どうにも浮かばれない思い、をテーマに走り書きしました。ハピエンではないものを初めて書いてみました。
最終更新:2024-09-24 09:19:39
10687文字
会話率:55%
うちで開催されているパーティーで、家族に冷遇されている子供を見た。
なんでも、その子が生まれるときに母親が亡くなったそうで。それから、父親と上の兄弟に目の仇にされているのだとか。俺は初めて見たが、噂になる程の家族の言動。
俺、こういうの
大っ嫌いなんだけど? ちょっと前に、親友が突然神学校に入りやがった。それもこういう理由で、だ。
というワケで、大人げなく怒鳴っている見苦しいオッサンと、罵倒されて委縮している子供の間に割って入ることにした。
俺の前で、そんなクソみたいなことしてるそっちが悪い。
罵倒されてる子は親友じゃないし、このオッサンはアイツの父親じゃないのも判ってる。
けど、赦せん。目障りで耳障りだ。
だから――――俺の八つ当たり受けろ? お前らが、その子にやってることと同じだろ。
「あなた方がそうやって、その子を目の仇にする度、冷遇する度、理不尽に叱責する度、『キャー、わたしの仇に仕返ししてくれてありがとう! わたしの産んだ子だけど、そんなの関係ないわ! だって、わたしの命を奪った子だものね! もっと冷遇して、もっとつらい目に遭わせて、追い詰めて思い知らせてやって!』って、そういう、自分の子供を傷付けて喜ぶような性格の悪い女だって、死んだ後も家族に、旦那に喧伝されるって、マジ憐れだわー」
死んだ後も、家族に『自分が死んだことを生まれたばかりの子供のせいにして、仇を討ってほしいと思われてた』なんて、奥さんもマジ浮かばれないぜ。
『母の命を奪った罪人である自分は、誰にも愛されない』だと? そんなワケあるかボケっ!!
設定はふわっと。
【では、なぜ貴方も生きているのですか?】の、主人公の親友の話。そっちを読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 20:23:02
6368文字
会話率:33%
浮かばれないもののもとに来るもの、すべてのものの墓場とされる場所、ハカモリ。眠りのないものに安らかな眠りを与え、墓標を刻むゴスロリ墓守「美座」と墓穴を掘るスコップ「インティ」。一人と一本が向かう先は「闇」か「光」か。
ほんのりホラーと彼
らの「独白」による物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 19:44:20
6216文字
会話率:20%
フォルクス・ティナーはごく平凡な精神医の男。
人生に悩みながらどこか浮かばれない日常に悶々とする中、裁判をきっかけに自分の生まれ国に帰ることを決めていた。
しかし港で出会うことになる少女とは二度目の再会であった。彼女は本に対して過保護であ
り、時に無謀な行動を取るためフォルクスは気に掛ける。
本と少女を巡る事件はフォルクスを巻き込んでいく。時代は120年間の停戦時代である。平和を掲げた裏側で、政治家や王らの陰謀がそこへ手を伸ばしつつあった。
予想だにしない世界の未来。手に入れるのは有権者か、はたまた神か。それとも二人が何かを変えられるのか。
(((小説家になろう、アルファポリスに上げています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 17:00:00
370641文字
会話率:42%
自作に創作「グラフェンマン2」から書こうか、
エッセイから書こうか迷いましたが、エッセイからにしました。
タイトルのブログ「泣いて生まれてきたけれど」さんが
アカウントごと削除されたようです。
SNSでの新型コロナウイルスのワクチ
ン被害を初期の頃から
集めて危険性を知らせてくれていたブログだったのですが、
9月20日から始まった新型コロナワクチンの事もあったのか、
影響も強くなったのか、削除されたようです。
テレビのメディアでは相変わらずワクチン撃て撃て言ってますが、
大日本帝国がアメリカに負けそうになっても、必ず神風が吹いて
勝てるからと「お国のために死んで来い」と報道しているような、
変わらない日本があります。
戦場で死んでいった兵士も今の日本を見ると浮かばれないでしょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 22:22:27
331文字
会話率:0%
不慮の事故でこの世を去った針村孝士。しかし彼はあの世で出会った悪魔と契約を交わし、霊界データバンクなる会社に就職して生き返った。現世の浮かばれない幽霊たちを調査、管理する霊界データバンクとは? まじめ系クズの主人公、ちゃらんぽらんな先輩、無
鉄砲な霊感少女が活躍する現代ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 23:33:43
165490文字
会話率:44%
鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)――“悲惨な死に方をした者の浮かばれない亡霊の泣き声が、恨めしげに響き渡るさま” 高校を卒業した金雀枝一月は鵲村を離れ、鬼の影を顧みながらも、平穏で充実した大学生活を送っていた。しかしある日、彼はこれまで目にし
てきたそれとは比べようもない、恐るべき鬼と遭遇することになる。その先にはあまりにも過酷な真実と、史上最も壮絶極まる戦いが待ち受けていた。最強の鬼は、最良の友。勝るのは友情か、それとも憎しみか――。『鬼哭啾啾』、シリーズ最新にして最恐の物語。(※シリーズ作品ですが、本作のみをお読み頂いても十分に楽しめる内容となっております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 18:16:45
153003文字
会話率:23%
鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)――“悲惨な死に方をした者の浮かばれない亡霊の泣き声が、恨めしげに響き渡るさま” 想い人であった少女の死の真相を探るべく、少年は奔走する。しかし、荒廃した廃屋で彼を待ち受けていたのは……。とても暗くて、とても怖
くて、とても哀しくて、とても切ない、和風ラメントホラー。
(※本作は2011年に発表した『鬼哭啾啾 ~置き忘れた一つの思い出~』のフルリメイク作品です。原作を手直ししただけでなく、色々と改変が加えられています。ホラー要素・残酷描写有りの作品ですので、苦手な人はご注意下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 18:02:18
109805文字
会話率:21%
鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)――“悲惨な死に方をした者の浮かばれない亡霊の泣き声が、恨めしげに響き渡るさま” 悲しい事件の犠牲となった少女を巡る怪異から幾年かが過ぎ、十八歳になった雪臺世莉樺は高校の宿泊研修で鵲村を離れ、海沿いの田舎町『水
鷺隝』へと向かっていた。数か月後には高校卒業を控え、バスの中で友人と将来を語る世莉樺。しかし彼女を待ち受けていたのは、以前に遭遇したそれにも勝る恐るべき怪異だった……。負念と悲劇が渦巻くラメントホラー、第三章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-15 17:43:26
123185文字
会話率:28%
罪悪感マシマシな狐っ子と、ぼんやりした僕との日常を書きたいなあと思っています。更新未定、書き溜めもありませんので気長に見て頂けると幸いです。
最終更新:2021-01-19 05:52:36
2625文字
会話率:42%
物語は、生きている。
「神様の図書館には後半が真っ白な本が山積みなんです」
物語を書き続けて、浮かばれないまま自身の物語を終えてしまった男に、その天使のような女性は語りかける。
「物語を終わらせる手伝い、してくれませんか?」
人生
は物語だ、なら物語は人生だろうか。
これは、かつて物語を人生にしようとした男が、未だ続きを待ち続ける物語達を終わらせる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 22:17:42
271259文字
会話率:27%
ここは世界と世界のハザマ。今日も今日とて送られてくるは、大いなる存在(ジジイ)が目にかけた生き物たちの魂。
あの年寄、好き勝手に魂を選んでポンポン飛ばす癖に、その途中の手続きとかは全く考えてねぇんだもんな。こんなんじゃ生まれ変わった魂も浮か
ばれないっての。
ここに来た魂も魂で、それならあのスキルが欲しいだ、この特典を寄越せだ好き勝手言い出す奴が大半。
そんな面倒な上の存在と下の存在に挟まれた私の物語。愚痴。記録。
そんな感じ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 10:00:00
5665文字
会話率:38%
人間と魔物が共存する平和の国《カンバリア》
その国には国家資格を有する魔法使い組織『魔法師団』があった。
名門貴族の子息であるネロ・リンミーは、双子の兄ロキ・リンミーに爵位を譲るつもりで、国家公務員である『魔法師団』に入っていた。
けれどもネロは出世もできず、いろんな部署をたらいまわしにされる万年平団員。
一族での肩身は激狭。
平団員の任務は激務。
なんとも浮かばれない日々。
そんなとき、上司であり先輩でもある大魔導師サヴァランに呼び出され、極秘の出張を命じられた。それは『カンバリア全土を襲う災厄の調査』。
そしてほぼ同時に、兄であるロキ・リンミーにも頼まれた。『カンバリアを襲った謎の災厄の調査』を。
握らされる《魔公サヴァラン》のタリスマン。
絶対に怪しいアイテム。
調査の内容も分からない。
調査区域の安全性も分からない。
ないないづくしの怪しすぎる指令を断れず、ネロは冒険者のふりをして潜入捜査に向かった。
先々で軟弱者と馬鹿にされ、嫌いな勇者と間違われ、魔法師を嫌う冒険者たちと一触即発、なぜか仲間の魔法師とも一触即発。
調査が進めば進むほど謎が増え、挙句の果てには爆炎の勇者失踪と、その捜索まで。
やがて、真相に近づくにつれ、ネロは隠していた真の力をあらわしてゆく。
そう、万年平団員の彼の正体は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 00:08:40
241203文字
会話率:38%
あたしはふわふわ、あなたへの想いで揺れて浮かばれない。
最終更新:2016-10-07 21:46:58
247文字
会話率:0%
作中、グロい描写が少しだけ出てきます。そういうものがゴキブリより苦手な方は読まないことをお勧めします。
Kという人物とその友人の男の間にはある秘密があった。人に話せば絶対に嫌な顔をされるに決まっている。しかし二人だけの秘密にしておくのは彼
らが浮かばれないだろう。
なのでこれから話そうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-19 23:30:56
3535文字
会話率:46%
いつも通り、いつもの様に普段通り、私は無償の愛に包まれてプカリプカリと浮かんでいた、そうしていると、よく私は世界で一番苦楽を経験しない生き物だみたいに言われる、けれどそうじゃないんだ、全然そうじゃない、ほら、その証拠にまた、ドアが鳴り響く。
最終更新:2014-01-27 02:41:45
5458文字
会話率:0%
32年前にとある高校で起こった火災事故。その事故で多くの生徒たちが犠牲になった。
だが、時が過ぎ、学校では、犠牲者の霊が出ると、面白半分の肝だめしが流行り出していた。
俺こと、榊隼人には、そんな霊たちの姿が視えた。
”今年の北校舎はおぞまし
すぎる。弔い明けを宣言された浮かばれない霊が、こぞって友を間引きにきているから”
他の奴など、どうなっても構わない。けれども、俺は守ってやりたい。元カノに似た、あの少女だけは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-13 03:54:19
9095文字
会話率:40%
自殺は基本どこでやっても賠償金が生じてしまうもの。それでは家族が浮かばれない。というわけで……。
最終更新:2009-02-12 10:35:24
1121文字
会話率:15%