篤志家のダイアナは、父の莫大な遺産をもとに、障碍のある姉の為に施設をつくり、運営していた。ある日、その施設で殺人事件が起こる。男は没落貴族のマーチンをなのり、新聞は面白おかしく事件を扱った。
©2024 弓良 十矢
比喩でもな
んでもなく悪夢を書いたやつ。胸糞悪いかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 13:54:20
14516文字
会話率:39%
卑しい育ちのイーシャルは、義勇軍に身を投じて武勲を上げ、遂には“剣聖”として国中に知られる英雄となった。しかし、そんな彼に待ち受けていたのは、“火炙りによる公開処刑”というあまりにも悲劇的な運命。物語は、死の直前のイーシャルの回想から幕を開
ける――。
【第一章】辛くも生き延びたイーシャルが、正体を隠しながら暗躍し、“傷跡の聖者”の二つ名を与えられるまでの物語。
【第二章】美貌の篤志家の身辺警護を依頼されたイーシャルが、暗黒街の巨悪に立ち向かう。
【第三章】ゼルマンド戦役の英雄たちが、不可解な死、失踪を相次いで遂げる。人々は下手人を“英雄殺し”と呼び、その正体をイーシャルだと見做す。“英雄殺し”とは何者か? イーシャルを密告したのは誰だったのか? 全ての謎が明らかになる――。
※アクション文芸部門で、【四半期&月間&週間&日間ランキング1位】を達成しました。応援して下さった読者の皆様、どうもありがとうございます!
※不定期更新中
※感想の一部には、物語の重大なネタバレが含まれております。閲覧の際はご注意ください
※副題の“~死刑を宣告された最強の暗黒剣士、再び英雄へ~”を削除しました(2019.2.8)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 00:00:00
560087文字
会話率:25%
周囲から篤志家として知られていたエヌ氏。
多くの人に惜しまれながら亡くなった後、エヌ氏は閻魔様の前に立っていて……
最終更新:2020-12-21 13:03:50
1901文字
会話率:55%
【予告編】
「いやぁ、おっかない話だねぇ」謎めいた余裕の◆クリムゾン◆。「吸血鬼、悪魔、大者から小者まで」
――SNSに邪念の渦。
「本気かい?」クールに応じる男、■ノワール■。「いわゆる“なりきり”、君からすれば小者にもならない」
――邪念の裏には事件の匂い。
「“フェイク”だよ」ほの暗く覗く、それは兆し。「それはそれは願ったりな獲物じゃないか」
「『おっかない』のは」垣間見える、それは魔性。「背後に隠れた“ホンモノ”ってわけか。行ってみよう」
クリムゾンの皮肉。「“ホンモノ”が証拠なんか残すとでも?」
ノワールの悪い笑み。「そういう君はどうして僕の側にいる?」
――行動開始。
契機。「年間ペースの倍近く。それがここ2日で『喰われてる』」
着眼。「そんなに? いや、600人を境に?」
魔の気配。「正確には、666――獣の数字さ」
手応え。「――ビンゴ」
その先。「ビンゴどころの話じゃない」
――スタイリッシュ■ハードボイルド×サイバー+ゴシック◆ホラー!
◆Fake~SNSに潜む自称悪魔や自称吸血鬼へ~■
原案:焔丸(ほむらまる)
小説:中村尚裕
「要りもしない苦労を買って出るほど、私は篤志家じゃないものでね」
――ネットに巣くう魔が覗く。
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NOVELDAYS
カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 00:00:00
10724文字
会話率:54%
明日、親父がむかし連れてきた裏日本のこの街にいって、「田沼さん」としか知らぬそのひとに逢い、何としても力になってもらわないことにはどうにもならないところまで、ケツに火がついてしまった。
あきれ顔とあきらめ顔の混ざった妻は、それ以上なにも
言わない。本当は、そんな|篤志家《とくしか》なんているわけない、おかしな詐欺に引っかかってるだけじゃないかと返したいのだ。
駅の長い地下通路を抜けて、地上に出た。「大川方面」の案内に沿っていったのだが、曲がりくねり、距離を測りかねるほど長く感じた。
フェーン現象というやつだろうか。東京を出たときとは較べものにならない暑さだ。日は大きく西に傾いて目指す大川の向こうにあるが、この陽射しを正面から浴びながら大通りを歩くことを考えると足がすくむ。タクシーやバスはおろか、連れを伴ったひとたちさえ見つからない。
小路というよりも、家並みの隙間が寄り集まって出来た路地が見えた。小さな鉢植えばかり並ぶ濃い緑の影が風に揺れ、そこだけが、アスファルト舗装の陽炎から遊離している。
「休業中」と書かれた銭湯の隣に、飲み客も相手にする食堂をみつけた。灯かりはなく引き戸はきっちり閉じられているが、仕込みの声とは違う客同士の高揚した声が漏れている。
- ガラリ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 08:55:54
10621文字
会話率:16%
ある篤志家が、住宅街の中心辺りの住宅数十件分の土地を確保し、その中心に、どこの町にでもあるような小規模な公園を一夜にして作った。公園『りんご』という名の公園を。
その公園は、そんな成り立ちだけではなく、見掛けからして奇抜だった。その後の
出来事も含め、その公園のことは、人々の脳裏にこびりつくことになるだろう。
さて、その公園はどういうものであり、そこを舞台にして一体何が起こったのか。これはそういう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 10:15:43
2452文字
会話率:0%
ある篤志家の企業社長が殺された。私立探偵の山田俊介の元に、その殺人事件の犯人を究明して欲しいという依頼が舞い込む。
密室殺人の謎に頭を悩ませる俊介は、事件後、カウンセラーとして被害者宅を訪れていた女性・音ノ瀬ことと出逢う。
彼女の存在は俊介
にとって推理の道しるべとなる―――――――――――。
やがて明らかになった真相とは。
霜月透子さん主宰されるピュアキュン企画に参加させていただいている作品です。
別作品『コトノハ薬局』スピンオフ。音ノ瀬ことと山田俊介の出逢いのエピソードです。
カクヨムさんにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 09:00:00
9184文字
会話率:42%