文久三年(1863年)。八・一八の政変で長州は京の都を追われた。だが政情は混迷を極め、都は血と怨嗟に塗れ混沌としていた。
そんな中、京都の治安を護る新撰組は猟奇的な殺しに直面する。将門流陰陽術の術師である新撰組副長・山南敬助はその事件
の裏に呪術的な因果を感じた。
沖田総司と共に事件を追う山南敬助の前に、紅い瞳の妖艶の芸妓・弓月が現れ事件の闇はますます深くなっていく。
時間を追う万荒事屋・葛城柔志狼、西欧帰りの錬金術師天羽四郎右衛門…それぞれの思惑が絡まり合い事態は混迷を深めていく。
やがて京都を覆う術式「だびでの六芒星」により洛中は魔界と化した!
切支丹の秘宝、聖月杯とはなにか?
天羽四郎右衛門の正体とは?
火花を散らす剣と拳!唸りを上げる牙と爪!洋の東西の魔術と呪術がぶつかり幕末京都に神は蘇るのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 16:58:05
98788文字
会話率:40%
「野々野 足軽」(ののの あしがる)は超能力者である。それは別にそういう家系とか、ある日悪の組織に捕まって人体実験をされたとか、天候の悪い日、雷に打たれた――とかでもない。
ただある日、なんとなく今日は学校にいきたくないなぁ……飛んでい
けたらなぁ……とか思ったら、なぜか天井にぶつかった。どうやら野々野足軽は人類で初めて……と思われる自立飛行を達成したようだ。
それから彼は混乱した。当然だろう。いきなり飛んだんだ。けど漫画やアニメが好きだった彼はとりあえずどういう力が使えるかを検証してみた。するとまあ……色々と出来る。でも最初は微々たるものだ。飛べるけど、ゆっくりで上に上がるだけで疲れる。炎は火花しかでなかった。電気は静電気でピリッとね。風はそよ風。
テッシュ一枚なら、なんとかちょっと先から手元まで持ってこれた。それだけだ。けどワクワクした。彼は超能力の修行に明け暮れた。それから一年後……彼は人生を謳歌してたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 02:53:18
657212文字
会話率:36%
猫耳と羽をもつ少女・アオバ。アオバは仲間と数々の冒険を繰り広げ、世界を救い、世界の平和が夢となった。そんな子供のような夢。でも、現実はそんなに甘くなかった…
最終更新:2024-09-16 16:15:45
21066文字
会話率:45%
俺の名は中村慎吾(なかむら しんご)。現在32歳サラリーマン。恋愛経験ありだが彼女は高校生の頃に1人で1ヶ月で別れた。それからは恋愛というものをしていない。孤独を極めているのだが悪く言えば独身だ。そんな俺は今、同僚の中臣(なかとみ)と後輩の
坂本(さかもと)と3人で居酒屋に来ている。飲んでいると何やらレジで包丁を持った男が暴れているらしい。人質に取られているのは女性の店員さんだ。別に下心はないが助けに行こうと思い女性の前に立った矢先俺の腹には包丁がが刺さってしまい......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 00:00:00
42104文字
会話率:95%
ある日、中村慎吾が殺人鬼の標的となり殺されてしまう。意識が朦朧としている中、中村慎吾の前には天恵と名乗るものが現れ転生することとなり..............
最終更新:2024-09-13 00:00:00
10941文字
会話率:60%
中村甚(なかむら じん)は高校一年生。日常に特に変わり映えのない生活を送っていたが、クラスメイトの清水花音(しみず かのん)に誘われ、人気のVRMMO『レジェンド・クエスト・オンライン』を始めることに。最初は軽い気持ちで始めたものの、ゲーム
の奥深い世界と仲間との協力プレイにのめり込んでいく。
しかし、ある日、花音が用事でゲームに参加できなくなる。彼女と共に冒険するつもりだった甚は、仕方なく掲示板で仲間を募集することに。すると、すぐに反応があり、「魔王」という職業のプレイヤー、陣内剛毅(じんない ごうき)が現れる。甚は彼の強大な力に魅了され、一緒に冒険を始めるが、剛毅が実は「魔王」であることには全く気づいていない。
二人は次々と難敵やダンジョンを攻略し、強力なボスモンスターに挑む。しかし、次第に剛毅の行動や台詞から「普通のプレイヤーではない」と感じ始める甚。果たして、彼は本当の魔王なのか? そして、彼らの冒険の結末はどうなるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 00:00:00
5563文字
会話率:49%
おっさんマスターと美少女店員の異世界ほんわかカフェライフ!
大陸有数の大国、ロワール王国にある小さな喫茶店『シリウス』。店主のギルバート・ライブラは、寂れた店を営む一見普通のマスターだが、彼の正体は引退した元SSSランク冒険者。しかし
、彼の目的は栄光のままに冒険者をやることではなく、静かで平穏な生活を送ること。忙しさに追われて過労死した前世の記憶を持つギルバートは、第二の人生をのんびりと過ごすことを決意していた。
喫茶店で働くのは、美少女店員のソラ。彼女はギルバートの無気力な態度に日々頭を抱えながらも、店の繁盛を願って奮闘している。しかし、客がほとんど訪れない店の現状に、不安を隠せない。目立ちたくないギルバートは元最高冒険者という過去をソラには隠していたのだ。
客が来ないのになぜか経営できる理由を秘密にしたまま、ギルバートはのんびりとした日常を送る。おっさんマスターと美少女店員の喫茶店生活が描かれる異世界スローライフファンタジーが今、幕を開ける。
チート転生して、最強になって、世界を救って……。――異世界転生者のその後の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 22:51:53
63289文字
会話率:53%
「枯れ木に花を咲かせるスキルだとぉ!? 何という役立たずスキルだ! 貴様のようなゴミなど追放だ!」
ある日突然、クラスメイトたちと一緒に召喚された主人公。
「花咲かじいさん」という能力を授かったが、ランクはEXのハズレ枠、しかも「枯
れ木に花を咲かせる」だけの役立たずスキルなどいらないと城から追放されてしまう。
しかし追放先で魔物に襲われた主人公は能力が覚醒し、かぼちゃをジャック・オー・ランタンに変えてピンチを切り抜ける。
「花咲かじいさん」がとても強力な能力だと判明した主人公は、一緒に追放された美少女二人とともに身を守るため『居場所』を作ることにする。
はじめは何もないどころか汚染でマイナスだった土地は、主人公の能力で土壌が改善され豊かな農地になり――
やがて追放された人々が集まり、互いに強くなって――
――いつしか最強国家となって君臨するのだった。
「枯れ木に花を咲かせるーー無生物に生命を与える魔法ーー!」
これは異世界に召喚されて理不尽に追放された主人公が、農業で土地を発展させつつ、童話をモチーフにした能力で無双していく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 19:10:00
103398文字
会話率:51%
主人公ネイサンはミストリア王国の王立研究所に所属する下っ端研究員。25歳の時から所属しているが、これといった研究成果もなく45歳となった今でも3級研究員として毎日雑用ばかり押し付けられている。
彼の研究は古代言語ガラル語の翻訳である。謎
多き超古代文明ガラル帝国の主要言語とされるガラル語は、今は発音も意味も失われた幻の言語である。しかしもし再現できれば最も魔法に適した言語であるとも言われる。この翻訳にネイサンは研究者生命をかけていた。
その日、20年間に渡る研究が実り、ついに現存する唯一のガラル語魔術書「グリモワール」の一部が解読できる。早速その中の呪文の一つを使ってみたネイサンは、現代とは全く別次元の威力に驚嘆する。
研究員仲間から冷遇されているネイサンだが、唯一親しいとも言える同僚がいた。ジェイルという彼は、ネイサンよりずっと年下だったが3年ほど前に親しくなり、ガラル語の研究に唯一理解を示し、ネイサンの研究室にも頻繁に出入りしていた。ネイサンの研究の完成を知ったジェイルはともに喜び、街に誘って乾杯する。なれない酒に酔っ払ったネイサンは、ジェイルに送られて宿に戻った。
2日後、疲れもあり昼過ぎまで寝ていたネイサンは、街を見てとんでもない事を知る。ネイサンの研究成果が何故かジェイルのものとして発表されていたのだ。伝説の古代魔法の復活に国はお祭り騒ぎ、誰もがジェイルをたたえ、国最高の勲章が授与されるとまで噂されていた。わけが分からず混乱したまま、ネイサンが研究室に赴くと研究室長の教授から唐突にクビが宣告される。理由は20年間なんの成果も挙げなかったから。ネイサンはグリモワール翻訳成功のことを訴えるが、それはジェイルの功績だと聞く耳を持ってもらえない。退職金もなく体一つで放り出され、研究室においてあった資料さえもすべて没収された。
王国の学術界に絶望したネイサンは、王都を離れ一からやり直すことを決める。一方、ネイサンの研究を横取りして出世したジェイルと教授だったが、ネイサン以外に誰もガラル語は翻訳できなかった。成功したはずの彼らの人生は、少しずつ崩壊していく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-13 11:40:00
94493文字
会話率:52%
結婚五年目にして子どもができないことを憂いていた三十二歳の花梨桜は、車にはねられそうになった少年をかばって命を落としてしまう。
謎の声に導かれ目覚めた先は、魔法と剣が絶えず火花を散らす戦禍の異世界。十三歳の魔族(エルフ)の少女として生まれ変
わった桜は、劣悪な環境を生きる魔族の子供らを守るため。そしてもと居た世界に帰るため、果てしない戦禍を生き抜くことを誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:34:47
17612文字
会話率:31%
両親がタイへ行く。
父親が3月上旬に上司から命じられた。4月1日からバンコクで勤務する。
うちの父と母はいわゆるおしどり夫婦というやつで、離れては生きていけない……。
ひとり暮らしの高校2年生森川冬樹の世話をするため、両隣の美しい幼馴染浅
香空と天乃灯が1日交代で通ってくる。
冬樹は夢のような春休み期間を過ごし、空と灯は火花をを散らす。
幼馴染三角関係ラブストーリー。全47回。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 18:10:00
100515文字
会話率:29%
新入学の可愛い後輩と、謎に包まれた冷徹な先輩が初めて出会ったその瞬間から火花を散らす。帰宅後、なんと隣人だと判明!?深夜の隣室から聞こえてくる異様な音とは一体何か、先輩の正体は一体何なのか?
「陽菜、君は僕にとって今、誘惑そのものだ。君な
しでは生きていけない、どうか僕を見捨てないでくれ!」
「そうですね、それなら約束します。これからは君の生活習慣を全方面で改善させてもらいます!人間として決めたからには、社会に完全に溶け込むべきでしょ?」
「わかったよ、君が僕から離れない限り、君の言う通りにするよ……」
おそらく、これは人と妖の物語かもしれません。
これは私の初めての小説です。不足している点があれば、ぜひご指摘ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 00:47:08
9636文字
会話率:48%
日本古来より「魔を狩る一族」の血統である
神野 悠斗は、ある夜、異世界の創造神ラウルと出会う。
「いや~、すまないね悠斗君。君にお願いがあってここまで来たんだよ」
刀を納めた悠斗は静かに口を開いた。
「俺にお願いって、何でしょうか?」
この出会いによって、新たに悠斗の運命が始まる。
神々によって、振り回される悠斗の運命やいかに・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 00:01:13
2362072文字
会話率:32%
溜まりに溜まった仕事を嫌々片づけて行く創造神ラウルの元に、
ある女神からの救援要請を受けた。
女神の日頃の置かないから一度は拒否するものの、
駄々をこね引き下がらない女神に対し、
ラウルは「ユウト君・・・」と、無意識に呟いてしまった。
その呟きから再び巻き込まれる悠斗ともう一人の男・・・。
「まずはスカウトしなくちゃね~」っと、頭を悩ませる創造神ラウルだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 00:14:46
27116文字
会話率:30%
俺の名は駿河 真一・・・30歳独身だ。
俺が今まで生きてきた中で、
怪異に纏(まつ)わる話をこれから先、いくつかしていこうと思う。
子供の頃からまぁ~色々とあったんだけど、
幽霊だとか怪異だとかあまり信じたくはないんだが、
実際この目で
見てしまったら・・・認めるしかない。
だからちょっと不思議で怖い体験を、みんなに聞いてほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 00:02:45
8619文字
会話率:12%
遠目から、私の友人二人が喧嘩をしている。
派手な喧嘩だった。周りに火花が散るのが分かるくらい。
そうして一人残された彼に声をかける。
逃げるのがちょっと遅いかったかな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
女性は何時だって感情優先で、現実なんか見たくないと思って接してますよ。
私が言うのだから、説得力はそれなりにあると思いますけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 18:40:14
990文字
会話率:44%
魔導学院の卒業パーティーで子爵令嬢のアリサは婚約破棄を言い渡される。
抗議の意思は示すものの無意味に終わり、その上新たな婚約者として紹介されたのが実の妹であるティアネルだった。
この二人の姉妹が真っ向から対立。それは同じくそれぞれの後ろ盾と
なっている両親もだ。
家庭環境に振り回され、権力闘争に燃え、どちらが婚約者になれるのか。
二人の姉妹の間には火花が飛び散っていた。
これはアリサの逆襲の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 18:10:00
9264文字
会話率:28%
昭英明音(あきはな あかね)はプロンプトエンジニアの25歳。キーボードを通してAIと向かい合う日々を過ごすだけの悲しき独身男。
19時過ぎ、今日も今日とてローカライズとカスタマイズのためキーボードを叩いていると、外からの聴いたことのない大
轟音とともにオフィスの電源が全て落ちて真っ暗になる。オフィス中の「嘘だろぉ!!!!」の大合唱に参加していた明音は、急な酷い眩暈に思わず膝をつく。
「ヤバいー目が回るぅ」
非常灯の薄暗い中、椅子に手をつき立ち上がろうとするが、椅子がクルんと回りバランスを崩し、デスク下のPCに激しく頭突きをかましてしまう。
「痛ってー!!」
目から火花が出たぁ…と思ったら比喩表現ではなく、額とPCの間にスパークが走っている。
「何…だ…」
バチン!! という大きな放電音がすると、明音の体はスパークに包まれ、その瞬間オフィス内から姿を消した。
次に明音の見た光景は、見知らぬ街の雑踏の中、冷房対策のストールといつものオフィスカジュアル、オフィスで履き替えたふわふわスリッパ。熱帯を思わせる気温のここでは似つかわしくないこの姿。
「…どこ?」
唐突に突き付けられた異世界生活。
でも、明音の表情は徐々に明るくなる。
「ええやんええやん! 全部リセットじゃ!!」
魔王もいないし、戦争もしていない。いつの間にか良さげなスキルも持ってるし、文明レベルもストレスなさそう♪ よっしゃ!異世界楽しんじゃうよ!
明音はアカネとなって異世界に一歩を踏み出す。
「あれ? 僕…俺、こんな性格してたっけ…?」
んー後回し後回し♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 15:03:46
9714文字
会話率:54%
何も特殊な能力を持たない女冒険者クレアは、殺処分寸前だった売れ残り女奴隷のミサキを買い取って、冒険者に育てる事を決めた。
そんな彼女たちの前に立ち塞がるは、異能の敵の数々。
異世界転生者、切った生物を吸血鬼に変える魔剣、地獄の一週間を
ループする町、正義の魔法少女……etc。
神より与えられし力を振りかざす|怪物達《チートども》に、神に愛されざる凡人が如何にして勝利を掴むのか!? 理性と感情が火花を散らし、智で血を洗う狂気の舞台の幕が上がる!
人よ、絶望に挑め!
知恵と友情こそが人間に与えられた最強のチート能力だ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 07:11:31
936128文字
会話率:51%
男爵令嬢マグダレナは悪辣な男爵令嬢である。
王子に見初められた彼女はあらゆる手段を用い、遂には低い身分の生まれでありながら次期王太子夫人の座を得る。
産んだ犠牲は大きかった。柔らかな微笑みで太子の周囲を味方につけた。邪魔者は消した。そして可
哀想な婚約者も引きずり降ろした______
健気な女をフリをして、マグダレナは王太子に疎まれた哀れな女を呼んだ。最終通告を告げるために。
令嬢アンネリーゼは瞬い光を見た。あのひと!私を打ち負かし微笑む乙女。つまらない人生に風を吹き込んだ大いなる嵐。
あの嫌な女は素晴らしかった。私と渡り合い私と奪い合い……勝ち取った!勝ち取ったのだ。凄まじい手段で、卑怯でそして絢爛な闘い方を以てして。
そして思い知った。あんな女があのかわいい王子の懐に収まるのみなどあまりにも平凡ではないか。
己を王家に従属する責務から解放したあの指先が王太子にかかる想像をして、胸が嫌に締め付けられる。つまらない。これでは全くつまらない。
人生は勝負であるべきだ。あの社交界で華々しく散った火花のように……あの牙が折れるべきではない。折られるべきではない。アンネリーゼは決心した。今日の茶会、彼女の言葉を聞いた後……ブチまけよう。私の全てを。決心を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 19:14:38
2561文字
会話率:62%
縦読み推奨
里見八犬士。
安房里見家においてその名を知らぬ者がいない一騎当千の強者達。
しかし、それも今は昔の物語。
謀叛の罪を着せられ、一所に押し込められ、今や八犬家は風前の灯。
立ちあがるは、五代目八犬士筆頭犬坂生野種智。
彼が新八
犬士に与えしは、犬坂家が誇る智をもって融合させた、失われた初代八犬士の呪いの力と宣教師から得た技術と知識の混合物『呪言』。
命を代償に行使しする『呪言』をもって狙うは、北条氏康が居城小田原城。
八匹の狂犬の牙が、難攻不落の居城小田原城に喰らいつかんとする。
だがしかし、この動きを北条の子飼いの乱波集団風魔衆よりも先に察知する者達がいた。
名を一夜衆。
美と知をもって、夜の帳に生きる、情報を切り売りする諜報特化の忍びの一族
一族の中から、八匹の獣の前に立つのは妖艶に微笑む魔性の娘乙霧ただ一人。
一族の更なる発展の為、彼女は風魔衆の中から、自身と子宝の相性の良い男を婿に迎え入れるべく、風魔が氏康より与えられし使命八犬士討伐に力を貸す。
一族の存亡と発展を懸け、いま呪いと忍びの技が火花を散らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 16:00:00
176542文字
会話率:30%
これは、単なる異世界転生の物語ではない!ハズ!?
普通のサラリーマンだった主人公は、ある日突然、異世界に転生してしまう。 しかし、そこで彼を待っていたのは、勇者や魔法使いではなく、巨大なドラゴンの姿だった。 最初は戸惑うものの、やがて彼は
異世界での生活に慣れドラゴンとしての日々を送ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 18:26:58
44591文字
会話率:29%
彼が指揮する祝福された軍勢は狂暴な魔物の群れを打ち倒し、彼が放つ神聖呪文は邪悪を打ち砕く。彼の知略の前では敵将は白痴となり、彼の直観は地下深く隠された世界の秘密を暴きだす。魔術師の中の魔術師、魔術師の中の王── すなわち、簡単にいうなら
、チダ彼はカードゲームの天才だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 19:03:36
9016文字
会話率:41%
冷たい朝露が頬に触れる。何故、ここにいるのか? 高校生の直也は、霧がかかった公園で目を覚ました。服は汗でびしょ濡れ、心臓は激しく打ち鳴らしている。昨夜の記憶が断片的に蘇る。まばゆい光…、そして力の波動。
「なにこれ……まさか、俺……?」
突然、彼の手から小さな火花が散った。驚きと恐怖が入り混じる感情。これが自分の新たな力なのか?
学校では、彼の異変を友人のミホが見逃さない。彼女と共に、直也はこの力の謎を追い始める。だが、そんな彼らの前に謎の敵が現れる。彼らもまた、異能力を使う者たちだった。
学園生活とは裏腹に、未知の力と戦う日々が始まる。友情や愛情を育む中で、直也は真の強さとは何かを学んでいく。
直也のクラスには普通ではない雰囲気を持つ新しい生徒、空也が転校してきた。彼もまた、普通ではない秘密を抱えているようだった。空也は静かだが、その瞳は深い知識と秘めた力を湛えている。何故か直也とは異なるタイプの力を持っていることが、直也には感じられた。
放課後、直也はミホと共に空也を問い詰めることにした。彼らが校舎裏で話をしていると、空から突如として降り注ぐ光の柱が地面を揺るがした。その中から、戦士のような姿をした謎の人物が現れ、空也に向かって何かを叫んだ。
「お前の力、見せてみろ!」
この突然の出来事に、直也もミホも驚愕する。しかし空也は落ち着いており、手から発する青白い光で応戦を始めた。直也はこの様子を見て、自分の中に秘められた力が目覚めた瞬間を思い出した。
直也は決心する。この謎を解明し、自分の力を理解するためには、空也やこの謎の戦士と協力する必要があるかもしれない。しかし、それは同時に、彼が普通の高校生活から完全に離れることを意味していた。
家に帰る道すがら、直也は自分の運命について深く考え込む。彼の未来は、もはや普通のものではない。しかし、これが彼の新しい現実だ。彼はこれから起こるであろう未知の挑戦に、どう立ち向かっていくべきか。その答えを見つけるために、彼の冒険が今、始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 13:10:00
9900文字
会話率:38%
奏矢ジュリは普段には普通の女子大生であるが、依頼があればその手に大型チェーンソーを持って、異形なる者どもに立ち向かう。
ジュリは普通の人間には手に負えない依頼を、警察や個人から請け負う。そしてが依頼あれば、様々な異形を相手にチェーンソ
ーが火花を散らす。
相手が死者であろうが、ゾンビであろうが、妖精であろうが関係なくたたっ切る。
ジュリはチェーンソーと体術を用いて、異形なる化け物どもの首を落とし、袈裟切りにし、蹴り飛ばす。
依頼のため、異形の怪物を狩るため、そして生き残るために、今日もジュリはチェーンソーを手に取る。
怪異を相手に、物理で突き進むスプラッタホラーアクション。
・『第1章 舞宇道村(ぶうどうむら)』
ジュリは依頼者である浦河智也とともに、舞宇道村を訪れた。
「妻を……リオをお願いします……」
智也はジュリに妻の救出を依頼する。
だが、村に着いて現れたのは、醜く腐乱した動く死体ばかりであった。
・『第2章 妖精博物館』
ジュリは兄とともに、警察より依頼を受ける。
依頼内容は「博物館に現れた妖精を殲滅して欲しい」。
ジュリは手に持った大型チェーンソーを大きく吹かすと、博物館の扉に手を掛けたのだった。
・『第3章 ガンプと呼ばれた怪物』
「なんで休みの日まで、働かなきゃいけないの……」
ジュリはため息を着くと、目の前で破られつつある扉を見つめるのであった。
ジュリは、友人と参加した合コンの二次会で、廃病院での肝試しに誘われる。
だがそこは”ガンプ”と呼ばれる、異形の怪物が住むという場所であった。
**************
・『第4章 水にストーカーされる女』
・『第5章 長いトンネル』
・『第6章 異世界より』
・『第7章 天国地獄診断機』
・『第8章 愚者のハーレム』
・『第9章 祝福されし仔ら』
・『第10章 人家(じんか)』
・『第11章 オルハ評議会』
・『番外編 色欲の悪魔』
・『第12章 血濡れの守護天使』
・『第13章 見える見えない』
・『第14章 初心(ウブ)と少女とチェーンソー』
・『第15章 舞宇道村:再』
・『エピソード:ジョン ひたひた、呼ぶ』
・『第16章 罪悪感』
・『第17章 W to E』
・『番外章:山の中で』
・『第18章 昏い海底より』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:48:26
337113文字
会話率:40%
農業鑑定競技会、それは全国約8万人にも及ぶ農業高校生が日ごろ習った知識や技術を競う大会である。そんな大会に青春をつぎ込んでしまった作者が自分のノートに書き溜めていたものと今の知識を最大限追加して情報を公開する作品である。
最終更新:2024-04-27 09:49:44
29566文字
会話率:1%
農業鑑定競技会、それは全国約9万人にも及ぶ農業高校生が日ごろ習った知識や技術を競う大会である。そんな大会に青春をつぎ込んでしまった作者が自分のノートに書き溜めていたものを公開する作品である。
最終更新:2018-04-27 21:33:36
26102文字
会話率:2%