星間国家、共生知性体連合。様々な知性体が集うその世界には、”龍骨の民”と呼ばれる種族がいる。彼らは生身で宇宙を渡る巨大な生物”生きている宇宙船”である。巨大なカラダに温和な心を載せた彼らの中に、新たな子どもが一隻産まれる。惜しみない愛情を注
がれ、お腹いっぱいにご飯を食べる幼きフネはすくすくと成長する。恒星間を渡り歩く力を持つに至ったフネの少年は、本能的に従い母星を離れてゆく。航路を同じくするフネ達の仲間と共に彼は超空間を進む。とある惑星に到着した少年は、異種族たちに出会い、共に激しい訓練を受ける。短いながらも濃密な時を過ごした彼は、自分のカラダに見合った職業に就く。それは宇宙を駆け巡りながら、自らのカラダを武器として戦う大変危険な仕事であったが、彼にとっては天職だった。何故ならば――少年デュークは生きている宇宙戦艦なのだから。
3月14日(日) 更新しました。
週一更新中。カクヨム掲載中。
【お知らせ】
新兵訓練所時代の改稿も大詰め。最後の訓練の話を投稿しました。96部分から4話になります。その後に、デューク達三角関係をまとめるお話を追加し、新兵訓練所時代の改稿を終了する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 12:06:59
1157911文字
会話率:60%
皇帝が死んだ。しかし彼は子に恵まれなかった。
彼が逝去する前に次期皇帝を定めようと、王と遠縁である伯爵位以上の上流貴族の中から五人の次期皇帝候補が選ばれることとなる。
皇帝は彼らに「殺し合わせろ」と言い残した──。
貴族らがなかったこととし
た筈のその遺言。しかし、些細なきっかけにより遺言通りの殺し合いが始まる。
これは、彼女の濃密な謀による悲劇──そして、新たな王のための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 00:33:08
7525文字
会話率:32%
《神風》には三つの意味がある。
元寇で吹いた神風。特攻隊の神風。そして──
かつて元軍を潰走させた道々の輩、海の《魚々島》と山の《畔》。
その末裔たる洋と蓮葉は、現代の《神風》となるべく
《神風天覧試合》に臨む。
関西を舞台に繰り広げられ
る、怪傑六名の闘いに次ぐ闘い。
その果てに、二人を待つ未来とは……
濃密バトルを書き尽くす、対戦ダイヤグラム・アクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 03:42:00
242311文字
会話率:31%
稀代の天才料理人...ダニエル・ハンバーグ。
この話は彼と性悪令嬢エリザベートの話。
二人の関係はまさにハンバーグのように荒々しく濃密に深まっていく。
カアアアアアン...今日も世界のどこかで恋のヴィブラスラップがなっているのか
もしれない...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 12:48:18
5629文字
会話率:38%
キャッチコピー:『白い結婚の反対なら黒い結婚ということでよろしいでしょうか、旦那様?』
「お前との結婚はいわゆる白い結婚だ」と旦那に言われたことを嬉々として話す旧友にアシュリーは困惑した。
朝から行きたくも無い場所に連れられ、聞きたくもな
い話に相づちを打つことに飽き飽きしていた頃、アシュリーの愛する旦那様が救世主の如く現れた。
そして、明言される。白い結婚とは偽装結婚のことだぞ、と。
アシュリーはかつて【地味メガネ令嬢】と呼ばれていた学生時代を思い返しながら、なぜ自分がヴィアトール様のような素敵な男性と夫婦になれたのかと考える。
その答えにはヴィアトールが即答し、自分たちが学生時代に両片思いをしていたことに気づいた。
そして、夜。アシュリーは今日もヴィアトールとの濃密な時間を過ごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 07:09:03
7370文字
会話率:37%
日常と非日常というものの境界は案外薄く、ただのおとぎ話や昔話に語られる“幻想”は、実は今でもすぐ傍に息づいている。長身の美女、白い犬、たぬきのぬいぐるみを伴った異装の少女、市子はその体質から全国を放浪しつつ、“幻想”に在るものたちに魅せられ
た人々や、その影響を解決して歩いていた。ところが、市子と同じく“幻想”を相手にする魔術組織、守護連の中から離反者が現れた頃から、彼女を取り巻く世界は動き始める。誰にも語られざる歴史、徐々に数を増やしていく“人ならざる人々”。古代王朝において“魔法使い”たちに封じられた一柱の神が再び目を覚ますとき、“人間”と“幻想”はそれぞれの存在をかけて対峙する。果たしてその時、少女は“人間”と“幻想”、そのどちらを選ぶのか――
【幕間】
東北圏守護役が管轄する山中で、突如として濃密な、さらには移動する瘴気が確認された。新種の怪異か、あるいは祟り神か。最大限の警戒をもって、東北圏特務の二名がその中心へ向かう。
※一話一話が、かなり短いです。
※低速更新中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 07:07:33
249062文字
会話率:34%
中学の同級生だった坂本さん。
スタイルが良く、誰にでも気さくに話せる明るい性格で、とにかくまっすぐで自分に正直な人、そんな人だったからこそ、中学校で坂本さんはいわゆる人気者だった。
そんな坂本さんに何故かちょっかいを掛けられていたのがこの俺
、小林龍太郎。
濃密な期間を過ごした中学を卒業した後、坂本さんとは別々の高校となったきり疎遠になっていたのだが...
どうやら、坂本さんは死んじまったらしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 17:42:36
16866文字
会話率:44%
『No.Canaria』の真の姿。
重たい表現、心情描写、情景描写をプラスしたストーリー。
オリヴィアとマスターそして依頼主達の世界をより濃密にみたい方向けの作品です。
最終更新:2023-11-08 17:00:00
23236文字
会話率:34%
余命僅かな高校生・蒼 直央(あおい なお)。主人公の直央はあと残り僅かな人生を悔いなく安全に生きたいという考えのもと、代償を払えばどんな願いも叶えてくれる妖怪が営む店「なんでも屋」に足を運ぶ。
そこの店主の妖狐の光(こう)と『残りの余命を安
全に楽しく過ごせるようにサポートしてほしい』という内容の契約を結んだ直央は残りの余命の3日間を妖怪の光と一緒に過ごすことに。
直央と光のわずか三日間を濃密に描いた妖怪×人間のローファンタジーBL(ボーイズラブ)小説。
三日間で二人の何かが動きだす…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 23:51:03
14880文字
会話率:48%
「感染者千畝の非日常な日常」の続編です。
千畝が研究所に隔離され、保護管になることを決めたそのあとの物語。
濃いキャラクターとアクション、それと濃密な人間関係がお好きな方にはいいと思います。
寝かせておいたこの続編を読んでくれて、面白かった
よ!と言ってくれて、私の背中を押してくれた方に感謝を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 20:00:00
91316文字
会話率:41%
千畝(ちせ)は新興感染症の診断を受け、とある研究所に隔離される。
それは十八歳未満の男女のみが発症するものであり、症状が進むと、外見が野獣のように変化し、破壊衝動が強くなり、人間離れした筋力と長く伸びた爪で人を襲い殺す病だ。
千畝が研究所で
の暮らしに慣れた頃、彼女をここへ連れてきた美貌の青年南雲(なぐも)は千畝を現場に連れていく。
理性をなくし破壊衝動の塊となった変異体と、それを回収する「保護官」のカノ。
「千畝さんも同じことをやってみませんか?」
カノを指さし、南雲は千畝をそう誘惑する。
「あの人の後輩になってみませんか?」
これは、自分の居場所を根こそぎ奪われた千畝が、もう一度、それを積み上げていく物語。
※注意事項※
・残酷描写、戦闘描写が含まれます。
・医療知識はザルです。スカスカです。勉強中です。矛盾などお気がつかれましたらこっそりお知らせください。頑張りますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 15:07:09
113868文字
会話率:43%
他人と接触することで性転換しつつ相手のスキルを無限吸収する能力をもつ主人公が、革命真っ只中の世界に放り出されて革命軍と王室の術師たちの間でおもいっきり揺れまくりながらいつのまにやら最強になってしまうお話です!
ラスボスは・・・おかあさま(
冥界を統べるキツいダーク系女神様)。
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革命の炎があがる東方の国、ワ国。
産業、軍事、そして生活のすべての領域にわたって術式と呼ばれる力が欠かせないこの世界で、ワ国では術式の起動が制限され、国がその管理を一律に行ってきた。それを不満とする勢力は長い年月をかけて革命軍を組織し、魔式とよばれる、国の関与を不要とするちからの開発に成功する。
対立する王室術師団と革命軍術師団。やがて上がったいくさの火の手は急速に国土全体に拡がった。
戦乱が三年ほど続いたある年、ある地方都市の広場で、エルレアは目覚めた。
彼女には記憶がなかった。親切な市場で保護された彼女は、ある日驚くべき変化を遂げる。身体が男性に変化するとともに、諍いとなった革命軍の術師を、知らないはずの術式で打ち払ってしまったのだ。
エルレアは、長く多数の接触があった相手の反対の性別に転換する能力をもっていた。そして同時に、転換した回数分だけ、相手のスキル・・・術式を蓄積し、無限に強化する能力をも併せ持っていた。
市場で多数の女性に囲まれていた結果、男性の姿となったエルレア。驚き恐怖する市場の住人。エルレアは親しくなった孤児のコンとともにそこを立ち去り、放浪の旅に出る。やがて革命軍と何度も戦闘を行ううちに勧誘を受け、革命軍に加わることに。
まもなく、術式の蓄積により革命軍の術師団の指導者となったエルレア。しかし、彼女/彼にはさらなる秘密があり・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 11:12:44
98816文字
会話率:39%
高校生の葵は、音楽室でピアノを弾く才能を持つ美しい少女。寡黙で孤独な少年・雄介はヴァイオリンに情熱を燃やす。偶然の出会いが二人を結びつけ、文化祭でのデュエットを目指すことになる。彼らの音楽は魂を揺さぶり、心を通わせる。しかし、恋に発展する前
に体の関係が芽生える。成熟した恋愛の中で、彼らは自己の葛藤や人間関係の複雑さに直面しながらも、音楽と愛を通じて成長し、心の絆を深めていく。一緒に歩む未来への扉が開かれる中、二人は濃密な恋物語を紡いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 01:53:13
8025文字
会話率:29%
「普通の高校生になりたい!~高校デビューで5人の女が僕を奪い合ってます~」は
普通の高校生活を送りたいと願う半澤龍牙は彼に惹かれた5人の魅力的な女性たちが、彼を巡って争い、その最中で起こる事象についての日常の話である。
半澤龍雅はこれらの女
性たちとの関係や恋愛模様に揺れ動きながら、普通の高校生活を送ることを目指します。しかし、彼らの関係には陰謀や社会の影が絡み合い、物語は濃密な展開を迎えます。
※主人公はクズです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 05:00:00
10545文字
会話率:72%
ポップなザクロの友人たち
ライムのような勇敢な戦士たち
アップルブランデーのような濃密な恋人
そんな関係をシェイク
最終更新:2023-04-14 10:52:47
343文字
会話率:0%
野球の世界一決定戦、ワールド・ベースボール・クラシック。
2023年大会は、日本中の人々が熱狂した。
なんでこんなに注目されていたの?
日本が優勝したから?
史上最強と言われるメンバーが集結したから?
確かにそれも、理由のひとつだろう
。
だが筆者は、熱狂の理由をこう考える。
「濃密すぎるほどの人間ドラマが詰まった大会だったから」だと。
筆者が特にエモいと思ったエピソードを、選手やチームに焦点を当てて語るエッセイです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 12:27:09
21771文字
会話率:6%
現実とは異なる、不思議な世界に転移した高校生三人。
普通であれば取り乱してもいいような状況でも、なぜか「一切」動じない。
「待ってなんか体光ってるんだけど!!」
「草」
「よう人間カンテラ、寝たいからこっちこないでくんね?」
濃密なファ
ンタジーと現代コミカルの融合作!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 00:18:16
3401文字
会話率:56%
「革命のファンファーレを拝聴させてやる、女」
――その天使は、あらゆる技能に置いて、“二番目”になる才を有する。
王たるべくして生まれた彼は、天賦の才にて全てを凌駕するも、あらゆる分野に置いて、決して一番にはなり得なかった。
全てが出
来るも、突出した“個”を欠落させた彼、
魔法の楽園より来たりし天使の名は――
「この――ギルリート・ヴァルフレアがな」
私達はただ、生きることに必死だった。
ある日、ある時、山が吹き飛び、海が干上がった。それが第三次世界大戦に置ける最終局面――“核兵器”の応酬による結果であった事を、私達はずっと後に知った。
貧しい資源。僅かな食料。焼けた大地。衰退した文明。荒廃した世界……
人類滅亡の危機を目前にしながら、僅かに生き残った人間達は、助け合うのではなく、奪い合う道を選んだ。
暴力が暴力を呼び、いとも簡単に奪われる命。騙し、貶めて昨日の友を食い物にする。そうで無ければ生きられなかった。
尊厳、倫理――そんなものは、力だけが物を言うこの暴力時代に置いて、遥かな昔に擦り切れてしまっていた。
そんな世界の混沌に、私の信じる“天使”が舞い降りた。
「闇に光が咲くからといって、光に闇が咲く事は出来ない。この闇は、闇の中でこそ開くのだ……より濃密な暗黒として」
その天使は、神々しいまでの清純さとは掛け離れ。
言うなればまさに――“悪のカリスマ”であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 20:26:47
31567文字
会話率:53%
二十一世紀の遙か先の未来、助け合い、愛しあっていた男女だが、その終わりは突然訪れた。突如として『力』を手に入れた女達は、その力で瞬く間に男を蹂躙していく。
なす術も無く女に打ちのめされ、誇りもプライドも喪失する男達。しかし、いつまでも黙っ
てはいなかった。数年後、男だけの国【ダンディグラム】を創国し、そこを拠点として女への復讐が始まる。
男達が最重要討伐対象・女(あま)を駆逐すべくダンジョンにひた走る中、主人公・ランドは女を心から憎む事ができなかった。彼女達を見た時の胸の高鳴りを、あの感情を復讐心と片付けてしまうのは、些か軽薄だと思ったからだ。
ランド自身も何が正解か分からなかったが、その答えを見つけるため男狩人(メンター)となり、女を捜してダンジョン【女照】を邁進する。
今、女と男。二つの異なった種族の感情が、複雑に濃密に混沌する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 19:25:54
214432文字
会話率:30%
5年という歳月は、私のような成人した女からしてみれば、単調で果てしないもののように感じるが、世の中の出来事をなんでもかんでも好奇心に駆られ、赴くままに吸収してしまうような幼少期の5年は、全く意味が違い、濃厚で短い。
同じときの流れでは
あるが、まったくの別物なのだ。
そんな濃密な――むしろ悪夢のような――5年を、今更体感するとは思いもしなかった。
――悪夢の幕開けだ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 00:00:00
12603文字
会話率:48%
「レンタル彼女」のきらりと、本をこよなく愛する無骨な樋口さん。恋人と呼ぶにはあまりによそよそしい二人の、桜薫るカフェで過ごす濃密な2時間を描いた、瑞々しい一作。
最終更新:2022-09-07 19:18:08
5979文字
会話率:42%