君がほっとしたように笑ったときに、ああ、運命だなと思った。
婚約破棄をされた彼女を拾ったのは田舎の男爵のロディだった。嫌な予感を覚えてすぐに故郷に連れ帰ろうとしたが、道中は一筋縄ではいかないようで?
最終更新:2024-03-27 02:21:41
8140文字
会話率:37%
人間の赤ちゃんが最初に笑ったとき、妖精は生まれる。
令和の時代を隠キャの大学生として生活していた俺だが、運悪く歩道橋から落ちて、リパブリック王国第一王子付きの妖精として転生してしまった。
この国では妖精にネバーランドに連れて行ってもらい、
秘宝の欠片を持ち帰らなと王位継承権がないらしい。
第一王子はネバーランドに行きたいらしいが、そんなの知ったこっちゃない。
隠キャの非モテ人生を歩んでいた俺は、陽キャでおモテになる王子を、ネバーランドに連れて行きたくない。
これはそんな王子と俺の奮闘劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 22:08:20
14556文字
会話率:29%
「帆夏とキス、したい…」
放課後。4階の端っこにある、教材室の中。市川巽は、私にそう言った。
巽くんは私の彼氏で、交際して3ヶ月くらいになる。彼の優しさと、笑ったときのふにゃっとした可愛らしい笑顔が好きになって、私から彼に告白した。
告白をしてOKをもらったのは良いけど…彼はけっこうなヘタレで、手を繋ぐだけで毎回気絶してしまうほど。
そんな彼がキスしたいって!?
心臓マヒでも起こして死なないか心配で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 16:05:58
1620文字
会話率:36%
お茶会で誰かが椿姫の話を
最終更新:2020-02-04 22:25:14
348文字
会話率:85%