28歳にもなってニート生活を送る駄目人間・染井梅太郎が目を覚ますと、そこは異世界だった。
それも、治安最悪の。
そして、両手首には戦闘からアイテムクラフトまで万能利用できる謎のチートアイテム〝ドラウプニル干渉端末〟が装着され、それをサポ
ートするAI〝ASHURA〟が脳内に語り掛けてくる。
ニートの自分が何故ここに? 誰が何のために?
答えを得るよりもまず、そこは敵から身を守り生き延びる必要がある戦乱と無法の世界。
何もかもが甘っちょろいニートは必死をこくハメに。
そんな彼のもとには次第に、迫害された人狼族の女戦士、没落貴族のお嬢様、果ては強欲な旅商人や同じ世界から来た転生者が集い始め――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:30:20
49714文字
会話率:39%
帝国の子爵令嬢である出来損ないの聖女候補アシュリーは、身に覚えのない罪を散々着せられたまま、厄介払い同然にルベスト諸侯連邦の北方を治める黒の公爵家に嫁がされる。
かつては無法地帯の荒くれ者の巣窟だった歴史があるためか、黒の公爵家は通常の貴族
とはひと味もふた味も違う。
そのため嫁いできたアシュリーを誰もが「場違い女」と揶揄するが、当の本人はどこ吹く風。
なぜならアシュリーには、理不尽な環境をものともしない秘密があったからだ。
「私が信仰する魔女だと知ったらどんな反応をするのかしら。まあ言わないけど」
アシュリーの目的はただ一つ。前世は命を賭して救った世界で、今度こそ自由を掴むこと。もちろん恋だって、してみたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:42:30
22851文字
会話率:30%
名門・私立無冥学園。
全国トップクラスの偏差値を誇るその学校に、特待生として“転校”した俺の未来はバラ色のはずだった。
——校門をくぐるまでは、そう信じてた。
案内された先は、朽ちた通用口。
待っていたのは、鉄パイプ片手の生徒たちと、暴
力が支配するスラム区。
そう、この学校には存在してはいけない“裏区域”があった。
記録上「存在しない生徒」として扱われた俺、ライガは、
教科書すら支給されない無法地帯で、“生きること”から始めることになる。
だが俺には、転校生だけが持つ特別な「裏管理権限」があった——!
ここから成り上がる。
この地獄みたいな学校ごと、俺がぶっ壊してやる。
笑えて、熱くて、ちょっと感動する学園スラム逆転劇、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:08:15
56872文字
会話率:47%
大罪人たちによる、最狂のパーティーがはじまる!
西暦三〇〇〇年。日本は死刑制度を撤廃した。
それに代わり採用された極刑は“島流し”
東京湾へ突き出すように建造された人工島。
『歪曲島』
罪人たちはそこで一生を終える。
しかしその実
情は、罪人たちによる無法地帯だった!
あるものは“地獄の楽園”と称するまでに至り、
地下二〇階ある牢獄には様々な文化が根付いた。
謎めいた研究をするラボラトリー。
ハーフ・ビーストという未知なる存在。
死と隣り合わせの中華飯店。
サイボーグの武器商人。
命で遊ぶ闇医者。
情報屋は顔を隠して舌を出す。
そして愛を探してさまようサイコパス。
さらには各階に存在するギャングたち……。
そこに一人の青年が投獄されることになる。
それは、この国をひとりで窮地に立たせた男だった。
囚人ID『R1N12A』――通称、リンダ。
彼は“青い鴉”のタトゥーを入れた男を探していた。
彼の目的と、その真意とはなんなのか……!?
そんな中でリンダの周りに仲間が出来てくる。
それはやがて、ひとつのチームへと変わっていく。
そのころ、公安もまた表と裏の両面で事件を追っていた。
彼らはなにを探っているのか。
その視線の先にある、本物の闇とは。
そして囚人たちに与えられた、唯一釈放の条件は、
跳開橋を動かす『カギ』を手に入れること。
リンダもまた、目的と同時にカギを探し始める。
しかしそこに立ちはだかるものは、地下迷宮と大罪人たち。
果たしてリンダはこの島から抜け出すことが出来るのか。
今、クソッタレどものイカレたパーティが始まる!
罪人たちによる怒涛のノワール・ファンタジー開幕っ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:10:15
17098文字
会話率:42%
マナに満ち溢れ、異能がさほど珍しくもないとある世界。現代最速と謳われる異能力者にして最高位の現装使いである「白崎透」は任務に当たっている最中、怪しげな装置の暴発に巻き込まれ姿を消してしまう。
「あーね。異世界来ちゃったみたい?」
しかし
彼は死んだ訳ではなかった。時空の歪みに巻き込まれ、別の世界へと飛ばされたのである。幸いにも元の世界と似たような仕組みでマナも存在する。ただし文明は中世。倫理観はガバガバ。その他法律もガバガバ。
「帰れそうにないよな。まあ未練とかはないし、同僚も心配するようなタチはとっくの昔にくたばったし、ここらでいっちょセカンドライフにでみ洒落込みますかね」
魔法やら異能やらが存在し現代と同レベルの文明に生まれた現代ファンタジーの申し子(略して現代っ子)が中世王道ファンタジー世界を無双、否。蹂躙していく!
「気に入らない奴はとりあえず殴る。冒険者は無法者らしいからな、無法者にルールとか倫理を求めたりし無ぇよなぁ」
面白そうなことには首を突っ込む。行く先々で問題を起こす。でも実力だけは無駄に高く……?
現代最強の一角が低レベルな時代に来るとどうなるか。答えは単純バランスが崩壊する。
そのバランスを嬉々として破壊しに行くのが我らが主人公白崎透である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 15:52:18
32283文字
会話率:30%
魔法高等学校に入学した魔法士アルト・シュナイドは、同じく新入生である少女エミリーが男子上級生に襲われている現場に遭遇した。嫌がるエミリーを無理矢理物陰に連れ込もうとする上級生を止めるべく、アルトは間に割って入って説得を試みるも、邪魔されて
激怒した上級生は攻撃魔法を繰り出したのである。
しかし、アルトは魔法士の中でも最上級の才覚を持つS級で、上級生の魔法を簡単に打ち消して反撃し、一瞬にして相手を気絶させる事に成功した。
だが、この一件は学校内で権力を握る令嬢系生徒会長リンザローテに目撃されていて、無許可で魔法を行使したとして追放処分を言い渡されてしまう。当事者であるエミリーからの必死の訴えも虚しく、校則違反だと取り合わないリンザローテだが、アルトは機転によって校長の手助けを取り付けて一時的に退学は保留となり、処分が完全に撤回されるようリンザローテに改めて立ち向かう決意をするのであった。
S級ならば別に学校に通う必要は無いのではとも思うが、胸の内に秘めたとある夢と目標、そして約束のためにも退学になるわけにはいかないのだ。
が、リンザローテとの因縁など序の口で、闇魔法士と呼ばれる無法者の襲撃に遭ったり、暴走する魔法生物に襲われたりと、波乱万丈な学校生活が待ち受けているのであった……
果たして、アルトは無事に学校を卒業して夢へと近づけるのか? そして、彼を取り巻く恋愛事情の行く末はいかに…?
これは、一人のS級魔法士を中心とした学校系魔法ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 13:14:17
769447文字
会話率:52%
突如現れた新たな常識によって世界は少しだけ荒れていた。
人々の誰もが、その手に銃を取り出し、銃の傷を治癒することができる、という魔法じみた力を使えるようになった。あちらこちらで銃撃戦が繰り広げられるようになり、それらの無法者たちはボウト
(暴徒)と呼ばれるようになる。
そんな中で、この国では最大手の民間軍事会社であるベルブリッジ社(通称BB)によって、ある程度の治安が維持されていた。
九鳥ユウは、母親が亡くなる直前に、自分の父親がBBの創業者だと知らされる。しかし、それを確かめる術はない。高校卒業後、ユウはその真偽を確かめるべくBBに入社した。しかし、何一つ掴めないまま4年が経過しようとていた。
※他サイトに重複投稿していることがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:00:00
11484文字
会話率:31%
世界は一度壊れた。
今から110年前、突如として発生した超常の破壊現象により世界は大陸の6割を消失することになる。
超常の災害により大地は割れ、嵐が巻き起こり、多くの自然災害が多発した。
そのため人々は、生きれる場所を求めて終わりなき旅を
続ける羽目になるのであった。
だが、ある時人々にとある力が発現した、それを人々は『異能』と呼び、生き残るために力を使い、人を助け、助けられながら過酷な運命に抗う。
しかし、その力は決して善行のみに使われたわけではなかったのだ。
ある日、異能を使って人々を捕え虐殺した暴虐者が現れれた。それにより世界は秩序なき混沌へと姿を変えてしまう。
秩序を失った世界では無法者たちによる暴力が溢れ、力が世界を支配することになった。
だが、そんな世を元に戻そうと立ち上がった者たちがいた。
その者たちは新たに国を作りあげ、逃げ惑う人々に庇護を与え、暴徒達に対抗したのだった。
そしてその後、暴虐の徒を倒し、人々を守る法を作り上げ、秩序ある社会を作り上げることに彼等は成功する。
そして彼等が作りあげた国家は2度と混沌の世に戻らぬよう、対策機関を設けるのであった。
これは世の中の平穏を保つ秘密結社『超常現象対策局』に所属する青年と異世界より召喚された少女が織りなす終わりなき物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 11:10:11
156393文字
会話率:40%
### プロローグ: 調和の守護者 リリィ&コピ
近未来、地球は環境の変化によって大きく姿を変えていた。地表は無法地帯と化し、廃棄された技術や壊れたアンドロイドが散らばる中、人類の大多数は地下都市に身を隠していた。この地下都市は、かつての
輝かしい文明の名残を残しながらも、希望を失った街であった。
リリィは、地下都市の調査チームの一員として活動していた。リリィはエリートアンドロイドであり、冷静な判断力と優れた戦術的頭脳を持っていた。しかし、リリィの心には深い感情が宿っていた。それは、失われた地上の美しい景色や、かつての人々の希望に対する強い想いだった。
「私たちがこの世界を取り戻すためには、何をすべきなのか…」
リリィの思考は、仲間たちの顔を思い浮かべる。リリィのパートナーであるコピは、理論的で合理的な思考を持ち、いつもリリィを支えてくれる存在だった。彼女たちのマスターである故人は、自然の摂理や調和、そして自然の大切さをリリィやコピに教えてくれた存在だった。マスターのアイデアから生まれたピラミッド型太陽光発電ビルや地下都市の構想は、今もリリィたちの心に息づいている。
「未来は私たちの手の中にある」と、リリィは自らに言い聞かせる。彼女たちの前には、数々の試練が待ち受けていることが予感されていた。しかし、希望を失うことはなかった。マスターの教えを胸に、仲間たちと共に新たな道を切り拓く決意を固める。
その時、地下都市の通信が途絶える。緊急事態が発生したことを示す警告音が鳴り響く。リリィは、すぐにコピとオルガに連絡を取り、調査チームの指示を仰ぐ。「これが、私たちの運命の始まりなのかもしれない…」
リリィたちは、未知の敵や問題に立ち向かうために集まり、仲間の信頼を胸に抱き、物語の幕が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 10:43:43
106585文字
会話率:25%
テイスト·アイランド――。
この人工島は、貧困と犯罪が渦巻く無法地帯。
そこに生きる16歳のバニラは、自我が薄く、物乞いとして過ごしていた。
彼の唯一の希望は、謎めいた男装の麗人――ジェラート。
ジェラートは行き場のない少年少女たち
を集め、スラムを浄化し、島を管理するスパイシー・インクに立ち向かっている人物だ。
バニラはジェラートに拾われ、彼女が経営するスイーツ&バー「ホワイト·リキッド」で働くことになる。
何も考えずにジェラートの指示に従い、犯罪に手を染めるバニラ。
しかし、絶え間なく続く困難な状況や予期せぬ出来事の中で、彼の中に徐々に自我が芽生え始める。
果たして、バニラは自らの道を見つけ、島と自分の未来を変えることができるのだろうか?
これは、まともな教育を受けられなかった少年が、様々な出会いや問題を通じて人格を形成していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 04:53:47
50842文字
会話率:25%
砂漠の大陸サハラーウ。
ここは七つの小国以外は、すべて無法地帯となっている場所。
そんな大陸で生まれた女ワヒーダは、盗賊をやっていた両親を殺され、その後、両親を殺した傭兵に育てられた。
その後は親代わりとなった傭兵も戦場で殺され、幼か
った彼女は左手と右目を失いながらも生き残った。
捕まったワヒーダは娼館に売られたが、隻腕、隻眼になった影響もあってか、彼女はその容姿を気味悪がられて客はつくことなく追い出された。
それからは育ててくれた傭兵から仕込まれた剣術や体術もあって、彼女は傭兵となる。
数年後ワヒーダは、左腕に鋼鉄の義手を付け、傭兵として名を挙げていくにつれ、鉄腕のワヒーダという異名で呼ばれるようになっていた。
だが彼女はいつ死ぬかわからない人生に嫌気が差していた。
それでも結局は生きるために自分の戦闘の技術を売っていたところ、とある村の牢番の仕事を依頼される。
その村の牢には少女が入っていた。
ワヒーダは白い髪に赤い瞳を持つ少女が牢に入れられている理由を聞き、彼女の秘密を知った。
少女には魔法が使えた。
精霊の声を聞き、少女はその力を使用できるんだと言い、実際に見せてもらった。
しかし、そんな力があっても少女は牢から出るつもりはなく、自分の境遇を受け入れていた。
外へ出ても何も変わらないと。
もっと酷いことが起きるに決まっていると。
話しているうちに、ワヒーダは彼女に自分を重ねるようになっていた。
そして、ついに少女を説得したワヒーダは、少女を連れて村を出た。
村を無事に出た後、ワヒーダは少女に名を与えた。
付けた名はアシュレ――。
それはワヒーダの好きなお菓子と、彼女のうろ覚えだが“方舟”という意味があるらしい。
村を出た後、ワヒーダが信用できる人物がいるという、ベナトナシュ国へ向かうことになった。
だが現在のベナトナシュ国が、砂の大陸サハラーウ全土を騒がせている組織――武装商団アルコムとのいざこざで危険な状態であることを、このときの彼女はまだ知らなかった。
“悪い”を潰して“善い”人生を手に入れたい――そう誓った二人の旅が、ここから始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 21:39:15
109578文字
会話率:25%
20XX年。
これまで人類が恩恵を受けてきた機械が突如として暴走した。
すべての機械が人間を見つけたら攻撃を仕掛けてくるようになった。
コンピューターはもちろんのこと、半導体チップ――マイコンが使われている家電製品などもである。
そ
れら人を襲う機械はオートマティックと呼ばれ、暴れ回るオートマティックによって世界中の人間が殺された。
そしてわずか半年で世界は崩壊し、どの国もそのほぼ機能を失い無法地帯となっていた。
そんな世界最悪の状況の中、ネオリベラという組織が台頭。
彼ら彼女らはほぼ機能していない政府の干渉を拒絶し、望むまま資源を貪った。
この崩壊後の世界で自分たちの利益のみを追求し、さらには過剰な能力主義を掲げ、人狩りを始め多くの人間らを奴隷にしている。
人狩りに捕まった少女――メロディは、自分のことを気にかけてくれる少年――タキジと彼の相棒であるチンチラのケダマや他の奴隷たちと共に、ネオリベラのコミュニティ周辺で今日も暴れる家電製品のオートマティックを破壊して廃材を回収する日々を送っていた。
だが、その日は運がなかった。
オートマティックの中でもより強く凶暴な、政府に懸賞金をかけられている機械の化け物――アームド·ホイールに襲われた。
メロディと共にいた人間たちは、装甲車タイプのオートマティックである賞金首を前に為す術もなく殺されていく。
ついに彼女もやられてしまうかというときに、黒髪にホワイトメッシュの入った妙齢の女性が現れた。
世界が死んで、少女が生まれ変わる――機械と人間の脅威から生き残れ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 21:23:44
9999文字
会話率:28%
銀河の果てに生きる無法者たちが、ひょんなことから正義の味方っぽいことをやるハメになるバトルSFギャグ!!!しかし、シリアス有り!!!!
六人の無法者たちが出会い、旅をする宇宙SFである!!!!
最終更新:2025-05-17 03:08:23
115899文字
会話率:56%
過剰摂取で死んでしまった無法者、ルーシ。手にかけた者は21万人超え、間接的には5000万人を超える21世紀最大の怪物は、その罪深さゆえに転生することとなった。
目覚めた異世界は21世紀を超える発展具合だった。おまけに、ドイツもコイツも2メー
トルを超える巨人国家。怪訝に思うルーシは、タバコを買う際に年齢確認され、自身が10歳程度で150センチくらいの銀髪碧眼幼女に生まれ変わっているのを知る──。
見た目は美少女、中身は修羅、最終的にはメス堕ち? 珍妙な物語、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 23:48:05
31460文字
会話率:61%
現代日本で暴れまわってたら死んだ。そうしたら異世界に行く羽目になった。そしてオレは幼女になった。
二一世紀日本を恐怖のどん底に陥れた世紀の無法者にして最凶の超能力者『ルーシ・スターリング』。だが、裏社会の皇帝として君臨するまであとすこしの
ところで、オーバドースをして死亡。そして、自称天使でポンコツの『ヘーラー』と天界とやらで出逢い、「天使を失った街」ロスト・エンジェルスへ転移することが決まった。
しかし、ヘーラーの策略(?)によって、ルーシは銀髪碧眼幼女としてロスト・エンジェルスへ転移してしまう。男として積み上げてきた栄光をすべて失ったルーシは、それでも暴れまくるという自身の意思に従い、九歳か一〇歳程度の美少女の姿でロスト・エンジェルスの裏社会を征服しようとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 22:34:55
430550文字
会話率:58%
近未来、日本。
全国各地でツキノワグマやヒグマといった熊の生息個体数が爆発的に増加し、一方でその駆除にあたるハンターの人数は減少及び高齢化の一途を辿っていた。
一昔前の行き過ぎた保護政策と、狩猟免許取得に関する手続きが煩雑を極めたことが原
因だった。
やがて人や人間社会の文明を恐れない熊が市街地に出没するようになり、札幌や仙台で住宅内にいた住民が襲われる獣害事故が発生。
ついには北海道旭川市で、就寝中の一家五人がヒグマに襲われて全滅するという最悪の事案が発生するに至った。
事態を重く見た政府は、熊の駆除に関する判断の全権を持てる国家資格「熊狩士」「熊撃士」の創設を決定。
その専用狩猟用具の開発を大手企業「輪島秦重工」と、岐阜県関市の刀剣・製造販売「美濃関鍛冶工房」に依頼、防衛省の技術陣と環境省の狩猟部門が監修することで、熊を狩れる専門技術を持ったハンターの養成に乗り出した。
凄腕の熊狩士として全国に名を知られた前野高陽は、警察官だった五年前、恋人だった同僚の裕子をヒグマに惨殺され、そのヒグマへの復讐のために警察を辞職した過去があった。
手がかりは、裕子に撃たれて潰れた赤い右目のヒグマだということ━━━━赤隻眼(アカカタメ)と呼ばれるようになった仇のヒグマを執拗に追う前野は、相棒の若き熊撃士・村井健介と共に北海道中を股にかけ、いつ果てるとも知れない追跡の旅を続ける。
果たして恋人の復仇を遂げる日は来るのか。
ヒグマへの復讐のために身につけた、無法新神流居合術の妙技と熊斬り太刀「雷神」を武器に、前野の剣技は今日も人熊問わず冴え渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 22:16:34
58075文字
会話率:26%
ダンジョンにおける配信活動が、発展途上の黎明期とも言える時代。織田一馬は日本初である。未成年のみのダンジョン配信に、プロ意識から本名を公開して参加した。
探索は失敗し、仲間が死亡。分断され大ケガを負い撤退中、モンスターに追い詰められて、
殺されそうになる瞬間。
怪物の頭部が、わけもわからず弾け飛んだ。彼は、現実に1人も存在するわけがない『エルフ』に、半死半生の身で、気を失いながら助けられた。
生配信中。彼女は岩陰に吹き飛ばされた一馬の存在に、当初気がつかなかった。
なぜ無法地帯のダンジョンで、エルフのコスプレをしているのかと、視聴者に疑問を持たれている中。メンテの終わったソーシャルゲームをプレイして、ガチャを回し始めた。
彼女は、ゲーム内の感想コメントで一馬の存在に初めて気づき、慌てて一馬に向けて杖を向け始めた。
そして、現実に1つも存在せず、人間が使えるわけが無い『魔法』で一馬を助け終える。
瞬く間に彼女の存在とガチャを収めた動画は、数多くのフェイク、切り抜き動画と共にネットの海を拡散し、バズる結果となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:10:00
311232文字
会話率:46%
帝国お抱えの天才魔導師として暮らす傍ら、憧れの高校生活を送っていた柚良(ゆら)はある日皇子殺しの濡れ衣を着せられ逃亡の末に帝国の無法地帯『暗渠街(あんきょがい)』に逃げ込むことになる。
「ここは望むものがあれば何だって用意する暗渠街のよろ
ず屋――万化亭。ついでに答えるとボクはそこの若旦那だ」
そこで柚良を救ったのはクラスメイトの蒼蓉(ツァンロン)
彼の正体は暗渠街最大のよろず屋・万化亭(ばんかてい)の若旦那だった。
アウトローの巣窟、暗渠街での新生活を始めた柚良。
蒼蓉にも何か裏のある様子だが、しかし柚良も柚良でじつに癖のある性格をしており…?
「間接的な人殺し。これで君は本物の罪人も同然だ」
「本物の罪人も同然、ですか。蒼蓉くんは私が無実だと思ってくれてるんですね」
和洋中の文化が入り混じったリゼオニア帝国の暗渠街、コンロン地区の两百龍(リャンバイロン)で万化亭の庇護のもと暮らすことになった柚良と、そんな彼女が堕ちてきたことを心から喜ぶ蒼蓉が夫婦になるまでの物語。
【★】→自作イラスト有り
※恋愛を主軸にしつつ進む中華中心の和洋中ファンタジーが無法地帯で繰り広げられる話です
※所々倫理観がありません
※初期の柚良からのラブは控えめ、蒼蓉からのラブは水面下でクソデカ執着心レベルです
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:15:00
265279文字
会話率:38%
20xx年に作り出された、没入型VRゲーム、《メビウス》。
メビウスには、幾つもの惑星が結集してワールドが形成される。
オリジナルのワールドや、既存のゲームをオマージュして作ったワールド、その他にも、日常生活の全てができるほど、このゲーム
システムは発展していた。
そして、そのゲームの中でも、様々なことをすれば、ランクが上がる。
この物語は、戦闘に置いて、世界一ランクをとったランカー、無月 海斗が、ゲーム内の違法的な行為や、無法者に対して、俺TUEEをかましていく物語!
であることを願いたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 01:00:00
252593文字
会話率:37%
世界を巻き込んだ百年にわたる戦争が終結し五十余年。文明は後退し多くの技術が失われたが統治者により国々の再興は進んでいた。しかし国は戦前より縮小し統治できなくなった土地はいまや無法者たちが支配する断頭地区となり、二つは完全に分断されていた。
そしてある日、カリブンクルスという国でレオンという正義感溢れる貴族の少年が断頭地区へ誘拐される事件が起こる。犯人は教授と呼ばれる男、男は狂っていた。対極に位置する人間によってレオンは苦境に立たされていく。次々と降りかかる試練にレオンは生き残り国に帰ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 13:12:15
29925文字
会話率:55%
2XXX年、世界は核の炎に包まれた!
それでも人が滅びることは無い。
このろくでもない時代には、無法者がはびこり、変異した化け物が闊歩し、暴走した機械が動き続ける。
戸惑うことなんて許されず、生き残るためには順応しなければならない。金
と暴力を持ち、強かじゃければ死んでしまう。なめてくるやつは、ブチのめせ。
もちろん、できるだけお上品にだ。
この変わり果ててしまった故郷で、いったい何ができるだろうか。
さぁ、この終末どうする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 11:33:15
35439文字
会話率:27%
ブラック朝廷に絶望した最強無法者集団が、まさかの三国志タイムスリップ!常識外れのチート能力で歴史上の英雄たちをぶっ飛ばし、乱世を痛快無双!俺たちが、この血と泥の時代を塗り替える!
腐敗した宋代を追われた108星が、辿り着いたのは更なる乱世、
三国志。彼らが掲げる『義』は、歴史をも変える!仲間との絆を胸に、血嵐の中を駆け抜け、理想の国をその手で掴み取れ!
天の采配か、運命の悪戯か――。新たな天下、新たな歴史を創り出す!壮大な歴史改変戦記、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 11:38:57
29632文字
会話率:28%
宇宙を駆け巡る独立パイロット、カイ・アサミと、美貌と戦闘力を兼ね備えた用心棒フローラ。
元漁船を改造した宇宙船「白鯨号」で、彼らは立ち寄るステーションごとに様々な依頼をこなし、その日暮らしを続けている。
時には採掘を行い、時には輸送業に手を
出し、さらには宇宙海賊の基地を襲撃することも――。
これは、無法者たちが闊歩する広大な星海で織り成されるエリートでデンジャラスな日常の物語。
※notユニコーン向け折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 22:48:10
738584文字
会話率:23%