西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』に蝕まれていた。
感染した者は異形となり凶暴化し、生物災害を各地で引き起こす。
災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。ニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つその《ウミヘビ》
を管理する研究所に、奇縁によって入所する事になった医師モーズ。彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り寄生菌の特効薬を探究することになる。
これはモーズが、特効薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。
参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 06:50:00
1234508文字
会話率:46%
ラスール風邪と呼ばれる流行病の特効薬として知られるようになったレイベ草は、赤い花と青い花があり、青い花が咲く株にだけ効能があった。赤い花が少ないほどよく効く薬になるが、葉の形は同じで見分けがつかない。
しかし谷の村には稀にその葉の色が違って
見える者が生まれた。「見える力」を持つのは女だけで、二十代半ばには見えなくなる。
その「見える力」は、薬草を育てる地域では貴重だった。
やがて見えなくなることが決まっている「見える目」をもって生まれたルビアの物語
話数未定(分割中) 四章くらいに分かれる予定
第一章 9話
第二章 6話
…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:00:00
111428文字
会話率:29%
感染率98%以上致死率100%そんな最悪の病気が蔓延する島に住む葵は両親を失い幼なじみまで病気に感染してしまったことで心を病んでしまう。
しかし、島に住む唯一の医者が病気の特効薬を完成させた。
だが翌日に医者が死体となって発見され、残された
5つの特効薬を求め島民同士の争いが起きる。
葵は自分と幼なじみを守るため特効薬の奪い合いに参加することになる。え折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 15:07:05
65757文字
会話率:30%
余命わずかな恋人・柚葉を救うため、大学生の蓮は“砂時計”を使い、時をさかのぼる。
しかし、過去をやり直すたびに迫るのは、変えられない「死」の運命。
一度目は、彼女に想いを告げられず。
二度目は、愛を伝えたのに救えなかった。
そして三度
目のリープ。
今度こそ彼女を救うと誓い、未来を変えるために立ち上がる蓮。
命の特効薬を巡る社会への訴え、支えてくれる仲間たち――
そして明かされる、彼女が抱えていた“もうひとつの真実”。
三度目の春、もう一度だけ、君に会いたい。
時間を超えて紡がれる、魂の選択の物語。
※ 「ラブストーリーでありながら、キスは一度きり。
でも、それが全てを語る──そう信じて書きました。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 23:04:55
76235文字
会話率:30%
5年前、海好病を研究していた教授が何者かに殺されてしまい資料を奪われてしまう。時は現代、とあるゲームのクエストの難易度が高すぎるとのクレームが入る。そのクエスト名は海光病の特効薬。5年前の事件とどのような関わりがあるのでしょうか。
最終更新:2025-06-24 20:09:11
5537文字
会話率:98%
ボクの名前は神人(かみと)こより。中学三年生の男子だ。同級生の彼女もいる。ある日、自宅で起床したら女の子になっていた。
令和七年、世界各地では男性が女性化する奇病が蔓延していた。特効薬はなく、元に戻る可能性もない。
彼らは性転換者(トラ
ンスレーター)と呼ばれた。
性転換者は政府が決めた学校に集められることになっていた。女性化したボクが通うのは都立第三女子中学校。乙女の園だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:35:30
46180文字
会話率:60%
ルピカは幼い頃から難病を患っていた。17才になる頃に特効薬が発見されて、病院生活を終える。ルピカは魔法使いになりたかった。そのため施設で、自分の内包魔力を測定してもらうのだが、内包魔力ランクは最低のD。それでもルピカは自分の才能を信じ
て冒険者になる。そこで出会った男、性格が優しすぎて事件に巻き込まれるほどの馬鹿・ハッシュとパーティを組むことになる。ハッシュは頭はちょっと残念な感じだが、見た目はイケメンであり、戦闘力はダブルSランクの力を持った馬鹿力男だった。
100の力を持っているのにお馬鹿なハッシュ。
1の力しか持っていないが聡明なルピカ。
二人が力を合わせた時、パワーは無限大となるのだった。
これはそんな二人が事件に巻き込まれるたびに、解決していく物語である。「あらすじはこれから改稿を重ねます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 18:52:00
8946文字
会話率:57%
ネトラレ・アレルギーの方に朗報。
NTRは予防できるらしいです。
※あくまでコメディです。暇潰しにでもどうぞ。
最終更新:2025-06-10 16:15:34
5588文字
会話率:33%
小説に詰まった時に読む本
キーワード:
最終更新:2025-05-05 10:04:00
468文字
会話率:9%
元公爵家執事の冒険者ジェイ・ハミルトンの物語第2章(その5)。
特効薬の素材となる薬草を採取したジェイとイアナは疾風の魔女によって無理矢理王城に転移させられてしまう。いきなりモンスターが侍女を襲っている場面に遭遇したジェイは彼女を救出
する。どうやら彼女は第三王女付きの侍女らしい。
そして、お礼にともらった布袋の中身はポテチ。そう、お嬢様が考案しジェイの行きつけの酒場で売っているポテチである。そのポテチが何故王都に?
最近のお嬢様のやらかしもあって妙に気になって仕方なくなったジェイはそのポテチを売っている「シスターラビットのお店」に行ってみることにするのであった。
*本作は他サイトでも公開しています。
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最終更新:2025-05-02 18:21:53
13619文字
会話率:39%
元公爵家執事の冒険者ジェイ・ハミルトンの物語第2章(その4)。
レイクガーディアンとの戦闘の後、特効薬の素材となる薬草の採取をするジェイとイアナは死にかけのシロガネフクロウを見つける。ジェイの新たな能力によってシロガネフクロウの命を救
うことに成功するがその直後冒険者たちの襲撃を受けてしまう。
そして、姿を現す魅惑の悪魔……。
*本作は他サイトでも公開しています。
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最終更新:2025-05-01 19:09:39
14314文字
会話率:37%
元公爵家執事の冒険者ジェイ・ハミルトンの物語第2章(その2)。
アルガーダ王国第三王女が病床に伏した。彼女を救うための特効薬に必要な薬草を採取するためにジェイとそのパーティー仲間のイアナはアーワの森の奥にあるザワワ湖を目指す。
し
かし、アーワの森には非常に危険なAランクモンスターがいた。薬草採取を急ぐジェイとイアナに危機が迫る!
*本作は他サイトでも公開しています。
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最終更新:2025-04-29 19:57:58
11112文字
会話率:28%
マンガ原作になります。
キーワード:
最終更新:2025-01-31 23:40:57
6317文字
会話率:51%
一人ぼっちの吸血鬼、リュウ・ラウ(19)は恋をした。リュウは、パンデミックの特効薬を作る為に生まれたアルビノの吸血鬼だ。裏社会を支配する吸血鬼の王ミスカンにより、研究所に囚われていた。ある日、侵入者が襲来。侵入者はラシャドと名乗り、リュウを
救出。彼は神様から命じられて薬をつくる不死身の薬師だった。受け・アルビノの吸血鬼、リュウ・ラウ(19)攻め・薬師ラシャド (不老不死)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 19:11:34
1779文字
会話率:48%
わがはいは猫又である。しゃべることと二足歩行ができるだけの猫だ。魔法も使えない。
わがはいは森で殺されかけた赤ん坊を拾った。赤ん坊は王子だそうだ。
わがはいは赤ん坊に乳をあたえるためにゴブリンをたよった。交換条件としてオークの倒し方を
ゴブリンたちに教えた。
アーサーと名付けた赤ん坊はぶじに育った。十二年がすぎたとき森でデルバイン伯爵に出会った。伯爵はアーサーを養子にしたいと言い出した。アーサーはゴブリンたちとわかれたくなかった。だが育ての母から村を追い出された。出て行けと。
アーサーは泣いた。だがそれは母としての思いやりだった。人間は人間の社会で暮らさないと結婚もできない。アーサーの将来を考えて母は突きはなしたのだった。
伯爵家は三人家族だった。伯爵夫婦はすぐにアーサーを受け入れた。だが娘のシルフィーナはアーサーを無視した。そのシルフィーナが重病をわずらった。特効薬はドラゴンの縄張りにある木の実だった。
わがはいはメシを食わせてくれている伯爵に恩を返すためドラゴンの縄張りを目ざした。ドラゴンはきげんが悪いらしく火を吐き散らしていた。わがはいはドラゴンの炎をかいくぐって木の実に口にくわえた。そのわがはいにドラゴンの炎が追って来る。わがはいは必死で逃げた。森の燃える木々までがわがはいに倒れこんで来る。
わがはいは絶体絶命の危機をかろうじてのがれて木の実を持ち帰った。シルフィーナは全快してようやくアーサーと打ち解けた。めでたしめでたしであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 15:30:40
122973文字
会話率:43%
コミュニケーション不足がささやかれている昨今。思ったことを口にする勇気が自然と嫌悪される風習が出来はじめた昨今。確かに人を傷つける発言や多少の我慢は必要なものの、言いたいことも言えない世の中は毒にまみれています。なんでも言っていいわけではあ
りませんが、本人にとって必要な発言や誰かのための発言は特効薬になります。この物語を通じてそんな気持ちになってもらえたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 00:37:26
75511文字
会話率:78%
ゲームの世界には、病気の種類が二つあります。軽い状態異常と重いストーリー病(やまい)を治すために、ウニペンギンのボスのマジコロ先生は病院に行った患者を診たり、特効薬を上げたりすることにします。でも、変なやまいで気が強くなっちゃった患者と癖が
ある患者はよく入ってくるし、マジコロの過去がバレったら…?!
たくさんの可愛いキャラがいるし、各ケースはオマージュなので、ゲームオタクとゲームの気にならない読者は楽しめます。
主にKaokさんに訂正されました。
キャラクターの紹介は「English-Japanese Language Exchange」というDiscordのサーバーのメンバーによって訂正されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 08:00:00
4873文字
会話率:35%
【死神】と呼ばれ、忌み嫌われる魔法使いがいた。
世界でただ一人、一子相伝の即死魔法を習得したがために周囲から疎まれていたのだ。宮廷魔法使いとしての地位を与えられているものの、それも彼の望んだものではない。常に腫物のように扱われ、爪弾き者
にされる日々に心優しい彼――グリムは飽き飽きとしていた。
鬱屈とした日々を過ごすグリムであったが、そんな暮らしは突然に終わりを迎える。急転直下、彼は無実の罪で『追放処分』を受けた。
罪状は王妃の病について、彼女に毒物を盛ったというものである。もちろんグリムは否定したが、周囲は聞く耳を持たなかった。結果として彼は王宮魔法使いの地位を捨て、野へ下ることになる。
心機一転、新たな暮らしをしようと考えるグリム。
しかし彼には行き場がなかった。悩んだ末に冒険者稼業で生計を立てようと考えるが、そこで一人の少女と出会うことになる。
『誰か、お母さんの病を治してください!』
少女――ドーラは、流行り病に罹った母を救ってほしいと訴える。しかし特効薬に必要な薬草は不足し、八方塞がりとなっていた。
グリムはそんな彼女を放っておけず、声をかける。
そうして、彼の運命は大きく動き始めるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 08:10:00
3338文字
会話率:35%
ある夏、森の中で男は万能薬と噂されるマンドラゴラを持った女と出会う。女は大病の娘に食わせるというが、万能薬には欠陥があった。娘のために特効薬を手に入れようと男は旅立つが、娘の容態は急変する。女は男を待つか、万能薬を使うか選択を迫られた。
─ファンタジー要素を盛り込んだ微ホラー作品です。
もし、あなたが女の立場だったら、この万能薬を使うでしょうか? そう考えながら読んで頂ければ幸いです(私なら使ってしまう…笑)。
なお、作品に登場するマンドラゴラの生態や娘の病は、私が妄想したものなので、ご承知おきのほどよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 16:02:10
3420文字
会話率:45%
とある時期を境に人体の一部が結晶のようになる現象が各国で相次いだ。
原因不明の病は特効薬はおろか、何が効くのかさえも分からぬまま十数年がたった頃、一人の研究者が姉を救うべくセカイ中を飛び回る。
シリアスな話に見えて実はそうでもないかもし
れない、ナツメの研究旅行譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 16:21:17
1785文字
会話率:36%
「ソフィア、すまない僕は真実の愛を見つけてしまったのだ。
君が僕の命を救ってくれたことは、感謝している。
けれど、君に女性としての魅力を感じないんだ。
僕は、結婚は愛する人としたい。
どうか、この婚約を破棄することを許してくれ」
私
の婚約者である、バージル オールドストーン公爵令息は、よりにもよって王宮で開催された舞踏会で婚約破棄を告げた。
その隣には、美しいお人形の様な女性が寄り添って私を見て鼻で笑っていた。
私はこのルーミス王国の中でも魔術に長けた家門ブルーミング侯爵家の令嬢、ソフィア ブルーミング。
幼い五歳の頃、一つ年上のバージルと王家の意向で婚約をするも彼は原因不明の病に冒されており長くは生きられないだろうと言われていた。
ブルーミング侯爵家は長きに渡る魔術研究により様々な功績を上げてきた。 なので、私も期待されていたのだろう。
バージルの病を癒すことを。
そして苦節十年、 原因不明とされていたその病を調べ、その特効薬を開発したのである。その薬によってバージルは健康体となった。
そしてまもなく結婚かと思われた今夜、婚約破棄されてしまったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 00:05:16
9239文字
会話率:26%
ある山に、『ヤマビト』と呼ばれる人々が住んでいた。その生き残りであるルートは、たった一人で薬草を摘み、ふもとの村と物々交換をしながら暮らしていた。しかし、強欲な村人は、ルートに渡す品物を横取りしてしまう。ある日、隠していた美しい素顔を見ら
れ、取り引きの場で襲われそうになったルートは、そのまま逃げだしてしまった。隠れ家で遭難していたルートは、ロッカ侯爵家の息子クラレオに助け出される。取り引きを盗み見ていた村の子どものレイや、クラレオの弟エウリコは、ルート本人は知らないまま、ルートの美しい姿の虜になっていく。
その頃、皇都ではプルラと呼ばれる疫病が流行っていた。プルラの特効薬はモンテグラシスという名の薬草から作られるが、最近は収穫量が減っており、薬が足りなくなっていた。そんな中、皇帝がプルラに倒れる。そこに、ベルレスカ侯爵が一人の娘を連れて、新しい薬を献上する。皇太子に気に入られたベルレスカ侯爵たちは、皇都を我が物顔に歩き回るのだった。
※世界観は、前作『魔女と呼ばれた令嬢』とつながっております。
※書いている本人が混乱してしまうので、貴族の家名=領地名としています。
※ボーイズラブは一応要素には含まれるので、チェックをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 00:00:00
114998文字
会話率:46%