本年23歳になるフリーターの俺、折野 新作(おれの しんさく)は段々と暑くなってくる七月の給料日前、食費が心許ないため東京からそう離れていない郊外の実家に帰郷することにした。
メタボリックな父親(55)、イケメンアイドルグループにすっかりは
まってしまった母親(47)、
普段はたいして家にも帰らず遊びまわって小遣いが尽きれば帰ってくる妹(19)、四人でちゃぶ台を囲んで夕食を取っていたはずが、ここは一体!?
残債の残るマイホーム。そのお茶の間(8帖間)ごと異世界に召喚されてしまった我が家の命運は!
玄関からではなく、縁側のある掃出し窓の網戸を開けて現れた異世界の美しいお姫様の目的は!
父が「勇者」? 母は「賢者」……。妹は「召喚士」、だと!? なぜ俺だけが「こけし使い」なんだッッ!
魔王のしもべである四天王 “火のベッキョ・リーコン”“水のパッパジョー・ハッツ”
“風のシャーキン・マミレイ”“大地のリーストラ・ディエコック・ヴァシラ”を次々と退け、傷つきながらも、家族は戦う。
強大な力で世界を蹂躙せしめんとする“魔王カティエ・フォカイ”でさえ、救世主たるこの家族の【絆】は切れない。
異世界のことなど何もわからない家族に接触してくるダークエルフ、“パゥパワ・アゥスタモ・グォルフ”の狙いとは?
ほんでなんやかんやありながら彼らは、我が家の幸福(しあわせ)を求めながらも。――この動乱の世を、導く。
(良かった! 芝犬の雑種“ホッチ(12)”もちゃんとついてきていたんだ!)
完全に構想もプロットも何もない完全不定期更新の家族の物語が、今、幕を開ける――。
「――電波が悪くて暇だっていいじゃないか、新作。縁側で外の景色でも見て居ろ。――じき母さん自慢のコロッケが、『揚がる』――」
次第に激しくなる雨漏れに悩むマイホームに住む、四人家族の命運は、いかに――。
※この作品は高確率でエタります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 21:15:46
13220文字
会話率:41%
『魔法使い』は「人間失格」だと揶揄される世界で生きるアルフレッドは、胸糞悪い貴族共から逃げたり、ときに応戦したりしながら平穏(?)な学生生活を送っていた。
同じく魔法使いで『王都ロイアルミナ学園』魔術科の学友であるオリヴィア、マットと共にい
つも通りの昼休みを過ごそうと食堂へ向かった先で、アルフレッドたちの人生を揺るがす大事件の序章に巻き込まれていくことに……!
いつか長編化したいと思っているお話の読切バージョンです。お気軽にお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 18:17:05
20255文字
会話率:51%
人からのお願いが断れない、友人や家族とも疎遠で相談する相手もいない。
同僚から押し付けられた残業が終われば一人暮らしの家に帰り眠るだけという、虚しい生活を送っていた、『市橋 あやめ』。
そんな残業続きのある日、帰り道を間違えて偶然辿り着
いた中華料理屋で、顔だけは良い怪しいお兄さんと出会う。
最初は胡散臭いお兄さんにビビっていたあやめだったが、予想外の優しさに触れていくうちにいつの間にか奇妙な友人関係を築いていくことに──?
全23話です。
毎日夕方〜夜頃に投稿予定です。
投稿スケジュールや落書きなどをTwitter(現X)で投稿しておりますので、もし宜しければご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 18:06:27
74308文字
会話率:39%
トイレに入っていると隣の家の女の奇声がよく聞こえます。
最終更新:2024-06-17 00:26:20
1122文字
会話率:11%
小高い丘の上に何かいるような気がして網戸を開けると、何かと目があった
最終更新:2024-02-15 11:00:00
1327文字
会話率:0%
寒いなぁと感じているなぁ
最終更新:2024-01-08 15:13:52
230文字
会話率:0%
「困ってる人を見ても、助けたりしちゃ、いけないんだぜ。自分にとって、命取りになるからね」
夏っぽい夜風を感じると、いつも思い出される言葉だ。
その言葉を耳にした時、俺はまだ八歳で、社宅に住んでいた。マンションの三階。その夜、俺は珍しく度
の過ぎた悪戯をして、お仕置としてベランダに閉め出されていた。後にも先にも、そこまでの仕置を受けた事はない。
多分、当時の俺は夏休みを目前にして高揚していたのだ。何を思ったのか、父の部屋から車の鍵を拝借して、運転席に座った。そして、見様見真似で車を走らせたのだ。駐車場の中だけの話だったし、自転車よりもノロノロとした速度だったから、そこまで叱られるとは思わなかった。
叱られる事に慣れていなかった俺は、大きなショックを受けた。十七年経った今でも、よく覚えているくらいに。
あの夜、ベランダで俺がひとり、打ちひしがれていた時、隣の家の網戸がガラガラと鳴った。続いて、蒸し暑い空気を割くような、シュパッという音。目をむけると、向こうもこちらを見ていた。
スッと背の高い、薄い体。少し外国人風の顔立ち。湿った夜に、赤い点のような輝きがくっきりと見えた。独特の香りが鼻をつく。先程の空気を割くような音は、ライターだったのだと知った。淡い煙が夏に溶けていくのがキレイだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 13:05:51
9750文字
会話率:30%
うちのかわいいかわいい猫についてのエッセイです!
猫との生活は、かわいくて、ほのぼのです!
無断外泊をしたり、網戸を壊したり、洗濯機の中に入ったり、ソファーをぼろぼろにしたり!
やりたいほうだいなうちの猫ですが、お土産にトカゲやスズメを持っ
て帰ってくるやさしいところもあります!
運動はすこし苦手と見せかけて……やっぱりちょっと苦手みたいです!
ツンツンで、たまに甘えん坊なうちの猫のほかにも近所の野良猫のボス、ポッチャリ、ドリフ猫、いろいろな猫が出てきます!
猫好きなかた、気軽に読んでみてください!!!
「そうそう!」「こういうことある!」「かわいい!」 と感じていただけると思います!
基本一話完結で、一つひとつのお話も短いです!
通勤や通学の隙間時間に読みやすいと思います!!!
ブログにも投稿してみました!
http://ezzebra.blogspot.jp/
重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 18:17:37
310447文字
会話率:19%
網戸に捕獲された猫。
最終更新:2021-11-20 06:00:00
1000文字
会話率:0%
もうすぐ三十二歳になる、1K一人暮らしの会社員トウコ。
リモートワークで気ままな生活を送る彼女の元に、網戸を引っ掻く白猫が訪れる。
「うちの網戸に、何の恨みが……」
毎度毎度、網戸を引っ掻くその白猫は小さな紙切れを携えていた。
これは、
気まぐれから始まった、白猫の紡ぐ小さな出会いのストーリー
一話完結の短編です。この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 14:25:41
8628文字
会話率:29%
聖属性エッセイストの日常妄想系エッセイですよ〜!
お暇なら読んでね!
最終更新:2021-07-18 06:00:00
1093文字
会話率:8%
ユウキカナメ先生と同じお題で小説を書きました。
お題は、カレー、ラジカセ、網戸の三つです。
最終更新:2020-05-22 00:00:00
1408文字
会話率:52%
甕柘榴(もたいざくろ)先生と同じお題(カレー、網戸、ラジカセ)の三つで短編を書きました。
最終更新:2020-05-22 00:00:00
1157文字
会話率:32%
網戸の先のスズメのつがいよ
キーワード:
最終更新:2020-04-15 15:31:35
202文字
会話率:0%
8月下旬の四畳半。
網戸から差す日差しを避けるように、日陰の中で若い男女が1組座っている。
2人は交際している。
最終更新:2019-08-25 22:45:55
631文字
会話率:100%
あらゆる宇宙の、あらゆる想い。
違っていても、どこかで繋がっているのかもしれませんね。
『約束は亜光速で果たされる』
夕焼けの公園で、俺は女児に褒められた。
ほぼ光速で走って来たそいつには、何かワケがあるみたいだ。
『ピンコロタケ
の群生地』
殺し屋である「誰でも殺せるマイアン」のもとへ、「地球人最後の貴族」ミア・シジョオが訪れる。
彼女の依頼は婚約破棄。
異地球人であるヤチャナイアビヱ家長男の命を奪うべく、二人は「ピンコロタケ」を探す旅へ出る。
『81、52R』
中学生の僕は、網戸に一匹の昆虫がいるのを見つけた。
それは銀色に輝くタマムシだった。
彼女は自身を「ラビ」と名乗る。
ラビは僕のどんな話も聞いてくれた。そんな彼女に、僕は恋をする。
しかし昆虫の命とはかくも儚いものだ。
とうとう、僕はラビにお別れを言わなくてはならなくなった。
『マルチバースより愛を込めて』
タキオンデータに込められた「愛の記憶」を、博士は私の中へ集積させる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 02:00:00
50001文字
会話率:29%
まだ、十代の頃の恐怖体験
最終更新:2018-11-10 15:30:50
1065文字
会話率:0%
生命科学系の大学院生である常識人の後輩、その上をいく常識人の先輩、自称反革命分子の教授、あとネコが出てくる日常系幻想ノベルです。
実験室の対人関係に疲弊した後輩は、いつものように深夜の生化学実験室にて、先輩と試薬棚のエタノールで晩酌に付き合
わされます。その甲斐あってか、腹痛(意味深)が原因で意識が途絶え、目がさめると懐かしい理科室にいました。夢か現か分からぬ世界で、どうせ死んだのなら預金使い切ってからが良かったと後悔しながら、今と昔に黄昏ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 21:00:00
9155文字
会話率:4%
セキセイインコのモモはある日網戸の向こうに猫がいるのを見つける。猫はモモを狙ってやってきたのだが、網戸越しに交流を続けるうちに二匹の間には奇妙な情の繋がりができていき――
忘れても、好かれていたなら忘れない。忘れられるわけがない。心がき
っと覚えてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 23:33:12
7799文字
会話率:42%
幼いころ聞かされたはなし
最終更新:2017-06-25 23:46:51
251文字
会話率:0%
残暑の頃、ほんの少しだけ網戸が開いていた。
高校生の頃に書いた掌編です。
最終更新:2017-05-27 10:07:41
388文字
会話率:8%