僕を民泊で出迎えたのは、同い年くらいに見える女の子だった。異性に慣れてお
らず、ぶっきらぼうな態度で応じる僕だったが、静かに時間が流れる山奥にいながら二人で過ごすうち、少しずつ彼女に心を開いていく。――しかしそれは、あまりにも浮世離れした体験だった。
※カクヨムにも同時投稿します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 21:00:00
24262文字
会話率:31%
自分の住んでいた村から追われてしまった雑種犬のアオ。
追われた先の山で足を怪我してしまい、動けなくなってしまったアオは柴犬の小太郎に出会う。
ぶっきらぼうではあるが心優しい小太郎と一緒に暮らし始め、アオは「家族」という言葉の意味を覚えていく
。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-24 19:41:41
11379文字
会話率:42%
気がつけば、そこは見知らぬ森の中。
OLの静奈(しずな)は、ひょんなことから“おにぎり”を握っていた最中に異世界へと召喚されてしまう。
魔物に襲われかけたところを救ってくれたのは、無口でぶっきらぼうな騎士団長・レオナール。
不思議
な力を持つ“料理”の才能に気づいた彼は、静奈を自分の屋敷に迎え入れ、やがて心を通わせていく。
絶品おにぎりが貴族を虜にし、魔物との戦いでは非常食としても大活躍!?
レオナールの護衛のもと、静奈は異世界で「食」を通じて少しずつ居場所を見つけていく。
料理でつながる恋と絆。異世界で始まる、あたたかくてちょっぴり胸キュンな“グルメ×恋愛”ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 23:03:31
5895文字
会話率:50%
見渡す限りの無数の本。宙に浮かび上がる本棚。
そんな空間で藍沢清香は目にハイライトが無い美女ハクレイと出会う。
ここは世界の狭間にある幻想図書館。
「アイザワ・キヨカ。貴方はこれからストーリーテラーとなって頂きます」
何もわからない状
況の中、清香はぶっきらぼうなクソ上司レイドと共に1冊の本の中へ入り込むことになる。
「幻想図書館には無数の本が存在するがそのほとんどは未完結で止まっている。俺達ストーリーテラーは本の世界へ降り立ち、物語の完結へ導くんだ」
これは独りぼっちだった清香がストーリーテラーとなり、クセの強い登場人物達と共に未完結から完結へと執筆する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 21:10:00
65872文字
会話率:56%
セレネ・リイランは、雇われの座敷童!
その仕事内容は、お金を払ってもらいその家に居着くことで、家の繁盛を助けるというもの。
ある日、もとの職場から買収されて新天地に向かったセレネの新しい仕事は、なんと魔物討伐!?
異世界で、ぶっきらぼうな雇
い主を振り回し振り回されながら、セレネは討伐者として生計を立てていくことになる!
恋愛寄りのローファンタジーです。
皆様に楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 16:44:51
4391文字
会話率:37%
結婚直前に婚約者に浮気され、婚約を破棄された侯爵令嬢ゾフィー。その上侯爵家の庶子であった彼女は、激怒した侯爵によって勘当されてしまう。行き場を失った彼女。しかしそんな彼女に同情した婚約者の父親が、新たな縁談を探してくれる。ただ新たな嫁ぎ相
手として紹介されたのは街道沿いの食堂の料理人だった! なんだかんだあって、料理人のフランツの妻でなく、食堂の給仕係となるゾフィー。彼女はぶっきらぼうだがフランツに惹かれていく。けれど彼は「もっと良い人がいるはずだから」と首を縦にふらない。そんなある日、ゾフィーを振ったはずの婚約者が彼女を迎えにくるのだった。元気で押せ押せな少女と、熊みたいな料理人が繰り広げる美味しいロマンスです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-07 12:11:33
7572文字
会話率:54%
幼馴染と片田舎で暮らす私は、今日もふたり一緒にいられる幸せを噛み締めていた。ぶっきらぼうだけど優しくて、優秀なお兄ちゃんがいるのがちょっとコンプレックスで、いつまでも思春期真っ只中な、大好きな私の幼馴染。
だからーー行方不明になった幼馴染が
ゾンビとして帰ってきても、私は永遠に愛を誓えるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 23:50:00
4435文字
会話率:38%
「呪われ令嬢」と虐げられ、義妹の策略で全てを失い追放されたセレスティア。絶望の淵で彼女を救ったのは、隣国の「鬼騎士団長」ライオスだった。鉄仮面と恐れられる無愛想な彼が、なぜかセレスティアを保護し、手厚く介抱する。「お前がいればいい」――ぶっ
きらぼうな言葉とは裏腹に、注がれるのは想定外の執着と独占欲!?戸惑いながらも、凍てついた心が温かな愛に溶かされていく。不器用な騎士の激甘な溺愛の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 22:11:31
5179文字
会話率:33%
ライムフォレストの女性兵士、キリ・エヴァンスは、全ての精霊の加護を受けたこの国随一の槍術士だった。戦場では無双の強さを誇る一方恋愛には疎く「好き」という感情が何なのかまだ分からないでいた。
そんな彼女の前に、フロストウィルからの交換訓練兵
士、エルク・ヴァルターが現れる。彼は寡黙でぶっきらぼうだったが、初めてキリを見た瞬間、その姿に一目惚れした。エルクの視線に気付いたキリは食堂で彼に声を掛け、次第に距離を縮めていった。
エルクは槍の腕も立つ兵士だった。しかしキリとの模擬戦を何度も行ったが負け続けていた。しかし、彼女と親しくなるにつれ、エルクはどんどん強くなっていった。そして、国へ帰る2ヶ月前、ついにエルクはキリに勝利した。
驚いたキリは「自分に勝てるエルクも精霊の加護をがあるのでは?」と思い、彼を神殿へと連れて行った。するとエルクには地の精霊の加護があることが判明する。しかも、その加護は後天的に得たものであり、先天的に加護を持つ者よりも、より強い力を持つ可能性があると言われた。
精霊との繋がりを感じたエルクは、同時にキリとの繋がりも強く意識した。
そして、自分の想いを彼女へと告げる。
「……俺はお前が好きだ。」
キリは、彼の真剣な瞳を見つめながら、戸惑いを隠せなかった。
キリの鈍感さを知っていたエルクは、静かに微笑んだ。
「お前に"好き"の意味を教えるのは、俺だ。」
それからキリはエルクと共に「好き」という気持ちを探し始めた。それは、最初に彼と出会った頃から、ずっと心の奥にあったものだった。
だが、エルクの帰国の日が迫る中で、彼がいなくなることを考えたとき、キリの心は強く揺れた。
(……エルクがいなくなるのは、嫌だ。)
それに気付いたとき、キリは自分の進むべき道を選んだ。
「私、エルクと一緒にいたい。」
しかし全ての精霊の加護を持つキリは、ただの一兵士としてフロストウィルへ行くことはできなかった。 ライムフォレストの王宮は、彼女の存在を外交の武器として利用することを決めた。
「私は政治の道具としてフロストウィルへ向かうことになる。」
それでも、彼女の決意は変わらなかった。どんな立場であれ、エルクと共に生きる道を選ぶことに意味があると思った。
こうして、キリは祖国を離れ、エルクと共にフロストウィルへ向かうことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 14:00:00
194768文字
会話率:44%
放課後の校内で繰り広げられる、女子たちのくだらない会話。
はじまりはいつも 斎岡(ときおか)の疑問。
しかし、その疑問には女子らしさの欠片もない。
答えるのはいつも猫路地(ねころじ)
ぶっきらぼうな彼女の答えは、いつもトキメキには飲まれな
い。
答えはちゃんと出ないけど、答えがあるような気がしてくる。
ゆっくり流れる日常をどうぞ。
言葉遊びを盛り込んだ短編会話劇です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 19:10:00
14477文字
会話率:94%
世間知らずの17歳の王女ミレナと、4歳の王太子マルコス、そして聖獣を亡くして心が凍っていく獣騎士テオドールの3人が、ミレナの兄である国王の命令で偽装親子になって旅をします。ミレナとマルコスはぶっきらぼうだけど強くて優しいテオドールが大好き、
なんとかして彼を元気にしたいと頑張るのに、そっけないテオドール。けれど天然のミレナと無邪気なマルコスに振り回されているうちに少しずつ心を開いていくテオドール。そんなほのぼの道中にマルコスの命を狙う刺客が現れて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 18:35:58
47270文字
会話率:36%
「――わたくしは、酷くて優しい旦那様方に恋をしたみたい。これからきっと、もっと好きになるわ」
鳥の姿を模した神様『大鳥』が守護する島国『ビドゥア聖島』。数千年の平和が続いてきたこの島では今年、『大鳥』達の頂点である『王鳥』が、とある一人
の男爵令嬢を、歴史史上初の妃にと所望した。
望まれた男爵令嬢の名はソフィアリア・セイド。十六歳。ただの男爵令嬢だった彼女は最も尊い神様である『王鳥』と、『王鳥』が傀儡する照れ屋でぶっきらぼうな人間の男である『代行人』を夫とし、二人の妃として嫁ぐ事になり――?
史上初の『王鳥』の妃『王鳥妃』は波瀾万丈⁉︎逆境に立ち向かう神話系ラブファンタジー、ここに開幕!
――淡い初恋は、国の命運を変える。
※第一部約20万字。毎日6時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 06:00:00
1907647文字
会話率:48%
創作部の同じグループの面子に、物凄く気性の荒い奴がいた。
滅茶苦茶口が悪い。相手を殺す程に。
其れでも信念を聞いたら、きっと何も言えなくなる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
お
兄さんの創作部時代の人の話。
ガチ勢故に口が悪く、焼き殺しにかかるタイプ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 18:04:00
904文字
会話率:31%
見掛けからして人を寄せ付けない美人で、見掛け通り冷たい人だった。
話す言葉は流氷の様で、ナイフを首元に突き付けられているとさえ感じる。
けれども……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
こういうダウナーなツンデレが好きなんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 21:28:05
1094文字
会話率:57%
彼女は何時も明るくて、元気が良かった。
今日もそんな風に振舞っていた。
けれども何処か無理している気がしなくもない。
だからつい、問い掛けてしまう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項
2
恋愛です。R15ではありませんが、間接キスすれすれ描写はあります。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 18:57:58
961文字
会話率:45%
紫煙と外連味と一抹の寂寥感漂うレトロフューチャー風味スペースオペラ百合
かつて栄華を誇ったが国力の衰退著しいある国の国策企業による、安全性を黙殺した『圧縮恒星炉』開発が失敗した結果、その国民と国土の大半を吹き飛ばす事故を起こしただけでな
く、その残骸の膨大な熱量によって超々地球温暖化を招き、陸地の7割を海に沈めてしまう、という大惨事を起こしたことによって、人類は否応なく宇宙進出を果たさざるを得なくなり、衛星軌道上には大小様々なスペースコロニーがいくつも点在している新たな時代を迎えていた未来の太陽系。
系内の各地に潜む賞金首の犯罪者を追って宙を飛び回る賞金稼ぎを生業とする、通称『ロウニン』と呼ばれる人々の一員で、ぶっきらぼうな一匹狼の女性・ザクロは、根城にしている人口の約半数を同業者が占めるスペースコロニーの格納庫にて、どこからか逃亡して忍び込んだとおぼしき、常にオドオドしている様子を見せる若い女性・ヨルと遭遇する。
どこか不思議と惹かれる雰囲気を纏う彼女と関わる内に、ザクロはヨルの抱える事情に首を突っ込む事になり――。
※未成年者喫煙は法律で禁止されています。たばこは二十歳になってから。正しいマナーと節度を持って吸いましょう。
※この小説はフィクションであり、実際の出来事や個人名、団体名とは異なります。また、作中の描写には差別や受動喫煙等を肯定する意図はありません。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:00:00
320114文字
会話率:67%