弐代目「拳聖」ヴァサラ
本名、リコリス・ウルガストン
伯爵家令嬢ながら家族に虐げられていたところ、祖父である初代「拳聖」ヴァサラに連れられて、魔物が多く存在する未開の地「魔大陸」へ移住。
地獄の修行の末に弐代目「拳聖」ヴァサラとなる。
魔大陸で悠々自適に過ごしていたが、実家でウルガストン伯爵家がリコリスの婚約を決めた。
仕方なく王都へ向かったリコリスに夫になるキリディス・サタナキア公爵から告げられる。
『お前の事を愛する事はない』
『お前には何も期待しない。公爵家の名を落とさない限りは好きにすればいい』
白い結婚を宣言させられたリコリスは、貴族としてのややこしい面倒事をやらなくていいと言われ内心は大喜び。
自由な生活を送るため偽装工作を行い、王都で探索者登録を行い、Sランク弐代目「拳聖」ヴァサラとして活動するのであった。
*これは【「お前を愛する事はない」と旦那さまから宣言を受けた公爵夫人は、言われた通りにSランク探索者『拳聖』として過ごす】の連載版になります。
*短編版の続きは10話からです。
*日・水の週2回(またはどちらかの曜日に投稿)。12時投稿を予定していますので、宜しくお願いします。
*10話までは恋愛要素は薄いですが、11話以降は恋愛要素が多くなっていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 12:00:00
37773文字
会話率:34%
Sランク探索者、弐代目「拳聖」ヴァサラ
本名、リコリス・ウルガストン
伯爵家令嬢ながら家族に虐げられていたところ、祖父である初代「拳聖」ヴァサラに連れられて、魔物が多く存在する未開の地「魔大陸」へと連れられて修行を行い、弐代目「拳聖」ヴァ
サラとなった。
魔大陸で悠々自適に過ごしていたが、実家でウルガストン伯爵家がリコリスの婚約を決めた。
仕方なく王都へ向かったリコリスに夫になるキリディス・サタナキア公爵から告げられる。
『お前の事を愛する事はない』
『お前には何も期待しない。公爵家の名を落とさない限りは好きにすればいい』
白い結婚を宣言させられたリコリスは、貴族としてのややこしい面倒事をやらなくていいと言われ喜んだ。
フリーダムライフを送るため数々の偽装を行い、王都でSランク探索者、弐代目「拳聖」ヴァサラとして活動するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:52:22
4470文字
会話率:33%
政略結婚により隣国へ嫁ぐことになった第三王女レティシア。
結婚相手のアルベルトからの手紙には「愛するつもりはない」という冷たい言葉が書かれており、レティシアは静かな冷遇生活を覚悟していた。
だがどうも、旦那さまの様子がおかしい…!?
○理
想の冷遇生活を手に入れたと喜ぶ新妻と、やっと結婚できたのに全然かみ合わず頭を抱える不器用夫がすれ違う話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 16:23:01
38295文字
会話率:33%
「レイチェル・グランステア、その傍若無人な振る舞い、王子妃として相応しくない。婚約を破棄させて貰う」
華やかなパーティの場で告げられた言葉に、槍玉に上げられた令嬢は、きょとん、として首を傾げた。
「婚約、破棄ですか?誰と、誰の婚約を?」
突然の婚約破棄を告げて来たのは、婚約した覚えもない第二王子。
そもそも、わたくしには愛する旦那さまがいるのですが??
見当違いな婚約破棄を受けた、とある令嬢の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 10:00:00
6420文字
会話率:59%
ぼくの奥さんは、カピバラに似ている。
カピバラ似の奥さんと
そんな奥さんを溺愛する旦那さまのお話。
彼女が、ゆっくりなんじゃない。
周りが、速過ぎるんだ。
最終更新:2018-06-17 00:35:40
7451文字
会話率:42%
結婚してからというもの、レイチェルは使用人たちから人にあらずの待遇を受けていた。肝心の夫は初夜以来顔を合わせていないし、いいかげん我慢の限界だとレイチェルは屋敷を飛び出した。
「旦那さま、これ以上わたしを蔑ろにするなら離婚ですから!」
夫へ
直接文句を言うために。
うるにゃん系妻と不運な夫の、結婚からはじまる勘違いすやすやラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 12:10:39
6097文字
会話率:26%
リリーは身にあまる結婚へ疑問を抱いていたけれど、お飾りの妻だからだとひらめいて超納得。となれば、応援するしかありません!
※同名短編の尻すぼみ感に耐えかねて詫び連載。短編とほぼ同じ1話、夫視点で1話、おまけ的な1話の全3話です。勘違いはす
ぐ解消、義理人情任侠魂な周囲に見守られたハートフル結婚デイズ。そんな感じのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 13:06:06
14835文字
会話率:32%
リリーは身にあまる結婚に疑問を抱いていたけれど、お飾りの妻だからだとひらめいて超納得。となれば、応援するしかありません!
最終更新:2024-02-29 08:04:27
4955文字
会話率:33%
「ルシナお姉さまよりも私のことが好きだと言うのだから、仕方がないじゃない」
なんでも欲しがるわがままな妹に婚約者を奪われた私、ルシナ・アルベール。
事業に失敗続きの父に加えて、義母と妹の散財。おかげでわが家は没落寸前。
そんな時、ア
ルベール家に手を差し伸べてきたのは若き実業家の男、グレン。交換条件は私との結婚。
「この結婚には裏があるはずよ」
怪しむ私の前に現れたのはスラッとした高身長に、金髪碧眼の端正な顔立ちの男性。内心、ときめいてしまった私。
だが、参加した舞踏会で彼の愛人と思わしき女性からけん制され、挙句には彼と友人の会話を聞いてしまった。
「お嬢さまはお嬢さまらしく、綺麗な鳥かごにいるのがお似合いだ。せめて大事にしてやるさ」
平民出身の彼が欲しているのは身分。彼は貴族社会に進出したいがために、私を選んだのだ。
……上手い話は、そう転がっているわけではないわね。
それならいっそ、政略結婚だと思って割り切るわ!!
我が家の借金を払ってくれてありがとうございます!
将来的に離婚したいのなら、私は田舎に引っ込みましょう!! 愛人がいるもよし!!
だけど隠し子だけは事前に言ってくださいね。
「私たち、白い結婚にしません?」
「――ふざけるな」
彼に切り出したが、バッサリ拒絶された初夜。
それになぜか結婚後もドレスに装飾品、山のような贈り物。
どうした、旦那さま。借金を払ってくれただけで十分です。もう贈り物は結構ですから。
そして最近、妹と一緒にいるのを見かけたのですが。
あなたも妹がいいって言い出すのかしら?
元婚約者のように――。
※他サイト様でも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:45:57
136840文字
会話率:38%
ヘザーは親戚の家を転々としている訳あり令嬢だ。最終的に転がり込んだ、母親の親友の家の跡取り息子であるグレッグと結婚し、ようやく人並みの生活をつかんだと思っていた。
しかしある日を境に、グレッグは甘い石鹸の匂いをまとわせて帰宅するようになる
。そして決定的な場面を見てしまったヘザーは、グレッグとその恋人の幸せな未来のために身を引くことを決めるが……。
体質ゆえに苦労してきた気の毒なヒロインと、ヒロインを大切にし、彼女の幸福のためならどんな苦労も厭わないヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 20:02:56
7971文字
会話率:62%
アリエルは大好きな夫に看取られながら、波乱万丈な人生に幕を下ろそうとしていた。
そこへ現れた天使は、今までアリエルが善良に生きてきた褒美として、過去をひとつだけ修正する機会を授けると言う。彼女が選んだのは、夫の悲惨な少年時代を変えることだ
った。しかし重大な分岐点となる夫の過去を変えれば、アリエルと夫が結ばれる未来も消滅してしまうと天使は渋い顔をする。それでも過去を改変する権利を夫のために使うのかと聞かれたアリエルは、ためらいなく夫の幸せを望んだ。
大好きな旦那さまの幸せを願う心優しいヒロインと、ヒロインのことを心から愛していた一途なヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 20:02:41
8573文字
会話率:60%
華族令嬢として生まれた紫苑は、両親の思惑により嫡男として育てられた。家を継ぐべく頑張るが、年の離れた弟が生まれたことで用無しになってしまう。
その上両親は今さら紫苑が女だったと明かすことはできないと、下働きとして一生尽くすように言ってきた
。
生家から逃げ出した紫苑は、帝都でも名高い宝飾店の工房で住み込みとして働くことに。実は紫苑には、宝石の歌声を聞く力があったのだ。
ところが横暴な父親が紫苑を連れ戻しにやってくる。抵抗する紫苑を助けてくれたのは、密かに心を寄せていた工房の主人。彼は紫苑のことを大切な婚約者だと言い……。
恋心を隠そうとする男装ヒロインと、彼女のことが大好きなあやかしヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:03:12
7985文字
会話率:67%
明治19年、青山宙子(ひろこ)は侯爵嵯峨野家の若き当主忠臣(ただおみ)に、突然求婚される。
イギリスに留学して外務省に出仕し、将来は公使(大使)にもなろうかという前途洋々とした忠臣。
宙子は面識のない忠臣からの求婚に戸惑うばかり。
青山家
は没落士族で、お金もない名誉もないという家柄。宙子自身も美人でもなく赤い縮れ毛の容姿。
いったい忠臣はどういう思惑で自分に求婚したのか戸惑う宙子だったが、ある理由から忠臣の求婚を受け入れたのだが……。
イギリス仕込みの紳士的な忠臣が、新婚初夜から怪しい行動をとるようになる。
この侯爵家にはいわくつきの伝説があった。江戸の昔、化け猫が奥方を食い殺してなりすましていた。
その伝説は歌舞伎の演目になるほど、有名な話だったが。しょせん、おとぎ話。しかし、忠臣の姉は突然なくなりその遺体には獣に食われたような跡があったのだ。
侯爵の奥方となった宙子は、伝説の奥方のように化け猫に食い殺されるのか?
名前を奪われ、自分を押し殺して生きてきたヒロインが、本当の自分を取り戻すものがたり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 11:10:39
127193文字
会話率:41%
美夜は不思議な力を持つ一族 '玉響' に生まれ、人の生死に関わる力を持っていた。その力はあまりに特殊で、悪用されることを案じた父により封印されていた。
しかし、美夜は愛する夫が第二皇子に襲われた時、夫のためにその力を使うことを決めた。
尊さま、私の旦那さま
あなたの命は私が必ず救って見せます
尊は古より続く神職 '巫覡' であり、その神託は絶対的な力を持っていた。国に仇をなす者はたとえ皇家であっても許さない。それが尊の巫覡としての矜持であった。
美夜、私の可愛い美夜
お前に何かある時は必ず私が救い出す
美夜と尊はお互いを守り抜けるのか…。そして、その先に待っているのはどんな未来なのか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:00:00
79700文字
会話率:33%
初恋の人は幼馴染。
幼い頃から一番近くにいた彼に、いつの間にか恋をしていた。
差し入れをしては何度も想いを伝えるも、関係を崩したくないとフラレてばかり。
そしてある日、私はとうとう初恋を諦めた。
心機一転。新しい土地でお仕事を頑張っている私
の前になぜか彼が現れ、そしてなぜかやたらと絡んでくる。
なぜ?どうして今さら、諦めた恋が追いかけてくるの?
ヒロインアユリカと彼女のお店に訪れるお客の恋のお話です。
\_(・ω・`)ココ重要!
元サヤハピエン主義の作者が書くお話です。
ニューヒーロー?そんなものは登場しません。
くれぐれもご用心くださいませ。
いつも通りのご都合主義。
誤字脱字……(´>ω∂`)てへぺろ☆ゴメンヤン
アルファポリスさんにも時差投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 22:00:00
64434文字
会話率:39%
サブタイトル
『ドアマットヒロイン、頭をぶつけた拍子に前世が大阪のオバチャンだった事を思い出す』
両親亡き後叔父家族に虐げられながら育ったジゼル。
厄介払いされるように嫁いだ家でも婚姻後直ぐに任地に赴いた夫が帰らない事から蔑まれ続けてきた
。
しかし転倒時に頭部を強打した瞬間に、ジゼルに前世の記憶が蘇る。
「ちょい待ち?ここって、前世で読んだラノベの世界とちゃう?」
ドアマットヒロイン系の物語に出てきた夫に捨てられる超モブ妻に転生したと知るや否やジゼルは考えた。
どうせ「他に好きな人が出来たから別れてくれ」と言われるんだから、もうその前にさっさと出て行ってもいいんちゃう?ていうかドアマットヒロイン?ウチの方がドアマットやっちゅーねん!と。
いつもながらの完全ご都合主義、ノーリアリティ・
ノークオリティ・ノーリターンのお話です。
誤字脱字の宝庫と思われます。自己脳内変換機能をフルにしてお読み頂けますと助かります。
アルファポリスさんにも時差投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 19:39:15
80733文字
会話率:35%
私の夫は魔術師だ。
夫はものぐさで魔術と魔術機械人形(オートマタ)以外はどうでもいいと、できることなら自分の代わりに呼吸をして自分の代わりに二本の足を交互に動かして歩いてほしいとまで思っている。
そんな夫が唯一足繁く通うもう一つの家。
夫名
義のその家には美しい庭があり、美しい女性が住んでいた。
そして平凡な庭の一応は本宅であるらしいこの家には、都合のいい妻である私が住んでいる。
本宅と別宅を行き来する夫を世話するだけの毎日を送る私、マユラの物語。
⚠️\_(・ω・`)ココ重要!
イライラ必至のストーリーですが、作者は元サヤ主義です。
この旦那との元サヤハピエンなんてないわ〜( ・᷄ὢ・᷅)となる可能性が大ですので、無理だと思われた方は速やかにご退場を願います。
でも、世界はヒロシ。
元サヤハピエンを願う読者様も存在する事をご承知おきください。
その上でどうか言葉を選んで感想をお書きくださいませ。
(*・ω・)*_ _))ペコリン
アルファポリスにも時差投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 08:00:00
33350文字
会話率:31%
伯爵夫人ミリアの旦那様は、『成獣持ち』。古来から成獣持ちとは幸せな結婚ができないと言われている。「ミリア愛している」「ミリアにずっと触れていたい」「ああ僕のミリア」と今日も旦那様は、熱烈にせまってきてミリアを困らせる。「だって人前なんだも
ん、見られてるって、恥ずかしいからあー」。それなのに、二人きりになると、絶対に触れてこない。この頃は目も合わせてくれなくなった。結婚はそろそろ2年になるというのに、もちろん初夜も終わっていない。旦那様の溺愛は人前限定なのだ。「溺愛のふりがしたいなら、私は家にいなくてもいいですね!」飛び出して実家に帰ると、旦那さまが血相を変えて追ってくる。「ミリア僕を捨てないで」無茶苦茶なキスをするのに、え?両親が退散したら止めちゃうの?もしかして旦那様って人前プレイしかできない変態なの?
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 16:44:17
17543文字
会話率:26%
【スパダリ】スーパーダーリンの略。ハイスペックな男子の意。
最終更新:2024-10-11 12:12:42
2516文字
会話率:58%
やちよの嫁ぎ先は、体が宝石と化して死ぬ「宝石病」にかかった華族の青年・桜花院唯月(おうかいんゆづき)。
やちよは呪いを引き受けて死に、後妻として義妹の市佳を嫁がせるためだ。
ところが唯月は「君に呪いを移すつもりはない」と言い放つ。
彼は自
らの余命を受け入れていて、やちよと距離を置く。
普段から仮面をつけている唯月。その下は、徐々にダイヤモンド化しているのだ。
桜花院家の使用人、幸子。
唯月と留学時代に知り合い、現在は主治医のヘルマン。
思惑を抱えるふたりによってやちよは少しずつ唯月に近づいて行く。
唯月の親友であり議員をしている正は、やちよに早く呪いを引き受けろと迫る。
やがてやちよは、呪いを引き受けるのではなく呪いを解こうと決意するが――
唯月が宝石病になった理由とは?
宝石病とは、何なのか?
余命を受け入れている唯月の真意とは?
四季織りなす、大正風純愛ファンタジー。
※カクヨムでも公開しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:30:00
83052文字
会話率:39%
アリアは結婚してニ年目になるが、夫のユベールを見たことがない。
結婚式は不在。初夜には隣室から、「白い結婚とする! 絶対に近づくな」と怒鳴られた。
ただ、屋敷での生活は快適だし、夫は実家の借金の肩代わりをしてくれた。
なにより結婚の申し込み
時は『長年片思いをしていた』と、使者を通じて言っていたのだ。
それなのになぜ?
そんなある日、アリアは夫の容姿にそっくりの幼児を見つけ――
「旦那さまのお子様ですね?」
「違うっ!?」
◇
幼児姿の旦那さまとアリアの楽しいお話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:02:08
7983文字
会話率:42%
父親が急死した子爵令嬢のサラは、財産を失わないために、国王からとある「平民」との結婚を命じられる。
平民貴族と揶揄される旦那さまは、サラより五歳も年下で……?
すれ違いながらも二人は絆深めていく。
最終更新:2024-09-22 23:30:15
16074文字
会話率:41%
政略結婚で夫となった人は、優秀な魔術師で侯爵で女性嫌い。
「私が君を愛することはない」なんて、口に出さなくても感情が伝わってくるので分かります。
ほら、旦那さまの黒い感情から黒いトゲトゲしたものがうまれました。
あまり顔を合わさずに過ごし
ていたけれど、とある日、旦那さまの白い感情からつぶらな瞳の白いもふもふがうまれました。
旦那さまがそれを大切にしだして、何だかとても可愛らしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 08:28:54
7096文字
会話率:20%
pixivにも掲載しています。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18709523
幼い頃から人ならず者たちの世界が見えていた葵は祖母の遺品整理の為、幼い頃、神隠しにあったお山に行くことにな
る。祖母の家に向かう途中、衰弱した雀を拾い、チュン太と名づけたが自分以外には見えないことから、それが異形の存在だと葵には分かった。
元気を取り戻したチュン太を夕焼け空へと戻した日。恩返しをしたいと言われた葵は、彼の仲間に連れて行かれ、異界へと招かれる。チュン太の恩返しを受け、民話のようにお土産として大小どちらかの葛籠を葵は選ばなくてはいけなくなったがこれ以上、彼らと縁を結ばないよう、あえて大きい葛籠を選ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 08:54:30
7926文字
会話率:49%
「きみを愛することはできない」と初夜に夫から言われ、放置された花嫁コーデリア。
家族からも虐げられる伯爵令嬢コーデリアは、せめて邪魔にならないようにしようと悲壮な決意をかためる。
ところが、そこに前世の記憶が蘇り、自分がかつて魔術師養成所
の教師リアだったことを思い出す。
しかも、当時愛の告白をしてきた教え子が、今の冷たい夫だった。
夫が心を捧げ、今も忘れられない相手とは、前世の自分だったのだ。
だが、当時の告白も罰ゲームだと思い、本気で想われていたなど考えもしなかったコーデリアは、そのことに気付かない。
お飾りの妻としての役割を果たす代わりに、三食昼寝付きの契約結婚で合意。
互いに勘違いしたままの二人の結婚生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 13:41:54
105051文字
会話率:35%
ミレーヌの婚約者である伯爵令息は、ことあるごとに「婚約破棄するぞ」と脅して抑え付けてくる。
格下の家柄で、家が支援を受けている身では、言い返すこともままならない。
本当に興味のあったことを学ぶことも許されず、ミレーヌは言いなりのまま生きる。
婚約者が堂々と浮気をしても、もはや心は動かない。
ところがあるとき、ミレーヌは自分を認め、尊重してくれる相手と出会う。
そして何度目かわからない婚約破棄宣言を、ミレーヌはとうとう受け入れることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 07:18:04
11219文字
会話率:31%
トラゴス大国の第二王女であるオレリアは、八歳でハバリー国に嫁いだ。彼女の夫となったのは、闘神とも呼ばれるアーネスト・クワイン。二十歳も年上の彼は、幼いながらも嫁いできたオレリアを気遣う。
しかし、結婚式を挙げた次の日、彼はオレリアを首都にお
いて、国境の街ガイロへと向かった。
それから十二年間、アーネストはオレリアに手紙も送らず放置する。
オレリアが二十歳になったとき、アーネストから初めての手紙が届くが、そこに書かれていた言葉は「離縁してください」であった。
もちろん、その言葉に素直に従うオレリアではない。彼がなぜこのような手紙を送りつけてきたのか、彼の本心を確認するため、オレリアはガイロの街へと乗り込んだ。
※他サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 19:10:00
104033文字
会話率:40%
急遽辺境伯に嫁ぐことになったエヴェリーナは、首都で花婿が不在のまま結婚式を挙げるとそのまま辺境伯領に向かった。
だが、なんと結婚相手の旦那さまは一週間前に亡くなってしまったようで、館では葬儀が行われていて――。
――あの、もしか
してその棺の上にぷかぷか浮かんでいるのって、旦那さまですか?
幽霊になった旦那さまを成仏させるべく、旦那さまの心残りを晴らすために手伝うことになったエヴェリーナ。
遅かった出会いと早すぎる別れの物話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 23:00:00
13276文字
会話率:45%
血まみれウェディングドレスで自らの婚礼に現れ、復讐を始めるつもりのお姫さまと、キスしておいて協力者にはなってくれない、冷たくて美しい夫のお話
※ハッピーエンドの恋愛ファンタジーで、強い女の子が欲しいものを手にして幸せになります。
最終更新:2024-05-25 00:16:03
133655文字
会話率:48%
目が覚めると、一切の記憶がありませんでした。
どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、今は追放されて封じられているそうです。ですが、そんなことはどうでもよく……。
「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」
記憶を
失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、残虐なことをして来た様子。
天才魔術師である夫のオズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。
「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか?」
「ふん。本当に出来るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。――分かったから離れろ、抱きつくな!!」
聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚である愛しの旦那さまには嫌われていますが……。
(悪妻上等。――記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう)
自分の悪行の償いとして、少しでも旦那さまのお役に立ちたいと思います。
……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 10:59:38
302118文字
会話率:47%
「――うるさい。俺だって、好きでお前にこんなにも惚れている訳じゃない……」
「か、可哀想なエドガルドさま……」
◆◆◆
悪女の汚名を着せられて、神殿を追放された聖女メアリ。けれど、命懸けで働いても給金すら貰えない日々から解放された
当のメアリは大喜びだ。
「これからは、悪女として生きてみせましょう」
メアリは売り飛ばされた先から逃げるため、魅了魔法を使って逃げ出そうとする。しかしメアリを買った相手こそは、強国の冷酷な第一王子エドガルドだった。
エドガルドは『他者の魔法が一切効かない』という体質で、その特異性と残酷さから、呪われた王太子として恐れられている。彼は、「俺の妃となり、悪女として振る舞え」と持ち掛けてきた。
確実に何か裏がある、怪しい取引だが……
「――それは、私を悪女として雇ってくださるということでしょうか!?」
「……は?」
嬉々としたメアリの反応に、困惑を見せるエドガルド。
そんなふたりの視線が重なった瞬間、魅了魔法が発動してしまった。
一瞬慌てつつも、エドガルドには魔法が効かないことを思い出してほっとしていると……?
「いま、俺に何をした?」
「まさか、魅力魔法が効いちゃってますか!?」
呪われた王太子のはずが、何故かエドガルドはメアリに恋をさせられたようで!?
「お前が恋しい。……正真正銘の、この悪女め……」
(た、大変なことになっちゃった……)
◆◆◆
不本意そうなエドガルドは、渋々な割にはとんでもない溺愛をメアリに注いでくる。
メアリはそれを可哀想に思いつつ、せめて立派に悪役令嬢ならぬ悪女を勤めようと頑張ることに。
なのに、元筆頭聖女の力による精一杯の悪事は、うっかり民を幸せにしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:52:17
135167文字
会話率:54%