ゆったりとしたカーブを描くレールを走る単線は駅へと速度を落とす。
白樺並木の合間にチラリとのぞく大きなランプがたたえる月のような灯。
届かなかった思いを抱えてさまよい、たどり着いたのは……。
日常に起こる様々な出来事の中、一人、考える時間
をくれる、町の小さな喫茶店。
ほんの少しの不思議と奇跡、人の思いが交差する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 00:00:00
117841文字
会話率:34%
鎌倉駅付近のとある名曲喫茶店(架空)での日常を描く作品。
ルックスよしの店長は、喫茶店営業そっちのけで音楽のことばかり。一度音楽のことになるとスイッチが入るいわゆる変人。
とある理由でアルバイトになった主人公は、そんな店長に振り回さ
れつつも、接客をする日常が続いていく。
お疲れの方、いらっしゃいませ。
・短編連作なので、通勤通学の間や休憩時間のお供にどうぞ。
・多くはクラシック音楽が題材ですが、お気楽に流し読める程度です。
・週一更新を目処にしております。
・加筆修正を行った話については、(Re)を付けております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 06:30:00
110755文字
会話率:36%
梅雨入りがすぐそこに迫った六月、水際小夜子(みぎわさよこ)は大学での講義を終えて、六義園(りくぎえん)の下見もかねて、駒込駅方面へ歩いて行く。
大手素材メーカーの数少ない女性研究者としてのキャリアを積んできて彼女は、50を過ぎた今年度から、
大学で非常勤講師として講義を担当することになった。テーマは「女性のリーダーシップと企業文化」。子どものいない彼女は、大学で若者に接することで知的好奇心や母性本能をくすぐられていた。
駒込の駅前に、いかにも昭和という喫茶店があり、ディスプレイのチョコレートパフェとプリンアラモードに小夜子は心を奪われ中に入る。
店の中で、講義に出ていた学生に声をかけられた。彼は坂井と名乗った。彼女の授業の出席者は女子ばかりで、男子は数えるほどしかいない。男ばかりのなかでマイノリティの女子として学生時代を過ごしてきた小夜子は、坂井に良い印象を持っていた。
「先生に訊きたいことがある?」と言われて、小夜子は坂井と同じテーブルに座る。
坂井は穏やかな表情と穏やかな口調のまま、嫌な質問をしてくる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 21:36:23
8774文字
会話率:44%
名探偵 羽黒祐介と天正院大学の胡麻博士は、横浜の中華街にやってきていた。青島飯店の主人の浮気調査の結果を伝えに来たのだ。ところがその夜、山下公園付近の茂みから女性の遺体が見つかる。元交際相手の男が最有力容疑者なのだが、彼は事件当日、横浜駅近
くの喫茶店にいたという完璧なアリバイを有していた。羽黒祐介は、横浜を舞台に、彼のアリバイを崩すことができるのか……?名探偵羽黒祐介シリーズの八話完結の短編本格ミステリー。アリバイ崩しもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 18:40:30
23449文字
会話率:51%
いつもの喫茶店。いつものメンバー。
いつものコーヒーを飲みながら。
ボードゲームでも楽しむのだと、そう思っていた。
『エンド・コンテンツ』
常連の持ってきた一つのゲームが、運命を変える。
それは友に送る物語。
最終更新:2023-02-01 12:35:45
28615文字
会話率:42%
そこは私が小さいころからあった喫茶店で、年配の方しか来ないような古い古い喫茶店。よくある街の風景の1ピース。駅からの帰り、その喫茶店の入口横に貼ってあった紙に「バイト募集」の文字を見つけた。普段は目もくれずに通り過ぎるだけだが、その日はその
文字が目に入った。生活が何か変わるかもしれないと思えた。家では両親がずっと言い争いをしているので家に居たくない、逃げたいという理由もあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 23:43:30
2369文字
会話率:32%
幼い時に両親に内緒で桜を探していた。
自分の名前にもある桜の花が好きで、共働きでいる両親に少しでも安らいで欲しいからと普段とは違う道へと探検した桜花(おうか)。
しかし、時間が経つにつれて道が分からなくなり戸惑う彼女に起きた不思議な
出来事。
その日から彼女の周りが変わりつつある。何故だか彼女にしか見えない子ぎつねと小鬼が、当然のごとく家に居候。
危害を加えるでもなく、ただ桜花の後を付いていく可愛い存在。高校の卒業式の帰り、駅前の喫茶店に友達と寄ると記憶にあるお兄さんとそっくりな人がいて自分は妖だと告げられる。
※香月よう子様、主宰「春にはじまる恋物語」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 23:54:38
10529文字
会話率:40%
白石さんはバイトを始めたようです。場所は昔ながらの喫茶店。今日は同じ大学の先輩と同じシフトの日でした。短編、「K大前駅2番ホーム」の続編です。
最終更新:2022-02-28 02:07:08
2519文字
会話率:58%
人口最小県鳥取の地方都市、星鳥市在住の、天才的な頭脳を持つ無気力な少年、久世透。
その日もいつものようになじみの喫茶店でコーヒーを飲んでいたが、突如として日常が終わりを告げ、街にはかつて人であった者が変異したゾンビがうごめくようになった
。
透は幼馴染の柴咲一花(通称ピーコ)を理不尽な世界から護ることを決意したのだが、二人はひょんなことからキャシーと名乗る少女に動画撮影に誘われ終末だらずチャンネルの製作スタッフとなる。
彼らは終末の世界で絶望する人をたった一人でも笑顔にするために動画を配信し、仲間たちもそれぞれの想いを胸にこの終末の世界で生きていくのだった。
トオル「チャンネルの紹介文はこんな感じか?」
キャシー「なんかカタイっすねぇ」
ピーコ「そう? 私はいいと思うけど」
マルクス「ならここは我が。混沌に包まれし終末の世界、彼らは絶望に抗う。その先に待つどのような過酷も、」
トオル「長くなるならやめてくれ、しかもそんなんじゃねぇだろ」
ゴン「盛り上げるために、一発芸とかしたら?」
トオル「そうか、それはいい案だ、なら発案者のお前がやれ」
ゴン「え、あたしが?」
トオル「お前に再生数がかかってるんだ、しっかりやれよ」
銀二「ふふ、期待してるよ。驚天動地の一発芸を頼むね」
ゴン「うお、すごい圧だね……よーし、わかった、これにしよう! ハロー! ボク○○○○! よろしくね! ハハッ!」
トオル「若手女優みたいな60点くらいのクソみたいなクオリティだし文章じゃわかんねぇし違う意味で世界が滅ぶからマジでやめろ!」
ゴン「じゃあ……星鳥駅の地下のエスカレーターに乗ろうとして上手くいかないオバチャンの真似!」
ピーコ「すごい! こんな感じだよ!」
トオル「滅茶苦茶遅くて乗りにくいからな! やっぱり文章じゃわかんねぇし地元民にしか伝わらないネタだけどな!」
ナビ子「ただ今は千葉のエスカレーターが遅くて有名デスけどね」
マルクス「何!? おのれ千葉め! 梨のみならず自虐ネタまで奪うとは血も涙もないのか! 今こそ反逆の時だ!」
クー「ダメだよ首都圏に逆らっちゃ! 山陰が束になっても栃木にすら人口で勝てないんだよ!」
ともちゃん「ま、こんな感じで基本ボケてるからなー?」
キャシー「あはは、それじゃあ終末だらずチャンネル、スタートっす!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 22:23:04
2825576文字
会話率:52%
都会から少し離れた住宅地の駅前。
地元の人からは『魔女の居る店』と噂される『喫茶ドロシー』には、カレンという快活で美しい女店主がいる。客はみな彼女のもとへ悩みを抱えてやってくる。
カレンはそんな日常のちょっとした悩みを聞いて、時には少し魔法
を使って助けてあげる。
「その代わり、あなたから若さをいただきますね」
カレンが店に立ち続ける理由が少しずつ明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 15:53:37
48140文字
会話率:63%
霧雨が降る駅前の小さな喫茶店。金曜日の閉店間際にやってくる彼女にひそかに思いを寄せる、
男の話。
最終更新:2021-10-28 21:00:00
2294文字
会話率:42%
重複ではない「 59作品目( 67投稿作品 ) 」です。
◎ 「 夏のホラー 2021 」へ投稿する為に考えました。
◎ 13作品目です。
〔 あらすじ的な 〕
今回の「 かくれんぼ 」の舞台となるのは、遠出するには不可欠な公共施設
の「 駅の中 」です。
広い駅の中で、どんな「 かくれんぼ 」が繰り広げられるのでしょうね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 15:53:31
18635文字
会話率:42%
駅前にある喫茶店『Cafe Lethe(カフェ・レテ)』。そこに相川は井上という女に呼び出される。
「そのウーロン茶が飲み終わるまで面白い話を聞かせてあげます。私、いまとっておきのネタがあるんですよ。どうですか聞きたいですか?」
そういって
彼女は静かに語りだす。
飲み終わるまでの、ほんの少し、奇妙なふたりのおしゃべりの時間。
※台本形式です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 23:42:30
7532文字
会話率:0%
5月のとある平日の午後、僕はふと降りた駅で喫茶店に入った。そこで口にしたチーズケーキが、彼女が残して行った言葉を、鮮やかに描き始める。
最終更新:2021-05-02 14:57:58
2751文字
会話率:22%
哲学科の女子は、何を話し、何を読み、どこで何を飲み食いし、何で笑うのだろう? ぼくは、テーブルの上の茶色いコーヒーを見つめながら考えた。 沈黙の中眺めるコーヒーは、えらく寂しげで尻の座りが悪そうだった。 そうしているうちに、背中に汗がじっと
りとにじみ出てきた。 駅前の喫茶店で夕立の音を聞きながら、こうして恋心を寄せる異性を目の前にしているのだから無理もない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 18:03:59
3289文字
会話率:6%
雪乃は大学を卒業するとアメリカへ行き結婚娘二人の母親。仕事で訪れた仙台で偶然に大学時代に付き合ったことのある洵に似たような人に「杜の都」という仙台駅の喫茶店で見かける。25年前の青春が昨日のことのように、思い出の街の思い出の場所を訪ねてみよ
うと物語が始まる。25年という月日が織り成した出来事が今洵の息子たちと雪乃の娘たちの人生をも変えようとしている。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 09:06:11
83970文字
会話率:66%
駅ナカの喫茶店で見つけた「彼」は僕の知っている姿ではなかった。その姿を見てから、僕は「彼」に恋をしてしまった。友人へ恋をしてしまった主人公が想いに悩むさまを描いた恋愛小説です。
最終更新:2020-04-20 10:03:53
2040文字
会話率:0%
オムニバス短編集です。
男が乗ろうとしたその列車は、きさらぎ駅という聞いたこともない場所へ向かうという。
ふらふらと足を伸ばそうとした矢先、彼をまるで引き止めるかのように、金の瞳を携えた黒猫は見たこともない喫茶店へと連れ出してしまう。
年
配の男性が一人構えるそこは、どこか懐しい、コーヒーとデニッシュの美味しい店だった。
(「夜明け前」より)
※7月1日、日刊ランキング入りありがとうございました!
※不定期更新です。
※各話三千文字前後でまとめています。それより長くなる場合は分割して投稿します。
※「緑色の目の怪物」に多少痛々しい表現があります。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 22:37:46
56565文字
会話率:38%
駅前にあるカレーの匂いを漂わせた喫茶店。そこは心の底からインドを楽しみたい願望の人が通うインド喫茶だ!!
※この小説は、伊賀海栗さん主催の「インド人とウニ企画」参加作品だった!
最終更新:2019-07-15 07:19:58
2446文字
会話率:42%
未玖(みく)は都市伝説の未来を見るカエルに興味があった。何か特別に見てもらいたい未来があるわけではなかったけれど、少し気になっている事があった。今すぐでなくても良いと言いつつ、つい検索をしてしまう。
ある日、沢山あるカエルの居場所情報の中に
懐かしい駅名を見つけて未玖の心が弾む。
明日、明日行ってみよう。明日カエルに会える!
未玖の弾む心をさらに走らせたのは、最近気になり始めた風早琉斗からのラインだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 18:25:39
63628文字
会話率:50%