14世紀イギリス。処女王エリザベス1世には、愛人レスター伯ダドリーとの間に隠し子がいた。しかし、その存在は史実から抹消され、女王の娘が産んだは子は祖父であるダドリーと女王の従姪レティスの子として育てられる。
王孫ロバート・デンビー男爵。彼
はアーサー王の予言者マーリンが「赤い竜」と呼ぶ、チューダー王朝の存続の鍵を握る者だった。
王朝繁栄のためには、ブリトン島の古い守護神の加護を得ること。その使命を全うするためには、ケルトの女神に選ばれる必要がある。その女神の依代となったのは、「宿命の乙女」と呼ばれる巫女であり、彼の最愛の恋人だった。
だが、イングランド王座を狙うスコットランド王ジェームズ六世も、女神の加護を切望していた。陰謀が渦巻く宮廷で政治的な思惑に翻弄され、愛する恋人と罪の無い国民を救うために予言の子が下した苦渋の決断とは?
歴史を題材にした完全フィクションの恋愛小説。不定期のんびり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 17:06:07
117745文字
会話率:53%
幼いころ、ジュンは両親を目の前で殺された。
仇を取ろうとするが、どこにいるのか分からないまま、街を転々と旅をしていた。
旅を続けていると、帝国ポーズ出身のユトンに出会う。
お互いに似た顔なので、話しかけると一緒に旅をすることになった。
ユトンがミトンという街に行くというので、ジュンも付いて行くと予言者マーリンが帰ってくるからパレードが行われていた。
パレ―ドの最中、ジュンは仇を見つけ殺そうとするが、マーリンが行く屋敷に迎えと促される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 13:55:11
5950文字
会話率:33%