★“道具”になりたい薄幸少女とお嬢様とメイド達で送る、ダンジョン経営ライフ!★
「ファイさん! わたくしのエナリアで、働いていただけませんかっ?」
「うん、いいよ、ニナ」
「即答っ!? よ、よろしいのですか? わたくしのエナリアは今も
絶賛、経営難。いわば沈みかけの船……。いえ、泥船なのですがっ!」
「うん、大丈夫」
「迷い無しですわっ!?」
そんな、何とも締まらないやり取りで始まる、異世界人2人によるダンジョンの経営。
ファイとしては、自分を“道具”で居させてくれるのなら誰でも良く、ニナに至っては、
(ファイさん! 顔が……いいえっ! 存在が、天才すぎますわぁ~~~! はい、採用っ!)
ただの思いつきだった。
しかし、そうして始まったそれぞれの“幸せ”を探すその日々は、2人にとってかけがえのない思い出になる――。
●あらすじ
白髪金眼の剣士『ファイ』。幼いころに誘拐されて戦闘の道具として育てられた彼女は、幸せだった。必要としてもらえる。生きていて良いのだと言ってもらえる。それだけで、ファイは心の底から幸せを噛みしめることができた。自身を誘拐した人々でさえ、ファイにとってはかけがえのない“恩人”だった。
しかし、ある時。『エナリア』と呼ばれるダンジョンの中で、彼女はそんな恩人たちと離れ離れになってしまう。
戦闘しか能のない自分は、これからどうなってしまうのか。このままでは、何もできない“人間”に戻ってしまう。そんな彼女の前に現れたのは、エナリアを管理していると名乗る異世界の少女――『ニナ』だった。
彼女は、自身のエナリアを「ウルン人とガルン人の両方が幸せになれる場所にしたい」と夢を語り、その夢にファイを巻き込もうとしてくる。
本来、両者は狩る・狩られるの関係であり、共存など不可能だ。
しかし、ウルンで最強の証である白髪のファイと、能力を持たない最弱種――人族でありながら最難関のエナリアの経営を任されているニナ。そして、2人を支える個性豊かな使用人(メイド)たち。
彼女たちの力が良い感じにまとまりさえすれば、夢物語も現実になる……かもしれなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 10:35:19
60910文字
会話率:37%
「婚約破棄を目指さないか、お嬢さん」
ーー孤独な少女に手を差し伸べたのは、優しい怪盗でしたーー。
王族の権力は地に落ち、力ある貴族が私利私欲の為に圧政を敷くオルティス王国。世間では悪徳貴族から宝を奪う義賊が持て囃されるほどに国民の貴族への
鬱憤は溜まっていた。
九歳のとき庶子としてカスティオン侯爵家に引き取られたリリティアは、公爵家との縁を望む侯爵の政略の駒となった。傲慢で愚鈍な婚約者ジェイコブを補佐するための苛烈な教育に耐えてきたのは、全て母の病気の治療と引き換えに結んだ侯爵との契約のためだった。
家族や婚約者に蔑まれ、使用人にも疎まれて生きてきたリリティア。さらには、外面だけは良い婚約者はお気に入りの男爵令嬢との仲を非難されないよう、リリティアにまるで小説の中の悪役令嬢のような役まで押し付けてきた。侯爵と婚約者の命令に逆らえないため、学園や社交界でも嫌悪の視線に晒される毎日。しかしある日偶然、怪我をした青年を助けた事でリリティアの出口のない暗闇のような生活は変わっていく。青年の正体は、義賊として世間を騒がせている変幻自在の変装の達人、怪盗〝ウルティオ”だった。何故か正体を明かした彼は、恩返しにとリリティアの婚約破棄に協力を申し出てきて…。
***自分を殺して生きてきた少女が、ある目的のために義賊を演じながら裏の世界で生きてきた青年の優しさに触れ、次第に笑顔を取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:20:59
253079文字
会話率:46%
「千世様には、世界を救っていただきたいのです」
胡散臭い天使にそう言われ、半ば強制的に転生することとなった異世界。
勇者?聖女?英雄?いえいえ、そんなのまっぴらごめん。
せっかくもらったこの命、他人のために消費するなんてナンセンス。私
は今度こそ、自分のために生きてやる!
決意新たに異世界生活をスタートさせるチセだったが、そうは問屋が卸さない。
あれ、私めちゃくちゃ美少女じゃない?
え、精霊の加護なんていらないんですけど?
うそ、魔法属性ぜんぶ使えるって普通じゃないの?
無自覚チートの超絶美少女って、違う違う、私そんなんじゃないんだってぇええ!!
これはとあるお人好し少女が、自由に生きようと奮闘しながらも、結局色んなことに首を突っ込みつつ、その果てでちょこっと世界を救っちゃったりする、そんな奇跡のようなお話。
※この物語はフィクションです。実際の団体、人物名とは関係ありません。
※前作の『薄幸少女と英雄騎士』と同じ世界線ですが、それぞれ単独で読めます。
※更新情報などは活動報告をご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 01:56:41
170407文字
会話率:55%
「しあわせって、なに」
なぜか異世界に来てしまった薄幸少女と、英雄と名高い最強騎士が、旅に出た。
様々な出会いの中、少女は何を学び、知り、そして思い出すのか。
これはとある少女の、成長物語である。
※この物語はフィクションです。実際の
団体、人物名とは関係ありません。
※一部、児童虐待等の残酷な表現が入ります。苦手な方はご注意ください。
※シリアス要素が強い作品となりますが、ハッピーエンド予定です。
※更新情報などは活動報告をご覧ください。
(2017.08.04~)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 18:00:00
359005文字
会話率:39%
「君、幸福になりたくない?」
愛すべき紳士で他称:変態の僕・奇根魔友人(きねまゆうじん)は、今作の主人公の可哀想な少女・空離州二羽(ありすふたば)らにそうして声をかけた。
幸福推奨委員会と名を打つ世界を救う組織のトップである僕は
、英雄たる【アリス】の勧誘に勤しんでいる。
この世界には、裏世界が存在する。
現実世界を表と仮定した世界。
そこでは表世界で人間の負の感情を具現化したバケモノが暴れる世界だ。表裏一体。裏世界と表世界は連動して、世界を崩壊してしまう。それを防ぎ、いや。
それを救うのが【アリス】。英雄でヒーローだ。
英雄の資格はたった二つ。
一つ、ヒーローへの渇望や憧憬。要は熱意があるかどうか。
二つ、不幸で可哀想な少女であることだ。
これはよくある、ヒーローが世界も誰もかも、自分自身でさえも救ってしまう物語。そしてこの僕の夢でさえを叶えてみせる、素晴らしい物語。
約束するのはただ一つ。
みんなハッピーエンドを迎えて、タイトル通りの幸福になれる話だよ。
薄幸少女に限らず、ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 12:34:50
77071文字
会話率:21%
白昼は天使の都、夜は悪霊の巣窟——
表と裏の顔を持つ王都・エディリアで暮らす少女アリスは、十七歳の誕生日に行われた婚約式を抜け出したところ、悪霊に襲われて絶体絶命の窮地に陥る。
数年前に悪霊に喰われ命を落とした双子の妹の元へ行けると死を覚悟
したその時、目の前に緋色の瞳の美貌の天使が現れる。
「お前が俺と契約してくれるなら、お前の願いを叶えてやることができるが……どうする?」
天使と契約した少女は、悪霊を狩る聖女となる。自由奔放な天使に振り回され、謎の黒騎士から求婚され、一変した生活の中、アリスは妹を生き返らせるという願いを叶えることが出来るのか。そしてその先にある『世界』の真実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 17:09:39
495622文字
会話率:46%
結城レイ。
偉大なる結城帝国が第13皇女にして、私生児です。彼女は私生児のため、僅か8歳で辺境の地へと領主として追いやられてしまいます。
もちろん、たった8歳の皇女が領主の仕事などできることなく、以降は引き篭もり生活。領主の仕事を放棄して、
部屋から一歩も出ていませんでした。
ですが、彼女は11歳の時にあることを機会に変わります。
───何かというと。
「私、皇女に憑依してしまったんですか!?」
のんびりと寝ていたはずなのに、この身体はどういうこと?
地球から憑依してしまった者がいたからです。
戸惑う少女。
側仕えは泥水のような洗面水を持ってくる。
召使いたちは何一つ命令を聞いてくれない。
代官は横領して街へと重税をかけて好き勝手してる。
そして、私のご飯はヒエやアワ。ヒエやアワです。大事なことなので2回言いました。ご飯は大切なのです。
「こんな状況は不自然です。待遇改善、将来は安楽に暮らします!」
固く誓って新たに地球からやってきた憑依した者は決然と行動をすることを決意するのでした。
きっと溺愛してくる白馬の王子とか公爵が現れて、助けてくれるよねと考えてもいたりします。
よくある話です。ハッピーエンドに終わる恋愛ストーリー。
ただ少しだけ違うのは………。
領地は呪われし地。呪われし異形の住人たち。
───ワタシハハルカムカシニシンダモノ
ということくらいでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 19:00:00
337886文字
会話率:47%
生まれもった不利を抱えた少女は目を覚ます。最初は何も聞こえず、何も話せない少女は自身の境遇に絶望する。しかしそれでも前向きに生きていこうと決断する。遠くない、むしろ間近に迫った終わりまで精一杯生きていこうと歩み続ける少女の話。(これは元々投
稿してあったものを書き直した作品となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 00:00:00
67177文字
会話率:35%
生まれもった不利を抱えた少女は目を覚ます。最初は何も聞こえず、何も話せない少女は自身の境遇に絶望する。しかしそれでも前向きに生きていこうと決断する。これはそんなお話。
最終更新:2018-11-08 17:26:02
2150文字
会話率:10%
幼い頃から生き抜くために努力をし続けてきた主人公は、ある日、貴族の女の子の護衛を依頼される。そこで出会った美丈夫な男性に求愛(求婚?)されるも、恋愛経験がほとんどないため本気にしていない。人との関りを極力避けてきた少女と恋愛初心者少女に振り
回される青年の物語、開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:01:46
6871文字
会話率:42%
密かに好きだった親友が病魔に侵された。
「彼を助けて下さい、そうすれば私の残りの人生を差し上げます。」と、嵐の中をお百度参りをした佑燈は、激しい雨に打たれて意識朦朧となってしまう。
ところが、優しい声に目を覚ますと、そこに居たのは「神様」本
人だった!
その上、契約に従って、今日から私が神様の使役(しきがみ)に?!
薄幸少女×貧乏神様のどたばたコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 20:47:55
19363文字
会話率:55%
「私、神様の為ならいくらでも頑張れます!」
迷いのない言葉で宣言するミレイに夏樹《なつき》の内心は罪悪感で一杯だった。
それでも自分達を、異世界を救う為には少女に勇者として頑張ってもらうしかないのだ。
彼、白銀夏樹《しらがねなつき
》はある日突然に見知らぬ部屋に迷い込んだ。同じ境遇の年上の女性である巫女守叶《みこもりかの》に一目惚れだと襲われそうになったり、同年代の文学少女の風切氷華《かざきりひょうか》に冷たい目で見られた後に神の使いであるというシラネが現れる。
異世界への干渉が制限されている本物の神に成り代わり異世界の勇者を育てて導くことが夏樹たちに与えられた使命だった。いずれ元の世界から逸脱する運命にあったという三人はその助命と引き換えにその使命を引き受け、魔物に村を滅ぼされて天涯孤独となった少女ミレイを言いくるめやすいからという理由で勇者に選ぶこととなる。
翌日には会社を辞めて来てぐうたら生活を始める叶、使命ガン無視で本を読みつつも武闘派な雰囲気を醸し出す氷華、そして不幸な境遇に付け込んで勇者にしてしまった罪悪感で献身的に接したらだんだん狂信者っぽくなってきてしまう勇者ミレイ。
唯一の常識人である夏樹は彼女らをうまくコントロールして異世界を救えるのかというお話です。
あんまりグロい描写はしないつもりですが、一部のヒロインが何度も死にます。
※カクヨムにも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 18:02:44
162623文字
会話率:53%
わたし、凛苓は、焌燕の第一皇女です……名目上は。
前皇后だったお母さまが亡くなってしまったことから、皇帝陛下が寵愛していた側妃さまが皇后になったこと。
更に、わたしの瞳の色が左右違ったこと。
それらの理由で、わたしは忌子とされ、表向きは
病弱だと嘯かれて離宮に幽閉されて暮らしていました。
そんなわたしは、ある日、百年に一度行われるこの国の催事、「花嫁の儀」に則り、今代竜王陛下、翠月さまへ嫁げと命じられました。
――すなわち、竜王陛下の贄になれ、ということです。
きっと、何らかの形で、苦しみながら死ぬことになるのでしょう。
そう、思っていました。
それでも、逆らうことなんて、できません。
死に場所へ向かうつもりで、竜国へと送られました。
ですが――
カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 12:26:40
9468文字
会話率:19%
魔界貴族の次男ヴァオディスは演技力の高さを評され役者を目指すが跡継ぎの兄が反乱軍に入ってしまい跡継ぎになることに。彼は兄を連れ戻すことができるのだろうか?
【今宵もまた、我を産み落とせし母君、またの名をイーヴルス・mother(マザー)の
怒りの鉄槌(アイアンズハンドス)をその身に受けたもうた。】主人公ランドウは魔法学校に通う中二病。
【ソノヒトアリ~神官長は人生を操る~】主人公アリヒトは偽地球で売れない作家をしていたが、神の使いに選ばれる。人間の人生を意のまま書き綴れるエリート神管となった。
【不死身の加護を受けし者】主人公イツマは妖魔を封じられ国を追放された。薄幸少女コクアに救われ彼女の病を治したいと思う。
【ゴールデン】主人公の黄土は怪盗一族末裔。全8あるエリアをめぐり呪われたカードを集めることになる。
【ミーティング】主人公シルフェは戦いで使役される。
【カラーレス】主人公アリクは最高位の神。人間等に戦わせる。
【フリーダム】主人公フローダムは王子で魔法修行の旅へ。道中怪しい薬売りと遭遇。
【ジングル!黒歴史ノート】地球人の空陸は異世界に飛ばされ宇宙軍へ所属することになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 15:12:06
22186文字
会話率:56%
テロの爆発で死んだ青年は、なんの説明もなく異世界に生まれ変わった。しかし転生先の身体は最悪だった。
まず元と性別が違う。それだけでも辛いのに体力が全然つかないし、ありえないほど病弱だ。
そして最悪なことに全身が真っ白。それは被差別対象で
ある"呪い子"の特徴だった。
そんな身体のせいで森に捨てられてしまった主人公。彼女は老人に拾われ、"ゼノリア"として生きていくこととなる。だがそれは更なる苦難の始まりに過ぎなかった。
存在しえない形で存在する異形の獣達や魔法を使える獣である魔獣、呪い子を付け狙う騎士団。身に降りかかる危険など、それこそ上げ始めたらキリがない。
だけど少女は立ち向かう。
全てはそう、死なないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 16:50:16
32268文字
会話率:27%
攻性魔術と呼ばれる、「どうあがいても武力にしかなりっこない」魔術を持って生まれて来たばっかりに、国の子飼いになったヤンキー娘と、猫耳お兄さんと、ジェンダーレスおじさんの日常コメディです。
特にこれといってドラマもなく、葛藤もなく、魔術の割に
地味な日常を送っております。(※拙作の『ツンデレ師匠は、薄幸少女を放っておけない』に一部設定が似通っておりますが、元々同じネタでプロットを考えていた名残です。笑って許していただけると幸いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 21:15:50
62950文字
会話率:44%
武闘派魔術師の男がある日、育ての親から虐待を受けている美少女JKを助けた。
仕事の一環として助けただけだったのに、その少女から妙に懐かれてしまった男。
おまけに、少女に魔術師の素養があったため、そのまま弟子入りも許してしまう羽目となった。
ここまで来ると弟子と言うより、完全に押しかけ女房状態である。
とはいえ男も男で、なんだかんだと少女の世話を焼いてしまうのだが。
そんなややヘタレでツンデレ気味な男と、なんとも一途な美少女の、日常ラブコメディ。
(エブリスタでも公開中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 19:14:58
90432文字
会話率:40%
両親と死別し、高校生ながら一人暮らしをしていた三澄は、雨の中、公園のベンチでびしょ濡れのまま座る一人の少女に声を掛ける。
三澄を見て、異常とも言えるほどに怯え出す少女。
無視して行くわけにもいかず、三澄が四苦八苦していると、少女が倒れて
しまった。
意識が朦朧としたままの少女を抱え、家に運び込む三澄。
献身的な介抱の甲斐あって少女は元気になり、公園にいた事情をそれとなく尋ねてみると——
少女は、人類の敵だった。
この日から、ちょっと修羅場な共同生活が始まった。
これは、両親の死を受け入れられない少年が、「ボロボロ薄幸少女」との出会いや、「ヤンデレ風味な幼馴染」、「気安い遅刻仲間(女)」、「ミステリアスちびっ子(年上)」など、大勢の人たちの支えによって、前を向けるようになる物語です。
第一部「犯罪者の娘は犯罪者?」
*本作は「迷い吸血鬼と始める修羅場な毎日~孤独少年だが、ツンデレ幼馴染が実は陥落済み~」(第2回ファミ通文庫大賞、中間選考通過経験アリ)のリメイク版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 17:00:00
110620文字
会話率:44%
薄幸少女ミーツ胡散臭いオッさん。
田舎街から出稼ぎに来た少女は、道中暴漢に襲われかけた所を謎のオッさんに助けられる。だがオッさんが見ていたのは、少女ではなく暴漢の財布だった。旅費の為なら窃盗も厭わず、常人とは感覚がどこかズレているオッさ
んに少女は胡散臭さを覚えるが、実はこのオッさん、とんでもない過去の持ち主だった――
ノリで書き上げた短編連載です(全8話)。暇だったら是非読んでいって下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 08:37:01
24838文字
会話率:66%
人には幸せな時間と言うものがあるだろう。家族との思い出、恋人との思い出、友人との思い出。
でも、私にはその時間が人より少ないらしい。少ないということすら、私にとっては普通になっていた。
私は幸せを求めてはいけない人間なのだ。そう思っていた。
彼らに出会うまでは……
この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 18:00:00
8524文字
会話率:22%
あの世への水先案内をする死神の姿は、死者や死期が近い者にとって最も大切で会いたいと思う者の姿に見える。
しかしそんな存在がいなかった少女には死神自身の姿が見えた。
「なら大切な人なんて良かったわ。だって死神の姿を見れる人間なんて、きっとと
っても特別よ」
本来出会うことのなかった、孤独な少女アリシアと彼女から友達として振舞って欲しいと頼まれアーサーと名付けられた死神。
交流の中でアリシアは少しずつ孤独を埋めていき、アーサーは今まで知らなかった感情を知っていく。
このお話はアリシアが死ぬまでの間の短い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 08:00:00
9804文字
会話率:67%
クラスではいじめられ、家庭は崩壊。挙句の果てに、実の父親にゴルフクラブで撲殺される。
かくして私――乗蓮寺湊の16年の短い人生は終わりましたとさ。臨終の言葉は、「なにこのクソゲー」。
ところが、私の人生があまりにクソゲーすぎたので、神様が哀
れみ、「難易度」を変更できるチート付きで異世界に転生させてくれることになった。
でも私、もう人生とか結構なんですけど!
――薄幸少女、わりと酷い異世界でダウナーにがんばります。
※18/7/20 無事完結しました! 長らくのご応援、ありがとうございました!
※18/8/2 カクヨムへの掲載を始めました
※18/10/11 完結後のショートストーリーを追加しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 17:00:00
547280文字
会話率:41%
[タイトル・あらすじ変更しました]高校を卒業したその日、真はアパートの廊下から異世界に「落ちて」しまう。気がつけば見慣れない場所で、極上の男たちに囲まれていた。窓の外には降るような星空の砂漠の夜。
「『イール・ダール』異世界からの娘は、一族
から男を選出して婚姻を結ぶことになっておる」
告げられた言葉に、真はとっさに「十四歳です」と年齢を偽る。だけど、くせ者揃いの七人の婚約者候補たちのゲルに順番に泊まり込むことに……!?
■書籍化して頂きました。2018/4/13ビーズログ文庫様より発売です。
*薄幸少女乙女ゲーム風がっつり王道の逆ハーレム小説です。苦手な方は脱出を!
元『Cheerful!』日向そら『PW』です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-07 21:38:43
665420文字
会話率:34%