特殊なギフトを授かったゼネスは長らく冒険者として活動していたが、己の実力不足を悟り冒険者を引退することに。
それを知った冒険者ギルド・教会・実家がゼネスを引き入れようとする。
ゼネスはそれぞれの思惑が錯綜する中で、様々な面倒ごとに直面する
ことになる。
それらを乗り越えた時に導き出される再就職先とは?
どこにでもありそうな剣と魔法のファンタジーここに氾濫!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 09:00:00
1385340文字
会話率:40%
遠く故郷からやってくる魂たちに「人生を生きる場」を提供する地球。自分もそうなりたかったのになり損ねて地球に囚われてしまった月は地球を逆恨みし始めた。そんな中、地球に憧れて、しかし地上では争いが絶えないと聞いて、月から地球を眺めて暮らすことに
した魂のナミとナギ。ナミは地上での生活を空想し始める。しかしそれは月には許せないことだった。月にいながら地球のことを考えるなど。地上の醜さを思い知って来い、と月はナミを地上の竹の中に転生させた・・・
しかし、ナミの行き着いた村は、とても月の目論むような悲惨なことが起こる場所ではなかった。そこで「タケ」と名付けられたナミは思い知るどころかどんどん幸せになっていく・・・そして、ここでもタケは物語を空想した。月はなんとかタケを絶望させるべく、色々な手段を講じるが・・・ついに月はタケの物語に手を出した───。
「竹取物語」をベースに取りました。最初の「竹の章」では転生したタケの人生が中心となりますが、次の「月の章」では物語と共に現実が進行していきます。「カクヨム」のサイトで完結済みの「星遊び」の大々的なリニューアル版です。NHKの「光る君へ」のお陰様で平安時代の情報が氾濫するようになり、「星遊び」の一つ一つをより深掘りしてみたいと火がつきました。タイトルも新たに、こちらでは新作となります。「カクヨム」と同時更新で進めていきますので、よろしくお願い致します。できれば毎日更新を目指しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 00:00:00
324269文字
会話率:19%
20xx年、日本は謎の天災に悩まされていた。
相次ぐ河の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。
全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──貧困に喘ぐ世の中になっていた。
クビにならないと言われていた公務員を
クビになり、謎の力に目覚めた主人公はヤケ酒していたある日…突然その身に神降ろしを受ける。
「そなたなら、何か面白いことがあるのか?」
問いかけに適当に答えたが、その答えによって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、裏公務員として仕事をする事になる。
「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」
「勘弁してくれ」
そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 07:51:09
1118236文字
会話率:51%
貧乏農家の三女として生まれたノアは六歳の時に召使いとして商会に売られてしまった。奴隷のように働かされていたが、十歳の時に町で魔物の氾濫が起こり、その混乱に乗じて商会から逃げ出すことができた。逃げのびたノアは二人の少女たちと出会い、一緒に協力
しないかと話を持ち掛けられる。一人で生活するよりはいいかもしれない、と受け入れるがその少女たちを鑑定すると「勇者の卵」「聖女の卵」という結果が出てきた。厄介ごとに巻き込まれるかもとビクビクしながらも、大きな町にたどり着いて生活が始まった。三人で過ごしていくとノア自身にも「賢者の卵」という称号が生え、様々な魔法が使えるようになる。そんな時、事件に巻き込まれてノアたちは開拓村に飛ばされることになった。だが、それがスローライフの始まりだった。少しずつ身の回りの物を充実させ、野菜を魔法で育て、自分の手で家を作り、動物を育てて恩恵に預かり、素材採取のついでに魔物討伐、開拓の手伝いをして住民と交流。ノアが動くと生活で少しずつ必要なものが集まり、開拓村は少しずつ豊かになっていく。生えてきた称号にとらわれず、ノアは魔法を生かしたスローライフを満喫していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 20:00:00
574656文字
会話率:65%
巨大な球状の結界内部にある世界、【竜殻世界】。
その二つある大陸の内、【地の大陸】はコーランド王国に統一され、自治権の強い二三の領地を従えていた。
物語は、コーランド王国のレンオーツ廃領にある、迷宮都市ウェクスノッドから始まる。
迷宮都
市に住む少年、カイルは、父の指導の元、画家になるための修行に励んでいた。
ところがカイルが十三歳になったある日、迷宮から魔物が溢れ出した。
魔物の氾濫によって父の工房は破壊され、カイルは家族を奪われた。
――その一年後、冒険者となったカイルは、唯一残った妹を助けるために迷宮に挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:00:00
213827文字
会話率:31%
『マイア』と呼ばれる物質によって人類が繁栄している国、『シューメル』。そのマイアは熱、電気、水といった生きる上で必要なものをもたらし、人々はそれを享受していた。
その平和は、突如崩れた。
国営のマイアの実験施設が謎の勢力によって襲われる事件
が相次いで起こった。人々は混乱に陥り、多数の死傷者も出た。
リーゼ・カールトンも例外ではなく、彼女が住んでいる村もまた被害に遭った。そこで二人の傭兵と出会うことで、彼女はこの国の未来がかかった戦乱に巻き込まれてしまう――。
――過ちを砕け
――氾濫に溺れろ
【重要】
© 2017 XICS. All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 17:00:00
340392文字
会話率:42%
エリスタという辺境貴族がいた。
魔の森と呼ばれる大迷宮に隣接する領地は、多数の迷宮が存在し、名産は迷宮資源。
月に一回は迷宮から魔物の氾濫が起きる危険地帯だったが、国の力を借りずに難なく対処して過ごしていた。
だがある時、何も知ら
ない王都の貴族達に、一人で魔物の氾濫を抑える事など出来る訳が無い、嘘吐きだ……と言われ始め、遂には法律も変わり国からの補助金も縮小されてしまった。
だからエリスタは、国の為に働く事に疲れてしまい、国を見捨てる決意を固め、消える準備を始めた。
だが……黙って消える訳ではない。
エリスタ一族最後のルクナという少女が、国への嫌がらせを成就させる為に動き出す。
居なくなって、始めて気が付くように。
エリスタ一族の凄さを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 08:21:21
1096513文字
会話率:61%
紀元前2,000頃に中国山東省で生まれたひろりんとプー子は、渤海の海岸で結ばれ、漁業と農業を営んでいた。或る日、ひろりんが渤海沖から風船形をしたカプセルを見つけてきた。そして、黄河の氾濫がひろりんたちの集落を襲い、ひろりんとプー子はその風
船のカプセルに乗って渤海沖まで逃げた。このカプセルは、黒潮海流に乗って日本に漂流したのですが、ひろりんとプー子が陸地に立った時、今まで見たことない風景が広がっていた。ひろりんとプー子が降り立ったのは、現在の日本だったのです。
風船の形をしたカプセルは、タイムマシーンで現代社会の日本に着いたのです。ひろりんとプー子は戸惑いながらも、現代日本人になりすまし、バーチャルの世界をネット上で実現していくビジネスを始める事になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 22:14:39
35070文字
会話率:76%
2001年、世界にゲートが出現し日常が変わり始めた。ゲートの中にはダンジョンと魔物が存在し、時間と共に魔物は外の世界に解き放たれる。
多くの悲劇を生んだ大氾濫、そんなゲートが日常になりつつある現代で、主人公の武蔵小五郎はダンジョンを攻略
するハンターとして活動していた。
彼にはある悩みがあった。それは自分の体と心の差異である。同一性障害と呼ばれる心の病を克服するべく、彼はダンジョンに潜る。
そんなある日、テレビ企画に主人公が求めていたアイテムが参加商品として得られる事を知る。Bランク以上の上位のハンターのみ参加できるダンジョンアタックだった。
それに参加した主人公は晴れて念願の『TSポーション』を手に入れ、ついでに上位の景品もゲットする。
そして、女性に生まれ変わった主人公は新たな冒険をはじめるのだった。
―――よし、妹に勧められたし配信者になるぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 00:00:00
202951文字
会話率:33%
平民のディアは、聖女の力を持っていた。
枯れた草木を蘇らせ、結界を張って魔獣を防ぎ、人々の病や傷を癒し、教会で朝から晩まで働いていた。
「怪我をしても、鍛錬しなくても、きちんと作物を育てなくても大丈夫。あの平民の聖女がなんとかしてくれる
」
聖女に助けてもらうのが当たり前になり、みんな感謝を忘れていく。「ありがとう」の一言さえもらえないのに、無垢で心優しいディアは奇跡を起こし続ける。
そんななか、イルミテラという公爵令嬢に、聖女の印が現れた。
ディアは偽物と糾弾され、国民の前で処刑されることになるのだが――
★ご注意
※全55話!校正しやすいので各話短めです!なるべくまとめて投稿致します!すみません!
※ライブ感だけで書いたので途中方針転換があります!ヘンテコな部分は薄目でご覧くださいませ!m(__)m
※残酷なシーンがちょっぴりありますが、週刊少年ジャンプレベルなので特に年齢制限は設けておりません!
※乳児が地面に落っこちる、運河の氾濫など災害の描写が数行あります。ご留意くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 08:28:31
47273文字
会話率:33%
【書籍化】2020年12月25日(金) オーバーラップノベル様より第二巻が発売されます! 第一巻を読んでいらっしゃらない方は、この機会にぜひ!
東京都江戸川区、この町で経営コンサルタント業を開き、気楽な独身生活を過ごしていた「江副和彦」
は、庭に出現した奇妙な穴を調べるうちに、意図せずしてダンジョンを目覚めさせてしまう。やがて世界中にダンジョンが出現し始め、各国もダンジョンの活用方法を検討し始める。
だが、ダンジョンには重大な秘密があった。このままでは10年後に「魔物大氾濫」が起きて、全世界が滅亡してしまうのだ。それを知るのは、ダンジョンを起動させた主人公のみ……
各国の思惑が蠢く中、40歳の中年男は世界を救うべく、仲間を集めてダンジョンに挑む。彼らは後に、こう呼ばれた。「ダンジョン討伐者(バスターズ)」と……
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・国名・地名・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 21:03:03
742262文字
会話率:53%
西暦2050年。
突然に地球を混沌へと陥(おとしい)れた異世界融合と後(のち)に仮説が立てられた現象が起きた。
その変化は劇的で突如として、世界中に魔物(モンスター)と呼ばれる危険生物と|未知の領域(ダンジョン)が現れたのだ。
混乱を極め
た人々は世界中で大小様々な騒動を巻き起こし、対策と対応の遅れへと繋がった。
そんな人々は無惨にもモンスターの世界同時大量発生現象、「こちらは後に大氾濫(モンスターフェスティバル)と名付けられた」により、多くの命と生存圏の大半を失うきっかけを作ることとなった。
このまま人類は滅ぼされるかと誰もが思った時、一部の選ばれた人々が覚醒者と呼ばれる進化を遂げることによって、モンスターに対抗出来るようになると人類はダンジョンを探索し、モンスターを狩る時代へと移行していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 21:00:00
85314文字
会話率:35%
いつものBARで酒を飲み交わす文豪、善岡敦司(ヨシオカアツシ)とカウンターレディのミューズ。
七夕の日を迎えており、善岡は人々の願いの数々に感動する。
しかし、そんな折、過去の情事を思い出してしまう善岡。彼の独特な感性と恋愛観が呼び覚まされ
てしまう。
そんな善岡は人々に希望を与えられる存在となれるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 12:59:50
8627文字
会話率:55%
第二の人生と引き換えに、魔獣の氾濫が迫る異世界の辺境の地に転移させられた男の物語。
果たして、氾濫を生き延びる事が出来るのか?
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
ゴールデンウィークに掛けて集中連載して完結した短
編『異世界スラム街の神様に草束を』の第2部です。
『異世界スラム街の神様に草束を』と同じ位の文字数(5万文字超え)を目途に書いていきますが、現状書き上がった3話分を予告編として公開します。
残りは反響を見て、書き上がり次第単話で順次公開にするか、完結まで書いてから公開するかを決めたいと思います。
5月24日(金) プロローグ 『日常となった異常事態』
5月25日(土) 第1話 『異世界の森の匂い』
5月26日(日) 第2話 『初めての攻撃魔法体験』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 10:20:00
4852文字
会話率:2%
異界化の進行する都市。得体の知れない巨大機械、氾濫するコードの束。異界に潜る少年は大規模イベント〈干渉作戦〉に参加する。
最終更新:2024-05-07 18:00:00
7808文字
会話率:27%
廃れる一方の商店街救済策として、『商店街まるごと、土地・人員等々ひっくるめて、移動可能な治安維持施設にしよう』と、誰かが言い出した。
言いだしっぺは、誰とは明らかになっていないが、一九七〇年代から八〇年代に掛けての、とっぴな変形合体アニメや
SF人形劇からヒントを得たらしい。
お上の言うことには、基本唯々諾々の連中は、それを押し進める。
国民、住民、消費者といった人々の呆れ顔をものともせず、政策は推し進められる。
ハウスメーカー、不動産会社、重工系企業がトリオでタッグを組み、それらの下請け・孫請け・ひ孫請け各種等々フル活用する。
そして、第一号が決定される。
第一号(の生け贄)は、振川町商店街に決定する。
商店街の人々にとっては、寝耳に水、寝耳に水、 寝耳に水。
非難轟々、反対の嵐あめアラレだったが、結局は押し切られる。
ズルズルでなあなあで、飴と鞭で押し切られる。
テレビ画面に映る古川町商店街の近所の歌茂川は、広がっていた。
画面いっぱいに、土色の流れを湛えて、広がっている。
建造物群の間を流れ抜け、水面を広げている。
五人が見ている間にも、川は水位を増し、水量を増す。
あれよあれよという間に、建物群の一階部分は、呑み込まれ始める。
振川町商店街ヶ艦は、出動する。
本来の目的とは異なる、救助活動に、出動する。
被害地域こそ広がっていないが、家屋の浸水度が増している。
浸水している全家屋のほぼ一〇〇%が、一階部分を水に沈めている。
逃げ遅れた、家屋に閉じ込められた人々は、二階や三階から、はては屋根の上から、手を振っている。
救助を求めて、手を振っている。
商店街ヶ艦が来たことで、みんなの気持ちに望みが出て来たのだろうか。
手を振る速度、アクションが、速く大きくなる。
川に艦をブチ込み、川の流れを変えて、救助活動をする。
歌茂川氾濫救助活動についてのお咎めは、無かった。
お役所から振川町商店街ヶ艦への処分も、無かった。
新聞、テレビ、ネットにより、振川町商店街ヶ艦の救助活動が、全国的に報道されたことが一因だと思われる。
また、その報道内容が、振川町商店街ヶ艦に好意的だったことも一因だと思われる。
尤も、お役所その他等々からの、皮肉コメントはあったが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:07:05
16783文字
会話率:28%
三級天使が、神さまの命で下界に使わされる。
幼くして白い宝石と呼ばれた天才ピアニスト鮎川淳は妹を助けるため事故で右腕を傷めてしまい、夢を断念した。偶然コンサートに来ていて淳と妹を助けた少年に影響され、何か人のためになる事をしようと考えた
淳は弁護士になる事を決意する。父の住宅建設会社を手伝いながら早朝深夜勉強していたが、父が突然倒れ会社を継ぐ事になり夢はなかなか叶えられない。若いがかなり有能な弁護士墨月の協力で、競合会社にも勝ち住宅開発は成功し住民からの多大な信頼を得たが、心には何か物足りなさを感じていた。
心優しい淳に恋した静蓮は想いを伝えようと努力するのだが、淳の変な叔父にじゃまされ届かない。留学が決まり空港でやっと手を振る淳を見て、安心して海外に旅立った。
静蓮は手紙を書き続けるが叔父のじゃまで届かない。帰国して再会する二人。手紙を見付け、淳は静蓮がどれだけ自分を愛しているかをやっと知り、心安らぐのだった。
住宅建設の裏で暗躍する影。指示しているのが墨月だとは誰も知らない。
地震で母を亡くし、健気に淳に尽くす静蓮を見て反対していた父も許さざるを得なかった。二人は喪が明けてから結婚し息子を授かった。
ようやく順調になると思われた時、叔父が為替を紛失してしまう。ショック状態になった淳は氾濫した川に飛び込もうとするのだが…。
天使に生命を助けられた淳だが、為替がないなら意味がない、この世界から自分を消してくれと頼み受け入れられる。ただし二度と戻りませんよと言われる。
自分のいない世界を見る淳。妹は事故で廃人になっている。淳と妹を助けた少年も事故でいない。淳が助けた大勢の人も彼がいないので不幸な人生を歩んでいる。
淳は気付いた。自分がいるだけで、ただ自分が存在するだけで、誰かが何かが良くなるのだったら自分は諦めず生きていくと誓う淳だった。
神さまの計らいで、自分がいる世界に帰って来た淳は嬉しさで一杯だった。静蓮にキスをする。息子は無邪気におもちゃで遊んでいる。生きている事の大切さを知った淳は幸福だった。
近所の人達は淳がいないと心配して探してくれていた。一人で生きているのではないと実感する淳に、近所の人達の援助が渡される。為替の代金が揃い、みんなでクリスマスを祝うのだった。
二級に昇進した天使は彼の将来を見に翼を広げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 22:25:31
165388文字
会話率:33%
【2023年12月1日より改稿版を随時公開】
ファブール王国の王都シャルムの街では
『王室御用達』の氾濫が問題になっていた。
王が愛した逸品。惚れ込んだ技術。品質の高い工芸品や日用品。
限られたひと握りのものに与えられるはずだったその称
号は年を追うごとに増え、
気がつけば街中の店や工房に付けられていた。
このままでは称号の信用性が失われてしまうと、
国は制度改革を実行。
称号更新のための審査を実施し
『王室御用達』の名に相応しいものだけを残すこととなった。
その更新審査のための調査員として働くことになった少年リッドは、
よく効くと評判の薬を売る雑貨屋へ調査に赴く。
難なく更新できそうな案件だと思い話を聞いていると、
雑貨屋の店主が妙なことを言い出す。
「うちの薬ねえ、誰が作ってるか知らないんだよ」
薬をおいてくれと現れたひとりの少女。
初めて現れたときと契約を結んだときには顔を合わせたが、
会ったのはそれっきり。
契約をしてからは、知らぬ間に納品されるのだという。
納品場所は雑貨屋の倉庫。
裏通りとはいえ人が住む街中という場所にありながら、
どうしてか目撃者もいない。
仕方なく数日張り込むことにしたリッド。
ようやく納品の瞬間を目撃したのだが、
それは何とも不思議な光景で、
薬を納めにやってきた少女は自らを
『ファブールの魔女』だと名乗った。
それは二百年も前にこの国から消えた者の名前だった。
【重複投稿作品:こちらの作品は『カクヨム』でも公開しています】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 19:00:00
128947文字
会話率:41%
聖女生誕の地であるエルネヴィールで生まれ育ったブランシュ・オトテールは生まれつき体が弱かった。病気で寝込むことも、倒れて意識を失うことも日常茶飯事。長生きできないのではないかと両親にも心配されるほどだ。
そんな中ブランシュたちの周辺で川の氾
濫、魔物の暴走などといった騒動が次々と巻き起こる。それらの騒動を全て魔法を駆使して解決した人物がいた。ブランシュだ。家族や領民たちは皆ブランシュを褒めたたえる。次第に聖女の生まれ変わりではないかとまで噂が流れだす。
しかしそんな状況で一人困っている者がいた。渦中の人物ブランシュだ。ブランシュは自分が行ったということを何一つ覚えていなかった。もちろん聖女の生まれ変わりなんて記憶もない。
混乱するブランシュをよそに事態は急変していき……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:44:42
272654文字
会話率:32%
魔物や魔法が存在する世界ルイス
物語はルイスの中でも辺境の村アーシャがダンジョンの氾濫により滅びる所から始まる
その村唯一の生き残りの少年ノエルは、同じ村で暮らしていた皆の死を悼みながらも自分を助けてくれた冒険者達の姿を忘れることができ
ずに、自分もこうありたいと思い冒険者を志す
しかし、通常一人につき最低二つはあるはずの職業適性がノエルには一つしかなく、その適性はなんと「どれだけ適性が高くとも誰も選ばない職業」こと白魔法師だった
これは後に「至高の白」「白き破壊者」「狂騒の治癒者」等と様々な二つ名で呼ばれることになる少年ノエルの物語である
小説を書いた経験などほとんどないため恥作となりますが読んでいただけると嬉しいです
最初は少し暗い話題となりますが、そこまで長く引きずらないつもりなのでよろしくお願いします
文章能力が低く、可能な限り読みやすいようにと工夫して書いているつもりですが、見苦しかったりするかもしれません
暖かい目で見守ってくださると嬉しいです
基本的に応援はウェルカムです。また、直したらいいと思うところの指摘も感想からお願いします。しかし、作者が豆腐メンタルなため酷評はしないようにしてください。むしろ酷評するくらいならそのまま読まないでいただいて結構です
更新は作者の気分次第です
評価やブックマークなどは作者の励みになりますので是非ともよろしくお願いします
※書籍化しました!
8月10日TOブックス様より第1巻が発売予定です!
殆どが書き下ろしとなっており、お楽しみいただけると思いますので、よろしければ手に取っていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 09:56:57
289493文字
会話率:44%