流山にて近藤勇とともに投降した野村利三郎は、助命嘆願にやって来た相馬主計とともに捕らわれてしまう。近藤の死を知り、二人は会津へ向かった土方を追う―――一人は生きるために、もう一人は死ぬために。
箱館降伏までの野村利三郎と相馬主計のお話です。
メインは上記の二人ですが、土方歳三の北への転戦に沿って話が進みます。
沖田総司たちも登場し、最終的には明治期まで続きます。
本作品は個人サイトでは完結済みのものでBL要素を含みますが、全年齢に対応できるようにソフトに改変して掲載する予定です。苦手な方はご遠慮ください。また史実を参考にしたオリジナルのお話になりますので、関係各所とは関わりはございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 00:29:46
11663文字
会話率:43%
幕末の動乱期。様々な思惑と信念が入り乱れ、血の海と化していた京都にて。並み居る剣豪を押しのけ『剣鬼』と恐れられる男がいた。
長い黒髪。漆黒の瞳。一目見れば忘れられないほどに美しい顔立ち。美形な顔には似合わない血の香り――。
鬼の如し
太刀筋にて死地を切り開き。やがては『幕末最強』とまで言われたその男の名は――幻水迅鋭。
そんな迅鋭も歳には勝てず。最後の戊辰戦争である箱館戦争から54年。茶碗に重みを感じるほど弱りきっていた迅鋭は最期の時を布団の上で過ごしていた。
思い出すのは過去の記憶。淡い幻想に手を伸ばし、最後に放った言葉は――。
「もう一度やり直したい」
最強とまで呼ばれた男の遺言は。なんとも虚しく。なんとも憐れなものであった。
そこから更に時は過ぎ。時代は2222年。急速な技術革新によって治安が悪化した日本にて。
何でも屋『フライヤー』の社長であるロアと戦闘員であるイヴは、依頼されたとある物を盗み出している真っ最中であった。
人を抜け、銃弾を抜け、建物を抜け。酷い置き土産と共に2人は脱出。
追ってから軽々と逃げおおせ、たどり着いたのはごみ捨て場。いつも通りの軽い仕事と油断していた2人の前に現れたのは――なんと若返った幻水迅鋭であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 19:00:00
5520文字
会話率:40%
1869年 箱館 五稜郭にて 土方歳三が無念の討ち死に。目を覚ますとそこは。
最終更新:2024-06-08 17:51:39
1502文字
会話率:36%
※武頼庵(藤谷K介)様主催『街中に降る幻想の雪』企画参加作品です。
※家紋武範様主催『約束企画』参加作品です。
戊辰戦争、箱館で交わされた約束。
最終更新:2024-01-20 08:09:34
4195文字
会話率:31%
常世には常葉という妹がいた。
妹は戊辰戦争で土方の小姓市村鉄之助に扮して箱館戦争に加わった。
その妹を陰から守っていたのが、兄である常世だ。
妹を守るために身につけたたくさんの術。しかしもうそれも必要ない。
常葉は土方と生きること
を決めたからだ。
常世は妹の常葉に代わって市村鉄之助になり変わり、土方の遺品を持って東京は日野へ。
遺品の全てをを届けたら、異国にでも渡ろうか。
妹を守るという支えをなくした常世は、半ば人生を諦めかけていた。
そんな時に噂に聞いた残党狩りに遭遇する。
狩られようとしていたのは元新選組隊士の十羽(とわ)という女だった。残党狩りのやり口と、十羽が妹と重なって反射的に助け出す。
「自分の人生を生きなさい」
「俺の、人生……」
これは、常世と十羽の旅恋物語である。
※「副長と小姓と私」のスピンオフです。
※ カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 10:28:58
83864文字
会話率:49%
新選組副長・土方歳三ーー彼の傍らには小姓として仕えた一人の少年がいた。
市村鉄之助―、戊辰戦争末期、土方の形見を土方の義兄・佐藤彦五郎まで届けたという新選組隊士である。土方と過ごしたのは僅か三年。
少しドジな少年は、坂本龍馬との出会いや
、新選組の中で多くを学んでいく。
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市村鉄之助くんを主人公とした新選組小説です。
史実と創作を混ぜ、時代小説というよりラノベに近いかも知れません。
多くの新選組資料でも、鉄之助くんの名前が出て来るのは箱館戦争終盤という末端にいる男の子ですが、是非この機会に市村鉄之助という男が新選組にいたんだなと覚えて頂けると幸いでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 20:27:06
35759文字
会話率:37%
審神者の任務を遂行している 審神者如月。時間遡行軍の行方を追っていると、ある時代に異変を見つけた。
慶応4年 京都.....ちょうど鳥羽伏見の戦いが繰り広げている時代。 そう時代は幕末。
新選組副組長の土方歳三が 軍を引いて箱館へいく戊辰戦
争の始まりの時代。
この時、主は知ってしまった。 土方歳三佩刀『和泉守兼定』に酷な任務を告げなければ
ならないということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 09:55:59
207文字
会話率:20%
明治二年、帝の命令により榎本武揚、大鳥圭介、土方歳三らは箱館五稜郭から撤退し、ハワイ王国に組織として移住をする。
ハワイ王国第5代国王カメハメハ5世は、ハワイに拡大しているアメリカ白人の力を抑えるべく、日本人移民に期待を寄せていた。
ハワイ
王国を旧蝦夷共和国軍、会津藩、桑名藩、庄内藩、請西藩が移住して守護する。
だが、アメリカ併合を願う白人農園主の他、アメリカとの微妙な関係を維持する為に彼等を危険視する王族や、明治政府内にも帝の思いとは別に彼等の存在を許さぬ勢力がいた。
後ろ盾だった筈のナポレオン3世もやがて失脚する。
やがて第三勢力たる黒駒の勝蔵一家がマウイ島を舞台に暗躍を始める。
一応、太平洋諸国の植民地が終わる20世紀初頭までは書きたいと思ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 17:00:00
745582文字
会話率:21%
赤碕姫香(あかさきひよか)は、明治初期の箱館戦争で「人喰い姫」と呼ばれていた。函館でひっそりと暮らしていたが、ふと長野の実家に残った双子の妹たちに会いたいと思い、帰省するための費用をためていた。
そんなある日仕事先でフランスのご令嬢・ジャ
ンヌ(自称)と出会う。やがてジャンヌ(自称)の日本に来た本当の目的が日本で行方不明になった母に会うためと知る。そして姫香は、昔彼女の母に出会ったことを告げる。
妹に会いたい姫香と母に会いたいジャンヌ(自称)は、妹が待ち、母と出会った場所ーー長野へ向かう。
再会を目指す二人が織り成す、和風浪漫譚開幕ーー
/*「会う」というテーマです。心を無にして、世間一般に知られてる設定なんて忘れて、気楽に読んで見てください。*/
/*現在大改稿中です。全部、一人称視点に直しています。更新はしますが、全く改稿していないので読みずらいと思いますのでご注意ください*/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 14:53:21
72462文字
会話率:50%
坂本龍馬に転生した主人公。しかしそれは暗殺される日と場所だった……。
なんとしても彼を排除しようと、様々な人々が追い詰めていく。
そうして行きついた先は『箱館』だった。
箱館の人々との交流を通じて、心の中にはとある思いが募っていく。
それは
『箱館戦争を回避したい!』というものだった。
そこで箱館を救うために『巨大通販会社(通称:密林)』を設立することにしたのですが……。
明治維新の真っただ中に飛び込んでいった彼を待つ結末とは!?
幕末を舞台にした『新しい坂本龍馬』のストーリーが今始まる!
※この物語はフィクションです
※実在の企業とはなんの関連もございません。『全て』架空のお話です
※作品内には、実際に偉人が言ったとされる名言が出てきます。そちらもお楽しみいただければと思います。
※本作は「カクヨム」でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 12:00:00
158388文字
会話率:33%
本当に必要とされているのは『姫良三善』ではなく、『あのひと』だ。
あれから月日は流れ、司教となった姫良三善は箱館支部長として忙しく過ごしていた。
『あのひと』の誕生日である八月八日。その日、一人の少年が三善のもとを訪れる。少年の名は土岐野
橘。彼との出会いにより、事態は一変する――。
※この物語には一部法律・法令に反する描写がございますが、それらの行為を容認・推奨するものではありません。
※※本シリーズは同名義で「カクヨム」に掲載しています。
なお、本作(Nコード「N9536DK」)は「version:α」となり、その内容に一部「差分」がございます。
【バベルシリーズ 一覧】
第一部 契約の箱編(http://ncode.syosetu.com/n6238q/)
第二部 パンドラの匣編 ★今ここ
version:β(http://ncode.syosetu.com/n9003dq/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 10:22:43
333266文字
会話率:41%
戊辰戦争にて散った二本松少年隊の物語です。主人公は架空の少年ですが、他はすべて歴史上の人物です。主人公の少年は大壇口の戦いから生き残り、母成峠、会津鶴ヶ城、五稜郭と転戦し新政府軍に挑み続けます。少年隊の仲間たちはもちろん、多くの歴史上の人物
が登場します。
白虎隊士、山本八重、土方歳三、伊庭八郎、榎本武揚、高松凌雲、木戸孝允等々、多くの史実の人物が主人公と関わります。
維新後も生き残り、ついには西南戦争にも関わります。最後まで二本松武士道を貫いた少年の物語をお読みください。
なお、この小説は作者ホームページにて連載完結したものを、さらに改訂して投稿する作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-15 21:13:26
113921文字
会話率:60%
テレビの影響か、明治維新の戦争は、近代装備の薩長軍が、旧態依然とした旧幕府軍を圧倒したと言うイメージを持っておられる方が多いと思います。しかしそれは正確ではありません。
鳥羽伏見戦の時点で、徳川家は歩兵8個連隊を基幹とする日本最大の西洋式陸
軍を整備しており、装備もデラックスでした。
本編では、多摩の村役人の倅・弥助を主人公とし、農民で編成された「歩兵組」が厳しい訓練の後、天狗党の乱、長州征伐、鳥羽伏見と転戦し、ついに五稜郭で消滅してゆくまでを描きます。
奥羽の戦いでは、二本松、三春といった小藩の運命にページを割きました(その分、会津には冷たいかも)。
フランス軍事顧問団脱走の新解釈、この時期の火器の急速な発達なども盛り込みました。
字数の関係で3部に分けましたが、第1部では弥助の入営から天狗党の乱までを描いています。
なお、作中各地の方言が出てきますが、おかしいと思ったら遠慮なくご指導ご鞭撻のほどをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 22:20:44
46622文字
会話率:42%
明治元(一八六八)年十一月。旧幕府軍が軍事拠点を敷く箱館を目指し、十九歳の若き侍・白銅雪克は陸奥の雪山を進んでいた。しかし、猛吹雪により雪克は遭難してしまう。
そんな彼を助けたのは、『さくら』という名の美少女だった。しかし、さくらの正体は雪
山に迷い込んだ人間を凍死させる雪女で……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-14 07:10:35
29459文字
会話率:43%
いつか…帰ってこれたらいいな…ここへ。
大学生となった俺、浅倉京介〜アサクラ キョウスケは都会から進学のため、過去のトラウマから逃げるため生まれ育った故郷、箱館へと帰ってきた。
昔の親友、幼馴染、新しい友達、様々な出会いの中で
京介は選択を
迫られていく、果たして京介の選択とは?
この物語は過去にトラウマを持つ少年とその周りの人間を描いたラブコメ風の作品になっております。
いろいろと突っ込むところもあるかと思いますが、
是非暖かく見守って下さい…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-09 23:13:01
20360文字
会話率:76%
『蝦夷のトリコロール』 http://ncode.syosetu.com/n1845cw/ の続編。箱館総攻撃で、伝習隊砲術士官兼仏語通訳 田島金太郎と新選組隊士 佐々木一はどんな選択をしたのか。
最終更新:2015-10-04 23:27:04
11590文字
会話率:28%
幕末の蝦夷地。江戸の豪商の娘だった椿は長州の過激派に裕福な家庭を壊され、お針子として蝦夷地にやってきた。そこへ新政府軍に抵抗し続ける旧幕府軍が上陸する。榎本を総裁とする仮政権が成立した日、旧幕府軍に理想を抱く椿はフランス語を話せる伝習隊の
士官 田島金太郎と出会い、恋に落ちた。フランスの海軍士官アンリやフェリックス、新選組の佐々木一、武蔵野楼の芸妓らと楽しい日々を過ごすが、新政府軍の進撃が迫りつつあった。
※プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに幕末風にアレンジしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 12:00:00
46566文字
会話率:43%
時は戊辰戦争最終地、箱館
そこには京で名を轟かせた新選組がいた。
その中でも陸軍奉行並についた土方歳三、彼だけが箱館政府の幹部で戦死したのだった。
彼の死は周りにどんな影響を与えたのか――
最終更新:2015-02-21 12:04:16
2257文字
会話率:34%
私のブログとピクシブからの転載。
現代の女子高生と幕末の箱館新撰組との話。
現代の日野高校二年の勇は、タイムスリップして、明治元年の戊辰戦争の時代へと飛ばされる。そこで出会った土方以下新選組の面々。
箱館戦争へと時は流れていく。
最終更新:2013-05-06 11:14:36
207209文字
会話率:39%
ブログ、ピクシブから転載。
戊辰戦争の時代に飛ばされてしまった勇。出会った新選組の土方たちと雪の積もる蝦夷の地へと足をつけた。
最終更新:2013-05-05 12:39:10
8210文字
会話率:38%
ピクシブ・ブログよりの転載。
この話の前に、長編の小説があります。
幕末の箱館戦争の時代から帰ってきた女子高生 近藤勇と許嫁の土方歳也とのほのぼのラブストーリーです。
最終更新:2013-04-16 00:51:07
4849文字
会話率:43%
箱館戦争末期。桑名藩の公用人森彌一左衛門と松平定敬についての掌話。
(携帯閲覧用のための投稿につき「春想亭昼向」掲載のものと内容は同じです)
最終更新:2010-07-24 20:21:32
2607文字
会話率:17%
時は明治二年。榎本武揚率いる旧幕府軍との戦いに備え、北上する新政府軍艦隊。その旗艦『甲鉄』に乗船する佐賀藩士・古賀千之助は、ある日雑巾に足を滑らせて転倒し、頭を打つ。次の瞬間、彼が見たのは……。菊の紋の下に新時代を切り開かんとする者達と、葵
の紋に忠を貫く者達。双方の艦に宿る戦姫たちは、何を信ずるのか……?(注・残酷シーンとギャグシーンの落差が激しくなると思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-27 00:12:31
24966文字
会話率:40%