「クリティア、今日を持って君との婚約を解消する! 僕とミラの仲を邪魔しないでくれ!」
毎夜独り宅飲みするくらいしか予定がない干物女、栗田玲奈《くりたれな》は気づくとどこかの悪役令嬢に転生していた。
いきなり婚約破棄を言い渡されるけれど、ゲー
ムもしない小説もマンガも読まない玲奈は、どこが転生先かわからない。
対策しようがないのでそのまま婚約破棄をうけいれたら、なんとかなってしまった。
乙女のあこがれ貴族令嬢生活がスタートするけれど、干物生活が長かったせいでおセレブな生活と食が肌に合わない。
こうなりゃ自分で作るっきゃない! と、クリティアは料理研究家を名乗り酒のアテを作り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 00:02:00
80947文字
会話率:39%
昭和30年代前半。
上総のどこかの里山に茅葺屋根の古民家で暮らす娘さんがおりました。
田の神山の神である姫神様のお世話をしながら、狐の少年とともに昔ながらの道具を使ってのんびりと、ときには年中行事で季節を彩りながら穏やかな毎日を過ごしていま
す。
でも最近は毎晩村の青年医師が訪ねてきて、何やら変化がある様子。
はたして二人の恋の行方は?
ノスタルジック恋愛ファンタジーをどうぞお楽しみください!
――以下が好きな人におすすめです――
昭和、レトロ、郷愁、ノスタルジック、恋愛、人外、古民家、古道具、民具、民俗学、文化、風習、習俗、風俗、年中行事、信仰、儀式、儀礼、歳時記、村、里、山、田舎、料理
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 17:33:49
273131文字
会話率:39%
気づけば私はBar Deep Blueに居た。私は、私の事を思い出せない。Bar Deep Blueには、一人、また一人と客がやって来ては帰っていく。
私は誰かを待ちわびているのだろうか、頭の靄が晴れるまで、私は彼らの話を肴に休んでいこうと
思っている。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-23 21:53:17
1986文字
会話率:44%
左官の金太郎は朝、道を歩いている途中で財布を拾った。
中には金三両と書き付けと印形(ハンコ)。
書付には神田小柳町・大工・吉五郎と書いてある。
仕方がないので届けに行くと、家で吉五郎がイワシの塩焼きを肴に一杯やっている。
そこへ財布を渡す金
太郎。
吉五郎は喜ぶかと思いきや…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 14:49:14
11836文字
会話率:1%
雪の日に子猫を助けたことが、日本や世界のみならず宇宙を巻き込んだ大騒動になってしまった。
平凡な大学生が、異星人の大帝国の貴族になってしまったことから、いろいろな騒動に巻き込まれる物語です。
最終更新:2024-08-06 21:39:24
47483文字
会話率:37%
ちんちくりんな美人の大学生な女の子が、幼馴染で彼氏な同じ年で同じ大学の男の子の家に、大学生になって初めてお呼ばれして。
女の子は期待している。
望みは叶うのか。果たして――
最終更新:2024-08-02 20:17:32
3265文字
会話率:17%
名門の魔法使いの一族に生まれた少年。彼には、魔法使いの才能は無かった。そんな彼ではあったが、不幸中の幸いか、情けで騎士に拾われ、並外れた騎士の才を露わにし、史上最年少での騎士叙勲を迎えることとなった。が、少年は愚かとしか思えない選択をした。
特別も特別な、王族手づからの騎士叙勲を最後の最後で辞退し、魔法使いになる、と宣言した。絶対なる運命から人を救える可能性があるのは奇蹟だけで、それを行使できる可能性があるのは魔法使いだけだから、と。
◆◆◆
そんな彼は、命を賭して、魔法使いの学園への資格を手にし、自らの夢の為、本格的に足掻き始める。生涯の一番の親友となる気弱な少年を助けたり、生涯の伴侶となる絶対なる孤立と滅びの定め持つ少女を掬い上げたり、そんな特別な二人以外でも目についたり気づいたら彼は頼まれなくとも勝手に助けていく。手段は問わない。未熟な魔法だけでなく、騎士の技も躊躇なく使って。がむしゃらに足掻き続け、気づけば結ばれていた数多の絆は、彼をも変えてゆく。彼はもう、独りじゃあ、ない。
◆◆◆
彼の傍には、伴侶たる彼女がいて、一番の親友たる彼がいて。それ以外にも、たくさん。人に囲まれるようになって。中心になった。だから、彼は救われることになる。彼自身、自覚していなかった、生まれたそのときから仕組まれていた、彼の絶対たる破滅と絶望を、彼が掬い上げて救った全てと共に、今こそ、相対する。
◆◆◆
そうして、彼は彼女との子供を抱き、一番の親友たる彼や、救った数多に囲まれながら、ふと幸福を感じて、ハッピーエンドで物語は終わりを迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 16:42:17
451333文字
会話率:34%
魔法の源である目を潰された、エルフであるのに魔法が使えない、けれどもエルフの美貌を保持していた少女コレクトル。暴漢たちからの乱暴の際、戯れの嗜虐として行われた悪趣味によって、潰された左目に捻じ込まれた、邪蛇の瞳。
そうして彼女は――焦がれ
続け、同時に、諦めていた筈の魔法を、使えるようになった。そうして、彼女の人生が始まる。エルフとしての当たり前を、手にする為に。一人前と、大人と、認めてもらうために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 23:56:45
164612文字
会話率:26%
「本当の聖女でしたが、いままでお国に虐げられていたので隣国の冷血王子に嫁がせてもらいます!」
そんな感じの小説が、この世には大量にあふれている。
それらの物語では結構大体かなりの割合で、それまで主人公を見下していた重要ポジションのキャラ
が手のひらを綺麗にひっくり返して主人公にこびへつらうようになる物語であるとか、恋するようになる物語であるとかとして世間に広く売られている。
そして、こういうパターンも時々ある。
「ようやく私が本当の聖女であると分かったらしいですけれど、今更手のひらをひっくり返されてももう遅いですわよ!」
「そ、そんな!!」
「頼む、もう一度……もう一度だけ、チャンスをくれ!!」
「今度は……あなたを幸せにして見せる……」
「私に挽回の機会を下さい!」
「私たちが間違っていた……だから、もう一度戻ってきてくれ!!」
俗にいう、”正体が分からなくて虐待されてたけど本当はものすごい力を持っていてキャラたちに見返されるスカッとチートUTUEEEEE乙女ゲーストーリー”というやつだ。
けれど、このストーリーの主人公は、彼女ではない。
「は~……酒の肴にもならん」
彼女の名は、ルリィナ・アルトンバレト。
「異世界人」として持つ力でテレシー国でも有数のSランク冒険者に成り上り、その類稀なる才覚で数々の功績を打ち立ててきたいける伝説、
そして__この世界のモデルとなっている乙女ゲーム、「ロマンスラブ」、通称ロマラブのプレイヤーでもある。
この物語は、そんな彼女が友人でもあり、ロマラブの攻略対象たちの恋路を(やりたくないのに)応援させられることになってしまう新感覚型の天の視点ラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 14:36:28
2004文字
会話率:52%
会社員の神永ナツキは、会社からの帰りに、いつもの居酒屋で呑んでいた。そして隣に座っていた手品師だという青年に、「酒の肴に」と話を振られる。最終的に酔い潰れてしまった青年を、ナツキは家で介抱すると言い、居酒屋の大将に呆れられながらも、青年を
担ぎ家に帰って、言葉通りのことをして、翌朝。
「──僕、本当は手品師じゃなくて、魔法使いなんです」
起きてきた青年は、そんなことを言ってきた。
◇他サイトでも掲載しています◇
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 08:10:00
195730文字
会話率:56%
魔王を倒す為に冒険を続ける勇者パーティー。
それに所属するお酒が大好きな女魔法使い。
様々な魔法を使いこなす、最高の戦力である彼女の唯一の悩みは、一緒にお酒を飲む仲間がいない事。
女僧侶は真面目で禁酒主義、
戦士は自分の筋肉維持の為
に酒をやめていて、
勇者はまだ未成年。
お酒を飲むために今日も女魔法使いは仲間達と宿泊する宿を抜け出し、夜の街へ向かう。
凶悪な魔王に立ち向かいながらも、お酒を求める彼女の冒険は続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 22:51:34
311041文字
会話率:48%
異世界に吸血姫オルタシア・ガルフォードに転生した主人公が忌み子である王女セレスティアと出会い、己の運命に抗う物語
最終更新:2024-06-27 16:36:40
28237文字
会話率:49%
双子百合(?)短編です。
7000字程度のすぐに読み終わる短編です。 『お昼休み女子高生三人が小説肴にあーだこーだ言い合ってるだけの連作短編小説。』の中学時代の双子のお話。
最終更新:2024-06-14 09:00:00
7096文字
会話率:42%
水乃戸亜以は今日も双子姉妹――姉の吾子嗣ミキミキとその妹吾子嗣ミキと机を並べてお昼ごはんを食べていた。花咲かすのは小説談義。小説家を目指す亜以はいつも二人に意見を求む。が、話はだんだんとおかしな方向に転がっていき……?
パロディ小説と言われ
ればパロディ小説です。ネタが分からずとも、問題ないものを目指しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 17:00:00
85244文字
会話率:40%
昔のように馬鹿騒ぎがしたい。そんな考えから大流行のゲームを始めたおっさん4人。
暴走幼女、残念爽やか好青年、お淑やかネカマエルフ、覆面紳士。中身はおっさんなので行く所でトラブルが続発。
元々身内で馬鹿騒ぎをするだけだったのに配信機能を使って
しまいおっさんたちの奇行が広まってしまう。
おっさん4人の残念な大冒険配信が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 15:23:09
249137文字
会話率:57%
『舞台の上で死にたい』『それが役者としての本望』と、ベテラン俳優の彼は酒の席で事あるごとにそう口にしていた。自分の発言に酔いしれているのか、それを肴に酒を呑む。あるいは、酒を呑むことその罪悪感を和らげるために言っていたのか。死などいつでも受
け入れてやる、と。
その真意は本人にもわからないが、なんにせよ不摂生が祟り入院し、余命あとわずかとなった。
こうなってくると『舞台の上で死にたい』という思考。それは湿度を伴う言葉となり、習慣となり、性格、行動と、そしてこれは運命なのだと本人は疑わなかった。信念というより執念。何が何でも舞台の上で死にたい。伝説を残すのだと息巻き、関係者に片っ端から連絡を取った。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-09 11:00:00
3741文字
会話率:13%
三大公爵家のひとつベラクール公爵家の三女、リアーヌ・ベラクールはゲームの中では悪役令嬢だった。しかし十二歳から六年間、自宅療養を必要とした彼女は偶発的に悪役令嬢ポジションを回避。健康になったしそろそろ婚約しようねという陛下直々のお達しを受け
て婚約者探しすることになったが、建国記念日のパーティーで出会った若き辺境伯に結婚を申し込まれ――前世では一人飲みに出歩くくらいお酒と食事が好きだったゆえに、その影響を受けてそれらを求めるリアーヌの緩やかな日々を綴るだけのお話。 / ゆるふわ設定とご都合展開で繰り広げられるお酒と食事を楽しむだけのお話です。勢いと見切り発車によるスタートのため更新はのんびり予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 21:18:37
33505文字
会話率:43%
【忘れたい想いだけが、忘れられない】
雨上がりの冬空の下、男はかつての夢を友に語る。
男は問う。それは何に対してか。自分か、あるはずだった未来か。
煮え切らない想いに、最後の火を……。
最終更新:2024-04-13 07:25:26
2613文字
会話率:38%
女子大生の蒲生希望は商店街の福引で食事券を当てたゼミ友に誘われ、ねぎま鍋を肴に晩酌する幸運に恵まれた。
‐冷蔵庫の無い江戸時代において、トロは傷みやすい食品として安売りされていた。
ゼミ友から聞いた豆知識を耳にした蒲生は、ねぎま鍋の美味しさ
から「江戸時代へタイムスリップしたい」と漏らすのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 06:04:46
1000文字
会話率:44%
徳川幕府の体制が盤石の物となって久しい宝永元年。
戦とは無縁な泰平の世に生まれ育った若侍達は、家督を継げる時を待ちながら穏やかに過ごしていた。
若き岸和田藩士である先山光太郎と加茂内膳もまた、そんな泰平の世に生きる若侍の一員である。
今宵も
二人は泉州名物の里芋を肴に差し向かいで飲みながら、四方山話に花を咲かすのだった。
(※本作品は公式企画「秋の歴史2023」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 07:23:37
2098文字
会話率:27%
北風吹き抜ける学生街の居酒屋で、おでんを肴に一献傾ける二人の女子大生。
日本人以上に日本の居酒屋文化を愛する台湾人留学生が勧める、冬ならではの御酒の楽しみ方とは?
※ ミニシリーズ「ほろ酔い留学記」の1作である本作は、柴野いずみ様御主催の「
スパイス祭り」の参加作品で御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 08:14:16
3083文字
会話率:31%
人よりも周囲から気づきを得るのが得意な女学生、鹿倉由美絵《しかくらゆみえ》は、ある日インターンシップの帰りに駅前の雑踏の端に座り込んだ男、新部高典《にべたかのり》に気を留めた。
上質なメンズスーツを身に着けた中で、シャツだけをしわだら
けにした高典に興味を覚えた由美絵は、高典の油断を誘って行きつけのバーラウンジへと連れ込む。レディススーツから色気のあるワンピースドレスへ着替えた由美絵に翻弄されつつ、高典はひとまず一杯を共にすることにした。
カウンターに並びでカクテルを飲んでいると、由美絵は高典のシャツのしわについて尋ねる。高典はその所以を喋ってみせるが、そこに嘘があることを由美絵は看破した。
シャツにしわをつけたのが他ならぬ高典自身であることを由美絵に指摘された高典は、逡巡を経て質問に答える条件を由美絵に持ちかける。ショットグラスに注がれた酒を一方が飲んだら質問ができて、もう一方は答えなければならない一問一答だ。由美絵がシャツのしわの”なぜ”を問うなら、由美絵も高典の質問に答えなければならない。由美絵は酒の余興を受け入れた。
お互いに飲んでは問い、問われては答えを交互に繰り返すうち、由美絵は自身の中で納得のいく答えに辿り着いた。その答えを示された高典は、回答を継いで自ら語る。シャツのしわは高典の新人時代の失敗と分不相応だった傲慢さの象徴だった。
秘密を語り合った2人はしばらくただの友人の様に酒を交わす。楽しい一時を過ごし終えると、由美絵は青シャツの襟を正してラウンジから去る高典を見送った。
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本作はgithubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 22:36:45
10938文字
会話率:53%
今の思考や感覚のまま、過去のトラウマと向き合ったらどうなるんだろう…?
そんな話を、妄想力全開で書いていきたいと思ってます〜〜。
あらすじ
30歳を迎えた、みずほ台・鶴瀬・鶴ヶ島の3人は久々に集まってお酒を飲む。
肴はバレーボールの試合、
3人が揃う最後のインターハイ予選の映像。
今は違う環境で生きている3人だが、昔の自身を観て、忘れていた感情が一つまた一つと浮かびあがる。
共有できていたもの、ずっと心に秘めていたもの――。
あの時の僕らは、漠然とした、転がるように変化する感情の中で闘っていた。
ネットを挟んだ相手とも、自分を動かす心とも――。
夜も深まり、陶然とし始める頃……3人はふとこんな事を考える。
「今の思考や経験を得た自分たちが、モニターに映るあの頃の僕らだったら――?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 18:34:40
33137文字
会話率:27%
とある幻想郷の夜。巫女の居ない静かな博麗神社を訪ねる鬼の少女――伊吹 萃香。彼女は思い立ち、四季を一度に萃(あつ)めた『至上の宴会場』を作るのだと宣言する。
それに乗るのは、スキマ妖怪・八雲 紫。二人が春夏秋冬を巡り、数多の旬の酒と肴を堪能
して回る『しじょうの宴』が始まるのだった。
東方×グルメ!百鬼夜行も垂涎の二次創作作品、ご賞味あれ!
超絶素敵なイラストは「ハレのちハレタ」様より
└ Pixiv:https://www.pixiv.net/users/1079498
※本作品は『東方Project』の二次創作作品であり、登場人物は全て『東方Project』のキャラクターです。
※こちらの作品はたいあっぷでも掲載しています。https://tieupnovels.com/series/4162
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 19:35:17
22043文字
会話率:48%
文句、難癖、愚痴、好き勝手の呟き。それだけでは、流石に申し訳ないと、毎回、酒の肴を作り方込みで紹介する。居酒屋のじーさんと客の会話スタイルのエッセイ。
最終更新:2023-12-31 16:02:28
62178文字
会話率:98%