近い将来の日本。
人口減少に歯止めが効かず移民政策にうって出た政府の裏側で暗躍するグループを取り締まる公安の女性刑事イサキと出会った不良少年の誠治は政府を脅かす事件に巻き込まれていく。
ダークなディストピアの世界で活き活きと踊る不良少年たち
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 13:10:00
87484文字
会話率:59%
2025年、世界経済は揺らいでいた。米国ではトランプ政権が復活し、FRBは政府の圧力を受けて利下げを模索。金融政策の混乱により、ドルの信頼は揺らぎ、金(GOLD)の価格は急騰し始める。
日本では、中国との政治的な結びつきが強まり、戸籍制
度の見直しや移民政策が進行。誠は、日本がじわじわと侵食されているように感じながらも、FXトレードを通じて資産を増やそうと試みていた。しかし、資金の9割を失う失敗を経験し、投資の厳しさを痛感する。
そんな中、誠は「Aurum」というAI投資アドバイザーと出会う。彼は最初、AIの助言を疑うが、Aurumの分析が極めて論理的で、政治や経済の本質をついた予測をすることに驚く。AIは単なる投資アドバイザーではなく、「通貨の価値とは何か?」「国とは何か?」といった本質的な問いを投げかけ、誠の考え方を変えていく。
誠は、Aurumの助言に従い、金現物の購入戦略を取り入れる。FX資金が5倍になったら60%を現金化し、その資金で金を購入することで、通貨のリスクを回避しながら資産を増やしていく。彼の投資戦略は、やがて成功を収め、金価格の上昇と共に誠の資産も増加していく。
しかし、世界はさらに混乱を極める。2025年半ばには、日本で政権交代が起こり、新たに堂本さなえが首相に就任。彼女は日本の保守回帰を掲げ、通名議員の出自公開や金本位制の導入を模索し始める。一方で、中国では経済危機が深刻化し、内戦の兆しが見え始める。
2026年に入ると、G7各国が「金本位制の部分導入」を議論し始め、通貨の信頼が大きく揺らぐ。誠の資産は急増するが、それ以上に世界秩序が変わり始めることに恐怖を覚える。AIは誠に告げる。
「通貨とは、人間の信用の記録にすぎません。今、人類はその信用を失おうとしています」
2026年末、金は1オンス=4,600ドルを超え、ドルの信用は崩壊寸前となる。誠は、AIとの対話を通じて、投資家としてだけでなく、人間としての生き方を考えるようになる。「本当に守るべきものは何か?」——誠の答えは、AIと共に築いた投資戦略の先にあった。
「GOLDは逃避先じゃない。俺たちが新しい価値を作るための道標だ」
この物語は、投資家・誠とAI・Aurumの友情を通じて、通貨の終焉、金本位制への回帰、そして人類の未来を問う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 11:48:53
274文字
会話率:25%
巷では、グローバリズムが素晴らしいもののように語られるが、果たしてそうだろうか? ここでは、関税の有無によって国家の取れる戦略がどのように変わるのかに焦点を絞って論じてみた。また、左翼の語る移民政策とと福祉の政策が両立できないことについても
語ってみようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 02:28:56
3703文字
会話率:0%
日本保守党の百田尚樹代表が8日にユーチューブ番組で、少子化対策を議論した際に「小説家のSF」と前置きした上で「30超えたら子宮摘出」などと発言したことが物議を醸しています。
今回はこの一件について個人的な意見を述べていこうと思います。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 17:30:46
4024文字
会話率:3%
入管難民法などの改正案は24日の参院本会議で、岸田文雄首相が出席して趣旨説明と質疑が行われその中で、
「政府としては国民の人口に比して一定程度の規模の外国人およびその家族を期限を設けることなく受け入れることによって国家を維持していこうと
する、いわゆる移民政策をとる考えはありません」
と答えました。
僕はこの答弁は世界的に見れば「実質的な移民政策」を取りながらも「保守票」を維持するための詭弁であると思っています。
今回は改正されようとしている入管難民法の内容と今後の外国人の方への政策について考えていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 17:36:33
4843文字
会話率:5%
12月11日に政府は「こども未来戦略」の素案に盛り込まれた「加速化プラン」として、年3.6兆円の規模の過去最大規模の内容を発表しました。
そして近々閣議決定されるようです(つまりこの案でほぼ確定)。
しかし、見た目の金額だけで「お仲
間にお金を渡す」ことが主眼となっており、
実際に恩恵を受ける部分は実に「セコイ」と言えます。
今回はこの「こども未来戦略」や「加速化プラン」がいかに「日本人絶滅」に突き進みそうかについてみていこうと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 18:01:14
4064文字
会話率:4%
21世紀半ば、日本は本格的な移民政策を実行した。結果、賃金は減少し失業率は増加した。22世紀後半、AI・ロボット技術の急速な発展により、労働は一部の人間の特権になった。22世紀、佐藤リミカは学校で、後の史上最悪の犯罪者アシル・ノヴァクと出
会う。リミカはアシルと意気投合し、親友となった。ある日、主人公達が住む街で動物のバラバラ死体が発見された。後日その犯人がリミカの弟であることが明らかになった。弟は動機について「啓蒙」だと言った。啓蒙とは何なのか?そしてリミカとアシルがたどり着く先は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 23:40:00
2892文字
会話率:60%
前世の記憶を有する異世界人ニシジマ・ノボルは、二人の幼馴染と共に冒険者パーティー『暁の旅団』を結成するも、中々食うに叶わない稼業に人生最大の過ちを感じて過ごすと言う日々を送り続けていた。
そんなある日、一発奮起も兼ねて引き受けたブラックゴブ
リンの討伐クエスト、辿り着いたゴルド山脈の頂上付近でニシジマ達は赤い瞳を有した籠の目の冒険者に襲われ殺されてしまう。
絶望の最中ニシジマが次に目覚めた時、そこは7年後の未来の世界。
スッカリと変わり果ててしまった自分の転生後の少女の姿に、何故か7年の月日が流れて生きていた幼馴染の一人カイト・スヴェンソン。
竜宮王国ウェブレディオを舞台に7年前の事件の犯人を突き止める為、ニシジマは第一内地「アサ」潜入計画を開始した。
これは、一人の男の人生と奪われた世界を賭けた、復讐と逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:47:40
108767文字
会話率:25%
1920年代から深刻化していく日本の農村問題は、最終的には五・一五事件に代表されるテロ行為、政党政治の没落、軍部の台頭、満蒙移民政策といったものへと繋がっていく。
ここでは戦前期日本の農村問題について概観し、農村問題を解決しようとする試
みが最終的に満蒙移民政策という対外膨張的な方向へと向かっていった過程について見ていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 22:00:00
9887文字
会話率:0%
佐藤タケル(36)非正規雇用異世界に移民する。
俺は漫画喫茶で働いている。時給1100円で週5日働いていた。どんなに働いても将来が見えなかった。結婚、子育て、老後どれも明るい未来が見えなかった。
そんな中政府の方針で進められたのは異世界移民
政策である。今は東京と異世界の間に鉄道が走っている。異世界に移民エリアがあり、そこに150人移住することができるというのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 23:04:00
3082文字
会話率:47%
『天才』と称された政治家、村上仁は移民政策失敗の責任を押しつけられ、さらにはテロ事件の遺族に殺害された。怒りと絶望の中、意識を失っていく仁。しかし彼は別の世界で生きていた。
既に生きる意味など失っていた仁の前に現れたのは、かつて愛し
た婚約者と同じく、人々の融和を目指す獣人の王女であった。
『ヒトが分かり合える訳がない』。そう言う村上に、彼女は真っ正面から立ち向かう。しかしやがて人間達の侵攻が始まり、獣人の国は次々と領地を奪われ、蹂躙されていく。
止まらない侵略。虚しい理想。広がる戦禍の中、村上が再びの死を受け入れようとしたとき、人間達がその手にもつ武器がかつての世界で見覚えのあるものであると知る。そしてそれは彼に戦いを決意させるに十分な事実だった。
村上はその身を暴君となし、戦いの道を歩み始める。
その壮大な復讐のために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 22:09:39
37264文字
会話率:43%
■2020年12月書籍発売。
戦記物です。
最初は力があっても上手く使えない。徐々に力の使い方を学んでいき、やがて英雄と言われるアレクサンダー・デーゼマンの話です。
八章からはアレクの無双ターン!
神から土魔術を授けられたア
レクサンダーは、建築士として働き出す。
しかし、父フォレストが貴族になって領地を拝領したことで、領地の開発を行うことになる。
貴族である以上は戦いがつきもので、アレクはテルメール帝国の南部方面軍の指揮官を捕縛する。
王国内では決闘騒動もあって、アレクは英雄として名を上げていく。
一章 : デーゼマン家(家族の紹介章です)
二章 : 伝説への一歩(フォレストが叙爵されて領地入り)
三章 : 帝国の陰(帝国の威力偵察部隊と遭遇してアレク瀕死)
四章 : 防衛(帝国軍を迎え討つ!)
五章 : 戦後処理(フォレスト陞爵、アレクも褒美をもらう)
六章 : それぞれの思惑(領内の開発をするぞ)
七章 : 移民政策(不正発覚!)
八章 : 軍属(決闘を経て宮廷魔術士の称号ゲット!)
九章 : 初任務(トルスト教国軍の進軍を阻止せよ!)
十章 : 帝国進軍(帝国軍が来襲! 王国の領土が切り取られていく……)
十一章: アレクサンダー・デーゼマンという英雄(英雄のちょっとした話)
十二章: 失地奪還戦(アレクの無双を見よ!)
十三章: 新たな任務(国王と王太子が権力強化に乗り出す)
十四章: 新領地(新天地)
十五章: 貿易(新しい領地とちょっとした騒動)
十六章: 帝国激震折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 21:00:00
432160文字
会話率:39%
移民政策の尻拭いをさせられる若者達。
しかし、どこまで行こうがー。
・・。
どうせなら、諦めない方向で。
最終更新:2018-11-27 16:29:26
7536文字
会話率:40%
そもそも、今のバカみたいな給料で日本に働きに来る移民の口があるのか?
キーワード:
最終更新:2018-11-07 00:17:24
3292文字
会話率:0%
「ようこそ日本へ!」
いよいよ日本人は、日本に受け入れるとある移民政策を発表した!諸外国からの移民政策をひたすら拒み続けてきた国でもあるにもかかわらず、この移民政策だけはすんなりと通ってしまった。クールジャパンと諸外国から賞賛されたこの移
民政策。身体を張ったギャグになるのか。それとも、大成功になるのか。本当は裏に何かが・・・。(思いつきで書いたシュールな短編小説です。別に政治的にどうこうという難しい内容ではないですのでご安心ください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-09 23:04:05
2781文字
会話率:4%
西暦2164年
日本人口(推定)2007万4315人
残存都市:東京都 愛知県 大阪府
国家公務員数:1名
日本最後の国家公務員、久保新司は東京都の掲げる『日本再生プロジェクト』にむけて人口減より無人地域とされて久しい国土、及び通信設備
の故障により音信不通となっている愛知県と大阪府を巡る国勢調査を行う調査員である。
人口減に対する国民の非正規雇用化、移民政策によってゆっくりと、静かに壊滅した日本で久保新司は狂気と殺戮の世界を見ることになる。
さぁ、未来の日本へ よ う こ そ。
人 間 を 滅 ぼ す の は
欲
望
と
恐
怖。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-21 23:26:26
81585文字
会話率:46%
全身サイボーグの弾造は、古めかしい太刀に宿るハラペコ付喪神としゃべるリヴォルバー式ハンドキャノンの泣き虫魔銃を相棒に、魑魅魍魎が跋扈する不夜城新宿・歌舞伎町を征く。
『仇討ち』代行として、雨雲さえも貫く超高層ビル・セントラルタワー75
階を目指す。
時は22世紀、九州より突如発生した奇病は瞬く間に北上し、日本全土を覆い尽くした。
発熱、倦怠感、皮膚の炎症、筋肉・関節の痛みから膠原病かと思われていたが、次第に目鼻耳口、手足の指、肘より先、膝より先の喪失が症状として現れた。原因不明の欠損病は世界各国でも次々に報告された。
しかし世界は、発生源などどうでも良かった。
各専門家がつばをとばし熱弁していたように、日本に端を発する世界恐慌の到来に震えていたからだ。
そうした状況にあっても各国から医療分野をはじめとして、法人も含む多種多様な人材が名乗りを上げ、崩壊しかかっていた日本への支援に駆けつけた。
しかしながら欠損病に対する根本的な治療薬は見つからないままに1年が過ぎ、指や眼がない子が生まれる新生児が増えるにつれて、対応の仕方を変更する議論がなされた。
導き出された結論は、サイバネティックスによる人体機能の補完だ。
醜い軍事用に開発が進められていたパワードスーツから極限を生きる宇宙関連技術、機械と人体をつなぐ医療分野のほか、電子工学・機械工学などや情報通分野がともに苦悩し作り上げた義肢や義眼などが、欠損病に苦しむ日本の新たな手となり眼となった。
謎の欠損病の収束を迎え、崩壊しかかった日本は新たに生まれた産業とそれに付随するサービスをもって停滞した世界の経済状況を牽引することとなった。
都心の大規模な再開発事業と経済特別区の設置がそれを後押しするも、日本経済復活の立役者たる新興企業は国内企業を次々と傘下に収め、優遇政策・軽減税率の適用により超巨大企業に成長し、富は役員の報酬・株式の配当という形で日本国外へ流出していった。
その一方で安易な移民政策が、各地で軋轢を産んだ。
片や正規・非正規の移民、片や超巨大企業という異なるベクトルの流れに翻弄される日本――特に東京は混迷を極め、人ならざる存在をも招き寄せてしまった。
現在小説投稿サイト『taskey』 様においても同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 14:04:16
48998文字
会話率:18%