「ちょっと、これ見てよ!」
映研の脚本書き 水口舞が、知恵袋の生物部員 片山修一に振りかざしたのは一枚の原稿用紙。
そこには一見意味不明なカナ文字が羅列してあった。
どうも演劇部所属の新人脚本担当 花鶴友加からの挑戦状らしい。
片山は相棒の岸峰純子、居合わせた同じく生物部員の倉科亮平とともに簡単に暗号を解読。
百人一首にも採られている小式部内侍作の和歌『大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立』であると読み解く。
ただし片山は、あまりにも暗号として稚拙であることから
「挑戦状としては簡単過ぎる。これは暗号を解読することに意味が有るのではなく、なぜ単純な暗号での挑戦状を送って来たのかを考えなければならない」
と判断し、暗号文で挑戦状を送りつけるホワイ。ダニットについての推理を進めてゆく。
小式部内侍と藤原定頼との対決の意味は?
清少納言が藤原行成に送った『夜をこめて 鳥の空音は 謀るとも よに逢坂の 関は許さじ』の裏には何が有った?
そして、暗号解読で得られる財宝とは?
「この尻をもって千尻なり」~樽に詰められた999個の尻の謎」
「シン・イソラ」
に続く、謎と論理のアクロバット第三段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 06:25:44
46942文字
会話率:53%
国道495号線の垂水峠には、中を読んではいけない手紙と999個の尻が詰まった荷物を、河童から託されたという怪奇伝説が伝わっている。
全国に分布する「河童の手紙」系伝説の一つだ。
映研の脚本書きである水口舞は、クレイ(粘土)アニメー
ションを作るにあたり、この伝説に「どうしても納得できない点」を感じ、知恵袋の片山修一に相談を持ち掛けた。
「どうやったら、12t弱もの重さになる999個の尻を、観客に疑問を抱かせないように一つの樽に詰め込んだ映像を作れる?」
対する修一の答えは「北部九州限定だとしたら、江戸時代に実際にあった事件だと仮定しても、合理的・物理的に実現可能だよ」というものだった。
安楽椅子探偵が導き出した、河童と999個の尻の謎の真相とは?
なお微グロ描写を含みますので、念のためにR-15指定とさせて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 11:04:09
6532文字
会話率:52%
朗読用シナリオその2。世界観は前回と同様ですが独立した完結シナリオです。
本当は声劇の脚本書きたいのですが演者がいないので、今回も一人用になりました。
このセカイで生きづらさを抱えて必死で生きてる人達へ。どうか私の言葉が届きますように。
最終更新:2021-06-01 21:06:41
1505文字
会話率:1%
ゲラゲラコンテスト用の漫才脚本です。
初めて漫才の脚本書きました。
これってあらすじになりますか?
最終更新:2019-10-08 16:06:43
1077文字
会話率:100%
これは、物語を書く人のための物語
大学の演劇部に所属し、脚本を担当することが目標な主人公、雑賀八重。
しかし、八重には脚本を書く上である悩みがあった
同じく悩みを抱える先輩脚本書き、更科と日々あがいていた八重だが、ある日更科の様子がおかし
くなったところから、物語が始まる——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 00:11:04
9481文字
会話率:62%
大学生の姉が俺と妹の暮らす我が家に
久しぶりに帰ってきた。
美人な姉とその他もろもろでやってく
夏休み
※エブリスタでやってます
最終更新:2011-11-23 19:35:39
14149文字
会話率:70%