14世紀イギリス。処女王エリザベス1世には、愛人レスター伯ダドリーとの間に隠し子がいた。しかし、その存在は史実から抹消され、女王の娘が産んだは子は祖父であるダドリーと女王の従姪レティスの子として育てられる。
王孫ロバート・デンビー男爵。彼
はアーサー王の予言者マーリンが「赤い竜」と呼ぶ、チューダー王朝の存続の鍵を握る者だった。
王朝繁栄のためには、ブリトン島の古い守護神の加護を得ること。その使命を全うするためには、ケルトの女神に選ばれる必要がある。その女神の依代となったのは、「宿命の乙女」と呼ばれる巫女であり、彼の最愛の恋人だった。
だが、イングランド王座を狙うスコットランド王ジェームズ六世も、女神の加護を切望していた。陰謀が渦巻く宮廷で政治的な思惑に翻弄され、愛する恋人と罪の無い国民を救うために予言の子が下した苦渋の決断とは?
歴史を題材にした完全フィクションの恋愛小説。不定期のんびり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 17:22:03
101316文字
会話率:53%
公爵令嬢カトリーヌは、第2王子で吸血鬼であるフィリップ王子と婚約していた。政治的な思惑による婚約だったが、カトリーヌ嬢はフィリップ王子との婚約に満足していた。しかし、ある日、社交パーティーの会場で、ぽっちゃり系の男爵令嬢にたぶらかされたフ
ィリップ王子から婚約破棄を言い渡されてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:02:32
10350文字
会話率:42%
「愛情? バカバカしいです」
愛を信じない公爵令嬢ディアドラは、アイアナス第一王子から婚約破棄を食らった。王子は平民聖女スピカと婚約するという。ディアドラは自分のことなど全然心配していなかった。婚約破棄して王子に未来はあるのか、皮肉に見てい
たくらい。ディアドラとアイアナスの交わらない運命は残酷だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 07:43:18
7081文字
会話率:35%
何度も何度も苦しめられてもどうしてもあなたに惹かれる。
だけど、もう苦しいのは怖い。
死の恐怖に怯えるのは嫌。
今回こそは、この運命から逃げ切りたい。
前前前世からの記憶が蘇ったケイトリンは、死の引き金になる運命の人から逃げ出すために婚約
解消を申し出る。
相手は第二王子。政治的な思惑が絡む婚約はなかなか解消されない。
全体的にとても重くて暗いです。
【2番手の女】と世界が繋がってます。
※スッキリした話ではありません。作者の性癖が偏りますのでお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 21:00:00
169502文字
会話率:24%
わたくしセリア・フォン・ローゼンシュタインは花も恥じらう17歳。現在は聖女の職についております。
聖女は公職。
元来皇女や公女、聖なる血筋に連なる息女が婚姻までの期間勤める名誉職なのですが、皇太子妃の選定となると少し事情が変わっていて。
昔から皇太子妃に選ばれるためには聖女の職にあったものでないと、という不文律があったのです。
まあ今は、そういう事情もあってアルベルト皇太子の婚約者であるわたくしが現在の聖女を努めているわけなのですが……。
「今日を限りに貴女との婚約を破棄させて頂きたい!」
はい?
今、なんと?
「ローゼンシュタイン大公には先ほど早馬を送った。貴女に落ち度は無い。全てはこの帝国の行く末を勘案し、思慮思案した結果の事。セリア、君には本当に申し訳なく思っている」
真剣な眼差しで、そう語る彼。
元々は政治的な思惑が深く関わった婚約ではありました。
未来の帝国を担う皇太子と、帝国を構成する国家の中でも今一番力があると言われているローゼンシュタイン大公国公女の結びつきは、世界の安定にも寄与するはずでした。
ですから、他にもっと利点がある妃候補が見つかったのであれば。
こういう選択肢を彼や彼の周辺が選ぶということはあり得たこと。
もちろんわたくしの父上は激怒するでしょう、しかしその見返りをもどうやら用意をしているご様子。
それでも。
幼い頃より貴方に恋をしていたわたくしのこの気持ちはどうすればいいというのです!?
ああ。もう何も信じることができません。
わたくし、もう恋なんかしません! こんな悲しい思いをするのはもう嫌です!
ええ、わかりました上等です婚約破棄でもなんでも受け入れましょう。
わたくしは国にこもって猫を愛でて暮らしますから!!
はい?
真の聖女?
なんですかそれ?
はうう。ちょっと様子が違ってきたのですが……。
※一昨日アップした「お飾り聖女は恋したい」とタイトルは対になっていますが、中身は全く別のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 20:18:51
5630文字
会話率:15%
救世主が磔刑に処されてから数年後、彼に洗礼を施した預言者ヨカナーンはとある宮殿に囚われていた。
彼の前に現れた、王の義娘たる美しい少女の甘美な誘惑。知らない内にその身に降り掛かる、政治的な思惑。果たしてヨカナーンは奸智術数から逃れる事は出来
るのか。
※ギャグです。何でも許せる方はどうぞ。
※史実・戯曲・歌劇の『サロメ』を元に、脚色や独自の解釈を大幅に加えて構成しています。
※結末は変わりません。オチがオチなのでR−15表記としています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 10:00:00
4247文字
会話率:60%
犬だった前世を持つ令嬢・ロザリンド(ロザリー)
×
侍女上がりの母親を持つ第二王子・アイザック(ザック)
重なり合ったふたりの恋は、やがて政治的な思惑に翻弄されていく。
「連れて行けるものなら、君を連れて行きたい」
「待っています
。ずっと……」
そう言いあって別れたはずが、ひと月もするとザックからの連絡が途絶える。
不安になったロザリーは王都に向かうことを決意するが……。
前作『家出令嬢ですが、お宿の看板娘はじめました』の続編となります。
この作品はBerry'sCafeにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 08:00:00
147414文字
会話率:44%
幼い頃に賊に襲われ、それ以前の記憶のない女性ルビー。
成人を迎えた日に村を焼かれ、逃げ惑うルビーは、蛮族に組敷かれてしまう。純潔を失うと思った、その時、彼女を助けたのは一人の美しい青年騎士アイゼンだった。
メディウス・ロクス帝国皇
帝の弟であるアイゼンの住む城で使用人として働くことになったルビー。
アイゼンとルビーの二人は徐々に惹かれ合っていく。
だけど政治的な思惑で、アイゼンはルヴィニ・メロー侯爵令嬢と政略結婚が決まってしまい――?
二人が結婚後も使用人として働くルビーを、ルヴィニ婦人は執拗にいじめてくる。
実はルビーとルヴィニの間には、ルビーは知らない秘密があって――?
ルビーが自分の本当の正体に気付いて、アイゼンの真の××になるまでのシンデレラストーリー。
「――愛されたいと願わなければ――」
※ヒーローは、一人の女性と添い遂げたいと考えている真面目で潔癖な騎士です。
※ムーンライト様に完結したR18版があります。
※NTRや不倫とはちょっと違います。婚約破棄?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 11:33:29
21813文字
会話率:32%
政治的な思惑で情報に色をつけなおす必要はない。
キーワード:
最終更新:2020-06-15 11:31:53
534文字
会話率:0%
革命家の娘リリアンヌは生まれ手間もない頃、戦火を避けて隣国へ。産みの親は暗殺され、育ての親も陰謀に巻き込まれ亡くなる。そのとき親身になってくれた教師は、元王子で・・・。 革命家の娘と、その革命家に父母を殺された王子は政治的な思惑により、故国
に呼び戻される。 『喫茶『桜川』 ~悪役令嬢達は喫茶店で本を読む~』のハイドランジアの娘のその後と『楽勝で攻略できると信じていました』のアンリのその後。 ※『喫茶桜川 ~悪役令嬢達は喫茶店で本を読む~ 七章』と『楽勝で攻略できると信じていました 首飾りをめぐる物語』をお読みいただいたきましたら、よりお楽しみいただけるかと思います。恋愛要素はほぼありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 06:00:00
5964文字
会話率:29%
この世界は穢れが多くなると魔物が発生する世界。その穢れを浄化する聖女がいた。
エレノアは辺境の貧しい村の孤児であったが、あることをきっかけに聖女としての力を顕現する。
エレノアはいつしか歴代一と言われるほどの聖女となった。そのため、王太子
の婚約者に選ばれる。王太子はエレノアを毛嫌いしているが、政治的な思惑もあり婚姻破棄できない。
世界が不安定な中、隣国の美しいと評判の王女が外交でやってきた。王太子と王女は恋に落ち、エレノアは邪魔な人間となってしまった。
王太子は王女に聖女の資格があると言い出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 09:00:00
32016文字
会話率:49%
1160年。ブリテン島で騎士の修行をしていたウィルムは、ヘンリー2世の政治的な思惑によって、主君から騎士に叙任された。ウィルムは、婚約者のアミリアが待つ故郷の島に凱旋する。そこでアミリアから無理な願いをされる。
532年。エルフと暮らし
ていた人間のネルは、自分の優れた魔法の力をひた隠しにしていた。ネルは、土人形のレムを作りあげ、レムに生命を与えた。それが見つかり、ネルの力を恐れたエルフの長老によって村から追い出される。
カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-09 16:35:40
115198文字
会話率:27%
終わらない戦争のなか、戦闘機 風鳴に乗り、殺すべき敵だと示された敵をただ殺す日々を送る飛空士 小林 立。
正義も悪もなく、政治的な思惑すら忘れ去られた殺し合いの最中で、ただ空を飛ぶことが楽しいのだと呟く彼は享楽的に今を生きていく。
しかし、
いずれこの終わりのない殺し合いを終わらせて、自分自身を救いたいのだと願う女性に出会った時から、彼自身の戦争を始めることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-06 23:47:22
4721文字
会話率:35%