内気な青年の妻は、後に伝説的な美女と呼ばれる、楊貴妃だった。
楊貴妃は、唐の玄宗皇帝の妻として中国史に登場するが、最初は別の人物の妻となった。
これは、その人物を中心にした、恋と友情と反逆の物語。
最終更新:2024-11-26 13:10:00
12139文字
会話率:50%
清朝の流れを汲む立憲君主制国家には、二人の王女がいた。
一人は次期天子である愛新覚羅翠蘭第一王女、もう一人は芸術への造詣の深い愛新覚羅白蘭第二王女。
ある日の事、日本の美術館の特別展を公務で訪れた白蘭第二王女は、記念品として献上された双六の
付属品である日本式の賽子に興味を抱くのだった。
日本の賽子は一の目だけが赤いが、中華の賽子は一と四の目が赤い。
その理由を妹に説く翠蘭は、賽子の四の目を赤く変えた唐の玄宗皇帝と楊貴妃に思いを馳せるのだった…
(本作は秋期公式企画「秋の歴史2024」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 04:54:24
1000文字
会話率:34%
玄宗皇帝の寵姫にして、大陸の四大美女と言われた楊貴妃こと楊玉環(ようぎょくかん)は、安史の乱で命を落とした。だが死して後、彼女の魂は時間と空間を越えて、異世界へと生まれ変わったのである。栄華を極めた前世とは異なる役割を与えられて。
転生した
国で拾われ、シャンテルと名付けられた彼女は、姉妹のように育った冴えない令嬢マルガリーナを、美しく磨き上げる。そして前世で得た知識を生かして、国のリーダーとなる男性に愛されるように導いていくのである。
※本作は、仙道アリマサ氏主催の「仙道企画その3」への参加作品です。R15は保険です。
※仙道氏の曲は、シャンテルとマルガリーナが屋外で過ごすシーンに流れております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 13:12:56
17770文字
会話率:24%
玄宗皇帝と、楊貴妃の話。
最終更新:2015-10-19 21:45:17
1229文字
会話率:34%
西暦七五五年、唐の時代、玄宗皇帝は安禄山の反乱から逃れる途中、現世と平行して歴史を刻むもう一つの世界を垣間見た。
そこには巨大大陸基慈(きじ)が存在し、その大陸は、志芭(しば)という王朝によって統治されていた。
志芭王朝は二百余年続
いてきたが、政治をかえりみない歴代の皇帝たちによって、王朝は腐敗の一途を辿り、そのため、世は麻の如く乱れ、王朝は野盗の頭目となっていた魏嵐(ぎらん)に簒奪されてしまう。
魏嵐が皇帝の座について十年あまりの歳月が流れたとき、志芭の国より遥か西にある辺境の地、青弧(せいこ)から一人の若者が東を目指し歩き始めた。
彼の名は紫羅義(しらぎ)、持って生まれた人を惹き付ける力と、その信条、信念により志を持った者たちが彼の元に集い、彼は悪帝魏嵐を倒すべく志芭の都である朱浬(しゅり)を目指し、仲間の力を借り、幾多の不利な戦いを乗り越え、ついに魏嵐を倒し皇帝の座につく。
月日は流れ、西の地で強大な魔が目覚めたとき、朱浬の都から紫羅義を名乗る若者が仲間とともに旅立ち、吸血魔が率いる反乱軍と若者たちの新たな戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-28 22:09:43
351739文字
会話率:37%
唐の玄宗皇帝の時代に、史書にも残されぬ熱い闘いがあった。
倉庫ブログの転載です。
最終更新:2013-09-24 22:56:42
36108文字
会話率:48%