聖職者ヒイロは、勇者パーティーを追放されてしまう。
しかもそこは、難関ダンジョンのど真ん中だ。
特別なスキルもステータスもあるわけがないヒイロは、同じくダンジョンで行き倒れていた魔術師ウィズと協力し、何とか生還を果たすことができた。
ダンジョンで生き残れるのは強者だけなのだ。腕力、魔力、財力……、それらを持たない弱者は、救助すらしてもらえない。
「俺達で救助隊を結成するんだ!」
「え? え?!」
ヒイロとウィズは救助隊として、ダンジョンで冒険者たちを助けることにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 11:10:00
109378文字
会話率:62%
2024年の夏。30年続く経済の低成長に不満を高めていた日本国民は、政権交代を選択した。
だが、その選挙結果は台湾孤立化を謀る、中国による情報工作の影響を受けていたのだ。
新政権により、日本の内政と外交が大混乱となる中、中国は台湾と沖縄先島
諸島に対する同時侵攻の準備を進める。
そして、最悪のタイミングで南海トラフ大地震が発生してしまう。
史上最大規模の災害派遣のために、自衛隊は大半の部隊を拘束され、備蓄してあった物資の殆どを民間に供出するが、
そのスキを突き、中国の侵攻作戦がついに発動する!
危機管理能力が皆無な政権。
最悪の状態に陥った同盟関係。
そして、史上最悪の自然災害という3重苦の中、それでも自衛隊は最善を尽くそうとするが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 11:42:35
139931文字
会話率:23%
人々が『異能』と呼ばれる特殊能力が使える世界。
世界各国では、異能を使って世界の平和を守る『ヒーロー』と呼ばれる人々が、治安維持のために今日も活躍していた。
日本のトップヒーロー『イレイサーマン』もその一人だったが、見た目も能力も地味な
せいで国民人気はゼロだった。
しかも人気の無さが間接的な原因となって、ヒーローをクビになってしまう。
クビになってもヒーローを続けたい彼は、心機一転、海外進出して一からヒーロー活動を始めるのだった。
ーーーこの時、日本中のほとんどの人は知らなかった。
日本の犯罪の99.9%が、彼の活躍によって事前に防がれていたことを。
自然災害が起きても、死傷者がゼロで建物もほぼ損壊していないのは、彼の活躍によるものだということを。
イレイサーマンがいなくなった日本は、徐々に崩壊していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 06:03:55
20002文字
会話率:32%
混沌がうずまく『次元の宙』。そこに浮かぶ数多の世界のひとつ、【エルティナ】は魔導文明が栄える世界だ。
三千年以上つづくエルティナの歴史は、決して平穏なものばかりではなく、多くの争乱や厄災、世界滅亡の危機に見舞われてきた。その度に後に【勇者
】と呼ばれる人物が現れ、エルティナを救ってきたのである。
魔導文明が高水準に発展したレヴ歴678年の現代エルティナにおいて、厄災は遠い過去の出来事になり、世界滅亡の危機などそうそう起こらなくなったものの、高度な魔導技術をもってしても人類は自然災害や重大事故とは縁が切れることはなかった。
そんな自然災害や重大事故から人々を守る『現代の勇者たち』——それが【救助魔導士】なのである。
これは伝説の勇者に憧れる一匹の猫妖精(ビビリでカナヅチ)が、救助魔導士になって人々を救うために奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 20:54:13
19626文字
会話率:55%
この世には天食者(てんじきしゃ)と天食獣(てんじきじゅう)と呼ばれる天の使者のような扱いを受ける存在がいた。
天食者や天食獣は太陽から授けられた祝福の形を神器として顕現させ、あらゆる奇跡を起こす。
故に天食者は尊ばれるが、天から祝福を受ける
者はどのような者でも多少なりクセがあり、倫理観に欠けている者が多い。
厄災の象徴、日喰獣(にっしょくじゅう)と呼ばれる獣は数多の文明を破壊し、自然災害として肩を並べていた。
兄妹でトレジャーハンターを生業とする、陰湿そうなトガと天真爛漫のニエを主軸に、この世界を旅する冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 04:50:29
60211文字
会話率:71%
高校理科教師の屋根川聖菜。授業の準備中、突然床に魔法陣が現れ異世界「ファルスティック王国」に召喚されてしまう。儀式の名は「守護者召喚の儀」。この国では、数百年に一度様々な災いが起こるとされ、被害を少なくするため、特別な力を持つ”男性”をこの
儀式によって召喚するとされていた。しかし、何らかの手違いで女性である聖菜が召喚されてしまう。周りから変な目で見られながらも、ファルスティック王国のために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 17:00:22
12099文字
会話率:20%
『災』という概念をご存じだろうか? 台風に地震、津波をはじめとする自然災害が絶え間なく、至る地域を襲う。そんな自然が織りなす脅威に、手を咥えて過ぎ去るのを祈るしかない、弱者である我ら人類は、太古からその存在を忌み嫌い続けている。
しかし、
この世界の『災』は、一般に知られる "災害" とは、意味が異なる。勿体ぶらずに結論を申すと『災』とは、即ち "地球維持装置" 、ある種の抑止力である。もし仮に、山の幸を貪り、破壊の限りを尽くす者がいたとしよう。その者は、地球からすれば害だ。そう判断が下されたのならば、山火事という名の火刑に処されることになる。要は、『災』とは天罰であり、災害が齎された地域は、自信の生き様を見直さねば、ならぬという戒めである。
その『災』という概念だが、強大な力を有するため、AIと人類で争うこととなった。この熾烈の争いが『災』に甚大な影響を齎したのである。
繰り返しとなるが、『災』は、地球を存続するための、害を排除するための装置。しかし、それが正常に作動せず、必要のない位置に災害が齎されたら、、、。それは『厄』と述べるしかあるまい。
『災』に不具合を起こした張本人である "黒光" (主人公)が、世界中に散らばった『厄』を取り除く為に奔走する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 10:54:30
23527文字
会話率:15%
田舎の女子高生アリアは東京の大学に憧れながら田舎の高校で退屈な普通の暮らしを続けていた。
ある日、剣道部の顧問から村の神宮のお祭りで募集される巫女の話を聞かされる。
剣道部では代々とある事情で村の神宮とつながりがあり、女子部員の代表2
名が巫女として参加する慣例があった。
夏の神宮での大祭まで残された期日が迫る中で、アリアは巫女としての修行に参加し、村に隠されたとある真実を知り驚愕する。
一方で世界は自然災害や異常気象など地球環境の急激な変化が驚異的なペースで顕在化していく。
人は神をも恐れずに欲望で蓄積させた因果応報の返済を要求されることになった。
アリアは未知の修行や超常的な教えを通じて、徐々に人が置かれた終末的な状況を理解し、巫女の修行の重要性を悟る。
アリアは人の革新による永遠の魂の調和について一筋の光明を見出し、救世主の役割を担うように迫られる。
いよいよ大祭が始まり、徐々に常軌を逸した世界が紡がれ、群衆の共鳴がクライマックスに迫る中で、アリアの脳が異常な現象を捉える。
以降、霊界、神界、宇宙の真理に辿り着き、真の神と共に永遠の魂が無限に求め続ける究極の理想世界の創造へと迫る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 17:11:37
381626文字
会話率:6%
生まれながらにして両親はおらず、全てを失いながらも孤独に生き続ける。白石大地は殆どの恵みすら何もない土地で、突如、異常な自然災害に遭い、この世から消えてしまう。
そして気がついた時には別世界に転生し、人とは違う岩石の獣に生まれ変わっていたの
だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 07:00:00
2336602文字
会話率:34%
これは、突然訪れた悲劇を機に
彼らが再び英雄を演じ英雄に至る物語。
歪みより生まれ人災、自然災害と報じられる
悲劇の紡ぎ手を狩る国家直属独立組織『夕霧』
所属するのは"演者"と名付けられた特別な才能を持つ者達。
そ
こに所属する5人のかつて少年少女だった大人達。
かつての幼馴染み達は各々が望む未来を掴むために、
今日も世界の裏と表、その境界を走る。
その戦いと犠牲が幸せに繋がる確証などどこにもないというのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 14:41:40
132222文字
会話率:32%
【第9回ネット小説大賞 一次審査通過作品】
【第11回ネット小説大賞 一次審査通過作品】
この世界には未だ、人類にとって未踏の領域が数多く存在していた。
歴史上、数々の国家や開拓者が、新天地を求め未踏領域に挑んだが、そのどれもが何らかの
形で失敗に終わっている。
原因は単純であった。
未踏領域はどれも、人類が生身で踏み入れることが不可能な程、苛酷な領域だったのである。
イクス暦1978年、それでも挑戦を続けていた開拓者達に、ある転機が訪れた。
搭乗型の機械人形、デウスマキナの発見である。
自然災害により偶然開放された未踏領域。
その地で発見されたソレは、苛酷な未踏領域の只中にありながら、ほとんど劣化することもなく、ただ静かに鎮座していた。
人々はソレを回収し、研究することで、ついに人造デウスマキナの製造に成功する。
人造デウスマキナは人類に、今まで踏み入れられなかった領域へ踏み入る資格を与えた。
これにより人類史は、長い大開拓時代へと突入したのであった。
この物語は、まだ見ぬ未踏領域踏破に命を懸ける、開拓者達の物語である。
※この作品は章単位で公開している中編シリーズをまとめて長編化したものになります。
多少修正は行っていますが内容はほぼ変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 05:10:54
177502文字
会話率:34%
この世界には未だ、人類にとって未踏の領域が数多く存在していた。
歴史上、数々の国家や開拓者が、新天地を求め未踏領域に挑んだが、そのどれもが何らかの形で失敗に終わっている。
原因は単純であった。
未踏領域はどれも、人類が生身で踏み入れること
が不可能な程、苛酷な領域だったのである。
イクス暦1978年、それでも挑戦を続けていた開拓者達に、ある転機が訪れた。
搭乗型の機械人形、デウスマキナの発見である。
自然災害により偶然開放された未踏領域。
その地で発見されたソレは、苛酷な未踏領域の只中にありながら、劣化することもなく、ただ静かに鎮座していた。
人々はソレを回収し、研究することで、ついに人造デウスマキナの製造に成功する。
人造デウスマキナは人類に、今まで踏み入れられなかった領域へ踏み入る資格を与えた。
これにより人類史は、長い大開拓時代へと突入したのであった。
この物語は、まだ見ぬ未踏領域踏破に命を懸ける、開拓者達の物語である。
※この作品は『機神冒険活劇<カリュプス プロヴォカーレ>』の第二部となります。
キャラクターや設定はそのまま引き継がれているため、予備知識がある前提で語られる箇所が随所にあります。
予め、ご承知おきください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:08:12
61205文字
会話率:38%
この世界には未だ、人類にとって未踏の領域が数多く存在していた。
歴史上、数々の国家や開拓者が、新天地を求め未踏領域に挑んだが、そのどれもが何らかの形で失敗に終わっている。
原因は単純であった。
未踏領域はどれも、人類が生身で踏み入れること
が不可能な程、苛酷な領域だったのである。
イクス暦1978年、それでも挑戦を続けていた開拓者達に、ある転機が訪れる。
搭乗型の機械人形、デウスマキナの発見である。
自然災害により偶然開放された未踏領域。
その地で発見されたソレは、苛酷な未踏領域の只中にありながら、劣化することもなく、ただ静かに鎮座していた。
人々はソレを回収し、研究することで、ついに人造デウスマキナの製造に成功する。
人造デウスマキナは人類に、今まで踏み入れられなかった領域へ踏み入る資格を与えた。
これにより人類史は、長い大開拓時代へと突入したのであった。
この物語は、まだ見ぬ未踏領域踏破に命を懸ける、男の物語である。
※この作品は『機神冒険活劇<カリュプス プロヴォカーレ>』の外伝にあたる作品です。
→https://ncode.syosetu.com/n5791gx/
この作品単体でも読めますし、読む順番が前後しても問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 19:01:53
54503文字
会話率:29%
人類が恐れていた自然災害は、人間の形をとっていますが、良いことの代わりに、これは致命的です。これらの存在は自然災害を引き起こします。
この脅威に対抗するために、人類は、ハンターの称号を得る修正された人間を創造します。人間対自然災害、これは
人類が自然の力にどのように直面しているかの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 04:27:12
2321文字
会話率:0%
世界でもっとも大きい大陸、ルノ・フルーフ大陸。大陸の山脈の南側には大きな大地の裂け目がある。
ある日大地の裂け目を中心として揺れが起きる。元探検家であるクロティスはその揺れが自然災害ではないことを確信していた。すぐにクロティスは冒険の準備を
整え、再び冒険へと歩みだす。
道の途中で仲間を集め、仲間たちと自然災害の原因を探る。
何百年にもわたって知られていなかったことがクロティスによってわかり、クロティスは原因の討伐へと進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 03:00:29
32818文字
会話率:65%
現代の医療知識を持つ主人公・レイラは、孤立した「ルフィナ島」に転生する。医療が未発達な島で、レイラは薬師として島全体を救う決意を固める。頼れる漁師のカイ、好奇心旺盛なミア、神秘的なエルンと共に、薬草園の再建や医療協会の設立に挑む。
旅の中
で、疫病や自然災害などの試練が彼らを待ち受ける。それでも、仲間との絆や信頼を深めながら、レイラは島の未来に希望を灯す。友情と愛情が織りなす再生のファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 07:13:55
21378文字
会話率:47%
16才になった主人公イリアは、村でモンスターの孵化授与式を迎える。そこで運が悪いことにドラゴンを孵化させてしまう。
村ではドラゴンを孵化させることは禁忌とされていた。ドラゴンが孵化した年には、村に自然災害などの災厄が訪れるのである
。
災厄をまぬがれるためにイリアは村を追い出された。
それでもイリアは楽しく生きることがモットーだった。中々懐かなかったドラゴンと共に町へと行く。冒険者ギルドに登録し、様々な人間とふれ合う中で、念願の夢を叶えようとする。
イリアの夢は好きな殿方の元に嫁ぐことであった。しかし自分より弱い男の元には嫁ぎたくない。様々な事件を乗り越える度にイリアとドラゴンは強くなっていく。そして近寄ってくる男は猛者ばかりになっていった。
果たしてイリアは結婚をし、小さな幸せを手に入れることができるのか!?
以上あらすじになります。
あらすじは改稿を重ねます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 19:20:00
95560文字
会話率:62%
ある日、人類の生活圏を脅かすように世界各地で起きた自然災害である【大災禍】が起き、二次被害と人を怪物へと変異させる病【侵食病】によってあっけなく人類の九割が死に絶え荒廃した世界。
物心ついた頃から少年兵として育てられた異形種族〔蟲人〕
の少年は、荒廃した世界の中で、人として小さな幸せを望み、人として生きたいと願い、抗い手を伸ばす。
これは、戦闘や調査、探索と救出、素材や資源回収、あらゆるものを探す【探索者】としてさまざまな仕事を処理する組織で生き、日常や依頼を通じて人と出会い、別れの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 23:48:03
4788文字
会話率:30%
大乱が終わり百二十年。
雁(がん)と呼ばれる大陸では、人と八十六の神が暮らしていた。
人は神を崇め、文武神は人を守る。それが雁の仕来りだ。
ここ仙楽(せんらく)という山間は、神の使いと呼ばれる『神獣』達が試練を乗り越えるために切磋琢磨する場
所である。
神の眷属である神獣は、時に鬼を殺し、時に自然災害を食い止める。
位、『疑獣』『霊獣』『幻獣』『仙獣』『節獣』の上位、幻仙節の獣のみが天界へ登れる中、下位の神獣達は呼ばれるまで仙楽で修業をし続けるのだ。
だがここに、八百年もの間『疑獣』で居続けた変わり者がいる。仙楽での修行も、試練も、全くもって意味をなさなかった神獣だ。
これは、そんな落ちこぼれ神獣の……子燕と呼ばれた彼の話である。
✥ ✥ ✥
*ほとんど自己流で書いています。
*がっつりBLですが、ピュアなのでご安心ください。
*作者の趣味、故に投稿頻度は遅めです。
*一話の長さは五千字ぐらいを目安にしています。
*この物語はフィクションです。中国文化について詳しくないので、意味は深く考えないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 06:40:00
22126文字
会話率:37%
異形の存在・超自然災害ラプチャーによって故郷と家族を失い、自身も絶体絶命のところを助けられた荒谷レンカ。彼女を救ったのは空中移動都市「アルニカ」から派遣された聖女だった。聖女は神秘遺物と神秘術式を操り、超自然災害と対等に渡り合える存在だった
。素質を見出されたレンカは、トウコの恩に報いるため、そして故郷の破壊者への仇討ちのために聖女となることを目指す。しかし、そこで待っていたのは厳しい訓練の日々だった。訓練と試練を乗り越え、正式に「アルニカ」へ迎え入れられたレンカは目標であったトウコと同じ部隊に配属される。任務をこなし、ついには仇敵へ辿り着く糸口を見つける。激闘の末、仇敵を倒すが代償は重く、トウコが生死不明となってしまう。それでもなおレンカの戦いは続く。少しでも多くの敵を倒して、より多くを救うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:01:14
5668文字
会話率:45%
いくら趣味(娯楽)に夢中になっていても、命あっての物種です。
自然災害(地震)には、とくに気をつけてください。
最終更新:2024-11-27 00:06:29
200文字
会話率:0%
自然災害。
豪雨に見舞われた地域の方々は今もなお懸命に励み
ようやく落ち着こうとしていたのかもしれないが
大自然は揺るがない。
いい加減、天候を操るテクノロジーが出来ても良いと思います。
( 。゜Д゜。)
最終更新:2018-07-27 18:00:00
748文字
会話率:7%
人類滅亡後、新たな知的生命体が誕生した。彼らは、人間の子孫であることを自覚し、自身を祖先に習い、灰人(かいじん)と名乗った。彼らは祖先の記録を解読、研究し、小さな村落とそこそこの小国を作り、緑に覆われた星で慎ましく生きていた。それは、祖先の
人間たちが神の怒りに触れたからだ。いくつも見つかる記録からそれらを読み解いた灰人たちは、同じ轍は踏まないと、争うことなく平穏に暮らしていた。
しかし、知能を持つと歴史を繰り返す習性もついてくるらしい。自然災害、飢饉、疫病。様々な困難に直面し、これを神の試練と称して、歴史の再現を始めた。隣の村落を襲い、食料を強奪。国同士では、戦士を集めて大規模な戦争の準備を始めていた。
そんな時代に生きる一人の青年ガレットは、幼馴染のネットとともに、集落近くにある旧時代の街——集積所へと出かける。いつものガラクタ漁りをするためだ。だが、集積所には見かけない顔の青年が、野生の動物に襲われていた。間一髪助けたガレットは、彼が選手だと知る。選手は、村落や国では生きられない。都と呼ばれる、誰も見たことがない綺麗な街でしか暮らせない。ガレットとネットは、選手の青年を連れて旅に出る。
旅の先々で起きる事件や争い、果ては逃れられない自然の摂理に触れ、灰人のガレットとネット、そして選手の青年——セトは、緑で覆われた綺麗で残酷な世界を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 12:40:09
20624文字
会話率:34%