昔、霧の中に封印されたエル・カルドという国があると伝えられていた。西の帝国ローダインの若き皇帝アルドリックは封印が解け、エル・カルドが姿を現したと聞き調査を行っていた。そのさなか、東の新興国フォローゼルによってエル・カルドは侵略を受けた。
美しい女性に導かれ、アルドリックの見たエル・カルドは、七本の聖剣の加護を受けた七聖家と呼ばれる人達によって治められる国だった。アルドリックは魔道による混乱を防ぐため、言葉すら通じないエル・カルドの保護を決意した。
それから二十五年が経ち、エル・カルドは西の帝国ローダインの版図に組み込まれていた。そしてその年、皇弟子ウィラードがエル・カルドの聖剣の加護を得るべく聖剣の儀に挑むこととなっていた。他国の影響を受け入れる者や拒む者、様々な思惑が入り乱れる中、辺境では不可解な出来事が起こっていた。※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:00:00
315801文字
会話率:51%
かつて人間と争い、敗れた種族がいた。彼らは数千年の間身を潜め、来るべき再興の日を待ち続けた。
そして愚かな人類が自ら滅びの道を歩み、地球の主権が再び大自然のもとへと還った時、彼らは翼を広げた。
人類の九割弱が死滅した二十五世紀、北欧に
興った新興国家がその持てる技術を用いて世界を掌握しようと試みていた。その侵攻による被害をこうむった人々の中に、ある一人の少女がいた。煉獄の左目と最果ての宇宙の如き黒い右目、左頬に刻まれた謎の紋章、闇よりも深き黒髪と、雪よりも美しく儚い肌をしたその少女は復讐のためにあてのない旅をさまよう。
そして彼女は自分と似た「彼ら」と出会うことで、自らのアイデンティティを見つける。
ダークな話で、主人公の少女が痛めつけられるシーンがあります。ご注意ください。
他に二つ執筆しているので、最短で三日に一度の更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:39:18
995202文字
会話率:42%
勢力争いをしている冒険者ギルドだったが、新人冒険者は自分のボスがどうにも気に喰わない。あとさきを考えずに彼は抗争を激化させていく。
最終更新:2025-07-21 17:00:00
43286文字
会話率:41%
新人冒険者はコボルト退治の依頼を受ける。棲みついた洞窟は探索され尽くされているが、昔から有名な因縁のある屋敷跡らしい。
依頼をしてきた村は周囲とのしがらみがあり、コボルト退治にはそれぞれの思惑をもった人間が集まってしまう。洞窟に潜む怨念はそ
ういう人間たちの思惑を利用しようと、チャンスを窺っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 22:00:00
91518文字
会話率:35%
人をイラつかせることに進化したモンスターに強襲され討伐隊は全滅。生き残った新人冒険者は生存を賭けて同じくイラつかせながら最適解を探る。
最終更新:2024-06-02 22:00:00
30346文字
会話率:27%
【注意】絶対にもうかる投資法はありません!(断定)
あったら絶対に教えません!!(真実)
まぁ……ないから断言できるのですけど(照)
ハイ・イールド債権 国債 社債 株式 投資信託 外国株式 ソブリン債 新興国株式
新興国債権 金 原油
図書券(?) お米券(?) テレフォンカード 他(苦笑)
など、空想世界の倭国にて、昭和50年代初頭生まれのブタ眼鏡魚類であるアイスマン・ブルーが頑張る偏屈系金融コメディーです。
尚、投資に関しては個人の責任でお願いいたします。これは空想コメディーであって、よく似ている名称が出てきても読者様の気のせいです(苦笑)
今日も今日とてポジショントーク。元市場関係者である拙者と地獄の蓋を開けましょう!
ちなみに、市場とは魚市場のことです(大笑)
【備考】アルファポリス様にも、同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 03:10:39
79104文字
会話率:3%
スキルネットスパーを使い国を興す話。
最終更新:2025-07-10 23:35:51
1463文字
会話率:38%
プーチン発言「自由主義的グローバリゼーションのモデルが時代遅れになりつつあることをあらゆるものが示している。ビジネス活動の中心は新興国に移行しつつある」ロイター記事を読んで気になり、少し調べて纏めてみました。先進国の一人当たりのGDPが高い
のは事実ですが、マンパワーや物価(為替レート)の安さを考えると互角に近いところまで追いついているように思えます。ただ、最先端のシステム・技術開発に関しては、相変わらず先進国というかアメリカに分があるように思えます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-07 17:48:40
3089文字
会話率:0%
王太子に婚約を一方的に破棄され、政からも追われた侯爵令嬢アイリーン・アスナルク。婚約破棄を機にアスナルク家は、政治の舞台から徐々にその姿を消していった。
だが彼女は、親友のエイリー・ノアの紹介で王国の庇護下にあった沿岸の新興国・フェレグリ
ードに招かれ、制度も組織も整っていないその地で、政務の基盤を一から築き上げていく事となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 12:12:14
54714文字
会話率:34%
王太子に婚約を一方的に破棄され、政からも追われた侯爵令嬢アイリーン。
だが彼女は、王国の庇護下にあった沿岸の新興国・フェレグリードに招かれ、制度も組織も整っていないその地で、政務の基盤を一から築き上げていく。
そして数年後。
戦火に飲まれ
た王国から、かつての元婚約者が亡命を求めてくるが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 11:01:26
8605文字
会話率:22%
伝統あるソルディシア帝国の第六皇女が、新興国ルデリナ王国の王太子にお輿入れ。皇女は「あたくしが貴方を愛することはございません!」と叫び、政略結婚は波乱の幕開けとなった。王太子ハロルドは皇女マグダレナの心を掴むことができるのか?いや、そもそも
18歳と聞いていたはずの結婚相手はどう見ても幼女なのだが──
さくっと読めるハッピーエンドのお話です。念の為R15にしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:06:55
5956文字
会話率:53%
リリーエラ王国の辺境、冒険者の町ギブス。
幼いころから冒険者が身近にいたことで冒険者にあこがれた主人公のビリーとエミリアは、10歳の誕生日にある約束を交わし、それぞれ別の道を歩むことを約束する。
研究のため進学したビリーと冒険者になったエミ
リア。いつかの再会のため、二人はあの日の約束を胸に各々の道を突き進む。
—————————————
この作品は毎日投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 01:12:21
63039文字
会話率:46%
春から高二の竜崎陽馬は新学期へ変化を期待していた。
逆に、双子の妹の竜崎巳月は変化を望んでいない様子だった。
新学期初日の登校日に二人の奇妙な転校生と出会い、その転校生の一人から放課後に部室へ連れられ、強引に女子の先輩へ引き合わせら
れる。
その後、校門の前で待っていたもう一人の転校生に「女を紹介する」と言われ着いていくと古武術の道場で後輩女子と引き合わせられる。
新学期になって急に浮いた話に巻き込まれるが、事は思わぬ方向に進み、二人の転校生が実は未来人で、それぞれ魔術と科学の二派閥に別れ、未来で新興国の王となった主人公の妻を決めるため、二人を結びつけようと画策していたのだった。
さて、主人公は一体だれを選ぶのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 15:06:31
103609文字
会話率:43%
19世紀中盤。蒸気機関の轟音が魔術の囁きをかき消し、産業革命は世界の理を塗り替えつつあった。
魔法は過去の迷信とされ、列強は科学の名のもとに次々と世界を植民地へと変えていく。
その中心地たるヨーロッパも激動の只中にあった。
蒸気機関と工場が
都市を変え、列強の船が海を埋め、王と民衆の間には新たな思想が芽吹きつつある。
自由主義とナショナリズム、資本と労働、帝国と革命——。
そのすべてが火花を散らし、やがて世界を巻き込む炎となる。
かつてオランダの圧政に苦しみ、ようやく独立を果たしたばかりの新興国家、ベルギー。
その片田舎で生まれた一人の少年、レオン。没落しつつある錬金術師の家に生まれた彼は、ある日、自分が「令和の日本」に生きていたという不可解な記憶を取り戻す。
彼は知っていた。いずれこの祖国が、列強の戦場となり、無残に呑み込まれていくことを。魔術と科学が交錯する過渡期の中で、レオンは立ち上がる。
家業の再興のために、そしてベルギーという若き国の未来を変えるために。
その鍵となるのは、錬金術と未来の知識が融合した“魔法の石”――「トランジスタ」。
これは、歴史の狭間で一人の錬金術師が挑む、逆境のテクノロジー革命譚。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-04 20:00:00
83085文字
会話率:13%
異世界オファニム三大陸の一つ――ハルメニア大陸。そこで数百年にわたり影の支配者として君臨した暗殺組織“サタナエル”は一族の女、英雄レエテ・サタナエルの復讐の反逆により滅亡した。レエテは仲間達とともにサタナエル本拠に新興国家、アトモフィス自
治領を建国。その後短い天寿を全うする。
それから7年――レエテの子らの代へと時は移る。少年アシュヴィンとレミオン、少女エイツェルとエルスリードは、任務から戻った故郷アトモフィスで驚くべき話を聞かされる。
それは、大陸全国家の強者を集めた超国家連合旅団“レエティエム”の結成と――。その一団をもって踏破困難な外海“死洋(プルートゥリウム)”を渡り、未知の地レムゴール大陸を目指す“レムゴール調査船団”の立ち上げと参加の命令であった。
未知未踏の大陸への、危険極まる冒険行。しかしアシュヴィンらは気脈の増幅の原因追求と、何より――。サタナエル一族の始まりの地で、彼らの短き寿命克服の手段を得るというレエテの遺志を継ぐため、前進を続ける。彼女の思いと、唯一の手掛かり「ヴァレルズ・ドゥーム」なる言葉を胸に。
*
完結作品「サタナエル・サガ」(https://ncode.syosetu.com/n6440eb/)の正統なる続編。前主人公レエテと仲間達一行の心を受け継いだ、次世代の子らを主役に展開する冒険行。いずれ劣らぬ彼ら強者の前に、未知の大陸にうごめく国家と魔の強者が立ちはだかる。悲願を胸に、試練に立ち向かう少年達の成長と運命を描く、バトルアクション・ダークファンタジー第二幕――。
※前作外伝「ブラウハルト・サガ」 https://ncode.syosetu.com/n1597fn/
※前作設定資料集(ネタバレを含みます)https://ncode.syosetu.com/n7076fp/
※ファンアート集 https://ncode.syosetu.com/n3945fm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 17:43:48
508481文字
会話率:24%
帝国暦2026年。圧倒的な武力を誇る帝国へ、新興国の連邦が宣戦布告した。帝国のニャア大佐はふたりの部下と共に、連邦へ潜入する。連邦の新型兵器に関する資料の強奪が任務だ。ニャア大佐が強奪したは、資料ではなく現物だった。全高12メートルのヒト型
の機械、電気魔王。強奪された電気魔王は、帝国の電気魔獣と戦闘になる。これが、国家間の戦争の始まりとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 12:26:40
8648文字
会話率:28%
この世界では魔獣が亡くなる際、その身に宿していた魔力は魔石となってこの地に残る。
魔獣は魔石を喰らい、更なる魔力を得る。
永い年月を生き、強大な力を得た魔獣は、″終末の獣”と呼ばれ、長きにわたり人類はその存在を恐れていた。
約150年前、
終末の赤き龍が人類により討ち取られた。
人類は大きな犠牲を払ったが、果てないほどの魔石を手にしたことで、その後の魔導技術は飛躍的に向上した。
魔導具を生み出し、魔法を駆使し、人類は大いなる文明を築いた。
その一方で、魔獣の数は著しく減少していった。
現在も魔石を手に入れるため、数多の魔獣が討伐対象となっている。
中央の国から北の新興国の経由地となる宿場町で、診療所を営むアリアは、傷ついた一匹の魔獣と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 19:53:47
27527文字
会話率:42%
かつて自由と平等を掲げた「フィルクレス共和国」は、腐敗しきった寡頭制に陥り、富と権力は一握りの貴族と商人に集中していた。市民たちは飢えと不平等に苦しみながらも、形ばかりの選挙で無力な指導者を選ばされていた。そんな中、かつて貴族の娘だったエリ
ザ・ヴァリスは、革命組織「紅の星」に身を投じ、共和国の変革を目指す。しかし、革命の裏には新たな権力を狙う者たちの影が見え隠れし、彼女の信じる「正義」は揺らぎ始める。
一方、「ザハルヴァル大帝国」は、遊牧民の連合が武力で築き上げた新興国家であった。力こそが全てを決める帝国では、ライハン・アーゼルという若き騎兵隊長が頭角を現していた。彼は数々の戦場で勝利を重ね、皇帝の信頼を得るが、帝国の非情な拡張政策に疑問を抱き始める。彼は「強さこそが国を支える」という信念を持ちながらも、戦場で目にする破壊と犠牲の数々に、自らの立場と理想の狭間で揺れ動く。
そんな二大国の間に挟まれた「レリスタン王国」は、古の王朝の末裔が治める小国であった。国土は狭いが、魔術と学問の伝統を誇り、外交を駆使して独立を維持していた。王国の若き外交官であり宮廷魔術師の家系に生まれたアムリス・カイランは、どの勢力にも与せず、中立を貫くことこそが国の存続に必要だと信じていた。しかし、帝国と共和国の争いが激化する中で、レリスタンも否応なく巻き込まれていく。
帝国は領土を拡大しながら、ついに共和国への侵攻を開始する。共和国は内部分裂を起こしながらも必死に抗戦し、レリスタンは両国との関係を巧みに操ろうとする。しかし、戦火が広がる中、三者の思惑は交錯し、それぞれの正義と価値観が激突する。そして、最終的に戦争はすべてを焼き尽くし、新たな秩序の到来を予感させる。
果たして「統一」とは何を意味するのか?武力による征服か、理念による統治か、それとも別の道があるのか――エリザ、ライハン、アムリスの選択が、歴史の行方を決定づける。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-02 22:05:07
54808文字
会話率:43%
2024年、35歳の山田太郎は東京の6畳一間のアパートで質素な生活を送っていた。元エリート社員だが、リストラされ非正規雇用を転々としていた。
世界経済の危機を予測した太郎は、わずかな貯金を元手に米国債の空売りに全てを賭ける。彼は複雑なレバレ
ッジ戦略を駆使し、1000倍以上のリターンを目指した。
2024年11月、第二次世界恐慌が勃発。太郎の予測は的中し、彼の資産は急激に増大した。
太郜は次々と破綻企業を買収し、軍需産業を中心とした巨大コングロマリット「山田コーポレーション」を設立。しかし、彼の質素な生活態度は変わらなかった。
2025年、ウクライナとロシアの戦争にアメリカが参戦し、第三次世界大戦が始まる。太郎はこの混乱をさらなるビジネスチャンスとして活用。
2030年までに、世界は「自由民主主義連合」と「新興国経済圏」の2大陣営に分かれた。日本は急速に国力を失う中、山田コーポレーションだけが成長を続けた。
山田パラドックス:2031年、太郎の企業が両陣営に平等にサービスを提供することで、奇妙な力の均衡が生まれる。世界はこの状況を「山田パラドックス」と呼んだ。
2033年初頭、両陣営が山田コーポレーションへの共同制裁を発表するが、わずか1週間で撤回を余儀なくされる。これにより、太郎の影響力が国家を超越したものであることが明らかになった。
太郎は一貫して沈黙を守り、質素な生活を続けた。しかし、彼の目に宿る光に変化が見られるようになる。世界中が彼の真意を探ろうと躍起になった。
2033年夏、太郎が突如として全従業員に向けて長文のメッセージを送信。これは彼が長年の沈黙を破って初めて発した言葉となった。
太郎のメッセージは「静寂の彼方へ」と題された。この題名は、彼の長年の沈黙と、これから起こる大きな変化を暗示していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 20:23:13
6025文字
会話率:19%
繁栄を誇る帝国イスカンダルは、その栄華の裏で深刻な危機に直面していた。
皇帝の健康悪化に伴い、三人の皇子たちの間で後継者争いが激化。同時に、辺境のガリア属州では独立の機運が高まり、帝都では若き哲学者カシウスを中心とした革命思想が密かに広まっ
ていた。さらに、新興国アルタイアの台頭により、帝国の経済基盤が揺らぎ始める。
これらの危機が相互に影響し合い、帝国は急速に不安定化していく。ガリア属州総督マクシムスの独立宣言、カシウスたちの民衆蜂起、そして皇子たちの権力闘争が一気に表面化する中、帝国は崩壊の危機に瀕する。
しかし、この危機を前に、皇帝ヴァレリアンは大胆な決断を下す。三人の皇子たちの力を結集し、民主的な改革を断行するという道を選んだのだ。
皇子たち、反乱軍のリーダーたち、そして革命を目指す者たちが、それぞれの思惑と理想を胸に、新たな国家体制の構築に向けて動き出す。彼らの苦悩、葛藤、そして成長を通じて、帝国は劇的な変貌を遂げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 23:02:59
30190文字
会話率:45%
伝統的な美しい街並みと豊かな自然に囲まれた小さな国・サラドック公国の公女イシルミーアが16歳になった頃、新興国のヴァシュニル国の国王ベレガディアが突如としてサラドックに訪れた。
人外の存在である彼はサラドックの大公に、ヴァシュニルの属国とな
るか、イシルミーアを妻として差し出すかを迫る。
イシルミーアは国と国民のため、ひとりヴァシュニルに嫁ぐことを決意したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 22:03:23
25740文字
会話率:26%
真の聖女、フランカは、メンフォース王国の王太子の婚約者であったが、男爵令嬢と結婚するからと婚約破棄をされ、国外追放になった。
新興国ダキア公国で、公子ヘンドリックと出会い。身の上を聞いた公子は真の聖女軍を率いて、メンフォース王国の王都を陥
落させた。
しかし、王子と男爵令嬢は逃げ延びた。
付近の小都市で防衛戦を行う。
そこから、物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:15:07
7028文字
会話率:48%
かつて世界を救った魔女を先祖に持つアンジェラは日々思い悩んでいた。
自分には魔法の才能がなく、魔力自体も弱々しい。なのに、偉大な先祖のおかげで楽な仕事を与えられ、ぼんやりと過ごすだけの毎日を送っている。
一念発起したアンジェラは自分探しの
旅に出た。
しかし、すぐに財布は空になり、やむなくとある領主の館でメイドとして路銀を稼ぐことに。
そこで偶然一緒にお茶を飲んだ渋いおじさんはなんと領主のロードリックだった。二人でのお茶会を続けるうちに、アンジェラはロードリックに父の姿を重ねるようになる。
そんなある日、ロードリックが現在の王国から独立して新たな国を作ると言い出した。彼は、自らの権威を高めるためだけに財を浪費する国王に失望していた。
やがて領地に国王軍が迫ってきたその時、アンジェラはロードリックと共に戦う決意をする。
一族の秘宝と母が持たせてくれた魔法兵器の銃を手に走り出した。
これは魔女としては落ちこぼれのアンジェラが全力で七光る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 01:19:40
21445文字
会話率:39%
シャイアン・ライジャリーは当代リシルファーノ五世の〈犬〉である。
彼は生まれ育ちも完璧で美しく成長し、勿論文武にも優れ筆頭近衛騎士として玉座に近く侍っていた。王補に、そして王太子に望まれ、輝かしい将来は揺るがぬものと──誰もが信じていた。
嵐の夜、彼が家族を皆殺しにし、王太子達を弑し、その首を見捨てられていた王女に届けるまでは。
「成る程、お前がわたくしの犬か」
シャイアンは誰の為でもなく、たったの一人、シャイアンの女王の為に生きていたことを、誰も知らない。
「これが、愛です。私の、貴女様への愛の証」
──リシルファーノには犬が付く。リシルファーノの言うことしか聞かず、リシルファーノの為ならなんでもする、リシルファーノだけの犬が──
シャイアンというロワライナ興国きっての悪魔と、その悪魔の所業と、そして彼に振り回された多くの人間達の人生の連作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 22:36:53
17236文字
会話率:33%
ここは異世界スフィア。科学と魔法が入り乱れる不思議な世界。
そんな異世界の国の一つザンツワーグ王国は、新興国家イストル帝国の手によって消滅したが王女は生き延びた。
この物語は、祖国再興を目指す亡国王女の物語
最終更新:2024-06-20 12:49:42
16785文字
会話率:36%