〝閉ざされた霧が晴れるとき、世界は生まれ変わる〟
水平線が霧で覆われたツクヨミ大陸。
心の欠けたボクこと梵遊兎都(そよぎ ゆうと)は幼馴染で恋人(仮)白樺凛彗(しらかば りんぜ)さんとしゃべる黒猫ネウと共に『便利屋ラビットホール』を営んで
いる。
『情報屋』ハニーBの協力もあって、たまに波乱もありつつ、それなりに楽しく生活していた。
ある日、知り合いの『掃除屋』羽詰峰理(はづめ みねり)さんから『行方知れずの依頼人を捜してほしい』と依頼を受け、ボクらはそのひとの家に向かった。
そこで出会ったのは王子を名乗る不思議な少年と彼に従う騎士のようなふたり。いつも通り終わるかと思った依頼だったが、事態はボクらの思いもよらぬところへと発展する。
『霧に覆われた水平線』『異能』『神』『楽園』『魔性』『絡新婦(じょろうぐも)の血族』――そして。
これは不幸と幸福が混ざりあった、狂気と正気のせめぎ合う不条理の世界で、非力な兎が女王になるまでの物語である。
※主人公総愛され気味ですが、カップリングは固定です。リバはありません。主人公に対する攻めが最終的に三人になりますが、攻め同士のカップリングはありません。
※性別問わず恋愛関係または近しい関係になる描写が多分にあります。
※BL主軸としたヒューマンドラマなファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 23:28:11
160233文字
会話率:45%
「私には他に愛する者がいる。君を抱くことはできない。悪いが、この結婚は白い結婚をさせてもらう」
初夜のベッドで、子爵令嬢リーシェンスは、新婦である伯爵子息ソルイードから無情な言葉を告げられた。
しかしリーシェンスは驚きも悲しみも見せなかっ
た。
既に全ての準備を終えていたのだ。
周到に、執拗に、徹底的に。
白い結婚を台無しとする、準備を。
はたしてこの白い結婚はどうなってしまうのか?
リーシェンスの胸に秘めた真の目的とは?
※女性が乱暴される場面があります。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 06:40:00
12256文字
会話率:16%
「君とは白い結婚の契約を結ばせてもらう。夜を共に過ごすことはできない」
「いまさら白い結婚が成立するとでもお思いですか?」
子爵令嬢レシェラーサは問い返さずにはいられなかった。
彼女は呪いによって強制的にサキュバスの能力を与えられていた。
婚約者である伯爵子息ストレナストとは、既に数えきれないほど肌を重ねた深い仲なのである。
白い結婚と言う言葉とは、あまりにも縁遠い新郎新婦なのだった。
しかしストレナストは譲らない。
彼には白い結婚をしなければならない理由があったのだ。
果たしてレシェラーサはどうなってしまうのか?
二人の白い結婚はどんな結末へと行きつくのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 06:00:00
18300文字
会話率:27%
その化蜘蛛は飲み、咀嚼し、喰らう。
最終更新:2024-12-06 07:31:15
352文字
会話率:0%
「お前との婚姻は形だけのもの。当然、白い結婚として3年後に離縁だ。いいな」
子爵家から侯爵家の当主である宰相府次席補佐官に嫁いだその夜、新婦は新郎から冷酷にそう宣言されてしまった。
彼は襲爵する条件として、父の持ってきた縁談を受け入れただ
けであり、自分で見初めたわけでもない彼女を愛するつもりなどなかったのだ。
そればかりか多忙を理由に3年間の白い結婚を強制し、3年後の離婚に同意するよう彼は迫った。離縁されても実家に戻れない新妻は、今すぐ追い出されるか3年後に追い出されるかの選択を迫られて、震る手で婚姻誓紙に署名するより他になかった。
絶望に悲嘆する妻はバルコニーへ出た。実家の命令によりどうしても侯爵家の世継ぎを産まねばならないというのに、夫は邸には戻らないと宣言して出て行った。夫婦関係の構築は絶望的で、3年後には確実に追い出されてしまう。
いっそのこと、このバルコニーの下に見える庭園の池に身を投げてしまおうか。そう思って覗いた水面に、窓明かりがふたつ、落ちていた。
ひとつは二階のこの主寝室。ではもうひとつの明かりは?
……あっ。今夜は義父となった前侯爵がお泊りになっていらっしゃったのだったわ。
新妻は、初夜を迎えるための薄い夜着の上からナイトローブだけ羽織って部屋を出た。目指すは三階、義父の泊まる部屋。
そしてこの彼女の行動が、酷薄な夫の人生を決定的に狂わせることになる──!
◆最近流行り(?)の、白い結婚で新妻をないがしろにする系モラハラ夫の破滅を書いてみました。
◆恋愛ジャンルでもいいかな〜と思ったけど、要素薄めなのでヒューマンドラマで。
◆設定はあんまり作るつもりがなかったんですけども(爆)、固有名詞だけは必要性にかられて多めに用意しました。意味を調べながら読むと感慨深いかと思います(笑)。
◆全10話、約3万5000字ほどの中編です。最終話だけちょっと長め。
ベッドシーンの匂わせがあるのでR15で。
◆この作品はアルファポリスでも同時公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:00:00
36521文字
会話率:41%
結婚式のセレモニーで起きた事。
原型作品はエブリスタに投稿している「セレモニー」です。
最終更新:2024-08-29 13:00:00
245文字
会話率:13%
俺、無事に元の世界に戻れたら、結婚するんだ
結婚式当日に新郎、純一が行方不明になった
ひとり残された新婦、由美のもとに純一から電話が入る
「俺、異世界に来ちゃったみたいなんだ」
これは異世界に転生した新郎と残されてしまった私の物語
最終更新:2024-08-16 16:12:20
34044文字
会話率:64%
華やかなブライダル業界の裏に潜む、血塗られた愛と復讐の物語。
人気ブライダルプランナーの藤崎玲奈は、ある日、謎めいた結婚式の依頼を受ける。しかし、式場に到着した彼女を待っていたのは、新郎新婦の遺体だった。
名門・緋石家の次男と、トップモデル
の婚約者。彼らの死の真相に迫るうち、玲奈は自身もこの事件に深く関わっていることを知る。
警視庁の敏腕刑事・高木誠と共に真実を追う玲奈。そこには、華やかな仮面の下に隠された、緋石家の底知れぬ闇が広がっていた。
愛と憎しみ、裏切りと友情。複雑に絡み合う人間模様の中で、玲奈は果たして真実にたどり着けるのか。そして、悲劇の新郎新婦の想いを、最後まで届けることができるのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-05 00:01:20
9659文字
会話率:40%
結婚式を三日前に控えた歓迎会。
豪華なドレスで着飾り新婦アレクシス・バトレは浮かれに浮かれまさに人生の絶頂。
しかし突如として最愛の人であり次期国王であるカルロスから婚約破棄を言い渡されてしまう。
突如の婚約破棄、見たこともない侮蔑した怒り
の顔を前にした彼女は──
「怒った顔も素敵ですわ……」
──どうしようもなく面食いだった。
しかし彼女も怒る時は怒る。
ただし怒りの矛先はカルロスではなく隣にいた女へと向く。
「誰ですかああああその女はあああああ!?」
「誰って僕の幼馴染なんだが!?」
その後アレクシスは一瞬の隙を突かれ鉄檻に閉じ込められると風魔法で遥か南の辺境に吹き飛ばされてしまう。
なんとか地上に降りたつもそこは魔物が多く潜むフラッグモーリ森。
おまけに左腕には魔法封じの腕輪がはめられ、絶体絶命のピンチ。
「だからってあきらめません! 愛しのカルロス様の寵愛はわたくしのモノ! 復縁! 復縁! 復縁! 復縁! 復縁!」
復縁を標語に、愛(顔)を取り戻すために走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 00:10:00
172375文字
会話率:56%
新婚初夜、「お前を生涯愛することはない」と言った新郎。新婦は「イヤです!」と答えた。
繰り返されたテンプレに再び挑戦しました。
R15は保険ですが、内容的にエグいかもしれません。
ごめんなさい。
最終更新:2024-07-25 22:39:01
4597文字
会話率:20%
主人公 死群剣(しむら・けん)は結婚式の夢を見る。夢の中で可愛い女の子と出会う。朝起きると、ベッドの上に夢で付けていた指輪があった。手に興味津々につけてみると、眩い光りとともにどこかへ自身が消えた。姿を現した場所は異世界だった。結婚式を執り
行っている最中の所に落ち、新婦は剣を運命の人だという。その出会った新婦は夢の中で出会った女性だった。剣は同意し結婚するのだが、キスするととんでもないことになった。自身のエネルギーを吸われてしまうのだ。それからというもの動転するような日々が始まる。城の外に逃げると、ドラゴンに襲われ、帰るとおやつにされる。まるで下僕のような生活だった。結婚パレードが行われていたとき、悪い魔法使いの襲撃にあう。主人公、剣はある行動に出るのだが。
主要登場人物一覧
ヒロイン〇リリア・イル・ドラキュラス
リリアの母〇リリス・イル・ドラキュラス
リリアの父〇マモン・イル・ドラキュラス
主人公〇死村剣
リリアのしもべ、コウモリ〇ファウスト 種族コウモリ族
召使グラマー美女〇ラピス・マリア 種族エルフ
執事のじい〇ダラス・ロメオ 種族ホビット
お爺〇アレク・イル・ドラキュラス
護衛隊長〇フランケン
更新していきます。
応援よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 20:30:31
3344文字
会話率:69%
「お前マジで絶対許さんからな」
それは、結婚式に臨んだ新郎新婦が、神様の前で伝えた誓い。
***
伯爵家の跡取り令嬢・フェリータの婚約者が、わがままバツイチ王女に横取りされた。どうやら、王女の側近にして伯爵家の天敵一族の当主・ロレ
ンツィオが裏で糸を引いたもよう。
怒り狂うフェリータだが、父親含めた周りはあてにならない。それでも大事な婚約者を取り返したい一心で、フェリータは祝祭の日に捨て身の行動に出る。
……それが結果的に、にっくきロレンツィオ本人と結婚することに結びつくとも知らず。
敵意あふるる新婚夫婦が迎えた初夜、つつがなく夜が更けるはず、ないのであった。
***
『……マジで許さん。今更言えるか、実は前から好きだったなんて』(とある夫の悔恨録より抜粋)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 12:30:00
364514文字
会話率:36%
新郎は腐れ縁の幼馴染。
そして新婦は、女子校時代からの大親友。
偶然出会った二人は恋におち、今日という幸せな日を迎えた。
ずっと好きだった人の幸せな日。
私はひとり、溜息を吐く。
三分で読み終わる、せつない恋物語。
最終更新:2024-03-06 06:18:32
1298文字
会話率:22%
主人公アルルの結婚式当日、新婦のカールは、ミンティア令嬢と駆け落ち同然で逃げて行ってしまう。
その後、アルルは屋敷に閉じ籠り、受けた傷を前向きに癒していた。
アルルのことは忘れて、そろそろ社会復帰をしようと考えていた頃、カールが突然忍び込ん
でくる。
カールは、アルルにあるお願いをするが、アルルは憤怒し、カールを許さないことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 11:15:16
25038文字
会話率:37%
他者の幸せを支えるふたりが、幸せになる物語。
推していた女性アイドルが亡くなった。多くの笑顔と幸せを貰っていた遠坂希未は、次は自分が他者を支える番だと、ウェディングプランナーになる。
仕事にやり甲斐を感じていたが、ホテルで働くこと六年、二
十八歳になった現在は大切な思い出と共に薄れていた。そして、幸せでない独身が他者の幸せに関わることに、不安になる。
一月のある日、遠方から転職してきたフラワーコーディネーター、三十一歳の成海志乃と出会う。希未は偶然にも仕事の悩みを打ち明けてしまうが、志乃の柔和な人柄に悪い気はしなかった。
その直後、亡くなったはずの『推し』が、ブライダルイベントで希未の前に現れる――同性の相手を連れて。
希未は初めての同性婚を、志乃と共に扱うことになる。両新婦の幸せと向き合うにつれ、自分の幸せを考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 21:00:00
129456文字
会話率:32%
宇宙を漂流中の宇宙生物ハンターがハネムーンのお邪魔をします。
新郎を撃ちます。
最終更新:2024-01-26 23:40:09
3761文字
会話率:52%
結婚式は、婚約者の強い希望で豪華客船での挙式のはずだった。しかしトラブルにより婚礼衣装が台無しになって、結婚式は中断され、新婦のシャトレーヌはドレスを探す際に、何者かによって海に突き落とされてしまう。挙句どんな因果なのか途端に船は嵐に襲われ
、船は安全のために彼女を助ける事なく港へ戻って行ってしまう。意識を失った彼女が目を覚ましたのはどこかの島。死にかける思いをしながらもなんとかたどり着いたあばら家で出会ったのは牛頭の怪物、ミノタウロスで……!! どうなるシャトレーヌ!! え、餌付け!? 彼女は生き残れるのか!! ハッピーエンド予定してます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 17:40:14
87679文字
会話率:36%
ある日、聖都アキバに発生した"リアルの裂け目"!
異次元人、時空海賊、科学ギャングの侵略が始まる!
秋葉原の危機に立ち上がる美アラサーのスーパーヒロイン。
ヲタクの聖地、秋葉原を逝くスーパーヒロイン達の叙事詩。
ヲトナのジュブナイル第1
61話「妖精の元カレ」。さて、今回は妖精の結婚式当日に花嫁の付添人が殺されます。で、花嫁は主人公の元カノ。
捜査線上に浮かぶ妖精達は無罪、花婿の信託財産の使い込み発覚を恐れた親戚の犯行と判明。新郎新婦は、無事結婚式をあげるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 23:45:28
20086文字
会話率:66%
結婚式の前日、新郎の不貞に巻き込まれて、新婦が平民落ちしました。 でも、へこたれません、自力で返り咲きます。
最終更新:2023-11-20 12:00:00
3478文字
会話率:34%
藩医の跡取り・高階清順(せいじゅん)と、薬種問屋の娘・お宇乃(うの)はほどなく祝言を控えていた。ところが新郎新婦の父親同士が打合せを行う医家の屋敷に、突然現れたのは薄汚れた旅姿の若い娘・七重。清順の子を身ごもっていると泣き崩れる娘に顔面蒼白
になりながらも、新郎となるはずの清順は、父親に、お宇乃との縁談を破棄して七重と添いたいと訴える。かたや、新婦となるはずのお宇乃は、座敷に引きこもってろくに家族とも話さず、挙句、目を病みかかっていた。八方ふさがりの苦境に、新婦の父である平松屋与兵衛と、清順とお宇乃の幼なじみで、平松屋の手代・耕太郎は、起死回生の一策を案じる――。
江戸時代のとある藩の城下町を舞台にした物語。
「秋の歴史2023」(テーマ:食事)企画参加作品です。
初稿書き上げ済み、定期更新を予定しています。
一話2000字程度(最終話のみ3500字程度)、全11話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 10:16:42
32433文字
会話率:51%
結婚式を控え、新婦側の出席者が思っていた以上に少なかった。友人に相談すると、調べたほうがいいと忠告される。SNSに詳しい妹の手を借りて調べてみると出てくるのは知りたくなかった事実。
※完結済み
最終更新:2023-10-15 09:07:59
3135文字
会話率:33%