様々な悪いもの――厄を肩代わりさせた人形を川へと流す「流し雛」の風習が残る小さな町にて。
もう日が暮れる逢魔が時の学校、放課後の教室に一人残っていた少女が目にしたものとは?
雰囲気描写にこだわったゾクゾク系ホラー短編です。
……どうぞ、
お楽しみください。
【この作品について】
カクヨムで開催されたイベント「KAC2025 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025~」のお題 「ひなまつり」で書かせていただきました。
※この作品は以下のサイトでも公開されています。
カクヨム: https://kakuyomu.jp/works/16818622170345534338
アルファポリス: https://www.alphapolis.co.jp/novel/869536688/439949153折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 18:12:55
1812文字
会話率:50%
架空の日本の東にある架空の離島。そこでは、流し雛信仰が日常生活に浸透していた。
本土から島に戻ってきた晶は、とんでもない事件を起こしてしまう。少々残酷表現ありです。
この作品は「カクヨム」様にも掲載しております。挿絵(イメージボード)を貼
りたくて此方にも投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 08:09:49
12687文字
会話率:29%
人形の里に暮らす、ビスク・ドールのリオンとロック。ある日、リオンがどこか知らない場所の夢を見ました。リオンはその知らない場所へ帰らなくてはならないといいます。夢のことが気になり、ロックはリオンに、里長に聞いてみるように提案します。千年以上前
に、人形の里にきたという雛人形の里長は、里音が『人わずらい』にかかっていると告げます。人わずらいにかかった人形は、人間の世界の記憶が残ったままで、その記憶が夢を見せていると、里長は二人に説明しました。そして、人間の世界の記憶を取り戻したければ、人形の里の地下に流れる須磨の川から、船で里を去らなければならないと。リオンが大好きなロックは、行かないでと止めますが、リオンは――
人形たちの、記憶をたどるお話です。
※こちらは家紋 武範様主催の『夢幻企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 17:20:38
6979文字
会話率:67%
彼女は託す。
流し雛に恋の未練を。
最終更新:2017-10-02 22:07:48
599文字
会話率:14%
中学二年、十四歳の来栖 格は、小さな神社に一人で住んでいた。育児に興味を示さなかった両親、そして、孫として可愛がろうとしたものの懐かないからと近くにおきたがらなかった祖父母によって、そこに放置されていた。彼にとって家族との関係は、必要最低
限の仕送りでしかない。
そんな彼の生活は、梅雨も終わった頃にその神社を訪れた女性の憑き物を落とした事で大きく変わっていく。
特異な経歴のためやや常識に欠ける格だが、それによって年上の女性――唯――との同棲が始まり、唯の友人がお払いの依頼を持ってきたことでその人生を大きく変えてゆく。
設定はやや重めですが、展開はスキンシップ大目のラブコメ+微ホラーの物語です。
ホラー、ラブコメ要素ともR15ほどのものでもないと考えてはおりますが、一応、保険としてタグをつけさせていただきました。
以前投稿した中編の大幅加筆版となります。
2018/09/30コンテスト応募に伴い、後半の加筆修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 17:27:53
95592文字
会話率:31%
「常世封じ道術士 風守カオル」短編連作シリーズです。
第一章 柊の木の呪い
庭の南西にある、魔除けの柊の木を切ってしまったために、怪異現象に襲われる男の話。
第二章 雛流しの呪法
京都の流し雛の風習から起こる怪異譚。
ほのぼ
のホラーを目指します。
第三章 安倍晴明の遺産
東日本大震災で事故を起こした天山原発の危機を安倍清明の遺産によって救おうとする風守カオルだったが、彼女たちの前に異世界侵攻軍のゲームマスターが現れる。白熱のリアルホラー、京都怪異譚の第二弾です。
2015年4月のアルファポリス第8回ホラー小説大賞に参加しています。
http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/
現在、『小説家になろう』『アルファポリス』『ノベラボ』『カクヨム』に重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-05 09:56:49
46781文字
会話率:27%
長生きが、できますように。
なんて、思いを込める。
生きていれば、いいことがあるさ、なんて。
それじゃぁ、いいことが今、ないみたいじゃないか。
最終更新:2015-03-03 22:56:40
292文字
会話率:0%
妹を殺した。でも、僕は殺したけど、僕が殺したわけじゃない。 だけど、僕は監獄に放り込まれてしまった。白と黒の監獄で、今日も僕は逃げ出すための鍵を探す。……そんなある日のことだった。1人の少女が、僕の部屋に現れたのは……
最終更新:2015-03-03 22:00:00
8979文字
会話率:31%
お舟に乗って、川下りする私達を、なにかが追いかけて来た。
最終更新:2014-03-29 16:12:47
985文字
会話率:39%