もう、自分が何歳なのかも覚えていない大魔法使いアンのお話です。
のんびり更新。
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最終更新:2025-03-17 20:30:00
60347文字
会話率:37%
『彼女』は恋をした。
VRMMORPG【クライシス・ブレイク・オンライン】、通称CBOのエンドコンテンツにおける、最強のボスとして作られて既に半年。
実装当初はクリア不可の敵として恨まれ、最近になってようやく攻略法が確立されてからは、
ドロップアイテムと言う欲望の的へと成り果てた。
『彼女』にとって不幸だったのは、高度過ぎるAIが何を間違ったのか、感情を持たせてしまったこと。
毎日数え切れないプレイヤーの相手をさせられるのは、苦痛以外の何ものでもない。
そんな『彼女』にも、唯一の楽しみがある。
それは、とある少年との死闘。
攻略法が確立されたと言っても、それはバフやデバフを駆使して、フルレイドで挑む前提での話。
少数でのクリアは、未だに無理だと言われていた。
しかし、その少年だけは別。
『彼女』の元を訪れては、たった1人で挑み、真っ向から勝利する。
いつしか『彼女』は少年に惹かれ、遂に行動(暴走?)に出るのだった。
「ダミーのAIは用意しましたし、外見は……問題ありませんね。 あとは彼を探すだけです」
朧気にしか覚えていない少年を求めて、プレイヤーに扮する『彼女』。
こうして戦闘AIは閉じ込められた空間から脱出し、自身の恋路を歩み始めた。
しかし時を同じくして、異常事態が勃発する。
『諸君には最長で1年間、VRMMORPG生存戦争に参加してもらう』
謎の団体GENESISによって、あらゆるVRMMORPGの世界が繋がった。
混乱に陥るプレイヤーたちをよそにGENESISは計画を進め、各ゲームが様々な形で競い始める。
大半は4大タイトルと呼ばれる人気ゲームによって淘汰され、強制的にサービス終了に追い込まれていた。
そして遂に、その矛先がCBOに向けられる。
圧倒的に数で劣るCBOに勝ち目はないと思われていたが――少年と仲間たちが、その力を見せ付ける。
これは、感情の芽生えた戦闘AIと、孤独な戦闘狂の少年が紡ぐ、恋と生き残りの物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 18:11:07
7168文字
会話率:13%
アイドルゲームのソシャゲに転生した前世を覚えていない『俺』。姫城誠という美少年に生まれ変わった語り手が、学生アイドルとして同じ学生アイドル達を時に励まし、時に蹴散らし、時にツッコミを入れるハイファンタジー。
最終更新:2025-03-17 18:00:00
95480文字
会話率:20%
あの夢を見たのは、これで9回目だった。普通、同じような夢を見ても細部までは覚えていないことが多いと思うけれど、私の場合は違った。どの夢も、はっきりと覚えている……
「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」という書き出しで書いています。
カクヨムに投稿しています→https://kakuyomu.jp/works/16818622171209621156折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 16:07:00
900文字
会話率:0%
婚約者となった王太子が愛したのは妖精のように可憐で愛らしい妹だった。
何時死んだのか覚えていないが、何故か王太子と婚約した日に前回の記憶を取り戻したファウスティーナは、今回こそは失敗しない為に我慢を止めた。
今回、王太子は諦めて妹に譲り、
自分は好きなことをする。
婚約破棄の為の行動が全部空回ったり、前回と違う事が起きたりと……中々一筋縄ではいかない様子です。
※よくある?お話です。
※以前削除しました話とは内容が若干違います
※作者が数話コピーを失敗したので初めから書き直しています
【アリアンローズ様より書籍化します。3月12日発売です】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 11:21:45
1345799文字
会話率:51%
婚約者となった王子が愛したのは妖精のように可憐で愛らしい妹だった。
何時死んだのか覚えていないが、何故か王子と婚約した日に前回の記憶を取り戻したファウスティーナは、今回こそは失敗しない為に我慢を止めた。
今回は王子は諦めて妹に譲りました。
※よくある?お話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 18:56:39
12433文字
会話率:53%
5才の頃、母親が他界すると同時に領地に押し込められてしまった、アメーリア・フロレイン
領地の廃墟と化している別邸で、幼いながらも必死に生き抜き、見守ってくれる家族の様な人や、色々と面倒を見てくれる人が出来た彼女も、いよいよ王都の学園に通うよ
うになる。
そこで義妹と、顔も知らない婚約者と交流しろと実父から連絡が来るものの、アメーリアは知らん顔。だって、父親の顔も覚えていないほど他人となっていたのだから。
「私にはイーサン様が居るから、義妹も婚約者も要らないわ」
アメーリアの想い人であり、何かと面倒を見てくれるイーサン・ローレル。そんな彼には何やら秘密があるようだ。
しかも、母親の死も何か裏があるようで?
尽くしたいヒーローに囲われながらも、彼と対等な立場を得るために、また実家との悪縁を切るために奮闘する少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 22:44:31
8688文字
会話率:42%
ひょんな偶然から出会った1人の少女、フブキ。しかし彼女は、この世界の住人ではない。
「個体名......〈フブキ〉。それ以外のことは......何も覚えていない.........」
20年前、異なる同士を繋げ、世界の在り方を一瞬に
して変えてしまった〈大災厄〉。“大罪人”が引き起こしたこの事件によって繋がった、〈異世界よりの来訪者〉。それこそが彼女の正体だ。
彼女のような〈異世界よりの来訪者〉と絆を結び契約する、その力を以てして世界を守護する者たち———召繋師(リンカー) と呼ばれる者たちを育てる養成機関である〈星麗学園〉にて。
俺、宇野(うの) 奏(かなで)と異世界少女•フブキの奇妙な共同生活が始まろうとしていた。
———いたのだが、
「君、私とともに、世界を救ってみないかい?」
どうしてこうなったのか..........
学園の様々な思惑が、陰謀が、
俺たちを巻き込み、駆け巡る。
———そして俺は知ることになる。
彼女の存在と、その意味。
そこには俺と同じように、とてつもない秘密があったことを。
......この出会いが、単なる偶然ではなかったということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 12:00:00
107419文字
会話率:24%
遥か昔、世界の終わりを招いた五つの大陸にまたがる壮絶な戦い、「終焉戦争」が勃発した。この戦争は、ある大陸の王の禁忌によって引き起こされ、神々の怒りを招いた結果、世界の均衡が崩れ、終焉の時を迎えた。その戦争の中で、五人の強者「終焉の五刃」とし
て知られるコウ、センセイ、千代、ケイ、悟は数々の戦いを繰り広げ、皆悲惨な運命を迎えた。その戦いの最中、最強の剣士と謳われた夏葉瀬コウは、謎の神による呪いを受け、力と記憶を失ったまま現代へと飛ばされる。
目を覚ましたコウは、自らの過去をほとんど覚えていないまま、柳田学園高等部の一年生として新たな生活を送っていた。そこで彼は、かつての戦友・千代を思わせる少女、千織。無骨ながらも頼れるケイの面影を持つ青年、ケン。しかし、似てはいるが他人の空似…2人ともコウのことは知らなかった。そして、学校生活を送る中で何よりも深い絆で結ばれていた「センセイ」と再会する。センセイは今や学園の理科教師であり、コウとの過去を覚えていなかった。
静かに過ぎていく日常の中で、コウの中に眠る戦士としての本能が目覚め始める。同時に、かつての敵が現代にも影を落とし、彼を狙い始める。追手の正体は、終焉戦争で倒したはずの者たち。その中には、再び世界の破滅をもくろむ存在が潜んでいた。
「何者にも縛られず、ただ生を味わい尽くす者」
かつてそう語ったコウは、失われた力を取り戻し、記憶の断片を手繰りながら戦いに身を投じる。果たして彼は、現代で何を選び、どのような運命を切り拓くのか。そして、センセイは何を思い、どんな役割を果たすのか。
過去と現在が交錯する中、再び世界を揺るがす戦いの幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 15:12:21
5659文字
会話率:33%
三河郁人(ミカワイクト)はどうして異世界へ来たのかの経緯を覚えていない。
いつのまにか異世界へ来ていたのだ。
来る前よりかなり弱くなってしまった体と付き合いつつ、ある夢にうなされる中、1年が過ぎた。
親と呼べる存在や親友ができ、異世界で
の生活に慣れてきた頃、郁人の前に青年が現れた。
―その青年は郁人が描いた創作キャラであった。
「迎えに来たよ……!!パパ……!!」
※男同士の濃い友愛などの表現がございます。
作者がBLと思って書いてないからBLではない
と言い張る必要がある程度には匂わせる表現も
あります。
その為、タグにBLと書いております。
苦手な方はお控えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:03:39
1262521文字
会話率:27%
この地下牢で過ごした時間は数え切れない。
あの小さな穴から差し込むわずかな陽の光によって、日々が過ぎていくのを。
穴だ。
ここは地獄よりもひどい、暗い場所だ。どこを見ても、さまざまな人の血でつながれた鎖がある。
拷問され、殺されたさまざまな
人々の血でつながれた鎖がいたるところにある。
この場所には出入り口が1つしかない。巨大な鍵のかかった金属製のドアだ。
私がきれいに見えるのは床だけだ。
誰かが死ぬと、彼らは遺体を持ち去り燃やす。これが帝国全体なのか、この人なのかはわからない。
これが帝国全体なのか、この人が間違っているのかはわからない。
幸運なことに、少なくとも私がここにいたこの4年間で生き残ったのは私だけだった。
少なくとも10回は骨折した。
少なくとも10回は骨折したが、かなり早く治った。
一番不思議なのは、自分の名前も年齢も覚えていないことだ。
奴隷になる前に何をしていたかも覚えていない。
私の記憶は、私から取り残されたのだろう。
私は精神的に強いふりをする人間だが、すぐに壊れてしまった。
ここから抜け出して、自分の人生を自由に生き、家族を持つことを夢見てきた。
家族を持つことが一番大切なことだと思う。
少なくとも1日に2回は、このクソ貴族がやってくる。帝国の政府で大きな地位にある金持ちだ。
帝国の政府、この人物は毎日私を苦しめ、続けることを後悔させる。
生きていることを後悔させられる。彼を殺してここから逃げ出すチャンスさえあれば、それはとても素晴らしいことだ。
私の体には大小合わせて50以上の傷跡がある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 07:29:14
10889文字
会話率:0%
種族:幽霊 職業:魔法少女
そういう物語です。
現代っぽい時代背景、日本っぽい舞台設定。
ニチアサっぽい展開、に、なる気はしないなぁ。
いつも通りに行き当たりばったりで、三行前のことは覚えていない、二行後のことは分からない、そういうのりで進
みます。
R15は保険です。1日1,000文字、100話完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 16:00:00
95403文字
会話率:1%
百話完結シリーズの第2作目。
怪物あり魔法あり剣戟と銃撃ありのファンタジックな冒険小説、の皮を被ったコメディ?
”二行前は覚えていない、一行先はわからない”のテイスト。
行き当たりばったりで進む物語です。
一応以前書いた物語を下敷きにしたり
もしていますが、あまり気にしなくて良いです。
一日一話、百日百話で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 16:00:00
107352文字
会話率:32%
玉衣 祐悟(たまい ゆうご)は気づくと赤子になっていた。
前世の記憶はあるものの、どういう最期を遂げたのかまでは覚えていない。
そして、その転生は神様の御業ではなく、とあるマッドな研究者が行った実験の結果だった。
幼い体に宿った魂は、魔法
科学が発展した世界の中で、宇宙を旅する事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 13:00:00
444614文字
会話率:33%
速記がうまく書けたときは、書き終わって反訳をしているとき、ついさっき書いたはずの問題文の内容を全く覚えていないものである。それが多分観心の境地。
最終更新:2025-03-09 00:00:00
278文字
会話率:0%
ルーボンヌ神国に生まれながら、誰から教えられるでもなく自然魔法を使えてしまうマルティーナ。
異端扱いされていた彼女は、魔法大国であるアルダルイド王国へ留学することに。
しかし、意気込むマルティーナは冷や水を浴びせられる。
「なぜ、ここに
いる?」
なぜって、入学が認められたからですよ!
最悪な初対面だと思っていた。
マルティーナはまだ知らない。
自分が覚えていないだけだと──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 17:21:23
81557文字
会話率:35%
“王道”外れた異世界転生物語。
異世界転生者として、チートがあるわけでもない。ありきたりな、魔法も魔術も魔物もいない。これまたありきたりな公爵令嬢でも悪役令嬢でもない。ヒロインでもモブでもない。
ついでに言うが、これまた、あまりにあ
りきたりな設定の喪女でもない。
それなのに、なぜ私が異世界転生者……?!
もうこの世界で生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
(本編概要)セシル・ヘルバートはノーウッド王国ヘルバート伯爵家の長女である。長く――無駄で――それでも必要だった7年をやーっと経て、嫌悪している侯爵家嫡男、ジョーランからの婚約破棄宣言で、待ちに待った婚約解消を勝ちとった。
17歳の最後の年である。
だが、セシルは、その婚約解消の事件となる一大事を――もう、全て、知っていたのだった。
予想していたのではなく、ずっと―――記憶に残る、その事実を知っていたのだ。
なぜなら、セシルは10歳の時、全く理由もなく、現代にいた現世の自分の記憶を突然思い出し――そして、自分が、おぼろげにしか覚えていない以前に読んだ異世界ファンタジーの小説に出てくる――異世界に転生してしまっていた事実を自覚してしまったのだから。
“異世界転生者”の“王道”外れて、さっぱり理由が当てはまらない謎の状況。
なのに、なぜ、現世の私が異世界転生?!
なにがどう転んで異世界転生者になってしまったのかは知らないが、それでも、セシル・ヘルバートとして生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
それを指針に、セシルの異世界生活が始まる。第2の人生など――なぜ……?! としかいいようのない現状で、それでも、セシルの生きざまを懸けた人生の始まりである。
伯爵家領主に、政治に、戦に、隣国王国覇権争いに、そして、予想もしていなかった第2の人生に、怒涛のようなセシルの生がここに始まっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 12:00:00
1369590文字
会話率:41%
ゲーム大好き高校生、矢野聡士は突如として乙女ゲー世界の主人公になってしまう。
ゲームの内容は覚えていないし、肝心のゲームは18禁だしで、問題ばかりの聡士。
ツンツンしたライバルや、見てくれは優しい攻略対象と付き合いつつ、聡士は奮闘
する。元の世界へ戻るために!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 01:08:00
14554文字
会話率:47%
十数年前、現代社会に異能力を持つ人間が現れ始めた。いったい何が起きたのか、当時の人類たちはわけもわからず異能力を持つ者たちを迫害した。当然、異能力を持つ者、異能力者たちは暴走を始めた。
自身を守る為、自分を迫害する人たちへの復讐の為、力を
制御できない者も居た。そんな異能力者たちを管理、監視をするためにとある機関が出来上がった。
その名は機関異能力保全取締機関(いのうりょくほぜんとりしまりきかん)
ability keep control、通称AKCだ。AKCは異能力者の子供を学園に隔離し、大人へは異能力者専用の仕事場を作った。
それから月日は経ち、異能力が日常と化した世界でとある少女が学園に転校してきた。その少女は主人公の谷口(たにぐち)蓮也(れんや)の幼馴染だった。けれど、どうやら主人公のことは覚えていない様子で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 00:52:10
25025文字
会話率:62%
幼い頃に一緒に遊んだ女の子。
その子が学校に転校してきた。
けれど、その女の子は主人公のことを覚えていない様子。
戸惑う主人公だったが受け止めようと試行錯誤する。
そんな主人公の思いを伝える異能力ファンタジー。
(この作品はpixiv、
小説家になろうにも投稿しています。)
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-23 12:22:07
48594文字
会話率:53%
2020年8月。千家春彦はある事がきっかけで、10年前の2010年8月にタイムリープする。
そこで自殺したはずの同級生、南小夜子から連絡が入り、それは春彦の人生を狂わせていく事になる……。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
無邪気に笑う真弓
を見て、なぜか懐かしさを感じる。僕の元いた世界は2020年。今から10年後だ。でももうほとんど覚えていない。今いるこの世界に元から産まれ育った感覚さえある。
車椅子を握る手に力が入る。この世界でも真弓と2人で歩んで行きたい……。
「あっ!いたいた!おぉい!真弓!春彦!」
「美緒!遅い!どこまでトイレ行ってたの!もう!」
「ごめんごめん!あまりに混んでたから道路向かいのコンビニまで行ってた!」
「美緒があまりに遅いから、一足先に私達はめでたく結婚しましたぁ!」
真弓が薬指にはめた玩具の指輪を美緒に自慢する。
「え!?ちょっと!何その指輪!!春彦!もうプロポーズしたの!早くない?」
「してないしてない。それはくじ引きの景品だ」
「あぁ、そうなんだ。はいはい良かったでちゅねぇ、真弓ちゃん。よちよち」
「春彦君!何でバラすの!もう!」
「えぇぇぇ……」
「ぷっ!あははは!」
こんなに笑う真弓を見るのはいつぶりだろう。胸の奥で熱くなるものがある。
…
……
………
「手を!!手を伸ばせ!!もう少し!」
「もう駄目……私の事はもういいから……春彦君だけでも……お願い――」
「うるさい!!もう少し――!!」
「うぅ……!!」
彼女はもう助からない……苦しそうな彼女の顔を見て、そんな現実が脳をかすめた。それでも僕は必死で手を伸ばしている。それは罪滅ぼしなのか、自己満足なのか……?
しかし誰よりもそれを悟った彼女の表情が、ふと笑顔に変わる。
「ま……真弓?」
――そして彼女は最後に……笑ってこう言った。
「ありがとう……」と。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
※この物語は災害について記載しています。
執筆2023.11.17〜12.25
公開2023.12.31
改訂2024.12.10〜2025.1.7折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 21:44:20
102156文字
会話率:68%
病気のユキは外へ出る事が出来ない。部屋に訪ねてくるのは先生だけ。先生の持って来る本とベッドの上のぬいぐるみに囲まれて過ごしていた。
ユキは自分の事を殆ど何も覚えていない。覚えているのは夢で見る太陽と月の話のみだった。
ある事がきっかけ
で、どこか別の場所にいた時の夢を見るようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 19:40:18
92774文字
会話率:32%
目を覚ますと見知らぬ部屋、どうしてここに居るのかを思い出そうとしても何も覚えていない。
記憶がなくかろうじて覚えてるのは自分の名前 神代 結(かみしろ ゆい)それだけだった。
部屋にある箱には1丁の銃、その状況に戦慄を覚えつつもここから抜け
出すため部屋から出る。
その先に待っていたのは狂気に満ちた人間、異形の怪物。
記憶を取り戻し、生きて施設から出るため彼女は理不尽に抗う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 05:11:24
470014文字
会話率:35%