愛桜(あいら)は、大学のサークルでは "同期" だが、ゼミでは学年が一つ上の "先輩" だった。
それだけでも十分に複雑な関係性なのに、今度は愛桜が同じ会社に "後輩" として入社
してくるらしい。
――ある時は先輩。ある時は同期。またある時は後輩。
二人は、それぞれの環境に合わせながら、周りの人に関係性を隠しつつ日々を過ごしていく。
先輩として頼りがいがあって、同期として気兼ねなくて、後輩としてどこか放っておけない。
そんな愛桜と、 "先輩" でも "同期" でも "後輩" でもない、たった一つの大切な関係性を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:44:49
44638文字
会話率:39%
聖女『以外の』ほぼ全国民が、本編バッドエンドの記憶を持つ「転生者」、
そして主人公は現代世界からの「転移者」という、異色の異世界転移物語。
主人公である「未夏(みなつ)」はある日、乙女ゲームの世界に転移していた。
転移先のゲームは
もともと『アイテムクラフト』要素が強かったため、その原作知識を生かし、
彼女は天才薬師として働くことになる。
だが、未夏が転移した『聖ジャルダン国』は物語のイベント的に『バッドエンドルート』に突入していた。
本来のシナリオなら、本編ヒロインである伯爵令嬢『聖女オルティーナ』は悪役令嬢の手によって闇落ちし、
世界を滅ぼす運命にある状況だった。
未夏も「必敗戦闘」に駆り出されるが、
ここの国民は未夏と、ゲーム内でのメインヒロインである「聖女オルティーナ」を除く全員が、
『聖女が闇落ちして滅ぼされた未来』の記憶を持つ『人生2週目の転生者』であった。
「聖女が闇落ちしたのは自分のせいだ」
「今度こそバッドエンドを回避しよう」
と息巻く彼ら国民の頭のねじの吹っ飛び具合は凄まじく、モブキャラに至るまで全員が、
「物語終盤のPCキャラレベルの実力と、全年齢向けゲームのキャラでは持ちえない行動力」
を持っており、
その力を持って、敗北の元凶となるドラゴンを始末する。
そんな彼らや、自身が推していた「4英傑」と言われるゲーム内の攻略対象キャラのことを
放っておけないと考えた未夏は、
「ゲーム本編の『画面外』で行われていた、聖女オルティーナの不愉快な言動」や、
「自身の解釈とかみ合わない、彼らが持つ『前世の記憶』」
に不信感を持ちつつも、この国で彼らを救うべく薬師として戦うことになっていく。
カクヨム・アルファポリスでも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:47:55
61553文字
会話率:42%
お節介焼きで困っている人を放っておけないシアは、数多のご令嬢達から人気の令嬢だ。毎日ファンレターが届き、社交界に出れば令嬢に取り囲まれるほどである。
けれど、それに反比例するように男性からの人気はなく、二十七だというのに嫁の貰い手はなく、毎
日母から小言をもらっていた。
そんなある日のこと、突然公爵家から縁談の話が。
シアは公爵家がなぜ自分に縁談など持ち掛けるのかと訝しく思いつつ話を受けると、なんと公爵の後妻として三人の娘の母代わりになれと言われる。
困惑するも、自分へ縁談を持ちかけた理由を聞いて、お節介なシアは嫁ぐこと決めたのだった。
夫になるレオナルドはイケメンなのに無表情で高圧的。三人の娘も二女のアンナを除いて長女のセレナも三女のフィオナもとても反抗的。
そんな中でもお節介パワーを発揮して、前向きに奮闘するシアの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 12:04:30
191534文字
会話率:56%
現代の魔法使いの名門の子である長瀬ツカサは生まれつき魔力が高かったが、肉体を強化する魔法しか使えなかった。
そんなツカサは魔法使いになることを諦め、普通の一般人として生きようと思っていた。
しかし、あまり賢くなかったツカサは普通高校
の受験の際にランクを落とし、最初から滑り止めを受けたのだが、油断して遊び惚けてしまったため、受験に失敗し、ニートになってしまった。
そんなツカサが気まずい思いをしながら新しい4月を過ごしていると、ふとしたことから放っておけば命を奪ってしまう呪いの腕輪を装着してしまう。
その呪いは非常に強力であり、解呪を得意とする母親ですら解くことができなかった。
腕輪をどうにかするには腕を切るか、自身の高い魔力で解呪するかの2択だったため、ツカサは異世界にある現代の魔法学園に通い、呪いを解呪する魔法を学ぶことになった。
呪いの腕輪のせいで腕がピンチになったものの、晴れてニートを卒業し、魔法学園に入学することになったツカサは異世界の学園に見学に行くと、同級生女子のシャルリーヌに学園を案内してもらうことになる。
その際にシャルリーヌが母方の家であるラ・フォルジュと犬猿の仲である名門イヴェールの次期当主であることを知ったのだが、そういうことにまったく興味がないツカサはシャルリーヌと交流を深め、勉強を教えてもらうまでの仲になった。
しかし、ツカサの双子の妹であり、ラ・フォルジュの天才魔法使いであるトウコとシャルリーヌがぶつかってしまい、ツカサはラ・フォルジュとイヴェールの因縁に巻き込まれてしまうことになる。
犬猿の両家の因縁……
可愛い妹と美人の友人……
どうするべきか……
ツカサは悩むことなく即決した。
「美人だ!」
魔力と武術しか取り柄のないツカサの自由気ままな学園生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 12:00:00
337315文字
会話率:57%
日本のとある場所で眠りから目覚めた少年マシロは、なぜ自分がそこにいるのか、さらには自分の名前まで、ほとんどの記憶をなくしてしまっていた。
そこに現れた謎の黒い"カゲ"と、それを"舞刀"を使った舞によっ
て鎮める二人の少年。
少年たちは"痣子"と呼ばれ、普段は普通の学生生活を送りながら、夜は人知れず舞を舞い、放っておけば地を腐らすというカゲの暴走を食い止める責務を担っていた。
やがてマシロもその一員となり、舞を舞うようになる。
そんなマシロと彼を取り巻く人々の、苦悩と成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 21:08:42
721823文字
会話率:38%
高校生の瑞希は人間関係が上手くいかず、休みがちな毎日を送っていた。
いつもの様に夜中にゲームやパソコンで作業をしながら寝落ちしたりしていたのだが、気づくと知らない部屋のベッドの上だった。
自分が重プレイしていた乙女ゲーム『ドキドキ
Lovers 〜お姫様だって自由恋愛したい〜』のセカイのラスボス王女であるユフィーリア・ファーレンハイトに転生してしまった瑞希。
シナリオには関わらずにゆるく生きていこうと決めるのだが、物語は向こうからやってくる様で気になって放っておけずに主人公を助けてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 08:45:22
302385文字
会話率:45%
高校生の瑞希は人間関係が上手くいかず、休みがちな毎日を送っていた。
いつもの様に夜中にゲームやパソコンで作業をしながら寝落ちしたりしていたのだが、気づくと知らない部屋のベッドの上だった。
自分が重プレイしていた乙女ゲーム『ドキド
キLovers 〜お姫様だって自由恋愛したい〜』のセカイに転生してしまった瑞希。シナリオには関わらずにゆるく生きていこうと決めるのだが、物語は向こうからやってくる様で気になって放っておけずに主人公を助けてしまう。
と、いうのが本編の話。
バッドエンドを回避する為に中ボスの一人の魔王アスターテを倒しに行って……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 09:26:01
25630文字
会話率:7%
血の繋がっていない家族。
ユウリは、双子の小学生ユウタとミオと共に、平穏な日常を送っていた。
だが、ある日、買い物帰りに見かけた一人の女性が自殺を図ろうとしている現場に遭遇する。
「放っておけない!」と必死に女性を助けようとするユウリ。
その行動は、彼女自身の運命を大きく変えることになる。
ユウリは死神ジンと出会い、命を賭けた"魂の契約"を迫られる…。
絶望の中で見つけた新たな選択肢。それは、死神としての仕事を手伝うこと。
彼女は再び、大切な家族と一緒に過ごせるのか? それとも運命に翻弄されるのか?
「命を救う意味とは何か」
「大切な人を守るためにできることは?」
現実と非現実が交差する、死神との契約物語が今、始まる――。
YouTubeチャンネル『ゴーユーの部屋』にて
【死神契約編】として配信中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:31:08
16014文字
会話率:50%
榊原鈴音、彼女は死神により余命宣告を受けた。それは四か月後の彼女の一八歳の誕生日に死ぬという事だ。
そしてそんな中町田浩二は、公園のブランコで泣いている彼女を見つけた。彼にはもう彼女のことを放っておけなかった。
そして二人は友たちになり、二
人で色々な事をする。鈴音の最後の四ヶ月を有意義な物にする為に。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-31 18:01:30
71397文字
会話率:51%
東の国アズマに暮らすオオカミ族のリオンはその凛々しい佇まいと男にも勝る華麗で力強い剣の腕前から王子と呼び慕われる庶民出身の女の子。
ある日、リオンは剣の修行中にキツネ族の少女シエルと出会う。
シエルは名家である実家を継ぐために北の国
ノースから武者修行に出ているという魔術師の卵。
真面目で実力はあるがどこか抜けていて危なっかしい。
そんな彼女のことをリオンは放っておけなくて……
「ボクが君を守る剣になろう」
生真面目だが不器用でどこか抜けているシエルとお人好しな世話焼き王子のリオン。
なんの接点もない二人は偶然の出会いから次第に仲を深め合っていく。
リオンの剣とシエルの魔術、二人が合わされば最強!
ケモミミ少女二人の無自覚イチャイチャ冒険ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 13:19:55
61262文字
会話率:39%
『真面目ちゃん』と呼ばれる女子高生・竜城朔(たつきさく)。
下校中に怪我をしていた不良男子を見かけて放っておけず手当をするが彼は校内でも喧嘩が強いと噂の1つ学年が上の不良『オオカミくん』こと、神宮蒼月(じんぐうあつき)だった。
『真面目ちゃ
ん』と『オオカミくん』、正反対な2人が出会ったことでお互いを取り巻く何かが動き出す。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-30 17:47:20
6420文字
会話率:60%
魔法の力を込めた装飾品を作る者、魔技師ことムスはアステラティーア王国で家族と一緒に商売をしていた。表立っては街の装飾品店として、貴族等、身分の高い人には魔技師として商売をしていた。ある時、王都近くでゴブリンの群に襲われた少女を発見し、救助し
た。そこまではよかったのだが、どうやら少女は訳ありで妹を探しに王都まで一人できたらしい。一人旅にはむかない完全に後方攻撃型で魔法師の女性、そもそもまた怪我しそうな少女を一人で放り出すことはできないムスは、なし崩し的に一緒に旅にでることにする。お店は暫くは父のみで営業、自分は魔技師の仕事を減らして配達に専念することにした。この決断が自分の運命と未来に向き合うことになるとはしらずに。
※この作品は別作品の【生贄聖女とお人好し魔技師】と話が完全に繋がっています。こちらは、お人好し魔技師ことムス視点で話が進みます。こちらのみでも充分に楽しめますので大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 18:38:01
163289文字
会話率:51%
エリザベートは六歳の公爵家の娘。
国一番のフェアレディと呼ばれた母に厳しく礼儀作法を教え込まれて育てられている。
母の厳しさとプレッシャーに耐えきれず庭に逃げ出した時に、護衛の騎士エクムントが迎えに来てくれる。
エクムントは侯爵家の三男で、
エリザベートが赤ん坊の頃からの知り合いで初恋の相手だ。
エクムントに連れられて戻ると母は優しく迎えてくれた。
その夜、エリザベートは前世を思い出す。
エリザベートは、前世で読んだロマンス小説『クリスタ・ノメンゼンの真実の愛』で主人公クリスタをいじめる悪役令嬢だったのだ。
その日からエリザベートはクリスタと関わらないようにしようと心に誓うのだが、お茶会で出会ったクリスタは継母に虐待されていた。クリスタを放っておけずに、エリザベートはクリスタを公爵家に引き取ってもらう。
前世で読んだ小説の主人公をフェアレディに育てていたら、懐かれて慕われて、悪役令嬢になれなかったエリザベートの初恋を叶える物語!
毎朝7時更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 07:00:00
1785364文字
会話率:53%
コスパ、タイパ。人生の全てを効率だけに注ぎ込んできた男。しかし、ある日、人生に燃え尽き、命を投げ出す。死後の世界で出会った少女が放っておけず、共に双子として異世界に生まれることとなる。記憶は失ってしまっているが、少女に対する想いが心の奥深く
に眠っており、少年は極度のシスコンとしての運命を歩む。そして、彼が生まれた世界は、「自らの性癖を極めることが、神に与えられた使命である」と信じられている世界だった。彼はその世界で、伝説のシスコンとして後世に名前を残すこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 01:11:40
21204文字
会話率:65%
今年の四月に高校生となった男子、大城晴弥には保育園からの同級生でもある幼馴染の女子三人がいた。
宮武采月、若旅来夢、忍谷咲実のそれぞれがまるで夏休み、冬休み、春休みの宿題気分のような関係になりつつある中で、いつかはそんな彼女達と離れ、自分だ
けの彼女を持ち、日々を過ごして行くんだろうなと思っていた晴弥はある日突然、小学校からの親友である同じクラスの男子、氏家一颯の彼女に最近なったばかりだという三鬼理津乃に初めてのデート前の練習に付き合ってほしいと頼まれる。狼狽える晴弥を途中からこっそり物陰に隠れて見聞きしていた三人の幼馴染女子高生達は勘違いから晴弥に彼女が出来た万歳と喜び、その初デートの練習の練習をしてあげようと企画して行ってしまう。
そんな幼馴染女子高生三人に振り回されながらも晴弥はどんどんと青春できる時間が経って行くのに焦り始め、自分の彼女を本当に持ち、有意義に残りの青春時間を過ごそうではないかと考える。それをまた偶然にも知ってしまった幼馴染女子高生三人はそれぞれに心配し、世話を焼きたくなるほど放っておけない関係で何かとちょっかいを出し、晴弥の彼女探しを応援していたが、ある時本当にそんな晴弥のことを心から好きだと言う女の子が現れた時、自分達は本当に素直に応援できるのかということになり、晴弥を囲んで話し合いが行われることになる。それはとても大事な事で、いつも無関心な幼馴染女子高生三人の本音を聞ける良い機会だと思いきや、その幼馴染女子高生三人はやはりいつもの如く、晴弥をぞんざいに扱い、仕舞いには何かあった時の為にフリーな大城晴弥が必要なの! と言われてしまい、やはりこの日常はまだまだ続くのかと残念な思いにいっぱいになりつつも、この充実したような日常もまだ悪くないと感じる晴弥だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 00:16:58
12254文字
会話率:54%
十六歳の高校生滝沢恵太は、交通事故から霧生冷河をかばって死んでしまう。次に目覚めた時、自分が三ヶ月前の過去に戻っていると気づく。しかし、過去のはずなのに身に覚えのない実姉滝沢美夏が現れ、以前の世界と様子が違うことに気づく。三ヶ月後の行動次
第では自分か冷河の身が危なくなってしまう。破滅の運命を変えるため、恵太は行動を開始する。
恵太は助けを求め、友人である遠山達也に事情を打ち明ける。達也は死の運命を覆すための作戦を伝える。さらに、元々冷河からの心象が良くなかった恵太は、その仲を回復するために奔走する。
ある日、恵太はマンション火災の現場に遭遇する。放っておけば死んでしまう母子のため救出に向かう。無事に救出できたものの、恵太は正体不明の存在に遭遇し、昏睡状態に陥ってしまう。その最中、恵太は自分の記憶から、美夏が女神なるものの生まれ変わりだと知る。
昏睡から復活した恵太の前に、冷河に乗り移った女神アトロポスが現れる。アトロポスは異世界で創られた存在であり、人類の守護者だと名乗る。アトロポスは、恵太と冷河が死ぬことは運命であり、その運命を変えることは世界の破滅に繋がると伝える。
三か月後となる当日、冷河とともに生きることを選択した恵太をアトロポスが襲う。危ういところで美夏の加勢が入ったが、恵太は女神の本拠地である異次元に飛ばされる。そこにはアトロポスの分身がおり、恵太に真実を伝える。世界を破滅に追いやったのは恵太に救われた異次元のレイカであり、アナザーレイカを救わないかぎり同じ悲劇が繰り返されるという。
恵太はアナザーレイカの元へ向かい説得する。さらに異次元の闇へ墜ちてしまった冷河も救い、元の世界へ帰還した。
※この作品は「もう一度テンダネス ~二度目の人生を生き抜きたいので、全力でガールフレンド増やします!~」を新人賞応募用(原稿用紙42字×34行130枚前後)に再構成したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 08:50:00
123016文字
会話率:55%
夜、義父と飲みに行った帰り、公園を横切って駅に向かっているときのことだった。
「おっ?」
「ん? どうかしました?」
義父が突然足を止めたので、おれはそう訊ねた。義父は答えずに向きを変えて、ふらふらと酔った足取りで歩き始めた。義父
の視線を追うと、公園のベンチにうなだれるように座っている女性が見えた。
おそらく酔っ払ったのであろう。深夜の公園で若い女性が一人。義父が放っておけないのも無理はない。警察官の義父は、非番の日でも困っている人を見過ごすことができない性分だと、以前話していた。
「どうもこんばんは。大丈夫ですか?」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-04 11:00:00
2596文字
会話率:73%
三国志と呼ばれる場所と時代、風邪で死にかけたら東の海の向こうの未来の知識を得てしまった少女。名前はまだない。歴史にも残ってないからいつ死ぬかもわからない。
それなのに祖父が曹操と夏候惇であり、あと四年で二人はこの世を去ることはわかってしまう
。他にも母清河公主が浮気で父夏侯楙を処刑させようとしたり、歳の近い親戚の夏侯玄、夏侯徴兄妹が時代のせいで殺害されたり。次の皇帝曹丕は叔父で、次の王朝を始める司馬家ともお知り合いになってしまった。
後漢末期も末期のこのご時世、放っておいたら周りは不幸にしかならない。
歴史に残ることのなかった子女か、そもそも生まれてさえいないのか。わからなくても知ってしまったら放っておけない。
病弱すぎて抱えられてばかりだけど、不幸な未来は変えましょう。
*以下にご注意ください
・史実寄りですが物語の性質上、現実とは異なる場合があります
・主人公は史実に存在せず、生没年不詳の登場人物の年齢は類推です
・解釈違いの可能性がございます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 00:00:00
427805文字
会話率:34%
魔法薬の爆発事故に巻き込まれて前世を思い出した俺は、妹のやっていた乙女ゲームのモブに転生していることに気づく。一年後には悪の魔法使いによってモブからゾンビに強制ジョブチェンジ。退学してこの魔法学校から逃げ出そうとしたら、なんと悪役令嬢が前
世の妹だった。ゾンビも嫌だけどバッドエンドしかない妹を放っておけない。妹を助けるために攻略対象に近づいたら、なんで俺にフラグが立つの!? 無事? 前世を思い出したら妹は暴走してヒロインをこますし! お前何処まで腐ってんだよ!?
*以下にご注意ください
この作品は「BL・GL」表現があります。
この作品は「俺たちの戦いは、これからだ!」で終わります。
この作品は男性主人公の一人称です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 12:00:00
39494文字
会話率:34%
田舎出身の庶民クルミは、なんやかんやあって他国にお呼ばれしてしまった。
行きたくない。けれど庶民に断ることはできない。
渋々訪れた国で巻き込まれるトラブル。
どうにも出来ないけれど子供は放っておけない。
剣も魔法も存在するけど、どちらも活躍
しないファンタジー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-02 19:00:00
38993文字
会話率:31%
高校二年に上がって初の席替えで、俺――赤宮(あかみや)光太(こうた)の隣になったのは加茂(かも)九杉(くすぎ)という女子だった。
彼女とは未だ話したことがなかった俺は、これも何かの縁だと思って会話を試みる。
「よろしく」
「…………(ぐっ!
)」
――無言で親指を立てられました。
後に聞いた話によれば、彼女は言葉を一切発しないらしい。
会話はいつも身振り手振りと、必要に応じて手持ちタイプのホワイトボードを使った筆談。
表情はころころ変わるのに、そこに声はない。
しかし、声帯は正常で、単に本人が喋りたくないだけなのだとか。
これはそんな彼女に振り回され、時々振り回し……手探りの距離感で互いに歩み寄っていくお話。
※★が付いてるお話には挿絵があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 18:13:26
761047文字
会話率:50%
初投稿です。
「悪魔の力を得て正義の鉄槌を――」という物語を書いてみたくなりました。
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会社でも会社の外でも、理不尽に甚振られている弱い者を見ると放っておけない三十路男、大門耕平。
し
かし、喧嘩も弱く返り討ちに遭いボコボコにされてしまい、それが原因で死んでしまうのだが……神様にスカウトされて異世界へ転生。ただし――「死神になって亜人種を救え」と。
人間から迫害されている亜人種族にとっての救世主となるが、それは神様から「悪魔の力」を与えられた死神としてだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 19:21:47
395306文字
会話率:53%