才能とは、劇薬である。
数々の負の歴史がある「氷属性」の適性を持ち、産まれて間もなく“魔女の森”に棄てられた赤子。
狼に襲われる直前に、赤子は生存本能で魔術を使う。それを見た魔女は、赤子に「エスト」という名前を授けて育てた。
魔女エルミ
リアと共に暮らす、メイドであり最後の龍人族であるアリアとの生活で、エストは魔術師としての才を伸ばしていく。
これは、後に『氷の賢者』と呼ばれるエストの物語。
カクヨムにも掲載しております。
そちらは既に480話投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 06:00:00
667364文字
会話率:42%
高校入学直前に突き付けられた、「進路」という避けられない問題。
未来に不安を抱きつつも、これといって特技も、なりたいものもない「普通」の子・湊太と、ゲーム仲間の秀人と由梨香。
そんな3人の前に、ある日突然現れた、知らない世界へと通じるゲー
ト。
ゲートの先で出会う人たちの選択を見ていく中で、彼らは何を見つけ、どんな未来を選んでいくのか。
宇宙を駆ける(?)壮大な(?)進路選択ストーリー。
なるべくグロや不快な事象は避けたいけど、どうしても出てくる予定なのでR-15で…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 06:00:00
205073文字
会話率:45%
高校二年生の主人公、柳瀬羽咲は、かつて祖母の雪江が大好きだった。
それなのに、同居を始めてからぎくしゃくしてしまい、関係を修復できないまま夏休み直前に祖母は帰らぬ人となってしまった。
心にジクジクとした痛みを抱えたまま終業式を迎えた柳瀬
羽咲に、一人の少年が声をかける。
「あんた、ゆきばあの孫だろ?」
一度見たら忘れられないくらい綺麗な顔をしている少年を、羽咲は知らなかった。名前さえも。
でも、一つだけわかった。どうやら同居してからの祖母には、家族も知らない交友関係があったようだ。
一つ年下の少年と亡き祖母の足跡を辿る、生涯でたった一度の特別な夏休み。
※他のサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:15:48
57849文字
会話率:44%
失ったものがあった。一つはすぐに戻ってきた。ただ、今まで持っていたものとは少し違った形で……。
もう一つ失ったものがあった。それは失う直前まで確かに見ていた。
ルーチェは、取り戻したことで新たな力を得て失ったもの――姉のリナシッタを
捜した。しかし、すぐに見つかることはなく、時間だけが過ぎていく。
今日もまた、ルーチェのもとに昔からの知り合いが依頼を持ってくる。なんてことはないはずの依頼。だが、その依頼を追う中で、ルーチェは見つけてしまう。リナシッタの姿を――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:00:00
25141文字
会話率:47%
映像を学ぶ大学3年の綾瀬楓斗は
卒業制作のキャストが直前で辞退し、絶望の中にいた。
そんなある日、本屋で偶然目にしたのは
かつて同じ授業を受けていた女子学生・小野夏海。
病を抱え、夢を諦めかけていた彼女と
夢を映像に託そうとする彼。
フ
ァインダー越しに見つめた彼女の瞳は
どんな台本よりも
強くまっすぐに“生きる”を語っていた。
" 主演になってほしい "と願ったあの瞬間から
二人の “ 夢と命をかけた物語 ” が動き出す ──
『君とのエンドロールを夢見て』
夢は終わらない。
君が生きていた証を、映像に残すから。
“ 命の終わり ” と “ 夢の始まり ” が交差する
涙と希望の青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:03:12
15267文字
会話率:23%
【完結予定:7月20日(日)22:00】
禁術〈黄泉縫い〉によって、死者の命を縫いとめる少女・花鈴(ファリン)。
彼女は自らの寿命と引き換えに、愛する許嫁を蘇らせたが――。
「お前より、大義を選びたいと思う」
彼は皇位と別の婚姻を選び、
花鈴は宮中を去ることに。
心折れた花鈴の前に現れたのは、宮廷を去る直前に彼女が縫いとめた美少年。
その正体は、かつて許嫁と相討ちになった“妖の王”だった。
「他のため己をいとわないお前の輝きは、何よりも苛立つ……ゆえに惹かれる」
これは――
命の終わりを見つめる少女と、人として生き直したい異形の王が紡ぐ、
癒しと赦しの中華ロマンスファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:00:00
34696文字
会話率:43%
「知らない人と結婚なんて、私は絶対にしないから!」
入軍試験の直前に見合い結婚を押し付けられそうになった神族のルシルは、転移魔法の失敗で、旧大陸ロトに迷い込んだ。そこは人族の皇帝や大公という貴族の住む別世界で、神族は残忍で傲慢な存在だとされ
ていた。膨大な魔力を持つ神族であることをひた隠し、か弱い貴族令嬢のふりをして大公国に拾われたルシルは、複雑な事情の大公との契約結婚を打診される。さらに皇帝の子供を公子として育てる事になり、恋愛未経験のルシルだが、目的のために奮闘する。そんな時、魔物のスタンピードが起こったと聞かされて!?
最強種族のヒロインが、正体を明かせないまま初めての恋愛を経験し、世界を巻き込んで本当の自分探しをすることになる物語。
最初の3日間は区切りの良い所まで駆け足で投稿して、その後今月中は毎日1話投稿で頑張ろうと思っています。宜しくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 21:12:11
215713文字
会話率:33%
陰キャでガチゲーマーの高校生、倉杉卓也は、ある日猫を助けようとして、トラックに轢かれてしまい死亡する。
気が付くと、そこは自分がやり込んでいた、シナリオ面では賛否両論だが、エンドコンテンツは神ゲーと評されるRPG【ブリリアント・ファン
タジスタ】の世界だった。
どうやら卓也は、勇者パーティーから離脱し、闇堕ちして魔王化した、このゲームのラスボス、魔剣士ルシフに転生していた。
しかも転生したばかりなのに、いきなり勇者から、仲間に誘われる直前という急展開。
原作のシナリオでは、勇者の詰めの甘さが原因で、ルシフの故郷が滅ぼされ、闇堕ちして魔王となり、世界と敵対したため、勇者に倒されるという結末を知っていた拓也は、初手から破滅フラグをぶっ壊すために、勇者の仲間になることを拒否する。
そして、世界救済の旅という使命から解放された卓也こと魔剣士ルシフは、ガチゲーマーとして、エンドコンテンツをやり込みながら、故郷の村や大切な家族や幼馴染を守るために、限界まで強くなることを決意する。
これは闇堕ちフラグをぶっ壊した転生者の少年が、光の存在へと覚醒し、人としての幸せを掴むまでの物語。
完結まで毎日投稿します。
全12章576話の予定。
作者側にやむを得ない事情がない限りは、完結を保証いたします。
この作品はカクヨムで先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 21:10:00
231721文字
会話率:37%
社畜OLの私が唯一の楽しみにしているのは、最新乙女ゲーム『聖域の天秤《ホーリーバランス》』。
それは、王道の悪役令嬢ストーリーに、RPG要素を組み合わせた斬新なゲームだった。
このゲームの世界では、個人が魔力を溜め込むことは禁じられている
。メインヒロインの「慈愛の聖女」が、その愛と癒やしで攻略対象たちの心を解きほぐしていく一方で、私の推しは、その裏で嫌われ役を一身に背負う、もう一人の聖女リディアだった。
彼女は、魔力を不正に溜め込んだ貴族たちを容赦なく摘発する『魔力マルサ』。その冷徹すぎる正義感ゆえに誰からも理解されず、最後には婚約者の王太子から婚約を破棄され、国を追放されるという、あまりにも悲劇的な運命を辿る「悪役聖女」だ。
連日の残業で疲れ果てた心に、リディアの不遇なバッドエンドはあまりにも重い。「そんな結末、あんまりだよ……!」と推しの運命に涙したその夜、私は不運にもトラックにはねられてしまう。
――そして、次に目覚めた時。
豪華な装飾が施された鏡に映っていたのは、紛れもない、ゲームの推しキャラ「悪役聖女」リディアの姿だった。
しかも、よりにもよって、物語の終盤。王立学園の卒業記念パーティーで、王太子から断罪される、まさにその直前のタイミング!
「冗談じゃない! 私が、この手でリディアの運命を変えてみせる!」
これは、嫌われ者の「悪役聖女」に転生した私が、推しのバッドエンドを覆し、最高のハッピーエンドを掴み取るまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 21:00:00
31769文字
会話率:28%
令嬢として育てられていたリアナは、10歳の時に事件に巻き込まれる。死の直前に遭遇した何者かにより、事件前の記憶が無くなるものの、一命と取り止め、孤児院で育てられていた。
私には魔力があるから、人助けをいっぱいしよう!って決めたのに、呪いも持
っているなんて…しかも、なんで知らない男性と身体が入れ替わってしまうの?
と、いうかあなたは誰ですか?! 私の身体で好き勝手に行動しないで下さい!!
こんなやっかいな呪いどうやって解くっていうのよー!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:36:30
335219文字
会話率:32%
首元ほどで短く切られた黒い髪、緑がかった瞳、小麦色に焼けた肌に160センチに届かない程度の身長にしなやかな手足を備えた男としては小柄、女としてはほぼ平均的な体格の倉上友希(クラウエ ユウキ)(当時18歳)は、大学生時代、体の丈夫さと野外での
タフさそして目の良さを買われ、大学OBのとある先輩に誘われた野生動物のアルバイト調査員を始める。
コンビニどころか一部テレビ番組も映らない田舎育ちであった倉上は、アルバイトとしては破格な日当に味をしめ、ニコニコ顔でOBの先輩にこき使われ続けた。
その一方で、妙な勘の良さに加え過酷な現場へ放り込んでも平然と帰ってくる様子に、コイツは使える!とやはり味をしめてしまったOBもまた、新たなバイトに誘い続け、気が付けば3年、4年と時間が経ち…、倉上本人のコミュニケーション能力の低さと気楽さ、生来の能力に加え無駄に高くなったサバイバル能力が存分に活用されてしまい、大学卒業が目前に迫るも就職活動ナニソレ美味しいの?と気が付けばそのままフリーランスの野生動物調査員に育成してしまった。この事実にOBは酒を飲みつつ一瞬戦慄を覚えるも、ビール缶を飲み干す頃にはすっかり忘れて今に至る。
一方、倉上はそんな事は気にもせず、何か気になるものを見つけるとヒョイヒョイとサルのように木を登る様に、周囲の者は野猿やら子ザルやらと揶揄し続け…結果、22歳になった今でも見知った調査員達の間でのあだ名は子ザル(22歳・メス)である。御年22歳の立派なメスである。
そんな子ザルは、とある山中の限界集落直前の田舎村にて生物調査に参加する。炎天下の中、調査を行っていると、雇い主からクマ探しの指示を受け、山へ足を踏み入れるも謎の骨を発見してしまう…これは波乱いや混乱に満ちた子ザルの1年間の活動記録である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:20:00
75031文字
会話率:76%
突如現れた新たな常識によって世界は少しだけ荒れていた。
人々の誰もが、その手に銃を取り出し、銃の傷を治癒することができる、という魔法じみた力を使えるようになった。あちらこちらで銃撃戦が繰り広げられるようになり、それらの無法者たちはボウト
(暴徒)と呼ばれるようになる。
そんな中で、この国では最大手の民間軍事会社であるベルブリッジ社(通称BB)によって、ある程度の治安が維持されていた。
九鳥ユウは、母親が亡くなる直前に、自分の父親がBBの創業者だと知らされる。しかし、それを確かめる術はない。高校卒業後、ユウはその真偽を確かめるべくBBに入社した。しかし、何一つ掴めないまま4年が経過しようとていた。
※他サイトに重複投稿していることがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:00:00
89112文字
会話率:59%
「約束は、約束だ。お前はリーダー失格だ。パーティーからも出て行ってもらう」
Aランク昇格の約束を果たせなかった、冒険者レオはパーティーを追い出された。
レオは三十五歳のBランクのベテラン冒険者だった。だが、何度試験を受けてもAランクに昇格で
きない冒険者でもあった。
いつもレオの味方でいてくれたもう一人の仲間の彼女も追放を告げる時はいなかった。きっと優しい彼女はレオの哀れな姿を見たくなかったのだろう。
失意の下、レオは王都を出て何十年と帰っていなかった故郷へ戻ることを決意する。
だが、国を出る直前でレオは、小さな異国風の男の子と見たこともない小さな犬を拾った。
気づいたら森にいて、狼から逃げていたという男の子は「でんしゃ」「すまほ」「あぷり」など知らない言葉を話すし、小さな犬は毛のわりに中身が小さすぎる。
「面倒くさいことは、おじさん嫌なんだけどなぁ~」といいながら、レオは男の子と一匹を連れて国境の町へと向かう。
だがそこでは、不可思議な地鳴りが町を脅かしていて――!?
これは、追い出されたおっさんが、愛を知らない男の子と追いかけてきてくれた彼女と一緒に、ささやかな幸せとたくさんの愛を見つけながら、美味しいものを食べ、時々、世界を救いつつ、故郷へ帰る珍道中の物語
☆しばらくは毎日19時更新
ストックが無くなり次第、不定期
※この物語はフィクションです
※流血、暴力、暴言などの表現があります
※いかなる場所への無断転載も固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:00:00
66923文字
会話率:49%
地球上にダンジョンが発生し早十数年。
レベルガチャを手にした結果、彼は怒涛の勢いで冒険者の頂点に登り詰め、まだ見ぬダンジョンの謎を解き明かすべく邁進していた。
だが、ダンジョン生活を送っていたはずの彼は、知らぬ間に未知の世界へとやって来てい
た。
直前の記憶はなく、仲間達の姿はどこにもない。共にいたのは始まりのモンスターである虹色スライムのイリスのみ。
彼は果たして、この世界から無事に元の世界へと戻る事はできるのか。
※この物語はレベルガチャ本編の少し先のお話です。
投稿タイミング
6/14 1話~3話:12:00~12:20
6/15 4話~6話:12:00~12:20
6/16 7話以降1話ずつ(しばらく)
Q:パラレルですか?
A:本編の果ての先にある物語なので実質本編です
Q:規模はどのくらいを予定してますか
A:やろうと思えば本編と同等です
Q:本編未読でも読めますか
A:読んでから判断してもろて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:30:00
132290文字
会話率:60%
現代日本で生きていた歴史オタクの会社員が、目覚めると――そこは戦国時代。しかも、自分が織田信長として生まれ変わっていた。時は1560年、桶狭間の戦い直前。うつけと呼ばれていた信長が、突如として覚醒する。
だが、これはただの「歴史通りの信長
」ではない。現代の知識、AI時代の統治理論、心理学、地政学、経済戦略を武器に、戦国という混沌を塗り替えていく。
◆教育改革で読み書きの町民を育て、
◆上下水道を整えて疫病を防ぎ、
◆帳簿制度と五人組で年貢徴収を制度化、
◆市場経済を開き貨幣流通を掌握、
◆僧侶と商人すらも味方につける。
今川義元、斎藤道三、浅井長政、比叡山延暦寺――次々と現れる強敵に対し、**武力よりも知力で捻じ伏せる“新しい信長”**の姿がここにある。
「天下布武とは、力ではなく秩序である」
そう語る彼の野望は、“史実を超えた日本統一”だけでは終わらない――
その先にあるのは、“民が主役の国家”、そして“世界を見据えた大改革”だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:00:00
46072文字
会話率:30%
全世界を巻き込んだ戦争が終わり、滅亡直前まで追い込まれた生き残りの人類が暮らす、最後の街の物語。
結局、人類はどんなに酷い事になっても自分達で戦争を終わらせることは出来なかった。
誰もが、諦めていたその時に、AIの暴走が始まる。後にAI革命
と呼ばれるその事件は、コンピュータによる強制的な兵器の無効化と、生き残りの人類を一つの街に纏めることから始まった。
やがて、人類は新たな秩序を取り戻し、AIの力を借りながらも、新しい社会を作り始める。
街の名前はいつしかニューセイントシティ(新聖地)と呼ばれる様になった。
街が出来て100年近く経った。人々は平和で豊かな生活送ってはいるが、どこか閉塞感が漂っている。
そんな時代に生まれたヴェンが、仲間たちと何が正しい世界なのかを模索して行く物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-16 11:04:37
10923文字
会話率:34%
~闇堕ち公女の毒親になったのでまず俺から更生します~
過労から不運の事故死を遂げた貧弱社会人の俺、矢形修字郎。目が覚めるとそこは、死の直前まで見ていた実況動画の女性向け不人気ゲーム『アルカナ・アルカディア』の世界だった。
俺はそこで、や
がてラスボスとなる闇堕ち公女の幼い頃と出会う。どうやら自分は彼女の父親で、しかも数々の毒親行為がこの子の性格を歪めてしまったらしい……。彼女を救えるのは俺しかいない。ただちに自分を更生だ! しかしそう決意した俺の元に、なぜか闇堕ち(予定)のキャラたちが続々と押し寄せてきて……すいません、これはさすがに……グアアアアアアア!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 10:45:26
179997文字
会話率:39%
「俺の生誕祭で、婚約者であるお前がファーストダンスの相手を拒むばかりか、そのように俺を避け、距離を取るとは────フローリア・バークリー、俺は今日この場で、お前との婚約を破棄する!」イヴリンド王国の王太子ジョゼフはそう宣言し、秘密の恋人であ
った男爵令嬢エヴァナの肩を抱き寄せた。
ダンスの直前に見てしまった、王太子ジョゼフと男爵令嬢エヴァナの爛れた関係。バークリー公爵家の長女フローリアの脳裏には過去のトラウマがよみがえり、どうしても王太子を受け入れることができなかった。
大広間に集う貴族たちと、誰よりも自分に厳しい父の視線が突き刺さる。フローリアは絶望した。
ところが────
「そうか。ではそちらの令嬢、俺が貰い受けよう」そう言って突如フロアの中央に進み出てきたのは、第三王子のクリストファーだった。王太子のフローリアに対する婚約破棄宣言に、絶世の美男子である第三王子の婚約宣言。場は騒然となり、フローリアはただ呆然とするしかなかった。
クリストファーにもフローリアを望む、とある事情があった。二人は互いの利と目的のための婚約、そしてその婚約期間を経ての白い結婚契約をひそかに結んだ。
ところが、二人にとって完璧な計画だったはずの白い結婚生活は、始まるやいなや終わりを迎えることとなり……。
互いに異性に対するトラウマを抱えた二人が、本当の夫婦となるために葛藤と奮闘を繰り返す、シリアスな事情ありの胸キュンラブストーリー(にしたい)です。
※いつもの何もかもファンタジー設定の物語です。
※ 本作はセンシティブな描写(性的な描写含む)がございます。ラブコメ感を出したいのですが、重い部分は重くなる予定です。
※この作品はアルファポリスにも投稿中です。カクヨムにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 09:09:33
88414文字
会話率:40%
貴族学園に入学した公爵令嬢ステファニー・カニンガムは、ランチェスター公爵家の次男マルセルとの婚約の話が進みつつあった。しかしすでに婚約者のいるラフィム王太子から熱烈なアプローチを受け続け、戸惑い悩む。ほどなくしてラフィム王太子は自分の婚約
を強引に破棄し、ステファニーを妻に迎える。
運命を受け入れ王太子妃として妃教育に邁進し、ラフィム王太子のことを愛そうと努力するステファニー。だがその後ラフィム王太子は伯爵令嬢タニヤ・アルドリッジと恋仲になり、邪魔になったステファニーを排除しようと王太子殺害未遂の冤罪を被せる。
なすすべもなく処刑される寸前、ステファニーは激しく後悔した。ラフィム王太子の妻とならなければ、こんな人生ではなかったはずなのに………………
ふとステファニーが気が付くと、貴族学園に入学する直前まで時間が巻き戻っていた。混乱の中、ステファニーは決意する。今度は絶対に王太子妃にはならない、と─────
(※※この物語の設定は史実に一切基づきません。作者独自の架空の世界のものです。)
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 15:25:11
82366文字
会話率:44%
舞台
・地方都市の進学校「県立八重桜高校」
・箏曲部は伝統あるものの部員は少なめ(毎年数名入部)
・校舎の一角にある畳の音楽室が拠点
主人公
綾瀬 澪(あやせ みお)
・内気で人前が苦手な女の子
・中学では合唱部、進学を機に「静かな文化部
」に惹かれて箏曲部へ入部
・感受性が強く、音に表情をつけるのが得意だが技術は拙い
主な登場人物
藤村 茉莉(ふじむら まり):明るく姉御肌の先輩。2年の春に部長になる。
篠原 亜季(しのはら あき):無口で冷静な1年の同級生。箏歴ありの経験者。
佐伯 琴音(さえき ことね):3年で引退直前の頼れる先輩。名字と名前が「箏」に関係している。
宮下 陽(みやした はる):男子ながら珍しく入部してくる。ギター経験者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 08:00:00
14361文字
会話率:22%
リーゼロッテは前世に日本人だったこととこの世界は自分がプレイしていた乙女ゲームの世界だということを思い出したのは王太子に断罪される直前だった。
結局、学園から追放されたリーゼロッテは音楽の都レーヌを目指すも賊に襲われてしまい、必死で逃げてい
たら崖から飛び降りていた。
目が覚めると、乙女ゲームの悪の組織デメルングのリーダーアルフォンスに助けられていた。
彼と話をしたリーゼロッテは英雄を目指すと思わず口走っていたのだった。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 07:00:00
143335文字
会話率:34%