トルクメニスタン×宗教団体、ロシア×魔女、大日本帝国×鬼。
三か国に散らばった問題が同時に進行する、現代異能群像劇。
最終更新:2025-07-28 23:56:22
568469文字
会話率:20%
異世界に転生した俺のスキルは……逆成長?
スライムを倒すたびにレベルが下がり、ついにはマイナスに突入。
世界から存在が消えかけた俺は、やがて“神”と呼ばれる――。
最終更新:2025-07-28 14:28:29
1922文字
会話率:17%
――この大陸で、君主を名乗った者は呪われる。
王や皇帝を名乗る者は、必ず非業の死を遂げると言われる世界。
そこでは四勢力の長たちがが危うい均衡の元にそれぞれの領土を支配していた。即ち騎士団の「大公」、医師団の「老師」、楽団の「総帥」、教団の
「教主」。
楽団領で生まれ育った孤児シノレは、
ある日、教団の聖者に見出される。
「あなたこそ、私の勇者なのです。」
かくしてシノレは勇者として教団内部の闘争、さらには世界の混沌に巻き込まれていく・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:30:00
530297文字
会話率:18%
ジュアス教団の神官サラは魔王によって世界が滅びる夢を見る。
その夢の中の魔王はかつては勇者であり、サラの事を裏切り者と呼んでいた。
その夢がただの夢ではなく未来予知と知った後、サラは新米冒険者のリオと出会う。
彼こそが夢に現れた魔王
だと気づき、悪夢を回避するため共に旅に出ることを決意する。
しかし、リオは魔王どころか勇者にすらなるとは思えない程の弱さだった。
*)カクヨム先行投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:19:01
2269258文字
会話率:50%
遥か昔、人と魔族は争い、のちに人魔大戦と呼ばれる戦争を経験した
人や魔族の血肉で染め上げられた大地は変貌し、魔窟と呼ばれる物を生み出すようになり、冒険者と呼ばれる者たちが対等する世界になった
そんな世界で、『紫電のカムイ』と呼ばれる冒
険者の、カミサマと呼ばれる異質の存在を追い、教団『星なる者たち』を殲滅するお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 16:30:00
308802文字
会話率:53%
家族を失った絶望の中、“契約悪魔”と取引を交わした少女は、全ての記憶を代償に安らぎを得る。しかし、何か大切なものを失ったという感覚と、拭いきれない違和感だけが残った。
記憶のないまま、少女は答えの見えない体の異変や、突如襲い来る歪みの空間
を放つ魔獣に翻弄されながら、さまざまな出来事に巻き込まれていく。
やがて、彼女の前に“精霊”と呼ばれる脅威的な影が立ちはだかる。正体も目的も分からないその不確かな存在に、少女は契約悪魔の力を借り、立ち向かう決意をする。
これは、全てを失った少女が自分を見つけ出し、過去に囚われている訳アリの人々に手を差し伸べながら、世界に潜む神秘的な“脅威”と戦う物語。
✴︎ 処女作の物に手を加えたものを再度、出しています。
そして、序盤が最も暗い雰囲気となっています。また、アクションタグはついていますが、ド派手な展開ではありません。
物語の大まかな流れは第七部中盤まで構想済みですが、文章としてはまだ書き上げておらず、一切の書き溜めもありません。
リアルが忙しい時は更新が停滞する可能性がありますが、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
別サイトカクヨムの方で出しているところまではまとめて掲載しますが、以降は、不定期で楽しくゆっくりと更新していこうと思っています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:51:15
468260文字
会話率:31%
日本人カグヤは異世界で暗殺の危機に見舞われた。瘴気災害『邪神の息吹』に苦しむウルヴァルゼ帝国へ双子の妹テルサと共に召喚されたものの、魔力鑑定で『聖女』と認定されたテルサに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。以前からカグヤを危険視していたテルサ
は、彼女の暗殺を栄耀教会に依頼、かくして聖騎士団が差し向けられたのだった。
しかし、絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。突如として彼女は地下の墓所へ転移し、葬られていた大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして意図せず復活させてしまった。
「だれ、だ……きみ、は……?」
「わ、私、は……カグヤ、です……」
協力の末、二人は栄耀教会の追撃から逃れ、魔術師一族フェンデリン家に保護された。
光の極大魔力『旭日』を宿す『聖女』テルサに瘴気を浄化させて『邪神の息吹』を終わらせ、帝国社会の覇権を握らんとするラモン教皇率いる栄耀教会。その脅威に対抗するためにフェンデリン家はカグヤを保護した。この世界で生きていくため、ダスクとフェンデリン家の助力の下、カグヤは自らの力の解明と練磨に乗り出す。
「この『望月』を以て『邪神の息吹』を終わらせ、人々を救済することこそ、この身に課せられた使命だと」
暗所でのみ解放される闇の極大魔力『望月』──時間や空間、重力を操作し、死者をアンデッド化させ、更には瘴気を吸収し尽くして『邪神の息吹』を鎮める事すら可能なその力で、カグヤは『闇の聖女』として活動することを決意。
そんなカグヤの前に立ち塞がるのは、瘴気満ちる地に蠢く変異魔物やアンデッドの大群。戦闘は不得手な彼女に代わって、ヴァンパイア最強格のダスクがそれらの脅威を排除していく。
しかし、事態は順調には進まない。魔境に君臨する史上最強の魔物、カグヤを脅威と見做して暗殺を目論むテルサと栄耀教会、そして発生する予想外の事態──カグヤたちはその全てを乗り越え、救済の使命を完遂できるのか?
『闇の聖女』カグヤと『光の聖女』テルサ。
深い因縁を持つ双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ壮大なストーリー。
運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
カクヨムで先行連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:03:34
247973文字
会話率:36%
神の寵愛を受けて世界を統一していた"帝国"は、かつての栄光と繁栄を失いつつあった。
そんな帝国の皇姫として、アーシュラ姫は生を受けた。
文武だけでなく、魔術師としても比類なき才能を持った彼女が、皇位を継承する。
誰もが
そう信じて疑わなかった。
女帝として君臨し、帝国の栄華を再び取り戻す。
それを宿命として、アーシュラ姫自身も確信していた。
だが、病床に伏せる父であり皇帝は、彼女の弟を後継に指名する事を打ち明ける。
夢と希望を打ち砕かれた姫は、病床の皇帝を殺害し、王位継承の証である"神の眼"を盗み出す。
こうし、アーシュラ姫は皇帝殺しの反逆者として、帝国から追われることになった。
新興国へと落ち延びた彼女は、帝国皇帝として返り咲く為に流浪の旅を続ける。
彼女に付き従うのは、"仮面の暴君"ヴィクラム。
かつてアーシュラ姫に一族郎党を処刑され、"呪縛の隷属"で彼女と主従の契約を結んだ男。
帝国皇帝を暗殺し、反逆者として新興国を彷徨うアーシュラ姫。
そんな彼女を人々は、皮肉と哀れみを込めて【嘆きの姫君】と呼んだ。
だが、彼女は再び栄光を取り戻し、帝国の玉座奪還することを求めていた。
新興国のパトラ地方に逗留していたアーシュラ姫は、その土地を治める公子から、盗賊団討伐隊の指揮を依頼される。
だが、盗賊の正体は破壊の神バトラマールナ女神を信奉している殺人教団ザジーだった。
そして、物語はザジー教団の頭領であるジャイラダから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 22:00:00
11758文字
会話率:18%
前回。海原摩魚が虹色の鱗を持っていたことで、中央情報局の職員らから誘拐された。姉を目の前で奪われた妹のみなもは、同級生の瀬川響子が勤務している護衛人へと依頼。次々と差し向けられてくる蛇轟秘密教団の刺客たち。そして動き出した刑事たち。みなも
は、護衛人たちは摩魚を奪還することができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:51:44
497116文字
会話率:48%
時は21世紀。世は情け。世界の大海では今や、鯨を巡っての戦いが起こっていた!
それは、武装海賊教団鯨教シーシェパードを軸とした終わりなき戦いである。我らの捕鯨調査船が今、邪悪な教団に立ち向かう!
最終更新:2017-07-29 09:13:36
700文字
会話率:48%
西暦2073年、舞台はもう一つの日本──通称「江戸」。テクノロジーが都市の隅々まで浸透した時代。自動運転の列車、空を飛ぶ清掃ドローン、応答するホログラム広告…。しかし、社会が最も恐れているのは、超人的な肉体強化能力を持つ「ポータ―」の存在だ
った。
政府はテロ行為や凶悪事件を防ぐため、特殊機関「異能対策局(いのうたいさくきょく)」、通称**異能対局(いのうたいきょく)**を設立。犯罪者化した異能者を専門に取り締まっていた。
そんな中、田舎の美山村から首都に引っ越してきた少年、**如月 龍(きさらぎ りゅう)**は、姉と共に都市での新生活を始める。名門・青山学園への編入──。だがその生活は、まもなく常識を超える出来事に塗り替えられていく。
初日の訓練で彼の体は異常な反応を示し、**MSI(ミアズマ飽和指数)**は急激に上昇。右手首に刻まれた出生時の「痣(あざ)」は熱を帯び、不気味に脈動を始めた。
街の裏側で蠢く黒炎の教団(こくえんのきょうだん)。
正体不明の追跡者。
そして「魔」と呼ばれた伝説の男との血のつながり──
如月 龍は、自らの運命を背負いながら、かつて「江戸の悪魔」と恐れられた存在の記憶と力に目覚めていく。
目を背ければ呑まれる。戦わなければ、何も守れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:30:05
193347文字
会話率:31%
万年落ちこぼれの陰陽師、フシミキョウシロウは試験に合格したいからと、不思議な声に導かれて、生まれ育った山にある剣石の封印を解いた。しかし、そこに封印されていたのは雷神ではなく、大妖怪、白面金毛九尾の玉藻前であった……
登場人物
フシミキョ
ウシロウ 30代半ばの陰陽師。アルバイター
キュウビの封印を解いてしまう
腕を見込まれてカルト教団と
戦うことになる
キュウビ 大妖怪、白面金毛九尾で昔は玉藻前と呼ばれ
その美しさだけで宮中に上がるほどだったが
封印のせいで今は幼女の姿になっている
バンコ道士 陰陽師の最高指導者
エンノ行者 陰陽師の顧問
セイメイ 現代の最強の陰陽師
カルト教団アジ・ダカーハ
シャイターン 教団最高指導者
イブリース シャイターンの右腕
アンリ 教団付きの道具屋
怪人
【貪食】、オルテハム
【淫蕩】、ジナー
【金銭欲(強欲)】、フルース
【怒り】、イスティヤ
【悲嘆】、フズン
【倦怠】、ターブ
【虚栄】、グフロール
【高慢】タカッブ
ジハードン 「ゴワス」しか言わない下っ端戦闘員
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 05:15:57
26609文字
会話率:55%
冴えない大学生・風間ユウトは、ある日コンビニ帰りにトラックに轢かれ、異世界へ転生。目覚めた先は、美しい女性たちが戦う“胸派”と“尻派”の宗教戦争が続く世界だった!
ユウトは「どっちも好きだが、選べない」と中立派を宣言。すると、伝説の「均衡
の勇者」として扱われ、両陣営の美少女たちから猛烈なスカウトを受けることに。
旅の仲間には巨乳派の天宮 桜、貧乳だけど正義感あふれるツンデレ剣士神崎 凛、冷静沈着な“普通派”の佐藤 桃子、さらには自称・尻教の忍者黒崎 命と、個性派が集結。さらに第5話では、“美尻の聖地”尻教団の刺客や四天王らしき存在まで登場し、争いはさらに混迷を極める!
胸と尻、それぞれの美学が火花を散らす中、ユウトの選択は世界の運命すら左右する――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:50:26
60591文字
会話率:43%
二つの帝国での出来事を終えた運び屋達、そんな仲で新たな絆が芽生えた者達もいた。
節子、瑞稀、亘はその後押しをするように休息も兼ねて運び屋達を現在の比良坂町へと案内する。
新たな運び屋団体と、五人のガイド達と共に町を暗躍する三大財閥と怪しい教
団その謎を迫え。
鉄道✖️擬人化の和風ファンタジー第四弾
※12/1〜12/31までは毎日1話投稿、それ以降は執筆状況にもよりますが毎週火・金曜日投稿を予定しています。
【注意】此方の作品は、完全版の壱ノ式、弐ノ式のストーリー、登場キャラクターを元に制作しております。
その為、前作の通常版と異なる要素がありますのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:13:33
176971文字
会話率:47%
存在を記録できない少女。
それを「視た」教団。
記録不能コード《N-X》として分類された、世界群的迷入者。
GIAが初めて出会った“観測外”の存在を巡り、記録と信仰が交差する――
これは、「存在を記録する世界」で起きた、“記録不能”の物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:30:00
44217文字
会話率:23%
妖精の王が統べる世界アルスター。
100年前、世界はアトムと呼ばれた魔王が引き起こした戦乱により、レムリア大陸が滅び去り、残った大陸も滅亡の危機を迎えたという。
しかし伝説の聖女と勇者が立ち上がり、魔王アトムは秘術により封印され、
魔王が率いた軍勢は滅ぼされたのだった。
だが時は流れ、魔王が生み出した配下の怪物達が、いまだ暗躍する脅威の中、ハイランド聖王国の冒険者達の街に新人冒険者が加入する。
彼の名はアイアン。
魔法の申し子にして悪を滅ぼす最高の魔法使い。
我がベルンファーストの冒険者組合に栄光あれ。
……とか言って謎の吟遊詩人のいう通り宣伝してやったけどよ、あいつ絶対、復活した魔王だよ間違いねえ。
教団庁に報告して討伐計画を……。
いやバレたら殺される……あいつはやべえバケモンだから、俺の考えることなんてあっさり読んじまうまさしく魔王。
クソッ!
なんで俺が経営する冒険者組合に魔王が紛れ込んだんだよ!! クソが!!
ああ……そう言えば元はと言えば俺が冒険者にスカウトしちまったからだ。
うげッ、アイアンが悪い顔しながらこっち見てきやがった。
今度は何を言い出す気だ化物め。
胃が痛え、キリキリしやがる。
スカウトする相手間違えたああああああああ
精霊様助けてくれええええええ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:06:16
746257文字
会話率:47%
オールドタイプ魔法少女モノ。
〈あらすじ〉公募用、順次更新
偶然にも怪異事件に巻き込まれた主人公、男子学生の魚骨ササルは、「燃えるウグイス」と、通りすがりのヒロイン、中二ヶ原みさごに出会う。怪異、人呼んで「マガイア」を討伐しようと、ある
企みを持った魚骨は、みさごが拠点にしている教会に訪れる。
「マガイア」を追い払う為には、それを操る人物のねらいと、異能力の解明が必要となるある。それは自らを奇跡少女と定義付けるみさごの、個人的なこだわりに過ぎなかったが、すれ違いを抱えたまま奇跡少女と行動を共にする。
ここから、奇跡少女の傍に居続けるための、魚骨の芝居が始まる。
マガイアと、教会。共に受け入れられない疎外感を垣間見た魚骨は、一度はみさごを心の中で遠ざける。だが彼女の身の上を聞き、自身の内側に芽生えた葛藤を見つめ、苦悶する。この苦悶の中で、存在感を増し続けている事実を認めざるを得ない主人公は、徐々に彼女へ抱く違和感そのものが「純粋な忌避」であることに気づき始める。
教団員らとの会話を通しても、主人公の教団への反発心は消えなかった。みさごへの好意と敵対心をより合わせながら、ウグイスの監督下でマガイア退治に協力し、活躍してしまう。折悪くも、安全上の理由から、接近禁止を申し渡された魚骨。彼は教団へのゆらぎを覚えたところで、別のマガイア事件で負傷し、連絡手段も失われる。
学校で第二の奇跡少女が現れても、比較でみさごばかりが思い出される。魚骨ササルは、宗教へのアイデンティティが薄い、いわば教団左派の少女による「異教徒への弾圧」を見た。そして、教団とともに生きる右派のみさごを比較しながら、教会への向き合い方を形成していく。最後のマガイアを倒したとき、無自覚なみさごへの恋心をぶらさげながら、それでも無宗教としての自己を守りながら生きていくことを予感して物語は閉じる。
宗教右派と左派の、コミュニティ内外への働きかけの違いを描きつつ、「かたち」と「はたらき」という二つの目的物を際立たせながら物語が進むローファンタジー軽小説。第32回電撃小説大賞不選考作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:55:40
3183文字
会話率:20%
(完結済み。「ハーメルン」「ノベルバ」に重複掲載予定です。)
コンセプトは「スマホを置いて星空を見上げ、南の島へ行こう」!
"竜"星群が日常的に降り注ぐようになった近未来の地球。
隕石の被害に苛まされる人々の前に、そ
の隕石から孵った"竜デンゲイ"が現れ、復興を遂げようとする社会に影を落とす。
GPSが機能せず、電波も不安定になった世界で、それでも人々は再び夜空を見上げようとしていた。
数々の隕石が落下するトーキョーを舞台に、「迎撃」を掲げる国連機関の艦艇と「保護」を訴えるカルト教団の思惑が渦巻く。
その台風の目で、かつて竜の翼を得た少年と竜星の巫女となることを強いられた少女が邂逅する。
一夏、否、一”雨期”の星の海を翔け抜ける
少年少女の海洋冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:00:00
260096文字
会話率:25%
今から100年前【メルデナ帝国】に神託が下された。『彩雪は祝福をもたらし、黒蝶は厄災をもたらす』
神託を受けた国は【メルデナ修道院】、黒蝶がもたらす厄災に備え未来ある若者を通わせる学園を修道院内に建設した。そして、万が一 修道士の中に黒蝶に
選ばれた者が発見され瞬時に対応出来るよう【セシリア教団】が修道院を管理する事にもなった。同時に教会は『彩雪の聖女』を探し…
神託が下されてから100年後【現代】で国を揺るがす事が起きた。
『アルテ=レクイエデ』は黒い髪に紅い瞳をした伯爵令嬢であり修道士兼生徒である。
その容姿から“勝手に”黒蝶に選ばれた者と思われ…
そしてアルテと同じ年に生まれた『シンシア=ウィステリア』は美しいプラチナブロンドの髪に宝石のような翠眼をした平民の修道士兼生徒がいる。
彼女はアルテとは反対に彩雪に選ばれた者と扱われてる。しかも極めつけにセシリア教団が見つけた『彩雪の聖女』でもある。実際に聖女でもあり、彩雪の名に相応しい美しく品のある容姿…これを見て誰もが彼女を彩雪に選ばれた者だと思うだろう。
まだ確信してないが、シンシアはアルテとは正反対の扱いをされてる。
彩雪も黒蝶も花の名前だろう、どちらもメルデナの皇族とセシリア教団と大きく関係ある花だ。
神託に巻き込まれ周りから粗末に扱われるアルテ、冤罪をかけられたり、皇太子やその連れ、名高い貴族の生徒に絡まれるがアルテは自分を貫く。
これは神託により【容姿だけ】で悪役令嬢に仕立て上げられた伯爵令嬢が周りの思うように翻弄されず、自分を貫いて生きていく物語。
悪役令嬢モノだけどこの悪役令嬢は復讐なんかしない。婚約破棄も転生、小説やゲームの世界に転生や乙女ゲー等の要素は一切無し!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:30:00
54553文字
会話率:38%
―――Synopsis――
・エル=ダンジョン
生還率0,02%。世界最高難度〔神々の領域〕と謳われるその地は、果てしない試練の見返りとして大いなる力を授けると伝えられていた。
・マスターシーカー
〔絶命領域〕と謳われる超高難易度
ダンジョンを幾度と踏破した探索家たちが獲得する称号であり英雄位。
エル=ダンジョンへ挑戦するパーティーの一人が、必ず獲得していなければならない称号である。
恐れを知らない多くの探索家たちは〔エル=ダンジョン〕への挑戦権を獲得する為、最高クラスの証明である〔マスターシーカー〕への昇級を目指していた。彼らに求められるのは類まれなる覚悟と、幾多の困難を切り拓く{潜具}という名の遺物武装。
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシも、神々の領域を目指すその一人だ。
彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、魔法の力を使い四輪駆動の特殊なキャラバンを動かして、ナナシと共に「冒険者ギルド所属・探索士《シーカー》」クランとしての旅を始める。階級位は最低のFランクである。
さて、エルノアの潜具であるキャラバンには様々な素晴らしい機能が設けられている。そのどれもが凶悪なダンジョンに抗う術を秘め、ナナシたちを大いに助け、更には旅の快適性を上げてくれるものだ。
便利なキャラバンを手に入れた彼らの旅は、シーラと呼ばれる特殊危険ダンジョン群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求の連続。
しかし、ナナシの仲間達には皆それぞれ欠点があり、魔法を使えない者ばかり。更に旅先では様々な不幸や困難に見舞われ、財布は常々金欠状態。生活はもちろんカツカツ。
真の目的であり、万物の災いを跳ね除けると言われる「神々の命泉(エル=ヴィータ)踏破」や、最上級冒険者のみが許された「新大陸への渡航」が達成される日はいつになるのやら……。
――個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊{ユーヴサテラ}。
立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や残虐な戦争の数々、貧困やカルト教団、キャラバンに隠された様々な秘密やらをとりあえず横目に、ほとんど魔法を使えない彼らによる魔法世界での旅が和やかに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:31:12
710560文字
会話率:48%
規格外の天才魔導具師ヴェルナーは、賢者の学院にて、日々魔導具開発にいそしんでいた。
その魔導具は民の生活を豊かにするほど画期的で、学院の名声を高めに高め、資金面でも潤った。
だが、ヴェルナーの才能を妬み、魔導具利権に目がくらんだ学院
長によって、賢者の学院を追放されてしまう。
しかし、ヴェルナーはあまり気にしない。お金はあるし、魔導具のロイヤリティ料の収入もある。
一人で楽しく研究に精を出す。
一方、ヴェルナーのいなくなった学院は、大変なことに。
そして王宮では優秀なヴェルナーを取り込もうと色々と考え始める。
同時に、ヴェルナーの作った魔導具目当てに、暗黒教団も動き出す。
安心安全、快適、目立たないひきこもり研究ライフを目指す、若き天才ヴェルナーの前途は多難なのだ。
※カクヨムにも投稿しています。
※タイトル、あらすじ試行錯誤中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:00:00
345039文字
会話率:49%