【悪夢に魘される人をほっとけない少女】と【その少女をほっとけない少女】の話。
春。新学期が始まって一週間ほど過ぎた頃。お嬢様学校【夕霞女子学院】中等部三年【伊欲櫂凪《いよくかいな》】は、校舎入口で不思議な少女に出会った。他校生らしき制服
で、敷地案内を見つめて立ったまま眠る少女。櫂凪は遅刻間際ながら無視できず、声をかける。
少女の名は、【舟渡鳴子《ふなとなるこ》】。突発的に眠ってしまう体質で、職員室の場所を探しているうちに眠ってしまっていた。制服が違うのに夕霞に居る理由は、転校生だから。なんと、櫂凪と同じクラスだと言う。それだけではなく、夕霞には珍しい庶民であるところも大体同じで、寄宿舎の部屋も同室。
そうして、二人の関係は始まった。
冷めた性格で他人に興味が無い櫂凪と、朗らかで誰ともフレンドリーな鳴子。近くも遠くも無いそこそこの距離感で過ごしていた二人だったが、ある日を境に関係が大きく変わる。魘される櫂凪の悪夢に、鳴子が現れたのだ。
夢での出来事をきっかけに、櫂凪は鳴子の【特別な活動】を手伝うことに決め、以降二人は悪夢に魘される人を助けるため、夢の世界へと漕ぎ出すようになった。
陸上部のエース、大人しいクラスメイト、学校中の憧れの的……。一見して順風満帆の夕霞の人々も本当は、淀み乱れた夢に苦しんでいた。櫂凪が【姉妹《あねいもと》の契り】を交わした、才色兼備のお姉様であっても……。
悪夢に触れていく中で、櫂凪は鳴子の【悩み】を知る。
※カクヨム殿と同時投稿です。
※全体の1/3くらいになったので、7話くらいポツポツ投稿します。以降はまとまりごとに投稿予定ですが、後半の展開次第で投稿済みでも若干修正するかもしれません。
※よくある設定のシンプルなお話になると思います。
※全てが同じ制度の学校は存在しません
※百合です。たぶん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 15:10:00
189871文字
会話率:56%
少女画報の編集部に送られてきたのは女学生からの1通の手紙。
男装のお姉様が別荘で出会った少女の話。彼女はお姉様を許嫁と見間違えたようです。
雨に纏わる乙女達の怪談体験をお聞き下さい。
最終更新:2024-12-17 11:18:55
19420文字
会話率:44%
クリスマス。
ハンナ姫はまだ幼くて舞踏会には参加できません。着飾り広間でダンスをするお姉様達とは対照的に1人部屋でお留守番です。
そんな時天使が部屋にやって来ました。天使のラファエラはハンナを夜空のお城の舞踏会に招待してくれると言います
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 12:47:25
3302文字
会話率:50%
大正2年宮家の遠縁にあたる公爵家の屋敷で令嬢春江の誕生日のお祝いが行われる。1つ下の学年で新入生の紫乃も招待されていた。
春江はお祝いの席で宝探しをしようという。商品は春江の妹の座であった。
令嬢春江、春江を慕う紫乃をはじめとする大正
時代の少女達のオムニバス物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 23:17:13
12098文字
会話率:51%
毎日18時投稿!ロボ娘・猫鈴猫は愛するお姉様と、彼女の仲間である地球人を守るために怪獣や侵略者と戦うのだ!
毎回、様々な怪獣や百合カップルが登場!!バラエティ豊かな作風です!!
最終更新:2024-09-01 18:00:00
81778文字
会話率:56%
「――つまりこれは、筋書きのある舞台のようなものなのね?」
恋愛シミュレーションゲーム【月光のリーベリウム】における『悪役令嬢』、アーデルハイド・フォン・ヴァンデルヴァーツは、ある日自分を待ち受ける運命を知った。
『主人公』たる異母
妹、レティシア・フォン・ヴァンデルヴァーツをいじめ抜き、そして最後には復讐され、断罪されるのが役所。
「私の『役』は……『いじわるな腹違いの姉にして、人の優しさを解さぬ高慢ちきなお嬢様』?」
未来は、ほんの些細なことで変わってしまう。
きっと、舞台をぶち壊すこともできる。
「よろしい。与えられた役を、演じ抜いてみせましょう」
けれどこれは舞台。
誰かが作った、誰かを幸福にするためのストーリー。
「あー、うちの妹可愛い……めっちゃかわ……はっ、いけない。いじめ抜かなきゃ……」
だからこれは、気の迷い。
台本の行間に記されず、台詞にして語られぬこともあるものだから。
「演じ抜きましょうとも。したくないことをするのには慣れている。そして今度は、自分の心までは裏切らずともよいのだから」
だからこれは、演者に許された裁量の範囲内。
この舞台をぶち壊しかねない素人どもに、未来を変えさせない。
「目標その一、【最後の舞踏会】。目標その二、【断頭台】。ありとあらゆる抵抗を排し、全てをあるべき未来へと」
目標その一、【最後の舞踏会】。
目標その二、【断頭台】。
「そのためにこれまでの全てがあったと言うなら、私の人生も、この血塗られた公爵家の歴史も、少しは報われるというもの」
善良な妹に幸福を。
非道な姉に報復を。
「私の妹に、幸福を贈る。誰にも、邪魔はさせない」
異母妹――自分の地位を脅かすかもしれない、"冷徹非情のヴァンデルヴァーツ"の当主にとっての『敵』を。
血を分けた妹を、本当は大好きな姉がいただけの話。
「お姉ちゃ……お姉様!」
でも、その妹も、姉(私)のことが大好きみたいで……。
目標達成の一番の障害になってるのどうしよう。
・あらすじ圧縮版
悪役令嬢のお姉ちゃんが、妹の幸せのためにゲームシナリオ通り断頭台エンドを目指す。
……でも、妹は姉妹百合エンドを目指しているかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:03:34
512634文字
会話率:21%
庶民である館花紅葉は、運命のいたずらなのか名家の淑女が集まるピークスリリエン女学院の特待生として選ばれてしまう。
紅葉は身の丈に合わないと思いながらも、お嬢様を眺められることを理由に入学を決意した。
静かに過ごそうと考えた彼女だが、なんと一
際美しいと話題の先輩、望月音羽と同室になってしまったらしい。
しかし、お部屋の望月先輩はイメージと違っていて――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 10:56:36
10018文字
会話率:33%
ツェツエ王国、第二の都市アートリス。冒険者の集うギルドでギルド長と話しているのは、[超級]冒険者ジル。美しい白金の長い髪、水色の佇む瞳、輝く美貌と抜群のスタイルで誰もが羨望の眼差しを向ける。ギルド長の依頼を受けたジルは魔素溜まりの調査の為森
に入った。気楽な気持ちで森の異変を調べる彼女の前に、何処かから召喚されてきた女の子が現れる。どうやら女の子は現代日本から転移して来た元男の子らしい。妄想は加速する……このTS女の子と仲良くなればあらゆるTSイベントを体験出来るのでは?しかも特等席で!ジルは赤子に転生し生きてきた元日本人。自身も男だったが、自分の体験は充分だしコッチの方が楽しそう!ゲスな内心を隠して女の子に近づき、ほくそ笑む。しかし相手は一筋縄ではいかないドSな元男の子だった!?遊んでいるはずが、いつの間にか逆転されていく、年下女の子にいじられるお姉様を書きたくて始めたお話です。 気が向いたら読んでみて下さい。ノベルバ/ハーメルンでも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 17:09:33
626090文字
会話率:55%
私はただ……お姉様を殺したいと思っているだけなのに。
***
これは――。
「お姉様、どうぞ逃げないで! 大人しく私に殺されてくださいませ!」」
なんて取り替え子の片割れに魔法少女として選ばれた妹が言い出して――。
「って、言われ
て〝はい、わかりましたー〟なんて言うやつがあるか! ふざっけんな、雪乃!」
なんて取り替え子の片割れに魔法少女として選ばれた姉が言い返す。
そんな状況になるまでのお話。
***
カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817139559046657010)にて先行公開中、
エブリスタ(https://estar.jp/novels/26128134)でも公開。
10000字ちょっと、全7話(プロローグ+6話)のお話です(/・ω・)/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 22:11:25
11709文字
会話率:61%
俺――芹澤悠太郎(せりざわゆうたろう)はある日、いつものようにバイト先から帰宅するその帰り道で、魔法少女が異形の怪物と戦っている現場に偶然居合わせてしまう。
魔法少女といっても、いかにもそれらしいフリフリの服を着ているという訳ではない
。学校の制服らしきものを着た普通の女の子が、武器を携えて、怪物と戦っていたのだ。
じゃあ、なぜ俺は彼女が魔法少女だと分かったのか。それは――この現場に居合わせたもう1人の人物、高級車から降りてきた美人だが性格のキツそうな女が、戦っている彼女を見て――魔法少女、とそう呟いたからだ。
そして、その女は俺に対して、こうも言った。
「――割のいい仕事があるんだけど、興味ない?」
今思えば、それは俺の運命を大きく変える一言だった。
その女に連れられた俺は、謎の施設で妙な薬を飲まされ、そのまま眠ってしまう。
そして次に目が覚めたとき、俺は――、
――女になってしまっていた。
それも、まだ17かそこらという、少女の姿で。
戸惑う俺に対し、先ほどの女――藍染千景(あいぜんちかげ)は俺に言う。
魔法少女になって欲しい――と。
なんでも、魔法少女は本来2人1組で戦うものなのだが、あのとき遭遇した魔法少女――速水珠々奈(はやみすずな)には、まだ正式なパートナーが決まっていないのだという。
つまり俺に、彼女のパートナーになって欲しい、ということらしかった。
あの子のことが何となく気に掛かっていた俺は、渋々ながらもそれに承諾し、魔法少女となることを決める。
だが、そんな俺を待っていたのは――。
「「「私のお姉様(シスター)になって下さい!!」」」
なんやかんやあって魔法少女を養成するための学校――翠桜華(すいおうか)女学院高等部の2年に編入することになった俺を待っていたのは、まだパートナーの決まっていない下級生たちからの猛アプローチだった。
そして肝心の速水珠々奈は――俺に警戒心を抱いている様子で、なかなか打ち解けてくれない。
――あれ? なんか聞いてた話と違くね?
俺は何とか珠々奈との距離を縮めようと奔走するのだが……。
かくして、芹澤悠太郎改め――芹澤悠里(せりざわゆうり)の波乱に満ちた魔法少女ライフが幕を開けたのだった。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 12:00:00
107170文字
会話率:43%
国内でも有数の巨大財閥である『天王寺財閥』の御曹司――天王寺朱鳥(てんのうじあすか)。
彼は天王寺家唯一の男子でありながら、父親とほぼ絶縁状態にあり、そのせいで裕福とはほど遠い暮らしを送っていた。
そんな朱鳥はある日、目覚めると―
―なぜか体が女の子になってしまっていた。
……それも、とびきりの美少女に。
突然のことで戸惑う朱鳥――しかしそれに気付いた朱鳥の母親は、戸惑うどころか信じ難い言葉を朱鳥に告げる。
「これは――天王寺家の呪いなの」
そんな中、女性化した朱鳥に、叔母である天王寺八千代(てんのうじやちよ)が理事長を務める女子校――『栖鳳女学院』への編入話が持ち上がる。
栖鳳女学院は、全国的な知名度を誇る超お嬢様学校。
天王寺八千代は朱鳥の父親と派閥争いをしている人物であり、朱鳥を栖鳳女学院に受け入れたのは、朱鳥を自分側に引き入れ、争いで優位に立つためだった。
朱鳥はそれを知りつつも、父親に対する反感も手伝って、栖鳳女学院への編入を決める。
栖鳳女学院に編入するにあたって朱鳥が八千代から課せられたのは、問題行動を起こさないこと、そして元男だとバレないことだけだったが――長身でスタイルも良い超絶美少女に生まれ変わっていた朱鳥は、編入後すぐに全校生徒から注目の的になってしまう。
朱鳥の元には――妹の友達、幼馴染メイド、陰キャクラスメイト、高飛車お嬢様と、次々と女の子が集まってくる。
終いにはそこに妹までもが参戦してきて……。
――いや、こんなハーレムになるなんて……聞いてないんですけど!?
果たして朱鳥は、自分が元男だったという事実を隠し通したまま、無事に女子校生活を送れるのか――?
TS百合ハーレムラブコメ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 12:00:00
105860文字
会話率:39%
誰よりも美しく優しかった大好きなお姉様は、第三王子殿下との婚約をきっかけに変わってしまった。
冷酷非道な義姉へと変貌し、私を侯爵家から追い出そうと、虐げ貶めるようになってしまったのだ。
召使いのようにこき使い、教材や私物を破り捨て、真冬に水
を浴びせかけ、階段から突き落とす。そんな、冷遇される悲しい日々が続いた。
けれどそれは、そうせざるを得なかった、とんでもない理由が隠されていたのだ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 13:01:43
7777文字
会話率:49%
田舎の領地で育ったリリー・アレナはアズトール伯爵家の次女。木があれば登るような元気すぎる令嬢で、領民には「猿百合令嬢」と呼ばれている。幼く見える外見ながら十六歳になっていて、初めて王都を訪れて最愛の姉との再会に喜んでいた。
しかし王都で出会
う男性たちは美しい姉には目もくれず、なぜかリリーの周りに集まってくる。姉の婚約者までおかしな目で見始めてしまい、一人で頭を抱える。とはいえ、リリーはそんなことでへこたれない。こっそりストレスを発散させていると、氷のように冷たい目をした男と出会った。さらに、ちょっと変わった動物たちと触れ合って癒され、姉の美しさと優しさに元気に感動する。
……しかし。一度は解決したと思っていたのに、事態はリリーが予想していたより深刻だった。
(アルファポリス様、カクヨム様で連載していたものを一部修正して連載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 08:00:00
112958文字
会話率:28%
【簡単あらすじ】
自己肯定感ゼロの主人公が、大好きなお姉様に囲まれ愛されながら日常を過ごす話
【詳細あらすじ】
幸せの定義は色々ある。お金があったり、愛する人がいたり。
時には人を貶めたり、他人と比べて愉悦に浸ることを幸福とするこ
ともある。
"幸せ"とは、要はいかに自らの欲望を満たすかである。
ーーけれど私は、ただ、敬愛を捧げる姉様たちが幸せに生きてくれるなら。これを、私の至上の幸福と呼ぶだろう。
※一応連載とはしてますが、今のところプロローグ+α程度を予定しております。反響があれば続くかも…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 00:00:00
12703文字
会話率:54%
人類に神から必ず才能が与えられるファンタジーな異世界。
異世界でいつものシチュエーション。
異世界名物貴族学園のイベント中に発生する婚約破棄騒動。
…………だと思ったが、なにやら違うご様子。
/GLが主成分の作品で、あ
とがきにTS成分が含まれております。 お読みの際は、そこを承知の上でどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 01:00:00
5462文字
会話率:26%
仕える筈の王家を裏切った公爵家の一人娘、ライラ・ルンドクヴィスは、玉座の間でお姉様と慕う皇帝陛下と共に王国の柱ともいえる王族を処刑していた。そしてその中にはかつての幼馴染でもあるミルネシア王女もいた。
「いつまでも幼馴染気分で話しかけて
こないでくれるかしら?」
「ライラ……」
変わってしまったライラに絶望するミルネシアだったが、最後まで誇り高く生きる事を選んだミルはギリギリの所で処刑を免れた。
しかし刃の矛先は傍観者気分でいたライラの方に向いてしまって……。
次に気付いた時には、お姉様に処刑される五分前の世界に転生していた。
――これは神に与えられし二度目のチャンスだ。
(え、今のって夢? わたし、殺されたの? お姉様に? ど、どうしよう。どうすれば助かるんだろう――)
ライラが考えに、考え抜いた結論は幼馴染であり、王国随一の魔法使いの彼女にとにかく媚びを売る事だった。
『お、お願いします姫さまぁー! 私を殺さないでくださーい!!』
これは本当は好きなのに、好きと伝えられない女の子が好きを拗らせて、一度は敵対の道を選び、その後、全力で媚びを売ることになった物語の序章です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 23:37:16
7516文字
会話率:41%
お嬢様高校で生徒会長をし、理想のお姉様とまで呼ばれた主人公八重垣祐乃(ヤエガキユノ)は妹の凪恋と一緒に殆ど滅びかけた世界で新たな帝国を築きます。
概要。
複数人妹が出てくるタイプの百合ハーレム物です。
戦闘より建国、日常パートメインです。
国作り物なのでネームドの男性とそれなりに会話します。
主人公は最初からその世界で最強です。
なくしたものをチートで埋め合わせていくタイプのお話なので、新しく不幸なことは起こりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 06:45:06
130310文字
会話率:57%
「だから、ごめんなさいね。私たちのために、地獄に落ちて」
魔装乙女。不老不死の研究のため、魔獣の核の移植により蘇生された、死にきれない死体たち。
魔獣たちを狩る謎の美少女として持て囃される裏で、彼女たちは主人のために人殺しをする。そう
して、彼女たちと同じ悲劇をひたすらに再生産する。
フィアは、そんな自分達のあり方に罪悪を覚えながらも。従うしかなかった、彼女には助けたい人がいたから。
「ちょっとちょっと! アハトのお姉様に気安く話しかけないでもらえます?」
「うわーん! ふぃあ〜! アハトがひどいんだー」
彼女は共に戦うアハトとノインに支えられながら、しかしそれでも、確実に歪みを重ねていく。正義の使者たる教会騎士、唯一彼女の望みを叶える知識を持った主人、フィアの罪の象徴たる魔装乙女。
やがてその心は打ち砕かれ、しかしその中から、フィアは自分を再発見する。たった一人の存在証明のために、この物語は紡がれる。彼女の魔術はたがために。
魔術バトルの醍醐味たる詠唱を、これでもかと詰め込んだ厨二系ダークファンタジー!
※第六回書き出し祭り参加作品
※作者はファンアートに飢えたメンヘラです。
※そのため、毎日18:00に投稿されます。
※二週間分のストック+完結済みのプロット折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 21:00:00
142662文字
会話率:43%
「リリス! 今日を持って、貴様をルノワール公爵家から追放する!」
「君との婚約を破棄する!」
突然“真祖帰り”を起こして吸血鬼となったリリス。当時十五歳。
彼女のいた帝国は人間至上主義。加えて吸血鬼という種族は、かつて魔王と人類が争っ
ていた時代に、人類を滅ぼしかけた忌々しい種族だと伝わっていた。
そのせいで追放と婚約破棄のダブルコンボを喰らったリリスは、国から命を狙われることになる。
リリスが命からがら逃げ込んだのは、人類未踏の最凶ダンジョン。
人類の頂点と呼ばれているSランク冒険者パーティーですら、三分の一も攻略できないような場所だった。
それから早三年。
「あれ……? 最凶ダンジョン踏破できちゃったんだけど……」
ダンジョンボスをブッ飛ばしたリリスは確信した。
――気がついたら最強の吸血鬼になっていたと。
国を悩ます大規模盗賊団を暇つぶしで殲滅したり、街に押し寄せた竜の軍勢を退けたり、魔王と戦ったり。
里を追放されたドラゴニュートとエルフの美少女を助けたり。
地上に戻った彼女は規格外の力で無双する。
「お姉様のおっぱいに挟まれたい!」
「一生ついていきます、姉貴!」
――気がついたら、なぜか百合ハーレムができていた。
これはチートの権化と化した最強吸血鬼が、あらゆる困難を殴って解決していく物語。
ガールズラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 17:50:51
114845文字
会話率:39%
「リリス! 今日を持って、貴様をルノワール公爵家から追放する!」
「君との婚約を破棄する!」
突然“真祖帰り”を起こして吸血鬼となったリリス。当時十五歳。
そのせいで追放と婚約破棄のダブルコンボを喰らったリリスは、国から命を狙われるこ
とになる。
そんな彼女が逃げ込んだのは、人類未踏の最凶ダンジョン。
“人類の頂点”と呼ばれているSランク冒険者パーティーですら三分の一も攻略できないような、超鬼畜ダンジョンだった。
それから早三年。
死に物狂いで魔物を倒しまくって下層に突き進んだリリスは――。
「あれ……? 最凶ダンジョン踏破できちゃったんだけど……」
気がついたら最強の吸血鬼になっていた。
国を悩ます大規模盗賊団を暇つぶしで殲滅したり、街に押し寄せた竜の軍勢を退けたり、果てには魔王と戦ったり。
地上に戻ったリリスは圧倒的な力で無双する。
「お姉様のおっぱいに挟まれたい!」
「一生ついていきます、姉貴!」
そして、気がついたらなぜか百合ハーレムができていた。
これはチートの権化と化した最強吸血鬼が、規格外の力であらゆる困難をはねのけて幸せを掴み取る物語。
この作品は、新作の一話を短編として投稿したものです。
ガールズラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 17:21:21
1567文字
会話率:24%
黒猫ツバキは魔女コンデッサ(20代の美人さん)の使い魔である。
コンデッサが不在の日、家で留守番をしていたツバキのもとへ高校生魔女のチリーナが訪ねてくる。チリーナは「自分の熱い想いをコンデッサお姉様へ伝えたい」とツバキに協力を求めてくる
のだが……。
『黒猫ツバキと魔女コンデッサ』の番外編です。単品としてお読みくださっても構いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 20:35:37
8805文字
会話率:64%
スカイローズ公爵家の令嬢であるシルヴィア=スカイローズは希少な魔法を使えるだけの平民が自身と肩を並べて王立魔法学園に通っていることが許せなかった。「わたくし、シルヴィア=スカイローズがはっきり言いましょう。伝統ある王立魔法学園に貴女の居場所
はございません! 即刻立ち去ることですわ!!」そう高圧的に言えば平民など身の程を弁えて立ち去るに決まっていると思っていたのだが──「シルヴィア様、是非私のお姉様になってくださいっ!!」「お、お姉様?」「何ならご主人様でも可、だよっ」これは高貴にして高慢なお姉様に虐げられたい(願望)ヒロインに振り回される公爵令嬢の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 13:11:48
10988文字
会話率:39%
「この娘の魂に、祝福が訪れますように」
転生者「白清水 鏡花」はとある切欠から、最愛の姉が百合ゲーの悪役令嬢であることと、彼女が迎える悲しい結末を思い出してしまう。
童話と百合に彩られた世界で、お姉様の悲劇を回避しようとする主人公元に次
々に現れる攻略対象達。
彼女達と過ごす不思議で愛しい日々は、鏡花の知るシナリオから逸脱していくのに何故だか思うようにはいかなくて。
見覚えのあるゲームにそっくりの光景は、偶然か必然か。
お姉様に這い寄る影の正体は、避けられない運命なのか。
大きな愛を小さな身体に抱きながら、みんなが幸せなハッピーエンドを目指していく。
自分に注がれる熱い視線に気付かぬまま…
毎日20時頃に更新します。
カクヨム様にも掲載しております
旧タイトル「噂の天使でメイドなあの美少女は、転生者で姉が悪役令嬢らしい ~お姉様の幸福のためなら、百合ゲーのキャラも怖くない。むしろウェルカムです!~」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 20:02:24
254773文字
会話率:31%
貴族と平民という身分差がある世界。
主人公の奏歌は中学3年生。物心ついた時からお父さんはおらず、お母さんと2人で平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、とある貴族が奏歌を迎えに来て...
「私たちは奏歌様をお迎えしに参りました」
貴族が奏歌
を迎えに来た目的とは?...
そんな奏歌の日常を描いた物語です。
※勉強の合間に書く作品なので、不定期に投稿することがあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 09:00:00
43898文字
会話率:51%