彼女の最期の願いは、「あのアバズレ妹を一発ぶん殴って、それに誑かされ、婚約破棄した野郎をぶん殴り、生きててよかったと思って死にたい」だった――。
わらわは、名を持たない。154年もの間生と死の番人を務めた、善き魔女である。しかし、魔女の禁忌
である恋をした結果、想い人に裏切られその命を散らしてしまう。
しかし、死ぬ間際…わらわらの元に、傷ついたとある令嬢の魂がやってくる。名前は『アリセレス』。彼女は義妹によって地位も、名誉も、婚約者さえ奪われ、謂れの無い罪で処刑されてしまった非業の運命の持ち主である。
妙に共感してしまったわらわは、自らの命を対価に彼女の魂を過去に戻す秘術を使ったのだが…気が付いくと、アリセレスの身体の中身は、この154歳のババアの魔女になっていた…!しかも、魔女時代に持っていた『生死の番人の力』が、そのまま継続して使える…が、これは修業が必要かもしれん。と、とにかくアリセレス、おぬしの願いは必ずかなえてやる!!
だが…中身は154歳のババアなんだが、だいじょうぶかの?しかも婚約破棄した野郎は、王宮にいるようだが。しかもそいつの顔、見たことあるような…?
ババア令嬢、ファントムハントしつつ、亡霊の力を借りて王子殿下に復讐を代行する。
※ババア令嬢の復讐の概念は、通常の復讐と異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 00:15:11
435928文字
会話率:59%
「喜べ、お前は次の魔力使用者に選ばれた」
「……盛大な詐欺か何かか?」
日本の男子高校生、細川裕は、地球上に五人しかいない魔力使用者に欠員が発生し、その枠を埋めるために選出されたことで異常な日常に身を投じることとなる。
旧知の依頼
人が訪れる何でも屋を運営し、雪女や幽霊の少女と出会い、堕天使や宗教組織を追う戦いを秘かに繰り広げ、最期には■職し……。
天使に魔法に妖怪に、クラスの少女とラブコメ展開!? これは後の伝説の始まり、やがて人知れず世界にも影響を及ぼす彼と、全ての始まりを描く物語。
※小説家になろう及びカクヨムで同時連載しています。またこちらは、過去に小説家になろうにて連載していた『気まぐれ魔法店』の改稿版です。改稿前よりレベルアップした、歴史修正済みの最新の情報でお届けしています。内容には物語が大きく変わるような改変はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 19:00:00
89539文字
会話率:50%
【毎日6:40に更新予定(水曜日はお休み)】
『1年間交尾しなければ戻れるよ』
ある日、2人の男子高校生は長い石階段を登っていた。
1人は地味な見た目で親にハズレと言われた『早乙女 葵生』
もう1人は高身長ヤンキー『ケン』
「これならバ
ズるぞ!」「そうだな!」
石階段の先にあったのは、男根みたいな岩を祀った神社。
ユーチューバーとしてビッグになろうとしている2人は、動画を撮っていく。
『ねえ、君たち、いい加減にしてくれませんか?』
妙な声が聞こえて振りむと、ロリっ娘が出てきた!?
直後、まばゆい光に包まれて――
目が覚めると、葵生の体は女の子になっていた!?
しかも巨乳美少女。
今まで2人だけだった高校生生活が激変していく!
体育祭、夏休み、文化祭、就活、卒業。
先生、クラスメイト、恋人、嫌いな親。
家庭環境や学校生活に振り回されながらも、少し変わった高校3年の1年を満喫していく
だけど、今までの青春を取り戻すように生きるケンはどこか不気味で、不信感を抱きだす葵生。
問いただすと、ケンは難病で余命がほとんどなくて――
どんなに不幸でも2人なら笑い合える。バカをやれる。
そんな儚い幻想を守り続ける。
ケンの最期は――
葵生の決断は――
この1年間は、この2人をどこへ向かわせるのか。
様々な葛藤を抱えながらも、後悔のない青春を目指す。
ほろ苦青春ジュブナイル。
※カクヨムでも同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 18:18:10
34355文字
会話率:35%
娼婦のエラは、意図せず子を孕んでしまう。堕胎は怖そうなので息子のビルを産み落としたエラは、ビルと共に暮らしていたが、ビルの血縁上の父親である伯爵家が正当な跡取りが軒並み死んだことで、ビルを跡継ぎに据えようと追手に追われる事となった。エラはビ
ルを抱え、国境までたどり着くも、逃げ場がない事を悟り、ビルと共に運河に身を投げた――筈だったのだが。気が付いたら隣国ジュラエル王国にいて、なぜか貴族に面倒を見られていた。奇跡的に川で死ななかったものの、貴族が理由もなく見るからに貧民であるエラたちの世話をしている理由が分からず、エラは警戒する。ビルを連れて逃げ出そうとしたエラだったが、屋敷の塀を越えられず、数メートルの高さから落下して――「え、は? なにこれ!」 / 親をまともに知らない自他ともに認めるクズなエラが、幸せな最期を迎えるまでの話。 / もともと頭空っぽで勢いで書くシリーズだった妻が愛人になった男が、だんだん頭空っぽで書けなくなってきたので、別枠で頭空っぽで書いていた話です。劇的な事は特に起こらず、淡々と進みます。恋愛パートがだいぶ後半にしかありませんが、そこに至るための前半と思ってください。書きたい話にたどり着くまでが長くなってしまうしヒーローがなかなか出てこない作風です……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 18:00:00
21785文字
会話率:20%
これは、愛する少年や世界の安寧のことだけを考え死んでいった、どこまでも優しい女の子を救うために奔走する頑張り屋な少年の物語。
いわゆる王道ヒロイックファンタジーと呼ばれる小説がある。
前世、最期に不遇の死(?)を迎えたかもしれない一人の青
年が転生したのは、そんな小説の原作主人公だった。
しかも、この物語には彼がかなり気に入っていた嫁キャラまで存在している。
「あの推しのヒロインとくっついて嫁にできたら最高じゃん?」
などと、一瞬思ってしまったが、最期にヒロインが死んでしまうことを思い出した彼は、一気に血の気が引いてしまった。
シナリオ上では全作にわたって一番人気とされているヒロインだが、そんな彼女が最期に死んでしまうということを知っていた彼は、推しのヒロインを助けるべく、あの手この手を駆使していく。
その結果、たとえシナリオが狂ってあとの続編世界に影響を与えるとわかっていても、彼女が犠牲になる姿など見たくはない。
こうして彼は、最推しヒロインと幸せになる未来を夢見て、原作シナリオに反旗を翻す。
なお、これは彼にとってはただの推し活であり、世界の平和を脅かそうとしているわけではない。
【短名タイトル】
『リルの冒険』
※都合により、タイトルを変更することがございますが、ご了承ください。
※この物語は本作独自の世界観に基づくフィクションであり、登場する実在の人物・地名・団体・用語・概念・世界観とはいっさい関係ありません。
※無断転載厳禁(Unauthorized reproduction strictly prohibited)
※他サイトにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 16:12:43
120816文字
会話率:33%
全部で七作ほどが作られた人気RPGシリーズ『終末世界ラストアルマゲスト』の一作目ラスボス(元伯爵家の御曹司)に転生してしまった元日本人の青年。
彼が前世の記憶を取り戻したときには既に牢屋の中にいて、断罪される直前だった。
結局、抵抗空しく
彼は国外追放を余儀なくされたが、処刑されることはなかった。
というのも、実はこの一作目世界にはとあるアイテムが使われたかどうかでラスボスの最期が決まるというマルチエンディングシステムが採用されていたので、最悪の事態だけは免れることができたのだ。
そんなわけで、ある意味自由の身となった彼は、せっかくだからとこの世界を思い切り楽しむことにした。
今いる国は一作目の舞台だが、この世界にはまだまだ何本もの続編世界がある。
一作目世界は残念な結果に終わったが、知識チートと最強ラスボスの力さえあれば、二作目舞台で悪役の自分が二作目主人公に成り代わって裏主人公として活躍してチヤホヤされるかもしれない。
更には、この世界が本当にあの世界であるならば、もしかしたらマルチエンディングに絡む最強のあのアイテムも手に入るかもしれない。
そう判断した彼は、そのアイテムを回収すべく、一路南の森へと分け入っていくのであった。
果たして、その先には何が待ち構えているのか。
彼曰く、
「世界を破壊し尽くす大魔王になるのはちょっと忍びないから、二作目舞台に乱入し、正体隠しながら最強の力で敵をバッサバッサ薙ぎ倒して、正義の味方気取りで悪役モブや二作目ラスボスぶっ飛ばせたら最高だよね!」
「もしかしたら、状況によっては一作目の能なし国王や二作目の原作主人公もやっつけるかもしれないけど、その辺はご愛敬ということで!」
とか思いながら意気揚々と二作目舞台に殴り込みに行ったはいいのだが――
とある街中で。
「――ねぇ、お姉さん? ――なるって言ってないよね?」
おかしなお姉さんに絡まれた主人公。
更には
「――ていうか俺、パーティ組んだら裏主人公モードで遊びにくくなるんですけど!?」
可愛い女の子たちに囲まれて一人、心の悲鳴を上げる最強ラスボスだった。
※タイトルは状況に応じて適宜、変更するかもしれませんがご了承ください。
※レーティングは保険です。
※カクヨムにも掲載しています。
Copyright(C)2024-坂咲式音折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 16:15:27
184617文字
会話率:38%
ある日、病院の一室で目を覚ました桜木カツオ(高校生)は、自分が病院で寝ていた間、町中が怪異に襲われていたことを知る。直後、病院も怪異に襲われ、最期かと思われたそのとき、桜木は奇妙な現象に出会い、特別な力を得る。彼が窮地を脱したとき、彼の心に
あったのは、同級生を助けたい、この町がどうなっているのかを知りたい思いだった━━━。
限られた空間で、怪異と人々が織りなす能力サバイバルバトル!!!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-29 13:33:45
4362文字
会話率:3%
玉衣 祐悟(たまい ゆうご)は気づくと赤子になっていた。
前世の記憶はあるものの、どういう最期を遂げたのかまでは覚えていない。
そして、その転生は神様の御業ではなく、とあるマッドな研究者が行った実験の結果だった。
幼い体に宿った魂は、魔法
科学が発展した世界の中で、宇宙を旅する事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 13:00:00
338625文字
会話率:33%
ガン(悪性新生物)。それは日本人の死亡原因のトップを独走する死因である。本編の主人公、後野悠平(ごのゆうへい)は36歳の働き盛りの年齢であったが、妻美代子31歳が初めて懐妊する2ヶ月前に余命2年の宣告を受けていた。
悠平は仕事も辞めて自
暴自棄になっていた。そんな悠平に妻美代子は、まだ顔も知らない我が子の為に一日一枚の手紙を書く事を勧める。
初めは、何を書いて良いか分からなかった悠平であったが、書いて行く内にどんどん気持ちを表現するのが上手くなり、次第に体調により、手紙を書き進める。
悠平は胃ガンを患っていた為、若い事でガンの進行速度は早かった。日々の悠平の様子、そして毎日近付いてくる死への恐怖と戦いながら、妻美代子と共に幸せな最期を過ごそうとする姿を描いた感動のフィクションが静かに幕を開ける。異変はいつものキッチンで起きた。それに気付いた妻美代子は、救急車を手配する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 12:18:39
9239文字
会話率:10%
死をきっかけに時を遡り、神のために闘う過酷な運命にあったジル・アナスタシア
アナスタシアの死を見届け、時を巻き戻す天使ルーベル
アナスタシアに命を救われた人間の少女ラクリマ・エヴァーソン
アナスタシアとルーベルは何度も転生を繰り返していた
何度も生まれ変わって、何度も死んでゆく
神が、アナスタシアの魂を再び欲している。それを知ったルーベルは、神の手からアナスタシアを守るため奮闘する
彼らが再び転生した現代
ルーベルは星野蒼として、アナスタシアは藤堂律として、ラクリマは西村ハンナとして生を受けた
アナスタシアとしての記憶を消しただのひとりの人間として生きる律を、ルーベルは自らの責任を果たすため蒼として守り続ける
ハンナもともに普通の生活を送る彼らが、静かに神と戦う奮闘記
アナスタシアの最期を、ラクリマは知らない
ルーベルの最期を、アナスタシアは知らない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 12:00:00
52644文字
会話率:50%
幾度となく転生を繰り返した賢者(98歳)は、次の転生を最期として、余生を早々に切り上げようと考えていた。
生まれ変わったのはサルビア侯爵家の四番目の三男シアン・サルビア。賢者(98歳)の対極に存在するような美少年である。
偏見に晒される美少
年は父・母・長兄・次兄・長女・末妹すべての愛情を全身に浴びていた。
美少年となり溺愛されることに悪い気のしない賢者は、余生を楽しむことを決める。
嘘偽りのない愛情が賢者の常識を変える、サルビア侯爵家の日常のお話。
*カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 15:00:00
533822文字
会話率:63%
長篠紫音は、すべての苦しみから解放されるため、月野宮大橋から最期の一歩を踏み出す
目を覚ますと、紫音は神界にいた
少女の声の神によれば、ある世界が破滅の呪いをかけられているらしい
その世界には、先にふたりの転生者がいた
そのうちのひとりが、
破滅の大魔王となって世界を崩壊へと導いたのだ
紫音は神に、その世界を救ってほしいと頼まれる
神により紫音が転生したのは、病気で亡くなった姉が原作を務めたBLゲームの世界だった
長篠紫音の転生先は、勇者が魔王を討伐したあとの魔族の国。若くして新魔王――レクスに選ばれた悪役魔王リベルだった
先の転生者のひとりが原作者である姉・長篠美緒
もうひとりの転生者によって滅び、再生の時を待つその世界は、姉の原作との差異が生じている
勇者に討伐されたはずの先代魔王――キングが存命しているのだ
キングはなぜかリベルを溺愛するようになっていた
キングに翻弄されるリベルは、ポケットラットという最弱魔獣の家系とは思えないほどの膨大な魔力で世界の再生を目指す
物語の主人公はノア・オリヴェル。魔王国を本当に救えるのは、彼の光の魔法と五人の攻略対象たちだ
リザードマンの騎士フィリベルト、セイレーンの魔法使いルド、デーモンの執事ブラム、オーガの侍女カルラ、ハーピーの侍女イーリスに原作者の姉ミラ・ローシェンナを加え、リベルは魔王国を破滅から救うため無限の天啓とともに立ち上がる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 15:00:00
13800文字
会話率:46%
人の世界の掟を超えるため、ラミアとなった魔女、オーリィ。彼女の従者は、石巨人族最期の生き残り、テツジ。人里離れた森でひっそりと、気ままな暮らしを送る二人はある日…
※本作は作者「おどぅ~ん」自身が「カクヨム」から重複掲載しています。
カ
クヨム版→https://kakuyomu.jp/works/16817139557167329916折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 11:58:11
2561文字
会話率:20%
とある森の中に「ヴァルハラの家」と呼ばれる平屋がひっそりと建っていた。それは、かつて世界を救い、国を守り、多くの伝説を残した英雄たちが余生を過ごす場所。
かつては誰もがその名を知り、称えられた勇者、剣聖、聖女、聖騎士、賢者たち。し
かし今はその輝きと寄る辺を失い、ただ静かに訪れる死を待っていた。そして、死期を悟った彼らは最後に《追憶の灯》というアイテムを用い、若き日の冒険を夢に見ながら静かに息を引き取る。
その家には、両親を失い、勇者に救われた孤児の少年イヴァンがお世話係として住んでいた。彼は《紡ぐモノ》という特別な力で、英雄たちの記憶や夢を共有しながら彼らの最期を見守っていた。これは、偉大なる英雄たちの「過去」と少年イヴァンの「未来」を紡ぐ、切なくも温かい物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 11:41:45
38741文字
会話率:35%
紋章によって魔法や特技の適性が決まる世界。そんな世界で、神聖ルクシア帝国の第六皇子アレクは幼少時から高い魔力の持ち主と将来を期待されていた。
だが、七歳のとき闇魔法に恩恵のある闇の紋章を授かり、周囲の評価は一変した。
闇の魔法は人間が使え
ばたちまち悪魔となってしまう魔法で、それに恩恵のある闇の紋章を授かったアレクは呪われていると周囲から嫌悪されてしまう。
人間不信となり次第に宮殿に引き籠るようになったアレクは、二十歳のとき帝国大反乱の日を迎える。
置き去りにされた彼は毒を盛り、最期に一目見たいと闇の魔法を使うが……
アレクは悪魔にはならず、闇魔法を扱えたのだった。
闇魔法を極めていればと後悔するアレクは、意識が闇に呑まれる中で願う────もう一度、やりなおしたいと。
これは呪われた紋章を授かった男が、人生をやり直す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 08:18:16
347771文字
会話率:39%
流れ星にぶつかるように再会した幼馴染との、最期の数日間のこと。
最終更新:2024-09-29 01:05:57
17509文字
会話率:33%
人間の寿命は儚く短い。
二人の妻と違って、この僕は先に旅立つ運命だったんだ。
最期の時、家族の声を聞きながら、ただひたすら願った……彼らと共に歩み続けられたらって。そして気がつけば、記憶を携えたまま、再びこの世界に転生していた。新たな幼なじ
みに出会い、妻や娘たちもまだ健在。
この新しい人生、これからどんな物語が紡がれるんだろう?
PS. この作品はラブコメ! 物語はね、時間軸がグルグル回ったり、思い出シーンや前世の話がポンポン飛び出してくるの。それだけじゃなくって、国家や異世界、視点切り替えまでアリ!(ここ重要! 読者目線じゃなくて、キャラ自身の気持ちになりきらなきゃダメよ?)家族関係も絡んでくるから大忙し。
だからね、この章を読むときは、「いつ」の「誰の」お話なのか、しっかりチェックしながら進んでいってね~♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 23:38:26
150419文字
会話率:27%
高い場所から見た夜景。それが最期に見た景色だった。
……はずなのに見覚えのない場所で目を覚ます。
傍では朱い髪の知らない少年がにこやかに私を見ていた。
最終更新:2024-09-28 21:56:12
93361文字
会話率:26%
妹がおまえの婚約者の子を妊娠した。
だから身代わりに妹の婚約者――国のために人柱となる王子に嫁げ。
18歳の誕生日プレゼントがそれですか、お父様?
と思いつつ嫁入りしたアリーセは夫(の全裸)を一目見て恋に落ちてしまった。
――短命なんて関
係ない。私と結婚して幸せだったと、彼が最期の瞬間に思わせてみせます!
一方、《奈落》にて魔物との戦闘に明け暮れる〝聖剣〟の王子イグナーツは、アリーセを見て困惑する。
――なぜ俺の大事な《人魚姫》が妹の身代わりに?
もうすぐ死ぬ俺と結婚してもいいことはないし、無事に帰してやらないと。
ところで、妙に見つめられている気がするのだが気のせいか?
滅び行く世界で、うたかた夫婦の恋の攻防戦がはじまる。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:10:00
237673文字
会話率:34%
【コミカライズ】
妹の陰謀により、無実の罪で処刑されること8回。皇貴妃・雪麗の回帰(タイムリープ)9回目の望みは、ひたすら楽しく過ごして、ラクな最期を迎えること。
どうあがいたって、どうせ死ぬんだし!
諦めた末に開き直った雪麗。だが、ある女
官の自殺の噂を耳にしたことから、雪麗の運命は大きく動き出す。
後宮で死に後宮に帰る。ループする運命を紐解く鍵は 『書』 にあった ――
中華風後宮ファンタジー × ライトミステリー× 中国書道 × 幽霊 × 恋愛。
※ エブリスタ様にて先行公開・完結済みの 『後宮も9度目なので、復讐や寵愛は望みません。』 と同一の作品です。タイトルのみ変更しています。
※ コミカライズは 『九生皇妃のやりなおし~復讐や寵愛は望みません~』 タイトルで、ネクストfLian様、(書店名)様にて発売中です。
©️砂礫零
無断複写・転載を禁止します。
Unauthorized reproduction prohibited.
版权所有。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:30:00
118387文字
会話率:34%
世界的にも有名なファースト・ファンタジーというゲーム作品がある。
通称FF。
ライトユーザーからコアなファンまで幅広いユーザーに親しまれてきたメガコンテンツだ。
FFのアニメ版というものが存在する。
FFの黒歴史と呼ばれる作品だ。
不人気
の理由は主人公たちがあまりにも報われず、鬱展開が満載であるからだ。
賛否両論、主に否定の意見が多くあるこの作品はFF史上最大の汚点と言われている。
あまりに不人気なことから、FFとは別作品と言われてしまうほどだ。
そしてアニメ版タイトルが「ファースト・ストーリー」ということもあり、FFとは別作品という意味も込めてFSと呼ばれている。
その中で悪役として登場する人物――アーク・ノーヤダーマ。
悪の親玉という仰々しい名前であるものの、実際は典型的な噛ませ犬だ。
あまりにも凄惨な最期から、視聴者に、スカっとを通り越してトラウマを植え付けさせた男である。
そんな不遇なキャラに転生してしまった主人公。
しかし彼はFSのことなど全く知らなかった!
「伯爵とか人生イージーモードだろ! 悪徳貴族として自分勝手に生きてやるぜ!」
と主人公は貴族の地位を生かして、好き放題やることを決めた……のだが、
意図せず周りの者たちを救っていき、無自覚に原作シナリオの鬱展開をぶっ壊していくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 19:40:00
390715文字
会話率:16%
名作恋愛アクションRPG『剣と魔法のシンフォニア』
俺はある日突然、ゲームに登場する悪役貴族、レスト・アルビオンとして転生してしまう。
レストはゲーム中盤で主人公たちに倒され、最期は哀れな死に様を遂げることが決まっている悪役だった。
「まさかよりにもよって、死亡フラグしかない悪役キャラに転生するとは……だが、このまま何もできず殺されるのは御免だ!」
レストの持つスキル【テイム】に特別な力が秘められていることを知っていた俺は、その力を使えば死亡フラグを退けられるのではないかと考えた。
それから俺は前世の知識を総動員し、独自の鍛錬法で【テイム】の力を引き出していく。
「こうして着実に力をつけていけば、ゲームで決められた最期は迎えずに済むはず……いや、もしかしたら最強の座だって狙えるんじゃないか?」
狙いは成功し、俺は驚くべき程の速度で力を身に着けていく。
その結果、やがて俺はラスボスをも超える世界最強の力を獲得し、周囲にはなぜかゲームのメインヒロイン達まで集まってきてしまうのだった――
別サイトでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:10:44
185666文字
会話率:28%
名作恋愛アクションRPG『アルテナ・ファンタジア』
俺はそのラスボスであるルシエル公爵――の配下であり、エピローグの一文で『ルシエルの配下は全員処刑されました』とだけ説明されるモブ悪役貴族、クラウス・レンフォードに転生してしまった。
「
この際だ。モブキャラに転生したのも、最後に殺されてしまうのも構わない……ただ、原作のようなつまらない最期を迎えるのだけは勘弁だ!」
そこで俺は、ラスボスとして主人公やヒロインたちに倒される最期なら、満足いく大往生を迎えられるのではないかと考えた。
そうと決まれば、やることは一つしかない!
「ルシエル以上のラスボスになるため、悪行を積み重ねて悪のカリスマになってみせる!」
それから俺は貴族という立場を利用し、様々な悪事を行っていくことになる。
しかし、この時の俺は知る由もなかった。
悪行の全てが裏目に出て人々から勘違いされた結果、俺が歴代最高の名君だと崇められるようになってしまうということを――
別サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 12:10:00
170772文字
会話率:31%
ただ、愛されたいだけだった。
家族でも、婚約者でもいい。たった一人からの愛を信じられたら、どんなに辛い最期でも幸せだと思えたはずなのに……。
婚約者だった王太子に婚約破棄され、侯爵家嫡男でもある異母弟への毒殺未遂という冤罪を着せられて、私は
処刑された――はずだった。
何故か婚約直後の十二歳に巻き戻っていたジュリアは、今度こそ、愛されたい。
すべてを変えるのは難しいかもしれないけれど、最低限、異母弟との関係改善と、既に結ばれてしまっている婚約を解消ができればなんとかなる気がする。
でも、ひたすら愛されたくて我慢をしていた一回目と行動を変えたら、色々なことが変わってきて……?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 11:03:11
103881文字
会話率:45%