ひとたび倒れるとレベル1に逆戻りしてしまう、ハードモードやり込み型のダンジョンものが大好きな男、池森慈円(いけもり・じえん)は。
気づけば慣れ親しんだそのダンジョンに立っていた。
ダンジョンコアにして、チュートリアルをも担うテンジクネズミ
のチューさんによると。
どうやらジエンは、このダンジョンの主(まおう)になったらしい。
彼は迷宮の魔王として、数多の冒険者(ゆうしゃ)達を飲み込み、迷宮を肥大化させてゆく……こともなく。
「よし! アイテムも仲間モンスターも独り占めだぁ~っ!」
終始ハイテンションなまま、勘違いしたまま迷宮に挑み続けていた。
そんなある時、他人に荒らされぬようにと塞いでいた入口に、ダンジョンを攻略せんとする冒険者一行が現れる。
ジエンは当然のごとく、生きがいを邪魔されてはかなわないと追い出だそうとしたのだが。
その中心人物……ジエンが敵対するはずであった勇者は、「オレは日本人の男だ!」と主張する、大好きなダンジョンゲーに出てくるヒロインのような、正直どストライクな美少女で……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 19:13:55
370922文字
会話率:25%
大陸と離れた群島の辺境にある小さな村に住むサラ・マンデリンは、いつか外の世界に出たいと夢見つつ、実際には何も行動しないで働きもせずに毎日をマイペースに過ごしていた。
自堕落に過ごす日々は祖父によって支えられていたが、ある日祖父は突然倒
れ亡くなってしまう。
遺言通りサラは、祖父の残した莫大な遺産を独り占めして悠々自適に過ごすはずだった──が。
「え? ギルド? しかもランク0って!?」
祖父の遺産のなかにあった底辺ギルドも相続してしまったサラは、一転して借金返済に追われるカツカツな生活に。
「問題ありません。サラ様。私とともにギルドを運営していきましょう」
祖父がサラの助けにと託した異世界転生者であるチハヤ・ナゲカワとともに、サラは底辺ギルドから稼げるギルドへランクアップを目指す。
「無理無理無理無理無理~!!!!」
*この作品は、「ネオページ」先行で連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 05:50:00
160498文字
会話率:51%
松崎祐介は父が急激に巨大化する新興ブラック企業を経営する社長の子だったが、父の過酷なノルマで友達の父が自殺して、皆から後ろ指をさされるような扱いを受けて、本当に世の中が嫌になっていた。
そして、ある日、心臓発作を起こしたが父のイメージの
せいか誰も助けてくれずに亡くなった。
彼が意識を取り戻すと、中世ヨーロッパのような転移者がたまに現れる世界のシェーンブルグ伯爵家の双子の姉弟の弟に生まれ変わっていた。
ところが、その世界では転生者は忌避されていた上に、父のシェーンブルグ伯爵が転生者を取り締まる役目をしていた。
転生者は役に立つこともあるが害も多いので、転生者を見つけたら皇国では隔離して軟禁して研究させられるような犯罪者のような扱いをしていた。
そして、祐介の生まれた家は、その取り締まりを一手に任されていたシェーンブルグ伯爵家であった。
そのシェーンブルグ伯爵家は本来は転生者を管理する家として、転生者の技術を独り占めしている事もあり非常に金持ちの伯爵家だけれども皇国の貴族たちからは軽蔑されて軽く見られていた。
姉は可愛らしくて頭が良かったが、性格がやばくて弟の本来は長男であるマクシミリアンを転生者として記憶が戻ったのを、すぐに見ぬき、黙っているかわりに自分の着せ替え人形として女装させて喜ぶようになっていた。
だが、それは父と姉の策略だった。
父は男の娘を生涯の研究テーマにしていたのだ。
そして、同じ<男の娘>を研究する同志として皇帝も参加して、マクシミリアンが冷血と言われる皇太子のフィードリッヒに双子の妹のマグダレーネとして嫁ぐことになった。
果たして、やっていけるのだろうか。
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カクヨムだけで投稿してた作品です。
スマホがぼろくてポケットに入れてる間に画面に触ってしまって、第一部第二章が消える恐怖を味わいました。
バックアップとかの取り方がいろいろと違うために、また消えると怖いので、なろうにも投稿することにしました。
一応、カクヨムのみで投稿したいとやってたのもあるので、カクヨムの三話遅れくらいで投稿します。
すいません。
なろうのシステムって凄いね。
マジで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 16:24:40
260628文字
会話率:30%
水族館で女の子二人がデートするお話
最終更新:2025-04-10 01:34:41
1062文字
会話率:31%
今から213年前、ノヴァ・ジョニー・ウォーカーという科学者がいたそうだ。科学者は当時から今でも祀られ、崇められている石、アーティファクトの未知数であるが、強大な力を独り占めしようとしていた。力を求めた科学者は、当時から発展していた機械に、人
間の魂の力を具現化させる、と言う技術を発明した。そこで試作品である科学者の魂が入ったロボット、「ノヴァ」が誕生した。その翌日、恐れられていたAIの暴走、その後200年間にも及ぶ人類とAIの戦争が始まったのであった。暴走の原因が、AIの制御を一気に解除されたことによるものだと言う。そして200年たった今、歯止めを知らない機械たちの暴走、アーティファクトを狙うもの達から、民を守るもの達がいた。郷衛神団、全部で四部隊ある部隊に所属する彼らは科学者の開発した技術を駆使し、その魂の炎で目を燃やし、機械メカ装備し戦っているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 21:41:22
5271文字
会話率:65%
寒い冬を抜けた先は春だった。
この時期、私は密かな楽しみがあった。
家に帰るまでの夜桜を独り占めすることだった。
梅雨はいつ終わるのだろう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
幻
想奇譚よりのプロットタイプです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 21:54:31
800文字
会話率:24%
一話読み切りヤンデレ短編集
"先輩"が大好きな"私"は、今日もあの手この手で先輩を独り占めしようと奮闘します!
"先輩"は大抵酷い目に遭いますが、"私"はとっ
ても幸せなので無問題!
ヤンデレ好きなあなたに贈る短編集です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 17:21:06
5776文字
会話率:28%
勇者顔負けのイケメンのアルフレッドは、その風貌に反してポンコツな性能。彼は機械オタクの友人と二人で、何でも屋の「セントバイヤー相談局」を立ち上げたが、うまくいかずに貧乏生活。アルフレッドの妹のスーは、呆れつつも兄に寄ってくる女性たちにヤキモ
キしている毎日。そんな中、女性から一つの依頼を受けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 15:32:10
91389文字
会話率:58%
強欲聖女と呼ばれているヘザーは、大聖女アシュリーを陥れようとしたという、身に覚えのない罪で解雇された。
ツイてないと嘆く彼女に手を差し伸べてくれたのは、美貌の聖騎士のハロルド。
「私だけの聖女様になってくれませんか?」
衣食住を保証する
という好待遇を提示されたヘザーは二つ返事で了承した。
じつはこの男、ヘザーのことが大好きで彼女に取り入る隙を狙っていたとんでもない人物だったのだが、ヘザーは知る由もない。
何はともあれこれで一安心かと思いきや、ヘザーたちの前に十数年前に討伐されたはずの魔王が現れ、ヘザーとハロルドを魔王城に攫ってしまった。
「ハロルド様、今ここで魔王を倒して証拠を隠滅しましょう。首を持って帰ったら伯爵位に昇格も夢ではないわ!」
「待って! まずはお義父さんに挨拶しよう?」
自分の生活向上のため、主人であるハロルドの功績を立てようと画策するヘザーは魔王を襲撃するが、魔王は自分と遊びたがっていると勘違いしてヘザーを可愛がって甘やかす。
一方でハロルドは、ヘザーの父である魔王にヘザーとの結婚を認めてもらうために彼に歩み寄る。
紆余曲折の末に魔王城での生活に慣れ始めてきた二人だけど、祖国が不穏な動きをしているようで――。
強欲でちょっぴりお人好しな少女と、そんな少女のことが大好きで独り占めしたい爽やか系イケメンの仮面をかぶったド執着騎士が人間界と魔界を巻き込むドタバタラブコメディをお楽しみください。
※R15は保険です
※15話前後で完結予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 16:16:48
61179文字
会話率:40%
時は江戸時代
家屋は燃え、人々は死に、阿鼻叫喚の業火の前に
財宝を持ち走り出す男がいた
名前はそう、世一とでも名乗っていたか、、
世に悪虐の名を知られていた
宝を独り占めする為に仲間を殺害し、大層喜んでいた時
目の前に、綺麗
な白い蜘蛛を見つけてしまう
なんとその白い蜘蛛は、焼かれていた火で大木が倒れ
今にも死にそうになっていた
世一は何を思ったか、身を乗り出して、白い蜘蛛を助け
世一は自分で燃やした業火の前で絶命するので有った
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:50:29
4689文字
会話率:93%
図書室で本を探していたレオン王子は足を蹴っ躓いて本棚に体当たりしてしまう…
バサバサと落下する本が脳天を直撃!
そして前世の記憶が甦った。
あれ?これ妹に強要されてプレイした乙女ゲーム[ストラルス学園]の世界じゃね??
しかも俺…攻略対
象の一番人気、レオン・ライルスタ第一王子じゃないか!?
ってことは…好みどストライクの悪役令嬢シャーロットと婚約者じゃないか!
!
他の攻略対象は主人公にメロメロになってるし…俺の大好きなシャーロットを独り占めできるじゃないか!!!!!
シャーロット大好き病の男が婚約者の王子に転生し、本人の気持ちを考えずひたすらアクセル全開の状態でシャーロットに会いに行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 15:09:56
17129文字
会話率:31%
私の双子の妹の《エミル》は、聖女として産まれた。
特別な力を持ち、心優しく、いつも愛を囁く妹は、何の力も持たない、出来損ないの双子の姉である私にも優しかった。
「《ユウナ》お姉様、大好きです。ずっと、仲良しの姉妹でいましょうね」
傍から見れば、エミルは姉想いの可愛い妹で、『あんな素敵な妹がいて良かったわね』なんて、皆から声を掛けられた。
でも違う、私と同じ顔をした双子の妹は、私を好きと言いながら、執着に近い感情を向けて、私を独り占めしようと、全てを私に似せ、奪い、閉じ込めた。
冷たく突き放せば、妹はシクシクと泣き、聖女である妹を溺愛する両親、婚約者、町の人達に、酷い姉だと責められる。
私は妹が大嫌いだった。
でも、それでも家族だから、たった一人の、双子の片割れだからと、ずっと我慢してきた。
「ユウナお姉様、私、ユウナお姉様の婚約者を好きになってしまいました。《ルキ》様は、私の想いに応えて、ユウナお姉様よりも私を好きだと言ってくれました。だから、ユウナお姉様の婚約者を、私に下さいね。ユウナお姉様、大好きです」
――――ずっと我慢してたけど、もう限界。
好きって言えば何でも許される免罪符じゃないのよ?
今まで家族だからって、双子の片割れだからって我慢してたけど、もう無理。
丁度良いことに、両親から家を出て行けと追い出されたので、このまま家を出ることにします。
さようなら、もう二度と貴女達を家族だなんて思わない。
泣いて助けを求めて来ても、絶対に助けてあげない。
本物の聖女は私の方なのに、馬鹿な人達。
不定期更新。
誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。
この作品は私の考えた世界の話です。魔法あり。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
アルファポリス様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 08:08:14
125701文字
会話率:52%
時々では足りないみたいだから
キーワード:
最終更新:2024-11-29 10:52:04
472文字
会話率:0%
だってさぁ、楽しそうで。
飛び出さずにはいられなかったんだ。
最終更新:2023-06-27 19:16:18
380文字
会話率:0%
今日はハロウィン。隆くんの町内の子供会ではお揃いのカボチャのお菓子入れを持って、お菓子をもらいに歩きます。ところがカボチャに入れたはずのお菓子がなくなり、カボチャは転がって逃げ出します。
町中のカボチャが集まり、合体! お化けカボチャに。
いつもお菓子を入れるだけ、一個ももらえないのに怒ったカボチャの入れ物が、お菓子を独り占めにしたのです。隆くん達はお菓子を返してもらえるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 10:10:10
1313文字
会話率:38%
舞台は中世風ファンタジー。
この世界ではいくつもの大陸があり、それぞれが一つの国となっている。
主人公の「二コラ」は故郷に居る若い女性を力ある『勇者』に独り占めされてしまったため、
結婚相手を探すために冒険者として旅に出ることになった。
二コラの出身地こそ勇者が魔王を倒して統治した世界だが、
そこ以外の国はすべて「魔王」が勇者や権力者を倒して支配した国、
言ってしまえば「ラスボスが勝利した後の世界」であった。
そして、魔王らはみな「愚かな人類」や「間違った世界」に絶望し、
新しい世界を作り上げていた。
具体的には、
『人間は利己的で愚かな生き物だ』と絶望した魔王は、
「誰もが、自分より他人のことを第一に考える素晴らしい人格」
を持つように人類を作り変えた。
『悪い奴への刑罰が甘すぎる世界』『加害者も被害者に同じ苦しみを与えるべき』と考えた魔王は、
「被害者が受けた傷(いじめなどによる心の傷も含む)の分だけ、加害者の体が傷つく『応報罰の魔法』」
を全国民にかけ、加害者を甘やかす原因となる『法律』を撤廃した。
『生まれ持った格差や地位によって人生が決まる世界』に絶望した魔王は、
「すべての人間に対して平等に機会を与え、実力の高い順に要職に就ける国」
を作り、すべての国民に平等な競争社会に変えた。
そのような国々を二コラは各地を訪れ、どの国でも「魅力的な女性」と出会っていく。
そんな彼女たちとの婚約と別れを繰り返しながら、二コラは旅を続けていく婚活物語。
カクヨム・アルファポリスでも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 10:28:50
121341文字
会話率:42%
とある小さな王国の親戚にあたる公爵家には、仲良し姉妹がおりました。姉は外に嫁ぐ予定で、妹が家を継ぐ。その為にふたり切磋琢磨しておりました。
でもある日、姉はガラリと変わってしまうのです。急に突飛なことを言い出して回りを振り回し、質素質素と口
にしながらも華々しく着飾り、両親の愛を言葉巧みに独り占めして変わってしまったのでした。
そして、妹も。変わらざるを得なかったのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 17:55:49
2919文字
会話率:2%
“稀代の天才”と持て囃される魔術師さまの窮地を救ったことで、気に入られてしまった主人公グレイス。
本人は大して気にしていないものの、魔術師さまの言動は常軌を逸していて……?
例えば、子供のようにベッタリ後を付いてきたり……
異性との距離
感やボディタッチについて、制限してきたり……
名前で呼んでほしい、と懇願してきたり……
とにかく、グレイスを独り占めしたくて堪らない様子。
さすがのグレイスも、仕事や生活に支障をきたすような要求は断ろうとするが……
「僕のこと、嫌い……?」
「そいつらの方がいいの……?」
「僕は君が居ないと、もう生きていけないのに……」
と、泣き縋られて結局承諾してしまう。
まだ魔術師さまを窮地に追いやったあの事件から日も浅く、かなり情緒不安定だったため。
「────私が魔術師さまをお支えしなければ」
と、グレイスはかなり気負っていた。
────これはメンタルよわよわなエリート魔術師さまを、主人公がひたすらヨシヨシするお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 19:24:54
177396文字
会話率:31%
カナさんは、ちょっと天然なトコのある僕のクラスメイト。
僕は彼女が気になっている──と言っても、会話したことはない。
放課後の静かな校舎が居場所の僕は、その日も、誰もいない廊下で穏やかな青春を独り占めしていた──
すると、第二理科室の方から
何やらいかがわしげな『やりとり』が聞こえる──カナさんの声だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 15:49:35
3215文字
会話率:43%
団地住まいの私(小6)と弟(小1)。
時期は夏休み。
元気一杯の弟は毎日外に遊びに出かけるが、ゲーム大好き完全インドア派の私は、今日も扇風機を独り占めして、満ち足りた一日を過ごす。
だが、いつものように扇風機を回したある日の事。
私の
体に違和感が生じ始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 00:41:23
5433文字
会話率:21%
偶然見つけたダンジョン(異空間?)で一人奮闘する物語です。
何れ国家機密と戦ったり、少しだけさまぁ展開もあるかも?
最終更新:2024-07-03 17:20:47
194595文字
会話率:24%