――自動生成魔法具。
魔力を持たない人間でも、簡単に魔法を再現できるアーティファクト。
自動生成魔法具の誕生と共に、魔法は魔力を持つ人種――“ウィズ”だけの特権ではなくなった。
ラトラル=ラドファイアは魔法学院に通う生徒。
魔力
量が少なく、魔法使いとしての才能に乏しいウィズの少年である彼は、同じく学院に通う“純人間”(魔力を持たない純粋な人間の俗称)の貴族達から蔑まれる日々を送っていた。
ある日、上流貴族の生徒、ジェルマン=キスカーレが最新式の自動生成魔法具を使い、ラトラルと仲の良い女子生徒、ハルカゼ=ノアの魔法を勝手に模倣する事件が起きる。
最新式の自動生成魔法具は、対象の魔法を読み取り・分析し、簡単に奪う事ができる上、高価な魔晶(魔力を生み出す結晶)を用いて元の創作者以上の威力を発揮できる。
自らの魔法を奪われた上、ジェルマンに“旧型魔法使い”“素材”などと侮蔑的な言葉を投げ掛けられるハルカゼ。
そんな痛々しい彼女の姿を見過ごせず、ラトラルは怒りからジェルマンに決闘を申し込む。
ラトラルが勝てば、模倣したハルカゼの魔法を削除し今後指一本触れない。
しかし負ければ、学院はおろか王都からも去らなければならない。
圧倒的な性能を持つ自動生成魔法具を相手に、才能の乏しいラトラルが勝てる見込みはゼロに近い。
何か、勝機は……。
懊悩するラトラル。
そんな彼に突破口を与えたのは、下町で出会った一人の“エルフ”だった。
「良い方法がある」
事情を知ったエルフが提案したのは、驚くべき修行方法――。
――その果てにラトラルが手にしたのは、現代には存在しないロストテクノロジー……《古代魔法》の力だった。
これは、魔法の利権を奪おうとする人間達から旧型と揶揄され、才能も乏しく、それでも魔法の高みを目指す一人の少年の、叛逆の物語。
※残酷な描写ありは念のため。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 07:32:34
31951文字
会話率:38%
歴史の裏に潜み、人知れず悪を切る異能の暗殺者達。
天見蓮太郎(あまみ・れんたろう)は、暗殺者の家系である天見家の次期頭領でありながら、暗殺者としての才能の薄い〝薄血頭領〟である。
先代である父親が【魔族】と結託し仲間を裏切った事から
、裏切り者の息子とも揶揄されていた彼だったが、そんな数々の苦難にも負けず、同級生の時雨(しぐれ)の協力も受けながら努力を重ねていた。
ある日、時雨の身に降り掛かった理不尽な暴力から彼女を守ろうとした時、蓮太郎の中に眠っていた力が覚醒する。
分家で血が薄く、才の無い落ちこぼれ――しかし真実は、かつて暗殺者の始祖となった二人の天才が持っていた『暗殺者の異能を打ち消す力』と『異能をコピーする力』を持つ、最強のハイブリットだった。
「落ちこぼれの〝薄血頭領〟がよぉ! 一人前に、この俺に楯突くつもりかぁ!?」
彼を見下し虐げる者達を蹴散らし、プロの暗殺者と同様に功績を上げ、蓮太郎の存在は周囲から認められていく事になる。
「天見蓮太郎、貴方には、これから【アサシン】を統べる……いえ、この闇の世界に君臨する、そんな器があると私は見ているわ」
やがて闇の世界を統べる、一人の暗殺者の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 19:00:00
67822文字
会話率:35%
優秀な魔術師でありながら魔力を持たず、魔力結晶に頼って術を行使するため「魔力なき魔術師」と揶揄される少女アーシャ。彼女は自身とは正反対に強大な魔力を持つ少年ルディを保護し、義理の姉弟として、また師弟として彼を導く。しかし彼の魔力の暴発により
、アーシャは巨大な魔力結晶の中で時を止めた眠りにつくことになる。成長した弟子の手によって眠りから覚めたアーシャは、庇護対象だと思っていた彼が自分より年上になり、師弟や姉弟の枠に収まらない恋情を向けてきたことに戸惑って……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 00:00:00
78071文字
会話率:38%
ヨーロッパ中央諸国、コルサック共和国とベルヌーイ人民共和国連合の二カ国間で戦争が勃発した。
3年間の戦いの末、ベルヌーイ首都上空でのエースパイロット同士の空中戦により、決着が着き、コルサックの勝利に終わった。
コルサック空軍のエースとして
、幾多の敵を破り、最期の戦いをも制した"ウルフ”は終戦と共に軍を除隊する。
幼少期から戦地に生まれ、難民として向かったコルサックでも戦争に巻き込まれ、ウルフは未だ経験したことが無い平和で過ごしたかったのだ。
しかしながら戦争に費やした費用で、コルサックの経済は疲弊し、深刻な不況に陥っていた。
この状況を作り出したのは、軍人の無能さが原因だという論調が広まり、ウルフの就職活動は難航し、行く先々で心ない誹謗中傷を浴びた。
愕然とし、戦争に戻りたいとすら思った彼に興味を示したのは、コルサックの軍需企業”ATC”だった。彼等もまた自分達の製品が、戦争で苦戦した欠陥品と揶揄されて、市場価値が下がったことに警戒感を抱いていた。
ATCは自社製品の名声を高める為、秘密裏に傭兵を運用しようと考えた。
両者の利害が合致し、ウルフは彼らの尖兵として、ベルヌーイの残党狩りという過酷な戦場に再び飛び込むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 00:00:00
24132文字
会話率:33%
頑なに危険な依頼を受けようとせず、周りから『臆病者』と揶揄され、パーティメンバーからも見放された万年最低ランクの冒険者レオナルド。
そんな彼は、新たにギルドに加入してきた生意気な新人冒険者の女子3人組の教育係に任命される。
これを機にレオナ
ルドの冒険者生活が一変していく。
※のんびり更新ですので、そんなに更新頻度は多くないかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 21:49:23
56923文字
会話率:70%
★カクヨム様にて先行公開中です。
ある日突然、乙女ゲーム『聖なる花乙女の祝福を』に登場する伯爵令嬢アンリエッタ・リージャスに転生してしまった私。
暫定・花乙女と揶揄されるアンリエッタはゲームの序盤も超序盤、チュートリアルで魔力を暴走させて
死んでしまう令嬢である。
だけどせっかく転生したならと、意気込んで推しキャラのもとに向かってみるけど――私のせいで魔法薬の調合に失敗してしまったエルヴィス(推し)は、ゲーム通りの天使ではなく悪魔に豹変!?
「私のエルヴィス様を返せ~!」
「そもそもオレ、お前のじゃねぇし」
こうなったら絶対に魔法薬を完成させて、推しに会ってみせる! そのためならチュートリアルでもなんでも生き残ってやるから!
寝ている間にキスしようとしてくるお色気校医や、冷酷無慈悲な義兄、抱きつき癖のある従者、喧嘩腰の王太子、悪魔と化した意地悪なクラスメイトなどなど、顔面凶器な攻略対象たちに翻弄されつつも必死に授業や特訓に励んでいると、私を見る周囲の目が次第に変わってきて……?
え? 『魔力量が尋常じゃない』? 『あなたこそ花乙女に相応しい』ですって?
いやいや、私、もうすぐ死ぬ予定の暫定・花乙女ですから。花乙女に選ばれるのは、異世界から召喚されてくるヒロインですからね。
チュートリアル開始まで残り1か月。崖っぷち令嬢の奮闘劇、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 21:22:02
37813文字
会話率:34%
【ネオス・アルカディア・オンライン】。
史上初の、フルダイブ型VRMMORPGだ。
その話題性と完成度の高さから、瞬く間に世界中のゲーマーを魅了した。
20歳の誕生日を迎えたばかりの少女(女性?)、天霧弥生はゲームに馴染みはなかったが、ある
ことを切っ掛けにその世界に飛び込む。
不遇クラスと揶揄されるサムライを使いながらも、ぼっちなりに楽しんでいたのだが――
「良かったら俺と組まない?」
1人の少年との出会いが、彼女の運命を大きく動かす。
・女性主人公です。
・VRでは、様々なクエストの攻略などがメインです。
・現実では、日常パートがメインです。
・恋愛要素があります。
・後々ですが、少しセンシティブなシーンも書く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:41:07
77826文字
会話率:38%
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人
として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 15:32:26
94680文字
会話率:54%
ユーリは、魔術のギフトを持たなかったことで父親に追放され、財政難の新興女男爵に婿入りすることに。
貧乏領地を再建するために、妻から任された仕事は、まさかの「ハレム運営」!?
社交界で残念貴族と揶揄されようが、魔術スキルゼロだろうが大丈夫
。だって、チートなギフト「インチキ商人」があるのだから。
美味しい食べ物から便利なアイテムまで、異世界(日本)の商品と知識で、優秀な女の子たちの心を鷲掴み(予定)。
きっと、みんなチョロインなはず!! ハレムで醜い争いなんて起こらないはず!! でも、本当に領地の再建ために協力してくれるのか?
これは、女領主に婿入りした残念貴族(チート商人)が、異世界の知識とハレムの力で、貧乏領地を栄華へと導く、栄光の物語である。
【ご注意】
ハーレム要素を強めにできたらと思っておりますので、ご不快な思いをさせてしまいましたら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 13:46:52
37228文字
会話率:34%
天涯孤独で、孤児院育ちの少女、イザベラ。ところが彼女は名門貴族、グレンシャー伯爵夫妻の娘であることが発覚する。しかも彼らは彼女を一流のレディに仕立てて、政略結婚の駒にしようと企んでいた。厳しいを通り越した教育に、日々涙を流すイザベラ。しか
し嫁ぎ先であるマイルウェル侯爵家の夫人に救われ、侯爵家で暮らすことになる。優しい侯爵家の人々のおかげで生来の快活さを取り戻すイザベラ。だが、外遊のため少し遅れて顔合わせをした婚約者ーーエドワードは出会って早々、彼女のことを「見習い令嬢」と揶揄するとんでもなく失礼な奴だった。こうなったら一流のレディになって婚約者を見返してやる! そう意気込むイザベラ。一方努力家なイザベラにエドワードも少しずつ彼女への評価を変えて……。がんばる女の子が、少々ツンデレな青年と恋に落ちるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 12:03:25
95969文字
会話率:57%
「君に伝えておくことがある。私は君を妻として愛するつもりはない」
結婚式が終わってやっと一息ついたところで夫になったばかりのアレクシスにそう告げられたメルフィーナ。
アレクシスから開拓中の貧しい土地をもぎ取り、公爵邸を後にしたメルフィー
ナの共はアレクシスのつけた監視役の護衛騎士、セドリックと無口な侍女のマリーのみだった。
結婚直前に前世の記憶を取り戻したメルフィーナは、ここが前世で雑学系乙女ゲームと揶揄された「ハートの国のマリア」の世界であり、自分がアレクシスルートの悪役、メルフィーナ・フォン・オルドランドであると気づいてしまう。
家族とは不仲、結婚相手には愛する気も子供を作る気もないと言われたメルフィーナは、何もかも馬鹿馬鹿しくなった。
実家も婚家も、もう知らない! あんな男のために悪役になって修道院送りになるのもまっぴら後免よ!
不遇に育ち不遇な結婚をしてしまったメルフィーナは、家族も夫も関係なく勝手に幸せになろうと決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 12:00:00
1482507文字
会話率:47%
父親が急死した子爵令嬢のサラは、財産を失わないために、国王からとある「平民」との結婚を命じられる。
平民貴族と揶揄される旦那さまは、サラより五歳も年下で……?
すれ違いながらも二人は絆深めていく。
最終更新:2024-09-22 23:30:15
16055文字
会話率:41%
大陸歴1158年。アンデス王国にて後の歴史家はこの時代をこう呼ぶ『婚約破棄の世紀』と。
貴族社会では自由恋愛が謳われ婚約破棄が横行する中、北の辺境伯出身の少女ナンテは『ジャガイモ姫』などと揶揄されながらも学院生活を過ごしていた。
彼女の
望みは婚約などという面倒なものに振り回されずに学院を卒業し、実家に戻ってジャガイモ農家としてのんびり生活することだ。しかしそうはさせるかと言わんばかりに周囲の男性は彼女に問題ごとを押し付けて来るのだった。
####
元々は「婚約破棄と言えばこれ……じゃないでしょ!」を起点にした短編から他の構想と合体させたストーリーを展開させる予定です。なので婚約破棄が出落ちになる可能性もあります。(その場合は後でタイトル変えるかもです)
基本、イチャラブ要素少なめ、ざまぁ要素ほぼなし、ヒューマンドラマの方がジャンル近いかも?な感じでまったり進めていきます。多分。
いつもながらにプロットなしの自転車操業です。最低でも週2更新はキープする予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 20:10:03
356336文字
会話率:35%
自由を愛する冒険者たちの集う街、自由都市ラグ。
そこに、ひとりの冒険者がいた。来る日も来る日も神殿から依頼される薬草採取を続けて18年、いつしか彼は“薬草殺し”と揶揄され馬鹿にされる存在になっていた。
彼はそれに甘んじつつ、ただ人々のために
恩ある神殿のために薬草採取に精を出す日々を送っていたが、ある時それを快く思わない者たちの襲撃を受ける。絶対絶命の彼のピンチを救ったのは、うら若き美少女勇者であった━━。
この物語は、そんな運命の出会いを果たした“薬草殺し”と勇者が、仲間とともに世界を滅ぼす魔王を封印するための旅をする物語。道中で巻き込まれる様々な試練、日々変わりゆく彼らの関係、魔王との戦い、そして最後に彼らを待ち受ける結末とは━━。
断罪なし、ざまぁなし、転生なし、チートは少々。何の変哲もない冒険物語です。若干コメディ、うっすら恋愛要素。転生者設定はあれどこちらの本編には影響しません。同一世界の物語がいくつもあるので、評価を頂けましたら順次投稿します。
どこか地球に似て非なる『アリウステラ』のラティアース世界の物語。毎話4000〜6000字程度で程々に読み応えありつつもサクサク読める話を目指します。興味がありましたらブックマークや評価を頂ければ有り難いです。面白いと思って頂けるよう執筆・更新を頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 20:00:00
851864文字
会話率:48%
株式会社八嶋ゲームスから待望の乙女ゲームが登場!続編も要チェック!
『花咲く国の精霊姫(シンデレラ)~転生したあなたは精霊の加護を受けヒーローに愛される~』
概要:あなた(プレイヤー)は不慮の事故によって転生する――生まれ変わったのは、なん
と花咲く国と揶揄されるローゼリア王国の男爵令嬢。首都にあるローゼリア王立魔法学園で精霊の加護を受けて聖女になり、好きなキャラと恋愛を謳歌しよう!選択肢によっては聖女から精霊姫(せいれいひめ:全ての精霊に愛され、精霊を思うがままに使役できる乙女のこと)にジョブチェンジ出来るかも…!?恋愛パートあり、学校パートあり、領地や王国の内政要素あり、戦闘パートありのやり込み型乙女ゲーム。豊富な選択肢と豊富なアイテム。攻略対象者は全10名(9名+シークレット1名)。理想の相手と恋をして、あなただけの最高の世界を作っちゃおう!あなたの転生をお待ちしています!
※対象年齢15歳以上。
※基本プレイ無料、課金アイテム有り
※OSはAndr●id・i〇S両方に対応しています。
最終アップデート日:20XX年XX月XX日 OO:OO
【あらすじ】
「相手有責で婚約破棄をする――ざまぁ返しです!」
主人公であるリリィリリア・リリステアは婚約破棄の最中、ここが乙女ゲームの世界であること、また自身が悪役令嬢だったことを思い出す。
婚約破棄後、リリィリリアは自身の領地で幼馴染のヒースクリフと共に、化粧品店兼魔道具店と婚約破棄業(浮気調査専門の探偵と離婚専門の弁護士が一緒になった感じ)を請け負う仕事を始めていく…。
5話完結+キャラクター設定、世界観設定を投稿予定です。
作者は日常的にバッドエンド製造機ですが、この物語ではハッピーエンドを目指します!!!
【注意!】
筆者は乙女ゲーム未履修のため、乙女ゲームの描写は雰囲気で読んでいただけると助かります。
悪役令嬢追放もののため、冒頭から「はい、テンプレテンプレぇ!!」があります。
さて、我が母よ。ご要望の婚約破棄ざまぁ物だ。
これでご満足いただけただろうか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 20:00:00
12588文字
会話率:28%
カフェに勤めるアニータは、ある日、臨時の仕事で王城へと赴く。そこで出会ったのは、カエル王子と揶揄されている第三王子のセドリックだった。彼は、女性よりもカエルを愛している所為で婚約者もおらず、周囲から将来を心配されていた。
逃げ出したセドリッ
クのカエルを見事に捕獲したアニータ。セドリックはアニータを見た瞬間、衝撃が走る。アニータが、逃げ出したカエルのメアリーにそっくりだったのだ。以来、アニータの勤めるカフェに足繁く通うセドリック。カエル談義を繰り広げるセドリックに翻弄されるアニータだが、彼の本当の思惑は―――。
(全10話の短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 07:10:00
25211文字
会話率:47%
主人公は不幸にも工事現場の足場が崩落する事故に巻き込まれて死亡、転生した。転生先は幕末維新期の長州。山縣小助……後に山縣有朋と名乗る人物であった。山縣といえば明治期において政界に君臨した軍人政治家で、官僚のボスとされている。
しかし、山縣は近代日本史において悪者として語られがちな存在だ。それは政党が力を増していく時代のなかにあって、彼らの躍進を阻もうとした抵抗勢力であるから。また、死んだ際にも国葬が営まれたが、同時期にあった大隈重信の国葬と比較され、政党の影響が強い新聞には「大隈は国民葬、山縣は『民』が抜けて国葬であった」などと揶揄される始末である。
そんな寂しい人生は嫌だ。もっと人々に愛される存在になりたい。
主人公はそう決意し、愛される存在になるべく努力する。しかし、時代は波乱の明治時代。果たして山縣は愛される存在になれるのだろうか。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、当然ながら物語の都合上、改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説はその都度、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 00:00:00
224997文字
会話率:40%
貴族の子として生まれたヴァンは2歳になった時、不意に自分が転生者であることを思い出した。
様々な部分で幼児とは思えない行動を見せ、一時期は神童と噂されるヴァン。
しかし、8歳で行う魔術適性鑑定の儀にて、役立たずと揶揄される生産系魔術の適性が
あるという結果が出てしまい、ヴァンは侯爵家を追い出されることになってしまった。
追いやられた先の村では様々な苦難が訪れるが、ヴァンはそれでも村の発展と防衛を続け、やがて名も無き村は巨大都市へと変化していく。
でも、ドラゴンの襲来はもう嫌です。
ギャグ多めで進行したいと思います。
タイトル、変更しました!
戦わない最強の生産職 〜辺境の村要塞化計画〜
↓
お気楽領主の楽しい領地防衛 〜生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に〜
よろしくお願いします!
異世界転移転生での日間ランキング1位!
異世界転移転生での週間ランキング1位!
異世界転移転生での月間ランキング1位!
異世界転移転生での四半期ランキング1位!
異世界転移転生での年間ランキング3位!
総合日間ランキング2位!
総合週間ランキング3位!
総合月間ランキング2位!
総合四半期ランキング1位!
総合年間ランキング4位!
総合累計ランキング54位!
本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 19:00:00
810159文字
会話率:43%
両親から虐待され、挙句に売られそうになったわたしは、自ら命を絶ちました。
次に目覚めたのは異世界。髪の色で使える魔法が決まり、決められた色以外は魔法が使えず蔑まれる世界で、わたしは最悪の劣等髪と揶揄される黒髪で生まれ変わりました。
前世から
の不幸に嫌気がさし、すべてを諦めかけたわたしですが、今はこうして生きています。
「どうせ捨てる気の命なら、勿体ないから私の為に使いなさい」
そう言ってくださった主人に出会い、わたしの人生は変わりました。
わたしは誓いました。この御方、ノア様に生涯をささげることを。
貴方が往くその覇道に、最後まで付き合うことを。
だからノア様、もう少し我儘を控えてください!
※主人公は善人じゃありません。結構いろいろヤバイことやります。正々堂々なファンタジーをお望みの方はバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 15:00:00
1178589文字
会話率:54%
ソレイユ王国の姫リネッタは活発で溌剌とした少女だ。髪を一つに結い上げ、女騎士のような格好をするものだからお姫様らしくないと揶揄されていた。
リネッタは隣国のルナーラ王国との取り決めにより、その国の王子との婚姻が決まっていた。12の時に出会っ
たルナーラ王国の王子、シルビオと同じ時を過ごすうちに、リネッタはすっかり恋に落ちていた。
しかしリネッタが19になる年、婚姻も間近に控えたある日のこと、ルナーラ王国の聖堂にて、聖女が現れたのだと話題になる。
聖女はシルビオの幼い頃の知り合いであり、そしてその頃からお互い恋焦がれている相手なのだとリネッタは知り、このままでは失恋のみならず、婚姻がなくなってしまうことを危惧する。
「もしかして邪魔者は私の方、なのですか…?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 05:10:44
126562文字
会話率:45%
人違いで婚約の申し込みをされたクラウディア。
即座に撤回されたが彼女は気にしない。
社交界での醜聞になりかねないが、そもそも彼女は社交界の評判を気にしてはいない。
ただ領地にこもって好きなことをしたいだけ。
なので、社交界で彼女は"
;幻の令嬢"だの"引きこもり令嬢"だのと揶揄(やゆ)されている。
ただ単に世間話として友人に人違いで婚約を申し込まれ即時撤回された話をしていると、友人が自分の兄を薦めてきた。
その兄は最近仕事をしすぎて婚約者のことを疎(おろそ)かにした結果、婚約破棄されたばかりだという。
上司の気遣いで早めに帰宅した友人の兄から誘いを受け、あちこち出かけるようになりーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 22:46:14
131607文字
会話率:44%