解錠に合言葉が必要な「噤みの錠」──。
田舎娘弟子&残念イケメン師匠が、その数々へ挑む!
叔母の病死により、天涯孤独となった田舎娘・エルーゼ。遺言に従い、残念イケメンの解錠師・シアラを訪ねる。「噤(つぐ)み」と呼ばれる、解錠に合言葉を要す
る特殊な錠。その合言葉を、施錠者の情報や想いから導き出すのが解錠師。自分の天職だと思い込んだエルーゼは、シアラに無理やり弟子入り。シアラとともに、数々の噤みの錠に挑む──!
※「合言葉」がテーマの作品につき、本作における言語は「日本語に完璧に翻訳されたもの」です。
※本作は「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 10:30:00
105315文字
会話率:47%
二枚の引き戸によって構成され、真ん中と片側に鍵のある玄関扉。その二つある鍵を二人でタイミングを合わせ同時に施錠する。我が家の変な習慣だ。そして、今日もその習慣を行っていた。
最終更新:2024-04-15 20:00:00
995文字
会話率:24%
エクストラスキル【解錠&施錠】を所有している冒険者アキトは仲間のスキルツリーを解錠することでA級パーティー「黄金の牙』に貢献してきた。しかし、仲間たちは戦闘力の低いアキトをお荷物扱いし追放され、迷宮主の部屋に放り込まれてしまう。非道
な裏切りに対し、アキトはメンバーたちへ振り分けていた力を回収。リソースはすべてアキトの元へと戻り、取り戻したリソースを使って自身のスキルツリーを解錠していく。
ーー【詠唱破棄】を解錠し、獲得しました。
ーー【雷閃斬】を解錠し、獲得しました。
ーー【マジックオーラ】を解除し、獲得しました。MPが20%上昇します。
アキトは数々のスキルを獲得し、さらには相手のスキルを【施錠】できるとんでもない冒険者へと変貌する。
「【能力施錠】」
「な、なに!? 俺のスキルが発動しねえ!! どうなってるんだ!?」
一方、アキトを追放したことに数々のスキルを失った『金色の牙』たちは大幅に力を失ってパーティー崩壊への道を辿ってしまう。
これは追放された解錠師による成り上がり冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 12:00:00
100248文字
会話率:40%
魔王様が死んだ。その信じられない情報は瞬く間に魔王城全体へと広がった。
第一発見者はメイドを務めるロボット娘だった。
彼女は、ドアベルを鳴らしても出てこない魔王様を心配し、施錠された扉をマスターキーで開錠して中に入ったところ、魔王様の
死体を発見したという。
一方、その発見時刻頃、コボルトはリザードマンとともに城門を見張っていた。
その上空ではドラゴンが飛び回って遠方からの襲来者を警戒しており、監視体制は完璧だった。
そんな折、騒ぎを知ったふたりは代わりの見張りをデュラハンとミノタウロスに任せると、寝室に駆け付けた。
そして、そこにはベッドに仰向けに横たわる魔王様の死体があった。
胸には心臓を一突きしたような刺し傷があったが、凶器はどこにも見つからなかった。
そのうえ、寝室の鍵は魔王様が身につけていた装束の胸元にしまわれていた。つまり現場は密室だったということだ。
勇者の仕業かとも考えたが、見張りに不手際はなかったはずだ。
そうなると、犯人はこの魔王城にいた、魔王様の配下のモンスターの誰かということになる……。
一体誰が魔王様を殺したのか?
モンスターとしての特性や魔法などを活かした犯行か?
コボルト、リザードマン、ロボット娘のアリバイは完璧なのか?
スライムが部屋の隙間から侵入した可能性は?
ゴブリンが鍵を複製した可能性は?
ゴーレムが破壊した壁を自分の身体で修復した可能性は?
ウィッチが魔法で犯行を行った可能性は?
ドラゴンが自身の牙を凶器にした可能性は?
ハーピーが犯行後、窓から脱出した可能性は?
デュラハンが頭だけを部屋に放り込んだ可能性は?
ミノタウロスが怪力で扉をこじ開けた可能性は?
メドゥーサが石化させた液体で刺殺した可能性は?
セイレーンが呪いの歌で魔王様を自害させた可能性は?
あるいは、それとも見落とされた別の可能性があるのか……?
謎と幻想が交錯し、事件の捜査は混迷を深めていく。
コボルトは探偵役を買って出て、リザードマンとともにこの難解な事件の謎を解き明かそうとするが……?
※本作はエブリスタ(https://estar.jp/novels/26089566)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 21:36:23
27146文字
会話率:38%
竹宮カズトは幼馴染である有馬レンに片想いをしていた。お人好しなレンは人の頼み事を断れず、今日もカズトのもとに依頼を持ち込んでくる。
今回の依頼は文芸部で起きた密室内からの手帳消失事件。厳重に施錠管理された部室から、犯人はどうやって手帳を盗
んだのか。
真実の奥にある悲痛な叫びを聞いて、カズトは大事な決断をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 21:17:00
11585文字
会話率:45%
盗賊ドゥは勇者パーティの汚れ役だった。彼は国王からの密命により、非合法な手段で旅を陰から支えていた。
だが仲間たちがドゥの汚れ仕事に理解を示すことはなかった。ドゥは糾弾され、女勇者の弁護も虚しくパーティを追放されることになってしまう。
あ
まつさえ、国から支払われたはずの報酬は既に没収され、懸賞金まで懸けられていた。
盗賊ドゥは己を陥れた者たちへの報復を始めた。盗まれたら盗み返す。それが盗賊の流儀で、盗賊は富める者の天敵だった。
一方、盗賊ドゥの離脱は勇者パーティを早々に破綻させていた。ダンジョンの罠という罠が彼らに襲いかかり、施錠された宝箱は開封を拒む。裏から全てのお膳立てをしていた存在を失い、パーティはツキに見放されていった。
「だから言ったじゃないか!」
女勇者はドゥとの和解を提案するが、仲間たちはただ破滅に向かって突き進むばかりだった……。
※1日2話更新。1話平均2500字。戦うのではなく、盗むことでスマートに目的を達成します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 00:08:36
468557文字
会話率:56%
「死にたい」
そう呟いた少女。
騒がしい教室の中、机に額をつけた孤独な少女のことを気に留める者はいなかった。
彼女が息絶えていることに気づいたのは放課後になっての事である。
発見者は施錠のため教室の見回りをしていた教員、長谷部。
少女に近づ
き、声をかけたが微動だにしない。
寝ているのかと肩を揺さぶるも動かない。
少女に具合が悪いのか訊ねたのだが返答なく、よくよく顔を覗き込めば見開いた目は空虚で
その半開きの口に手をかざしても、そこに息吹はなかった。
死んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 11:00:00
3038文字
会話率:36%
大都市近郊のある住宅
地獄への入口
最終更新:2022-05-16 03:06:03
396文字
会話率:0%
名古屋に本社を構える大手興業の山鍋興業の秘密会議室。
その会社の社長である山鍋清彦はある大きな悩みを抱えていた。
そしてその悩みの解決策として、犯罪コーディネーター兼プランナーのレントに前金一億円、成功報酬三億円で契約を結ぶ事にした。
一方、東京の私立秀明館高校には親の転勤の都合に御神蓮司が転校し、直ぐに同級生の大谷亜理紗と秋山妙子、半藤貴新と昵懇した。
御神が転校して来て三週間が経ち、御神の名古屋の友人の山鍋清彦の娘、山鍋佳純と山鍋興業の社員の笹野誠が婚約する事になった。
笹野誠の兄で東京に本社を構える大手興業の山光興業の部長の笹野透が主催者の、山光興業が名古屋の金山に開業するスカイタワーというホテルのオープンパーティーに御神が招待される事になった。
その同行者達として同級生の秋山妙子、大谷亜理紗、半藤貴新、同じく同級生の三堂賢悟、宮内守もそれに参加する為、名古屋に行く事になった。
御神一行は道中、佳純と出会い、目的地まで着き、その見上げた先には山光興業と大手商社積王商事が共同出資した山光興業のスカイタワーと積王商事のグランドタワーから成る高さ百五十メートルを超える二つのホテル、名称ツインホテルがあった。
ホテル内から両ホテルを行き来出来るのは、三十階にある二つのホテルを結ぶ渡り廊下しか存在しない。
二つのホテルのオープンパーティーは、同日の同時刻で開始されるとの事だった。
御神一行はオープンパーティー会場に向かうが、その途中突然後ろの方を歩いていた半籐が渡り廊下の扉が二枚共開いている事に気付き、グランドタワーへ興味を持ち、行きたいと言い出し、亜理紗と三堂がそれに付き合わされ実際に行く事になった。
しかし、スカイタワーへ戻ろうとしたが、その時には透が既に施錠した後で、三十階から戻れなくなってしまい、外は豪雨の事でそのままグランドタワーのオープンパーティーに参加する事になった。
しかし、その最中、唐突に両ホテルでハイジャック事件が発生した。両ホテルのハイジャック犯達の目的は共通で不明で、それを訊いたら者は直ちに打ち殺すとの事。
両ホテルの人質達は二手に分かれて貰い、その人質のランクをクジ引きで決める前代未聞の事が起こった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 10:57:29
171544文字
会話率:47%
リサイタルの後に、テノール歌手が殺された。背中には包丁。控室は施錠され密室。偶然居合わせた白須賀は、無表情のまま謎に挑む。
ミステリ風です。ライトな密室です。推理ものを目指しました。目指したことに意義がある。
「なろうラジオ大賞3」参加
作品です。さらっと気にせず楽しんでいただけたら、幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 06:00:00
970文字
会話率:57%
玄関も窓も施錠された自宅の一室で、都内の商社に勤務する長谷川健一の遺体が発見された。
ベテラン刑事と若手刑事は絡まる糸を解きほぐし、ついに真相へと到達する。
犯人は誰か。
どうやって密室から逃げおおせたのか。
関係者を事件現場に集め、
ベテ
ラン刑事が語る悲しい真実とは?
定年間際の老刑事の推理が今、冴えわたる――!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 00:02:16
3287文字
会話率:54%
都内の商社に勤務する一人の男が自宅で殺された。
遺体発見時、窓はすべて施錠され、玄関にも鍵が掛かっていた。
犯人はどうやってこの密室から消えたのか。
定年間近のベテラン刑事と若手刑事のコンビが、この難事件に挑む!
最終更新:2021-12-05 23:52:41
994文字
会話率:60%
「いらっしゃい、ませー」アルバイト店員の気のない返事が出迎える。
とくに欲しいものはないので、店内をふらつく。
俺が欲しいものは外にある。
雑誌を立ち読みしながら外の駐車場をちらりと見る。
こじんまりしたコンビニに似つかわしくない超高級車、
この車は一週間ずっと止まっている。
しかも、施錠なし&キーがつけっぱなしの無防備っぷり、
どうぞ盗んでくださいの配置、怪しすぎて気になってしょうがない。
コンビニを通るたびに車へ目に行く
そのたびに今日こそは盗んでやると思いながら通り過ぎてきた。
だが、今日の俺は違う、やってやる。店員が補充のためにレジから離れる。
この隙を逃さず、俺は車へ走り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 21:42:14
956文字
会話率:0%
桜満開の4月から達成感を得るために店の商品を定期的に盗み取る海原女子高等学校1年A組所属旭川遥はある日にかつてないほどの危機に迫られていた。
窓は見当たらず、簡素なロッカーとテーブルが置かれた女子更衣室。
施錠され逃げ場を断たれた上に
迫る美人店員春野陽子から与えられた選択肢は警察、家族、学校、友達とどれも人生終了まっしぐら。
答えられずあれやこれやと弄ぶ陽子の魔の手。なすすべもなく堕ちていく遥に与えられた追加の選択肢は可愛いお人形ちゃんになること!?
陽子の手のひらの上で踊らされながらも遥はお人形ちゃんとして生きていく。
年齢差10歳。年上の美女である陽子に今日も明日も明後日もドキドキさせられっぱなし!?
いつまで続くんですかぁ、これ? 答えは簡単……買い主である陽子が満足するまでです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 12:01:34
283092文字
会話率:51%
「才能無し、クズが」
剣術の名門である貴族ガリュースト家で生まれたジリオンは、「神々の祝福」の儀によって剣士としての才能が無いという烙印を押された。
そこから始まった地獄の日々。才能溢れる双子の兄にいじめられ、実の父には失望される毎日
。
ある日、7歳のジリオンはついに没落寸前のベルムート家へと養子に出されてしまう。
しかしベルムート家の女当主であるマリステラはジリオンに【鍵師】としての才能を見出し、15歳となった彼は世界最高の鍵師へと成長していた。
そんな中、彼の元に1つの鍵のかかった箱が舞い込んでくる。
それは【神のスキル】が宿った神器が封印された箱であり、その箱を解錠したジリオンは自身の才能に鍵がかけられていた事を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 23:03:31
21087文字
会話率:40%
裏で受けた依頼をなんでもやってくれる裏社会の『なんでも屋』をやっている男『信条悪主』が一週間で色々な人に優しくなる話です。
ゆっくり投稿していきます。
初投稿なので文章がおかしい所もあるかもしれないです。
最終更新:2021-08-20 18:36:49
1355文字
会話率:85%
「おまえはクビだ」
ある日、ジョウ・ローレットは鍵開けしか役に立たない無能だとしてスライドの勇者パーティを追い出される。
しかし、ジョウは施錠解除《アンロック》と施錠《ロック》の力を駆使し、王都でローブを着て男のフリをしていた金髪の美少
女アリシアや迷宮で出会った謎の少女キィらと新たに冒険を始める。そして戦いの中でジョウの能力は遠隔施錠《リモートロック》や複数遠隔施錠《マルチリモートロック》、無機物だけでなく生物に対しても力を発揮できる鍵の勇者として覚醒していく。
一方、スライドの勇者パーティはジョウがいなくなったことで少しずつ没落していくのだった。
勇者パーティが鍵が開かないと言っても、もう知りません!
※3月8日改題折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 20:54:05
106540文字
会話率:43%
施錠された教室内、ガラスの筺に閉じ込められた人形が涙を流した。
この奇妙な事件に遭遇した僕は、これまた奇妙な喫茶店で一人の人形に出会う。
謎を解く人形に。美しくも、毒舌で、理知的ながらも性悪な、そんな人形に。
最終更新:2021-04-24 22:41:50
79204文字
会話率:36%
「こちらベータ、もうちょっとで着きそうだよ。ていうか、なんで非常階段からなの? 中から上がれればいいのに~」
『仕方ないじゃないですか。逆に、そこだけ開けたままにしてもらうのも大変だったみたいですよ?』
「だって、6階まであるんだよ!?
しかも、雨で動きにくいし」
レインコートを羽織った少女が、不満げに口を尖らせる。
コートの裾を気にしながら、外階段を面倒くさそうに上がっていく。
『まあまあ、咲弥さんの気持ちも分かりますけどー。あくまで、一時的な避難であるとはいえ、何の施錠もせずにはいかないでしょうし』
「そうなんだけど~」
むすっとしたまま、咲弥(ベータ)は階段を上る。
そんな彼女をなだめるように、通信相手は続けた。
『お店側もバタバタしてたでしょうに、屋上だけは開けたままにしてくれた訳ですから』
「それもそっか~。分かったよ、お姉ちゃんは黙って上ることにします」
若干、投げやりな感じの咲弥が、インカムに応答を返す。
「そういえば、あーちゃんの方は? どれくらいで着くの」
『私ですか? たぶん、3分もかからないと思いますけどー』
「じゃあ、お姉ちゃんも急がないとだね!」
『お願いしまーす』
一旦、通信を終えた咲弥が、勢いよく階段を駆け上がり出す。
強まり出した雨脚と共に、どす黒い雲が彼女の背を追い始める。
それはまるで、咲弥たちに迫りくる不安定な未来を暗示しているかのようだった。
彼女が向かうは、世界を蝕む空間の歪み。
終焉が寄り添う世界で、日常を守る女の子たちのほのぼのライフ。始まります!
◇
なろうにて最新話を、pixivでは編集版を掲載!
https://www.pixiv.net/novel/series/1518561
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 20:00:07
48199文字
会話率:42%
冬の気配が濃くなってきた高校の放課後、『俺』は文化祭実行委員の活動でクラスの女子と居残りをしていた。
下校時刻が迫る頃にようやく作業が終わって帰り支度をしていると、仲が良さそうな男女一組の生徒たちが話している姿を、施錠した窓越しに目撃
する。
「『幼馴染み』って、結局どんな関係なんだろうな……?」
ふと思い浮かぶのは、とある夏の日にあった出来事から意識するようになった『幼馴染み』のこと。
……単なる腐れ縁のはずだったのに、どうしてこんなに悩まされなきゃいけないんだ?
心にもやもやを抱えたまま、冷たい風にさらされた体をカイロで温めながら帰ろうとしたとき……『俺』は気づいたんだ。
今も目にしている楽しそうな二人の片割れが、「先に帰る」と言ったはずの、『俺』の『幼馴染み』だったことを――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 18:00:00
12307文字
会話率:33%
考えるだけ無駄だなんて思いつつも、何処か非日常を期待してしまう事は良くある事だ。
もし非日常に陥った時、何を思うのか。
ある日、主人公達の通う学校に、不審者が侵入した。
生徒たちにしか分からない特別な合言葉が学校全体に響き渡った。
主人
公達のクラスは、直ぐに教室のドアを閉め、施錠した。
教室のドアを施錠しただけ。そう、ただそれだけの事で生と死を分けた。
怪しげなアプリからスキルを取得したり、現実では考えられない事が起こる中、何処か現実離れした世界を生き抜いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 13:18:52
23316文字
会話率:35%