異世界に召喚された勇者ソウヤは魔王を討ち取った。だが死力を尽くした戦いの結果、勇者ソウヤは昏睡。次に目覚めたら十年の月日が流れていた。
魔王がいなくなった世界に勇者はいらない。ソウヤは第二の人生として、行商をすることを決意する。彼は商売
の知識は素人だが、商人なら誰もが憧れるスキル、至高の『アイテムボックス』を持っていた。生き物も含め、あらゆる物を出し入れできるチートなアイテムボックスがあれば、商売の道は開ける!
出てくるモンスターも豪腕でぶちのめして商売素材とする元勇者の、未経験、知識なしの一から行商ライフが幕を開ける!
(カクヨム、ノベルアップ+、MAGNET MAROLINKにて同作、連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 08:00:00
1889092文字
会話率:50%
しとしとと降る春先の霖雨。その静かな雨音で目を覚ますと、少女は世界に微かな違和感を感じた。どこからどう見ても普段と変わらない日常だが、何かが違う。私の体はこんなに軽かったっけ。うちの犬はこんなに吠えていたっけ。家の庭にはこんな花が生えていた
っけ。
より広い範囲に目を向けて、初めて気づく。変化はそれほど微かなものではなかった。存在する生き物が違う。犬のように見慣れた生き物もいるが、漫画やアニメやどこかの伝説でしか見たことのないような、所謂架空の、ありえない姿をした生き物が悠々とアスファルトの上を歩いている。
この世界はおかしい。どこからどう見ても少女のよく知る日常ではなかった。本来彼女のいるべき世界に戻るため、少女は歩み始める。
ながあめのげんそうたん と読みます。小説家になろうで物語を書くならやはり異世界転移モノかな……と……。創作生物を作るのが好きなので、不思議な彼らが活躍する物語を描こうと思います。更新は牛の歩み。気が向いたら書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 21:14:07
6281文字
会話率:39%
この作品は、既に掲載されている『夢幻の雪原と幼き冬の女王』を携帯用に分割掲載したものです。
なので、文章間の空白や改行など以外は殆ど原文のままです。
【作品紹介】
いくつかの常夏の島々が点在している赤道直下の海に囲まれた所に、ある筈
のない四つの季節が巡る小さな島国がありました。
どうしてこの島だけに季節が巡るのでしょう?
それは、遠い昔に使わされた、季節の女王のお陰なのでした。
でも、ある年。約束されたはずの巡る季節は、春を前にして変わらなくなったのでした・・・。
そうです・・・季節は冬で止まってしまったのです。
冬は美しくも、厳しい季節・・・・このまま季節が巡らず春が来なけれ、人も生き物も、植物さえも死んでしまうでしょう・・・。
誰かが、終わらない冬を、終わらせなければならないのでした・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 00:24:27
49424文字
会話率:84%
中の人は、すべての生きとし生けるものを平等に愛する立場から、どんな生き物も食べることを想像します。
最終更新:2023-11-21 20:18:38
295文字
会話率:0%
不思議な生き物のお話です♪
最終更新:2023-09-14 08:32:16
2186文字
会話率:0%
星が降るこの不思議な森には、その星を狙って人間たちが入り込んできたりする。だけどこの森、幻獣や謎の生き物もたくさんいて危険だよ。迷って遭難しちゃう人もいるしね。え、私? 私は森に住む、ただの巨大な子猫です。(この作品はアルファポリスでも公開
しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 12:00:00
237729文字
会話率:36%
ある時代、地球ではないどこか別の星。そこに繁栄する生き物もまた――人型の生命だった。
隆盛を極めたテクノロジーによって永遠を約束されていたはずの繁栄は、しかしある日を境に終わりを迎えた。
天才ハッカー、赤髪のアル。そして高い戦闘能力
を誇る護衛屋、青髪のラズ。
広大な地下世界でトレジャーハンターとしてコンビを組む二人が、ある出会いをきっかけに地上を目指す旅に出るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 21:03:23
28729文字
会話率:59%
ナイフで刺された俺は、異世界で新たに生を得る。
この世界では人間以外の生き物も生息していて、魔法などが使えるらしい。
俺はこの異世界で静かに暮らす。
最終更新:2022-10-14 08:35:17
2747文字
会話率:44%
夏休みで田舎に来ていた太郎が見つけたのは古い壺。その壺を開けると中から人が出てきた。それは、「仙人」と名乗る太郎と同じぐらいの女の子。へんてこな格好で、太郎は驚く。聞けば、何千年も前から生きているという。壺の中から出てきた仙人。浅からぬ因縁
と、ほのぼの日常。仙術、方術、手当たり次第、不思議な生き物も寄ってきて、大変な事になる。ドタバタホームコメディです。一話完結目安のお話しです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-15 05:31:51
76440文字
会話率:52%
※この作品はカクヨムでも掲載しております。
巨大隕石が落ちた後の地球は、魔力が溢れる世界、人々が魔法を使う世界となっていた。しかし魔力を持ったのは人間だけでなく、獣が進化したベルーラスという生き物もそうであった。そしてベルーラスは人々が守
る魔力の泉を狙い、人間との死闘を千年以上も続けていた。
回復の魔法の使い手のソルは、十五歳で司教士官学校に入学する。ソルは五歳の時に誰も使った事のない魔法、命を復活させる魔法を姉のアクリラに使っていた。そのアクリラもまた攻撃の魔法の使い手である魔導士になる運命を背負う。
士官学校に入学と同時にソルは、ヴィーダという若い女が暮らす家で暮らす事になる。母との別れを気にしながらも、ソルの士官候補生という厳しい毎日が始まっていく。
ある訓練でソルは人工のベルーラスと戦う事になる。その戦いに勝利したソルだが、次に襲ってきたのは姉のアクリラだった。士官学校のぬるま湯のような訓練ではなく、本気の戦いの怖さを教えるアクリラ。そしてソルにアクリラが暮らす魔力の泉に来いと言い渡す。
魔力の泉でアクリラから刺激を受けたソルは、誰も使った事のない魔法の全体化に挑もうとする。ソルの師でもある法王はそんなソルに、ヴィーダの母であるアルマが医師を務める病院に行くように提案をする。
やがてベルーラスとの決戦が近づき始まっていく。次々と出る死傷者に苦汁を味わいながら、ソルはアクリラの参戦を待つ。やがてベルーラスの親玉である覇王が現れ、ソルの戦いが始まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 13:05:22
132194文字
会話率:46%
ワームホールの存在が明らかになり、異世界への転移、移動が普通に起こり得ることが地球ではすでに認知されている。転移者——渡り人——や、昔はファンタジー生物と言われていた生き物も今は普通に見られるようになった。
ワームホールに落ちて渡り人に
なる可能性はごくわずか。にもかかわらず、運悪く渡り人になった主人公・笹野凪は、新たな惑星でも生きていけるようにと与えられた「ワームホール通過特典」を使って、自分のお店を持つことを目標に立ち上がる。
※ガチャを引きたい、もふもふしたい。そんな書きたい内容を詰め込んだ異世界転移(別惑星移動)ファンタジーです。主人公の運は低めのため、レア度が高いものはあまり出ません。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 00:00:00
65267文字
会話率:41%
ある学校帰り。
巻き込まれ体質を持つ一般女子高生の柊魔華は、同級生のクラスメイト、風雪蓮弥とその妹、風雪鈴音と共に、地割れに巻き込まれ落下してしまう。
夢には自称天使が出てきて先駆者だのスキルだの言われるし、目が覚めたら覚めたで、そこはダン
ジョン内だし。
天井は塞がってるし、変な生き物も襲ってくるし、こんなのおかしいよ!
え、脱出するにはダンジョンをクリアするしかない? そんなぁ……。
これは何かと巻き込まれがちな自称一般人と、どこかおかしい兄妹の、世界の最前線を行く現代ダンジョン攻略物語。
※主人公は若干ポンコツです ※主人公はただの一般人ではないです
〈ガールズラブは保険〉
軽い雰囲気にする試みをしていますが、なっているかどうかは不明です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:18:24
115844文字
会話率:27%
初夏の風が木立ちを吹き抜け、美しく小さな神殿にたどり着くころ。
朝から神官たちは、畑で汗を流していた。これは本来、彼らの仕事ではない。
本来の彼らの仕事は、大まかに分けて次の3つである。
1つ、神へ祈りを捧げること。
2つ、人々のケガや病気
の治療すること。
3つ、魔物が出現した際に出る瘴気を消すこと。
しかしながら、どんな生き物も食べなくては生きていくことはできない。
かつては、この神殿にも近くの村からたくさんの新鮮な供え物が捧げられたが今はない。
戦時下にあるからである。
原因は、20年前にさかのぼる。
この大陸には少し前まで、4つの国があった。
大国「フリティラリア」・公国「クインス」・小国「ウィステリア」
そして、滅ぼされた湖の国「ハイドランジア」
フリティラリア大国は、ジグルド大陸全土へ侵略戦争を仕掛けた。
戦争は凄惨を極め、結果ハイドランジアをフリティラリア大国が征服した。
その後、侵略戦争は停戦となったものの。
未だに、クインス公国やテュール人にフリティラリア大国は小競り合いを仕掛けている。
そして、この神殿のあるウィステリア小国は、現在フリティラリア大国の実質属国になっている。
この作品は、pixivでも掲載しています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 23:32:52
16481文字
会話率:34%
なんやかんやで異世界に転世した二人。特に強くはない少年とのんびりバカの少女は、“竜脈”によって土地も生き物も多様に変異した幻想の世界で旅をする。日常を守る為に災厄に立ち向かうみんなのお話。
最終更新:2021-09-06 00:31:17
54823文字
会話率:51%
―標歴■■■年■■月■■日 夕刻―
時間の感覚等、もはや感じられない。空虚な世界。乾いた風の音だけが、永遠に、粛々と奏でられていた。
それはまるで、世界の終わりを表すかのように。それはまるで、世界の始まりを表すかのように。
夕暮れ時。山も海
も川も、そして、草木も、生き物も。何もない場所で【それ】は佇んでいた。
ヒトの形のような、異形のような、ヒトならざるもの、かつてヒトだったもの、既に朽ち掛けた【それ】は一言、
哀しそうな表情で、思い出すかのように、口を開いた。
「―やっと、はじまる…ø■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
乾いた風の奏とは異なったいくつかの調べを背に、【それ】は歩き出した。どこまでも広がる地平線へ。全ての終わりの場所へ、そして、全ての始まりの場所へ。
これは、死が確定した世界で、その運命に立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-09-02 15:08:32
3688文字
会話率:35%
プロローグ・魔人創世記
神は初めに天と地と、海を創られた。そして太陽と月を創られると、昼と夜が現れた。
やがて、海には魚、地上には木や草、そして動物たちが現れた。
最後に神は粘土で自分に似せて男を創られた。神が息を吹き込むと、それ
は自ら立って歩きだした。
男の助け手として神はもう一人、女を創られた。
美しい花園で二人は幸せに暮らし、神はそれを見てよしとされた。
だが、ある時、邪悪な生き物が現れ、人間にこう言った。
「神はこの世界を創り、人間に命を与え、この楽園を楽しめと言われた。しかし、楽しむだけで良いのか?隠された真実を知りたくはないか?自ら何かを生み出す力が欲しくはないか?
もしそれらが欲しければ、あの「知識の樹」に生る「知恵の実」を食べればよい。覚醒し、神のように全てを生み出す力が得られるだろう」
その言葉にそそのかされ、その樹に実る果実、まだ熟してもいない、その青い実を食べた女と男。
やがて二人は天地創造の秘密を知ることとなった。
しかし、それは神との契約を破る行為だった。
神は怒り、すぐさま人間に罰を下された。そそのかした生き物も手足、翼をもがれ、地を這うだけの生き物となった。
花園を追われた人間は、全ての記憶を失い、地上を彷徨い、死という逃れられない運命をも背負わされた。
それがため、返って人間は増え続けた。
やがて、社会が出来、文明が築かれた。
それが人類の始まりの出来事である。
そんな出来事の、一部始終を見ていたものがあった。それは生き物ですらない、ただの土塊。神が人間を造るために用意した粘土の残りであった。
人間になりそびれたその土塊は、誰に顧みられる事もなく、知恵の樹の根元で、落ちて腐った知識の実を養分に、しだいに蠢き、独りでに肉となり、骨ができた。やがてそれは、人間によく似た生き物となり、自ら立って歩きだした。
それが、魔人と呼ばれる生き物の始まりの出来事である。
魔人はこっそりと人間社会に紛れ込み、交配を重ね、命を繋いでいった。そこに生まれくる者たちは皆、その血と悲しい運命を背負い、生きて行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 18:00:00
111244文字
会話率:39%
私の名前はププリヌセア=メヒーネスト=アレコヌイスト=ホディ=アシャレナーハム=レホ=クーデルウス=メシュナアハ=トヒナ=ウル=レショネーソン。呪文みたいだけどこれが私の名前。呪文みたいって言うか呪文なのかな。意味は忘れたけどこの一言一句が
私が生きてるためには必要なんだって。でも長すぎるから普段はププリーヌって名乗ってる。
私は、魔法によって人に似せた依代に生を固定された魔法生物。平たく言って生きてる人形なの。でも人形だから歳をとらないし姿も変わらないし、魔法を解かれないかぎり死なないし、もう600年くらいになるのかな。仲良くなっても人間はすぐ死んじゃうし、人間以外の生き物もそれは同じだし、何だか飽きちゃった。
だから人間が魔獣の住処と恐れて近付かない森の大きな木の根元で200年ほどぼんやりしてたんだけど、ある時その森に人間が火を放って燃やされてしまった。どうやら私を探すために燃やしたみたい。ヒドいことするなって思ったけど私はもう人間の相手をする気はなかったから放っておいた。そしたら棺に入れられて運ばれて、王様の前につれてこられてしまった。
こうして、私を巡る人間達の騒動が幕を開けたのだった。
この小説は以下のページにも掲載してます
https://www.alphapolis.co.jp/novel/452360109/883165087
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 06:04:23
112949文字
会話率:29%
9時から書き始めて17時になったら強制終了というルールで書いた物語。
物語の途中でも3行しか書いてなくてもそこで終了。まさに地獄。読むも書くも地獄の文庫。
書き手の時間が16時を過ぎた辺りから世界は理不尽に破壊されてゆきます。
地獄文庫
その1 「そのビルは木だった」
高層ビル群に囲まれた公園でホームレスとして暮らす野崎は公園からビルを眺めるのが好きだった。
壊されては新たに生まれ変わるビルを植物観察でもするかのように公園からいつも眺めている。
すると、公園に一人の男が現れた。
ビルの設計者を名乗るその男は、野崎がいつも公園から眺めているだけの高層ビルで暮らしてみないかと誘ってきたのだ。
設計士を名乗るその男は自分のデザインしたビルは「木」なのだと言う。
「木には良い生き物も悪い生き物も必要だ」
そんな思想を持った設計士の男は野崎を高層ビルという木に「害虫」として暮らしてほしいと依頼する。
そうして野崎の高層ビル生活が始まる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 14:42:06
9119文字
会話率:44%
外科医として長年生きてきた斎川恵留は、ある日目覚めると
異世界でエルと呼ばれる記憶喪失の少年になっていた。
その世界では
エネルギー資源の代わりに魔力を活用し
科学知識の代わりに錬金術と呼ばれる技術が発達している。
生き物も龍や巨大生物が
存在する、地球とは異なる原理の世界。
エルは自分を助けに来たという大人たちに守られながら成長していく。
エルとしての記憶を取り戻すたびに、少しづつ明らかになるそれぞれの思惑。
そして、自分は一体何なのか。
一応異世界転生ものです。知識チート?まではいかないかもしれません。
龍とか巨大生物は、個人的趣味の浪漫なので本筋とはほとんど関係ありません。
ファンタジーっぽくていいじゃん、的な。
子供がひどい目に合う描写が多くなりますのでご注意ください。
設定上、痛い話や解剖などの描写が登場します。
あと、登場するのはなんちゃって医学です。念のため。
一応、最初のプロット時は、恋愛偏向だったのですが
前日譚足しすぎて迷子になりました。
後半、恋愛寄りになる、はず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 21:30:23
150624文字
会話率:40%
目の前で自らの婚約者を魔獣によって殺されたリカルド。彼をひたすらに愛していたミリアは彼に最後「大嫌い」と呟き死んだ。彼女の死を目の当たりしてからリカルドは初めて彼女のことを知ろうと動き出す。
その一方、彼女を殺した魔獣は彼女の遺体を持って
姿をくらました。それと同時に、各国で人間を襲っていたはずの魔獣たちは突如として攻撃をやめ一斉にどこかを目指し移動を始めた。
リカルドは彼らの後を追い、人間は疎かどの生き物も暮らすことは出来ないとまで言われる最果て地へと足を運ぶ。
そこで彼を待ち受けていたものとは一体…?
シリアス全開、からのハッピーエンドを目指しました。3話完結です。
前編ミリア視点。中編後編リカルド視点となっております。
誤字脱字報告、感想ありがとうございます!
ブクマ、評価もありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 20:19:11
32990文字
会話率:32%