路上で聖女のバイトをしていた男爵令嬢は上位貴族の令嬢にインチキを疑われ、学園の食堂で「錬金術ショー」(嘘)を披露するハメに。まさかの王子殿下まで見学に来てしまい、男爵令嬢は断罪の窮地に陥るが……。王子殿下は予想外の行動に出るのだった。
最終更新:2025-04-18 20:09:36
8309文字
会話率:38%
2XXX年、人間によってバナナ人間が生み出された。人間より高い知能を持つとされるバナナ人間は、人間の99.9%を絶滅させ、地球での新しい高等生物として君臨していた。
バナネ学生(高校生)の主人公は社会見学で訪れた工場内で、仲間とはぐれてし
まう。そして見つけたEXITの文字、その扉を開けると、そこにはすでに生きていないはずの人間たちが暮らしていた!
バナナ人間として普通の生活を送っていた主人公と、焼肉串を常備する変人JKが互いの世界のすべてを知るSFコメディ(?)シリアス(?)ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 08:27:32
6795文字
会話率:39%
現代日本。呪霊と呼ばれる異形の存在が社会に暗い影を落とす中、人類はそれに対抗するための特別な教育機関――呪術学園を各地に設置していた。
その中でも最古にして最強の戦力を育てるとされる名門校――神城学園(かみしろがくえん)。
そこに、黒髪の
少女がひとり、静かに入学を果たす。
名は黒瀬 澪(くろせ みお)。
名家の令嬢でありながら、他人には一切の興味を持たず、感情を表に出すこともない。だがその正体は、かつて“鬼”として恐れられ、あらゆる強者を喰らい尽くし、退屈の果てに自ら命を絶った伝説の存在――酒呑童子の転生体だった。
入学早々に行われた戦闘適性試験では、他の新入生たちが恐れおののく中、澪は圧倒的な“怪力”と“剣術”をもって呪霊を瞬殺。その後のスパーリング戦でも、挑んできた全生徒を軽くあしらい、見学していた教員たちを戦慄させる。
圧倒的な力を前に、彼女はただ退屈そうに言い放つ。
――「この学園、強い奴はどこ?」
強者との戦いだけを求める少女が、学園という檻に舞い降りた。
その瞳の奥に、再び燃える“戦鬼”の炎。
伝説は、今再び、幕を開ける――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:55:30
215450文字
会話率:30%
現代の魔法使いの名門の子である長瀬ツカサは生まれつき魔力が高かったが、肉体を強化する魔法しか使えなかった。
そんなツカサは魔法使いになることを諦め、普通の一般人として生きようと思っていた。
しかし、あまり賢くなかったツカサは普通高校
の受験の際にランクを落とし、最初から滑り止めを受けたのだが、油断して遊び惚けてしまったため、受験に失敗し、ニートになってしまった。
そんなツカサが気まずい思いをしながら新しい4月を過ごしていると、ふとしたことから放っておけば命を奪ってしまう呪いの腕輪を装着してしまう。
その呪いは非常に強力であり、解呪を得意とする母親ですら解くことができなかった。
腕輪をどうにかするには腕を切るか、自身の高い魔力で解呪するかの2択だったため、ツカサは異世界にある現代の魔法学園に通い、呪いを解呪する魔法を学ぶことになった。
呪いの腕輪のせいで腕がピンチになったものの、晴れてニートを卒業し、魔法学園に入学することになったツカサは異世界の学園に見学に行くと、同級生女子のシャルリーヌに学園を案内してもらうことになる。
その際にシャルリーヌが母方の家であるラ・フォルジュと犬猿の仲である名門イヴェールの次期当主であることを知ったのだが、そういうことにまったく興味がないツカサはシャルリーヌと交流を深め、勉強を教えてもらうまでの仲になった。
しかし、ツカサの双子の妹であり、ラ・フォルジュの天才魔法使いであるトウコとシャルリーヌがぶつかってしまい、ツカサはラ・フォルジュとイヴェールの因縁に巻き込まれてしまうことになる。
犬猿の両家の因縁……
可愛い妹と美人の友人……
どうするべきか……
ツカサは悩むことなく即決した。
「美人だ!」
魔力と武術しか取り柄のないツカサの自由気ままな学園生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 12:00:00
429328文字
会話率:57%
【プロローグ】盗賊に囚われた美しい女性は、かつて恋したゲームキャラの王女ミリリアだった。ゲーマー春山 悠斗が転生したのは『ディバイン・セイバー』というエロゲー世界。それも、二人いる主人公のどちらかではなく『誰よりも早く死ぬ奴』としてネタ扱い
されている盗賊A。ゲーム開始時点で誰よりも先に死んでいる盗賊Aだけど、ミリリアに降りかかる不幸を払うべく、ゲーム開始前の段階でストーリーをぶち壊すために奔走……もとり、ミリリアと共に必死に隠れる。
【第一章】ミリリア姫、その後に奴隷少女を救出した後は、魔王退治に旅立つ勇者と友好を結び、その仲間集めに奔走する。ゲーム進行に従い、メイデンである魔法使いと僧侶の二人を勇者の仲間にしようと画策するが、勇者の華麗なる逆襲と本人のうっかりもあり、ぎゃふんしたり牢屋に入ったりして、なぜか拠点を手に入れる。
【第二章以降】引き続きメイデン達を救けるため、家でぐーたらしたり、連日旅芸人の舞台見学デートしたり、僧侶を混乱させた隙に娼館に駆け込んだりと忙しい日々を送る。その合間で、ゲーム攻略時の『弱くてニューゲーム最適攻略チャート』に従い、大精霊に会ったり錬金術師に協力を取り付けたりしながら、武闘大会への参加を目指す──
この作品は、短編小説『ディバイン・ブレイド ~ゲーム開始時点で既に死んでいる盗賊Aだけど、お姫様だけは不幸にさせない~』(https://ncode.syosetu.com/n5641ht/)の連載版となります。1~3話が短編と同じ内容、4話(第一章)からが新しい物語となります。
気楽に笑えて、たまーにちょいギャグえろくらいの温度感でやっていきますので、どうぞよろしくお願いします☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:20:00
467992文字
会話率:26%
これは、あり得たかもしれない未来。あるいは、いつか訪れるかもしれない現実。
死刑は廃止され、代わりに犯罪者は「資源」として再利用されることになった。
そうして社会は、静かに、効率的に回り続けている――。
これは、そんな世界で行われた、ひと
つの「見学」の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 16:33:30
980文字
会話率:0%
比較宗教学を専攻する米国人大学院生マイケル・ジョンソンは、静岡市の浅間神社で行われる廿日会祭を見学中、意外な光景に出会う。黒い袈裟を着た若い修行僧たちが神社の境内で屋台のケバブを楽しんでいたのだ。地元の老人・田中との対話を通じ、マイケルは日
本独特の宗教観に触れていく。神仏習合の伝統、そして明治時代の廃仏毀釈という断絶を経てもなお、日本人の中で神道と仏教が共存する不思議。臨済寺の住職との会話は、この宗教的共存がDNAのように日本人に受け継がれていることを示唆する。マイケルは、日本の成り立ちと大陸からの多様な文化の流入が、異なる宗教の共存を可能にし、西洋には理解しがたい「しなやか」な宗教観を育んだのだと悟る。政治による分断の試みを乗り越え、調和を求める日本人の精神は、海外から見れば異質だが、日本の歴史と文化の本質を映し出している。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-06 06:23:46
3484文字
会話率:58%
物語は2025年の万博が計画性の欠如や資金不足により歴史的失敗として記録されるところから始まります。主人公の篠原恵理子は当時子供として失敗した万博を見学し、50年後には首相として2075年の新たな国際博覧会の開催を決断します。
折しも宇宙か
らはプロキシマ・ケンタウリ星系から来た「アルタリアン」と呼ばれる地球外知的生命体が訪問。彼らは平和的な交流を望み、万博への参加を希望します。両文明の交流により、「光合成エンハンサー」などの革新的技術が地球にもたらされ、環境問題の解決に貢献します。
かつての失敗の反省から、2075年の万博は「過去の失敗は未来の成功の種」という理念のもと、「One Sky, One Future」をスローガンに開催されます。日本は2025年の失敗を隠さず展示し、その教訓を活かした国際協力と透明性のある運営で、史上最大の成功を収めます。
物語は、人類とアルタリアンの友好的な交流を通じて、失敗から学び前進する勇気の大切さを伝えています。恵理子の幼少期の挫折体験から首相としての成功までの50年間の変化が、日本と世界の未来への希望を象徴しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-27 23:28:16
7689文字
会話率:50%
このエッセイは、筆者が雨の日に思い出す京都旅行の記憶を綴ったものです。十一月の雨の京都で、紅葉の最盛期に訪れた筆者の体験が描かれています。
筆者は京都駅に降り立った瞬間から、その特別な空気感に包まれます。最初に訪れた南禅寺では、雨に濡れた紅
葉や苔むした石垣、煉瓦造りの水路閣の風情に心を奪われます。続いて永観堂へ向かい、「もみじの永観堂」の名にふさわしい鮮やかな紅葉の景色に感動します。
その日の最後の目的地は東寺でした。筆者は特別拝観で五重塔や立体曼荼羅(二十一体の仏像)を見学し、幻想的な風景と荘厳な仏像たちに深い印象を受けます。
エッセイの中で筆者は、雨が持つ不思議な力について考察しています。雨は日常の景色を一変させ、過去の記憶を呼び覚ます力を持つと述べています。特に京都の雨は、単なる天候ではなく、千年の歴史と文化を感じるための特別な演出のように感じられたといいます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-04 16:48:00
2660文字
会話率:12%
放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。
呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者と呼ばれるはずだが、主人公ともう1人の少女にはギフトがなかった。なぜか周りの人の
目も冷たく、兵士によって2人は追い出されてしまう。
2人で王都を出て旅をする。行きがけの駄賃は兵士より奪ったスキルとステータス。
この作品は異世界に召喚された主人公が、仲間(概ね配下)を集めながら、観光したり戦闘したりする物語です。
第1章:王国からの脱出。
第2章:冒険者として活動。
第3章:迷宮探索。
第4章:魔物と戯れる。
第5章:ドーラの里帰り
第6章:和風の国を観光(戦争は導入だけ)
第7章:エルディアと戦争?
第8章:地元でゆっくり
第9章:首脳会議の見学
第10章:獣人の国にご招待
第11章:冒険者ギルドとか
第12章:真紅帝国に絶対行く
第13章:水の都で人探し
第14章:←いまここ
毎週日曜午前0時に更新予定です。余力がある場合は週の途中で短編を投稿いたします。
ちょっと予定が変わって、0の付く日の0時に更新中(月3回)です。1回飛ばすことも増えてます。申し訳ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 12:00:00
3192981文字
会話率:39%
東京山の手にある城西学院の中等部。
社会科見学のバス旅行中の中学生一団が戦国時代にタイムスリップしてしまう。
飛ばされた先は武田晴信(信玄)が父信虎を駿河へ追放したばかりの1540年代の甲斐の国。
ファーストコンタクトは諸国放浪中の
山本勘助。
はたして彼らは激動の戦国時代を生き延び、再び元の時代に戻る事ができるのか?!
刮目して見てよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 09:00:00
573991文字
会話率:27%
女子高生の鈴木永恋は地球を見学に来ていた別世界の神(ネコ)に巻き込まれて、別世界に転移してしまう。しかし、元の世界に戻るには自身の魂の格を上げる必要があるらしい。それには善行が一番という事で、元の世界で祖父から習っていた古武道や魔法を使い
さまざまな人助けをして、元の世界に戻るために奮闘する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:27:57
32610文字
会話率:59%
影月煌夜(カゲヅキコウヤ)45歳会社員。
仕事中、上司の付き添いで工場見学をしていた時、天井クレーンに吊るされた鉄製のロール板が降って来て潰され死亡。そして気付けば液体が満たされたガラス容器の中。意識はあるが細胞1つしかない、何やら声が聴こ
え、身体が作られた。目覚めればそこはメカメカしい近未来空間。そんな世界でコウヤは謎の集団に拉致される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:04:14
12543文字
会話率:42%
公爵令嬢のフェリシアは騎士が大好き。従兄の王太子であるマリウスのところへ押しかけては騎士の演習を見学していた。
そんなフェリシアは、誰もが振り返るほどの美貌の持ち主。日常生活では、危険が及ぶほど過剰な追っかけに悩まされていた。
安全を確
保するためフェリシアに結婚してもらいたいと考えていた父の公爵は、フェリシアに結婚相手を紹介するものの、身分を気にして騎士を紹介しようとしない。悩んだマリウスは、騎士の腕試し大会の優勝者を結婚相手にしてはどうかと提案する。
騎士の腕試し大会当日。フェリシアがたくさんの騎士を見て興奮しているとは露知らず、騎士たちはフェリシアの美しさに魅了されていた。その中の1人に、新人騎士のアランの姿があった。
•*¨*•.¸¸♡
ハッピーエンドなラブコメとなっております。
楽しんでいただけるとうれしいです。
※この作品は「Berry'sCafe」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:00:00
29410文字
会話率:66%
中学校に入学した椛がバスケ部に見学に行きバスケ部の界先輩と出会う。それから仲良くなり、二人でいる時間が増える。そんな中、椛に寿命宣言される。それを知っった界。2人の切なく甘酸っぱいラブストーリー!
最終更新:2025-03-11 22:53:28
749文字
会話率:39%
幼い頃に両親を亡くした主人(?)公ラクは持ち前の明るさと人柄で人関係に恵まれていた。
ある日牧場見学を友人たちと行った際に、ラクは誤って馬の後ろに行ってしまったせいで馬に蹴られて死んでしまった!
実は神の手違いで死んだラクが異世界で『馬』に
転生する・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 18:35:28
2209文字
会話率:57%
海軍兵学校45期生である小畠歓一海軍大尉の遺品の内、特に陸海軍に関係するものの複写物をここに掲載する。全十四点。
1、甲種飛行豫科練習生用 国史教科書 海軍練習連合航空総隊
2、小畠嘱託 霞ヶ浦神社合祀者名簿(追加用) 霞ヶ浦海軍航空隊(
表紙写真のみ)
3、昭和九、昭和一四 陸軍幼年学校 教授要綱
4、昭和十九年八月 甲飛徴募試験に対する所見 普通学教官室
5,昭和十九年五月廿八日 隊務日誌(三) 普通学部長
6,昭和十九年八月廿三日 隊務日誌(四) 普通学部長
7、昭和十九年八月 名古屋、姫路、鈴鹿海軍航空隊見学報告 普通学部
8、昭和十六年四月十日 後楽会会則 土浦海軍航空隊
9、甲種飛行隊科練習生短縮教程(一〇時間) 作文教授細目案
10、甲種飛行予科練習生作文教授参考 第十九聨合航空隊司令部
11、明治二十一年七月二十日内務省許可 武道初心心得 上、中、下、合本(表紙写真のみ)
12、日下部先生講 大正十五年十二月三日 日本文学書解説 小畠
13、昭和十一年五月改訂 三浦半島史跡概要 横須賀海軍航空隊予科練練習部
14、英国大艦隊 完(表紙のみ)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-28 18:16:44
3722文字
会話率:0%
ある事件をきっかけに、前世を思い出してしまった、
アーティ伯爵令嬢ジュリ。
24歳まで生きた、情報量を一気に思い出したことにより
性格がガラリと変わってしまう。
そんな時に、チェスター国、第一皇子に出会う。
のちに、ジュリの前世は日本人
で、この世界は
昔プレイした事がある乙女ゲームだと気づいたが
自分はヒロインでもなく当て馬でもなく
外野のモブキャラだと言う事で
覚えてない乙女ゲームを外野から見学!と思ったけど
なぜか王子様が異常に私に執着してくる?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 17:45:31
24040文字
会話率:48%
町娘のヒオウは友達である男爵令嬢のリュエーヌと、騎士団の訓練を見学しに来ていた。
赤髪の騎士バートンと、黒髪の騎士ゼアンの模擬練習を見守る。そこでリュエーヌは憧れのバートンに認知されて……?
またヒオウはゼアンと偶然の出会いをし、互いに少し
親しくなる。
だがそんな時、国に『非道の前王の血筋を絶やせ』との触れが出る。
前王の血は200年前に絶やされたはずだが、その報せがもたらすものの意味とは?
そして、町娘と男爵令嬢、騎士2人の関係性の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 08:10:00
25507文字
会話率:46%
大神界に精選されたばかりのミスラは、皆から恐れられる冥神界の王クロノスに見初められ、神界の王ジルコンがクロノスの要望に逆らえず、結婚相手を決められてしまった。
密かに想う人がいたミスラは、答えに窮している間に神界から失踪してしまう。
俗界
(人間界)にミスラがいるという情報を掴んだ各界、(神界、天界、魔界、冥神界)の皆がミスラを探すために動き始めた。
俗界では、天界から命を受けた霊能力を持つ神殿の神官が、ミスラを探す任を天使から言いつかり、特別部隊が組まれる事になった。
その騒動に巻き込まれ、神官のハルやカイレンにぶつかったことにより記憶を失ってしまったミコトが神殿で看病される事になる。
特別部隊を指揮する神殿の武官の長であるスピネルと班長で剣の師匠を兼ねた最強の剣士であるエニシが一緒に旅をする戦士2名を求めるために選抜試験を開催する事になった。
ミコトの反射神経や運動神経が良いことに目をつけたカイレンがことあるごとにミコトの実力を測ろうとちょっかいをかける。
その度に、上官のハルにカイレンは叱られていた。
中性的でありながら、美しく凛としたミコトをハルはことのほか気に入っていたからだ。
だから、ハルは記憶もない状態で選抜試験を受けないでほしいとミコトに頼み込んでいた。
試験当日。
ミコトはハルとの約束通り参加申し込みはせず見学を決め込んだ。
腕に憶えのある神官のカイレンが参加表明し、他にも神殿の武官や一般強者までもが名乗りをあげた。
試合展開を見守っていたミコトは、勝ち残ったカイレンから喧嘩を売られ、無理やり舞台に上げられてしまう。勝ちが決定したカイレンと対戦する事は駄目だとの判断で、最強の剣士で隊長のエニシと対戦する事になった。
記憶喪失でも体が動いたミコトは、見た目で舐めたエニシの隙をついて、勝利を納め、ミスラを探す特別部隊の一員となりミスラ探しの旅に出かける事になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 23:27:19
284669文字
会話率:29%
――――あなたの婚活、お手伝いします。
そのありふれた宣伝文句が書かれた求人用紙を片手に、就活数十連敗中の四方路春海(よもじはるみ)は、所属する研究室の教授の勧めでヤタガラス婚活相談所の戸を叩いた。
そこの主は見た目が中学生の少年。
彼の巧みな誘導で、馬鹿正直に企業に受かるまでの滑り止めであることを漏らしてしまう。
「じゃあ、とりあえず現場見学からね。あぁ、面接はとりあえず合格ってことで」
「えっ? は? えぇ!?」
会話もそこそこに合格判定を出した少年に訝しみながらも、見学当日に目にしたのは普通の一般人男性と普通に見える「異世界人」である蛇の亜人とのお見合いであった。
男性は特に驚いている様子もなく、春海がつけた眼鏡でのみ蛇亜人の姿が見えるようだ。
「日本の昔話にもあるだろう? 鶴の恩返しとか浦島太郎とか。動物が化ける妖術の類の一つや二つくらいあっても不思議でも何でもない。昔の人たちを愚かだったって笑う奴がいるけど、現代人が鈍感になっただけだ。良くも悪くもね」
ヤタガラス婚活相談所の本来の姿を見て、今まで就職意欲はあっても何になりたいか目標が浮かばなかった春海の目に光が宿った。
――――私、この職業にめっちゃ興味湧いてきました!
作者が年末年始に寝込んだ時に出て来た妄想(?)をとりあえず書き綴っただけのもの。でも、婚活って割とありな設定だと思うんだよね。
(誰かクオリティ上げて書いてくれ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:50:00
100189文字
会話率:53%
孤児院に来て3年、堕落した生活を送っていたラベルは同い年で同じ時期に孤児院に入ったララに連れられて魔法学校の授業を見学することになる。
そこで出会った雷属性魔法に魅せられてラベルは何としても学校へ入ることを決意する。
最終更新:2025-02-15 11:34:12
31302文字
会話率:26%