ある篤志家が、住宅街の中心辺りの住宅数十件分の土地を確保し、その中心に、どこの町にでもあるような小規模な公園を一夜にして作った。公園『りんご』という名の公園を。
その公園は、そんな成り立ちだけではなく、見掛けからして奇抜だった。その後の
出来事も含め、その公園のことは、人々の脳裏にこびりつくことになるだろう。
さて、その公園はどういうものであり、そこを舞台にして一体何が起こったのか。これはそういう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 10:15:43
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