コジン(親友)曰く、バスケ部のエースでモテモテてクラスのムードメーカーであったユウタだが、高校2年生でバスケを辞めた。
時間を持て余す様になったユウタはバスセンターの中の掲示板にKと言うお好み焼き屋の求人を発見し即座に面接、採用となる
。勿論、この頃は病気は発症していない。
バイトではあったが、最低賃金650円の時代に仕事が出来た為、この店の最高時給である1030円まで待遇が良くなっていた。
高校を卒業すると専門学校に進学。お好み焼き屋のバイトは継続していた。バイト代は月12~13万円になり、それをブランド洋服に注ぎ込む。
専門学校を卒業すると、おみやげ物の陳列・ルート配送の職に就く。そのクライアント先でヒトミ(元妻)に出会う。完全にユウタの一目惚れであった。ユウタは20代前半で結婚した。
その時に鬱症状が出てしまう。心配した元妻と近所の心療内科(クリニック)で見てもらうとそこで初めて双極性気分障害と言う診断を受ける。
その後クリニックで処方された抗鬱薬が聞いたのか、ユウタの鬱症状は改善して行った。子供も3人生まれ(長女りこ、次女みのり、長男なおき)夫婦生活は順調かに見えた。
所が結婚生活は10年ちょっとで終わりを告げる。双極性障害の躁状態にユウタがなっていたからである。
離婚したユウタは実家に転がりこむ。しかし、ユウタは躁状態が更に悪化した。近所の心療内科(クリニック)では対処不能となりM病院に医療保護入院する。隔離3回、入院6回。ヒトミと別れてからは病院と実家に行ったり来たりであった。当面両親の世話になっていたが、知り合いのつてで、社長と出会う事になったユウタは、社長預かりの身となる。
真っ赤な他人にユウタを預けて良いものかと両親は葛藤したが、恩義ある社長を信じてユウタは社長の元でバイトをしながら、社会復帰と病状のコントロールをM病院に通いながらしている。
この物語は双極性障害(気分障害・躁鬱病)に苦しむクランケに捧ぐ魂の実話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 12:52:36
9437文字
会話率:2%
田舎住まいの少女ユーラシアがある日不思議な夢を見た。帝国との戦争で命を落としてしまったが、その功績に敬意を表し、ギフトを授けて二度目の人生を用意してやろうと女神に言われたのだ。ところが実際には戦争など発生しておらず、もちろんユーラシアも死ん
でなどいなかった。女神が時間を100日ほど勘違いしていたため、まだ何も始まっていなかったのだ。ユーラシアは同居していた精霊クララとともに冒険者となった。1年後には『世界の王』と呼ばれることになるユーラシアの伝説が今始まる。コメディー仕立てでハッピーエンドのハイファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 11:15:03
3837893文字
会話率:57%
カリクチア王国王太子のアーサーは、神より『勇者』の加護を賜った。魔王が現れるので撃ち滅ぼせという含みだ。しかしアーサーは『勇者』の加護を賜ったことも魔王が現れることも周囲に証明できないため、身動きが取れない。時間を浪費している内に魔王が出現
してしまうと、世界が壊滅してしまう。アーサーは愛する公爵令嬢ミレナを婚約破棄して、断種の上平民落ちとなる道を選んだ。自分が自由に動ければ、魔王に対抗する力を得ることも可能だからだ。アーサーはミレナの幸せを望んだが、ミレナは修道院入りし、アーサーの念願がかなうことを祈るのだった。そんなミレナの前にも、加護を与える神の使いが現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 07:31:56
10944文字
会話率:33%
ホールズワース侯爵家の嫡男アルバートは、婚約者の子爵令嬢ミスト・サッタリーを気に入ってはいなかったが、それなりに尊重していた。何故ならミストは発達容量、つまり他人よりも努力した時の伸び代が大きいことが判明していたからだ。そんなミストが一念発
起、三ヶ月時間が欲しいと言い残し、いきなり失踪してしまった。三ヶ月経ったその時……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 07:34:01
5100文字
会話率:46%
侯爵令嬢ベルティーユが目を覚ますと、半年の月日が流れていた。その間の記憶が頭に浮かんできてわかったのは、異世界人ミノリがベルティーユに憑依し、ベルティーユを憎悪する家族や鬱陶しがる婚約者とたった数ヶ月で打ち解けたということだ。
そしてミ
ノリは、憑依が終わったことで本来の自分の体でこの世界に現れて……。
なぜ憑依されたのかはどうでもいい。中身が他人になるとあっさりベルティーユを受け入れた家族や婚約者を恨みながら、ベルティーユは病で命を落とした――はずだった。
気づけばなぜか、三年ほど前に時間が戻っていたのだ。
そのうち死ぬ運命。それなら愛などない家族も婚約者も捨てて、残りの時間を自由にのんびり過ごそう。そう決意したベルティーユは、ユベール公爵家の若き当主に契約結婚を持ちかけたのだけれど……。
「愛していますよ、ベルティーユ」
公爵がいつの間にか、ベルティーユを本気で溺愛し始めたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 09:00:00
39450文字
会話率:40%
宅男の函治相東は、「カルヴィゴン」という異世界に召喚され、国王の精鋭暗殺チームのリーダーとなり、国王の秘密暗殺任務を遂行する役割を担うことになった。ある任務中に、函治は再び創世神からの召喚を受け、神は函治に対し、人類が他の世界から勇者を魔法
で召喚するという越権行為を阻止するように頼む。そして、任務が完了した暁には、函治を召喚前の時間と場所に戻すことを約束した。
家に帰るため、そして地球で召喚によって失われた時間を取り戻すために、函治は国王の任務を中止し、国王に雇われていた暗殺チームを解散。そして、自ら精鋭チームを再編し、まったく新しい冒険の道を歩み始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 08:46:40
28622文字
会話率:50%
戦争で両親を失ったユノは、謎の魔法使いオリビアに拾われる。オリビアの元で過酷な修行を積んだユノは遂に、至高の大魔法『時間魔法』を操れるようになった。
そんなある日、オリビアに呼び出されたユノは、勇者の監視のため同じ学院に入学することを命
じられる。しかし、その学院は世界中から集まった王族、貴族の通う学院であった。
――つい最近まで戦争をしていた国同士が平和な関係のはずもなく……!?
いつもゆるっとほんわか、でもどこか危険な、異質の魔法学院ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 08:10:00
1326159文字
会話率:59%
彼女の名はスピネ。
人間の姿をしているが、人間ではない、不思議な生き物。
何千年という時間を過ごし人間というものを観察してきたがいい加減飽き、失礼、辟易してしまった。
何度も何度も助けようとしたし最初は助けてきたが感謝どこ
ろか化け物ばかりで終わる毎日。
そんな彼女が弟子という名の小間使いを取ることにした。ある村で出会った少年だ。
自分が人間を育てたらどんな風になるのか興味が湧いてしまったのだ。
その結果が、裏切られ、力を全て奪われ、人間そのものにさせられるなんて思いもするが無かったのだ。
そう、わたしは、悪くない、悪くないんだよ。悪いのはコルだ。
ということで打倒弟子、コルの旅が始まってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 07:00:00
27259文字
会話率:8%
武雄(35)は気が付いたら魔法あり、魔物ありの中世的な世界に居た。
右も左もわからないまま、人と出会い、人と話し、生活を向上させていく。
ご厄介になっている先の孫娘と婚約していたり、食文化を広げたり、知り合いは大物だったり、仲間を探しに行き
大物を引き当てたりしていきます。
中年男性が異世界で基本のんびりと過ごしていきます。
波乱万丈ではない、ちょっと刺激の強い日常を書いていけたらと思います。
《概要項目》
※下欄に関連された方(登場人物)のコメントを記載しています。
・居候先の内政に口を出してみよう
某執事より:すみません、予算というものを考えていただけませんでしょうか。
いえ、もちろん発想は大事です。
なので事前に相談をして頂き皆で話し合いましょう。
・街の住民を説得して物を作ってみよう
某商店主より:出来たら半年に1個程度の発想をして・・・いえ、嫌じゃないんです。
いつでもお越しください。
・交渉は基本です、臆することなく話してみよう
某施政者より:その・・・やりすぎるなよ?
・依頼があればこなしてみよう
上記某施政者より:些か自由な結果を・・・いや、頼んだのは我だ、不満はない。
・優秀な部下を探してみよう
某部下:助けて頂きありがとうございます。25年間尽くさせていただきます。
・可愛い子には食事を与えてみよう
某貴族息女より:皆、食べっぷりが良いですからね。
新作料理期待しています。
某部下より:美味しそうな匂いが厨房から漂ってきます。
※かなりの長編になってしまっています。
1話辺り2000~3000文字以内で投稿させていただいています。
毎朝の通勤・通学時にふと読んでいただければ幸いです。
※出来るだけ毎日7時の連載を上げられるように努力していきますので、よろしくお願いいたします。
※皆様からのご意見、ご指摘、ご声援ありがとうございます。
本文を書く時間を確保をする為、今後はご感想・ご意見を頂いても基本的には、返答は差し控えたいと考えております。
ですが、作者的にご返答が必要と感じた物については、感想欄を通じてご返答をいたします。
また、誤字・脱字のご報告につきまして、今後ともご報告いただければ確認し、直す物は直すように心がけて参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 07:00:00
7437334文字
会話率:46%
【2500万PVこえました!】ヒロインの美麗イラストあり。【2年】連続、毎日2話投稿中!
『俺は究極超神の序列一位、神界の深層を統べる暴君にして、運命を調律する神威の桜華、
舞い散る閃光センエース』
――『神以上の経験値倍率』
と『無限転生』という究極チートを持った主人公『閃(せん)』。
とんでもない速度で強くなる彼が、とんでもない時間を積んだ結果……
「もういい! 異世界転生、もう飽きた! 何なんだよ、この、死んでも死んでも転生し続ける、精神的にも肉体的にもハンパなくキツい拷問! えっぐい地獄なんですけど!」
これは、なんやかんやでレベル(存在値)が『10兆』を超えて、神よりも遥かに強くなった摩訶不思議アドベンチャーな主人公が、
「もういい! もう終わりたい! 終わってくれ! 俺、すでにカンストしてんだよ! 俺、本気出したら、最強神より強いんだぞ! これ以上、やる事ねぇんだよ! もう、マジで、飽きてんの! だから、終わってくれ!」
などと喚きながら、その百回目に転生した、
『それまでの99回とは、ちょいと様子が違う異世界』で、
『神様として、日本人を召喚してチートを与えて』みたり、
『さらに輪をかけて強くなって』しまったり――などと、色々、楽しそうな事をはじめる物語です。
『世界が進化(アップデート)しました』
「え? できる事が増えるの? まさかの上限解放? ちょっと、それなら話が違うんですけど」
――みたいな事もあるお話です。
―――――――――――――――――
「センエースwiki」というサイトが公開されました。
そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。
「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*)
―――――――――――――――――
この作品の感想欄でのみ使われているワード。
感想欄を読んでいるときに、
「これ、なに?」と思った時にみていただければと。
「禁」禁則事項なので答えられません。
「長」こたえるのに時間がかかりすぎるため、ご容赦ください。
「セレナーデ」いずれ投稿する予定の物語。いろいろな伏線が回収される予定。
「ラプソディ」セイバーリッチというキャラが主役の物語。
「プレリュード」すでに投稿されている「クズニート」の別名。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 04:30:11
7039419文字
会話率:27%
俺は異世界ファンタジー小説の世界に転生してしまった。
その小説の主人公は余命が一年しかない。
原作のあらすじはこうだ。
――主人公は余命宣告に絶望し、無気力に残りの時間を送る。そんなとき余命半年の少女と出会った。自分より残り時間が少ないの
に少女は前向きだった。共に過ごすうち、主人公も死ぬまでの時間を大切に使おうと思うようになった。
やがて主人公は少女を看取り、少女の意志を継いでもう半年を必死に生きて、そして死ぬ――。
美しい物語だけど自分がやりたいシチュエーションじゃない。俺はもっとご都合主義が好きなんだ。
だから原作知識を駆使し、作者公認の裏設定まで使って、俺はチート闇魔法を習得。それでまず自分を治し、それからヒロインも助ける。
おかげで物語のジャンルが変わってしまったが知ったことか。
ヒロインとイチャイチャしながら、このチート闇魔法で面白おかしく生きてやる!
そう決意した俺の周りに強大な力を持つ少女たちが集まってきた。
人類最強の魔法師。
大罪を管理するオートマタ。
吸血鬼を狩る吸血鬼。
傍目にはハーレム状態に見えるだろう。けれど俺が恋するのはメインヒロインだけだ。そこは絶対にブレないぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 01:43:30
41055文字
会話率:34%
新宿歌舞伎町で、若い女性達が仕事帰りに楽しい時間を過ごそうとしていました。しかし、そこにある事件が
彼女たちの日常には、笑いあり涙あり、そして思いやりと絆が溢れています。彼女たちが新宿の喧騒の中で繰り広げる恋愛物語、それは明るい光の中に隠
された温かな心の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 00:07:42
133776文字
会話率:12%
「最強の剣を求めて」というオンラインゲームの配信が終了する。
都内に勤める43歳の独身男性、神長 直人は通勤中このゲームで時間を潰しながら通っていた。
配信終了間際に頭に激痛が走り、倒れてしまう。
目を覚ました時、そこは真っ暗で何もない空間
だった。
ただ1か所だけ光の漏れる場所を目指しゲートをくぐると、そこはゲーム「最強の剣を求めて」の世界だった。
レベルやステータスはゲーム内のものを引き継いだまま、始まりの町にいた。
高レベルでこれから起こりうる出来事知っている中で、様々な仲間と出会いゲームクリア(ゲーム配信終了時点)を目指し、マイペースで進んでいく。
ゲームをクリアすることで、現実の世界へ帰還できるのか。
慌てず今日もマイペースで進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 00:00:00
484117文字
会話率:30%
感謝しています。この読み辛い文章をいつも読んでいただきましてありがとうございます。…………年末年始。仕事が重なり修正にあてる時間を確保できずにいます。説明を減らし会話を増やし、説明回を挟んだり会話のみに近い回を挟んだり、台詞重視は難しいです
。修正したところで稚拙で読み辛い文章なことにかわりないのですが、次話の更新は遅くなります。宜しくお願いします。………… ☆あらすじ☆ → 村を襲った魔獣の群れと戦い色々あって王都へ行くことに。道の途中、奴隷を買ったりダイヤモンドを手に入れたり色々あって王都で副王に。その後も色々あって建国し国王になったり連合国家の代表に。創造神様から「来たる日に備えよ」と神授をいただいたので、強くなってみたり実験したり研究したり開発したり販売したり調査したりKissしたりBaiserしたり公認の嫁が出来たり公認の許嫁が出来たりしながら来たる日までに色々やらなくてはいけなくなったロイク・ルーリン・シャレットのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 00:00:00
3863850文字
会話率:64%
ある平凡なサラリーマンの男性が主人公。いつもと変わらない月曜日の朝、男は起床し、通勤電車で新聞を読む。そこで、その日の夜22時に人類初のタイムマシン実験が行われることを知る。
普段通りの一日を過ごした後、男は帰宅してテレビでタイムマシン実験
の生中継を見る。アナウンサーが視聴者に「心の中で行きたい時間を思い描いて」と呼びかける中、男は何気なく「今朝に戻りたい」と思う。
22時、実験開始のカウントダウンと同時に、男の視界が真っ白になる。気がつくと、その日の朝7時に戻っていた。男は驚愕するが、どうすることもできず、再び同じ一日を過ごすことになる。
そして22時になると、また7時に戻される。男はこのループから抜け出そうと様々な行動を取るが、毎回22時になると7時に戻されてしまう。
こうして男は、自身の何気ない願いとタイムマシン実験が引き起こした24時間ループの中に閉じ込められてしまう。彼はこの永遠とも思える月曜日のループから脱出できるのか、それとも永遠にこの日を繰り返すことになるのか、結末は読者の想像に委ねられる。
この物語は、些細な願いが思わぬ結果を招く皮肉と、時間旅行がもたらすパラドックスを、簡潔な形で表現したSFショートショートです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-18 00:00:00
213217文字
会話率:37%
新たな技術によりフルダイブ型VRMMOで世界が盛り上がる中、そこへ参入する少女の姿が。
ただし、彼女は周りにいる多くの新たな世界で楽しみを見つけようとするような存在とは大きく違っていた。
「これで、みんなより長い時間勉強できる!!」
そ
う。彼女は受験生。受験戦争という恐ろしい場所に身を投じ、日々心身を削りながら他者より先に出ようとするそんな存在。
彼女が新たなゲームに求めたものは、体感時間の増加だった。時間が引き延ばされ現実の3倍の時間をゲーム内で過ごすことができるというフルダイブ型VRMMOならば、ほかの受験生たちよりも多い時間で勉強ができると考えたわけだ。
そんな狙いの下、彼女は全力でゲームの中で勉強をするという矛盾したような行動を始める。そうしてそのまま彼女は志望校合格のために毎日ひたすらゲーム内で勉強を………というのはほとんど実現したものの、想定外の出来事が頻発した。
彼女の勉強内容に興味を持つNPCや、彼女と似たことを思いつくプレイヤーの登場、イベントへの参加。そして、その先に待ち構えている、彼女の想定していなかった活躍。
彼女はただ受験勉強がしたいという思いとは裏腹に、ゲーム内で伝説を作っていくことになるのだった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 23:41:28
803764文字
会話率:45%
僕は同じ時間軸を、違う人間に転生してタイムループしている者だ。
ループは二周目。人生に至っては、同じ時間を三度目だ。
そうだな。仮に”特性追跡者”とでも名乗るとしよう。
最初の僕は、一周目の僕を知らず、彼らは今の僕を知る由もない
。
違う容れ物に入った、同じ僕。
最初の僕は危険な人間で、一周目の僕は、それを止めようと躍起になっていた。
今、僕は、その成り行きを見続けている。
もう関わりたくないんだ。わかるだろ?
しかし、何故だか、今の僕はテレビにも出て、ネットミームにもなっていたりもする。
もう以前の僕には関わらない。
そのつもりだったのに。
――僕は、この時間軸に魅入られ、呪われて、閉じ込められた。
これは奇怪で、奇妙で、滑稽で、救われない道化の話。
どうか、ご堪能されたし。特性追跡者、諸君。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 22:45:23
57585文字
会話率:15%
禁止魔術の使用及び王国への反逆罪で指名手配犯になった魔術師 エドルス ファリカ。
変身魔術で姿を変え、自身の痕跡を消したが、いずれ王国に捕まってしまうだろうという確信があった。捕まれば極刑が終身刑のどちらかだ。
彼は残された時間をスロ
ーライフして過ごすと決心する。
ブタ箱にぶち込まれるまでの期間限定のスローライフが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 21:18:58
28105文字
会話率:33%
俺、水戸川 奏気という人間はやる気や興味というものが欠落した人間として生まれ落ちた。これまで何かを継続してやってきたこともなければ何かを成し遂げたこともない。
周りと同じレールに何とかしがみついてどうにかして一つの会社に就職することがで
きたそんな人間。
趣味のない俺はただただブラックな会社に時間を費やして体力となけなしの気力を捧げてきた。
だけど想像できるか?社会に埋もれて潰される寸前の、個性も何もないへのへのもへじのような顔をしたこの俺がまさか異世界に飛ばされるなんて。
そしてこの世界が、俺にとっての本当の意味での大切な故郷になるだなんて誰が想像できるかよ。
これは何も持たなかった平凡な人間が過酷な異世界で自分を見つめ直し、本当の自分に気付き、そして「生きる」という事を見つめ直す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 20:21:02
77231文字
会話率:12%
文久三年(1863年)。八・一八の政変で長州は京の都を追われた。だが政情は混迷を極め、都は血と怨嗟に塗れ混沌としていた。
そんな中、京都の治安を護る新撰組は猟奇的な殺しに直面する。将門流陰陽術の術師である新撰組副長・山南敬助はその事件
の裏に呪術的な因果を感じた。
沖田総司と共に事件を追う山南敬助の前に、紅い瞳の妖艶の芸妓・弓月が現れ事件の闇はますます深くなっていく。
時間を追う万荒事屋・葛城柔志狼、西欧帰りの錬金術師天羽四郎右衛門…それぞれの思惑が絡まり合い事態は混迷を深めていく。
やがて京都を覆う術式「だびでの六芒星」により洛中は魔界と化した!
切支丹の秘宝、聖月杯とはなにか?
天羽四郎右衛門の正体とは?
火花を散らす剣と拳!唸りを上げる牙と爪!洋の東西の魔術と呪術がぶつかり幕末京都に神は蘇るのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 20:20:40
84410文字
会話率:38%
転生の女神ミラは、ちょっとした致命的ミスにより、
ひとりの転生者を不幸のズンドコに叩き落してしまう。
ミラは『不幸な転生者』の救出のため、
『主人公マナト』を送り込んで『ミスの挽回』を目論むが、
結果は『ミスの上塗り』にしかならなかった。
そこでマナトは『不幸な転生者』救出のための準備期間として、
『ちょっとだけ(ほんの数十日)』時間を遡ることを転生神に要求。
転生神は、その要求に応じるのだが、
それは転生神にとっての『ちょっとだけ(ほんの数十年)』だった。
こうしてマナトには『充分すぎる準備期間』が与えられ、
肝心な『不幸な転生者救出』は遠い未来の出来事に…………
※この物語は『不幸な転生者』救出までの【壮大な寄り道】の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 20:00:00
910558文字
会話率:22%
・生きたまま転生召喚に巻き込まれる ⇒ 廃棄される
・長い時間を闇の空間で過ごす ⇒ 『名を奪われ、忘れ去られた者』によって転生を果たす
・奴隷の母から生まれたトーマは侯爵の庶子として不遇の生活を送る ⇒ 六歳の時に転機が訪れる
・
ロックスフォール騎士爵が母と再婚し、トーマを養子にする ⇒ ここから幸せパート(二章から)
・『名を奪われ、忘れ去られた者』に恩を返したい ⇒ 『名を奪われ、忘れ去られた者』の頼みを聞く
・ロックスフォール騎士爵に恩を返したい ⇒ 酒やなんやかんやを造って領地を発展させる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 19:20:00
36640文字
会話率:35%