『ねぇ、君を殺したらどうなると思う?』
他人との関わりを捨て不登校となり引きこもっていた中学三年生の双波怜は、〈ザ・テイルズ・オブ・マジック〉という次世代型オンライン戦闘ゲームにのめり込み、そこで戦って勝つことに生きがいを見つけていた。
〈
ザ・テイルズ・オブ・マジック〉――通称TTMは、あらゆる"Code"を用いて創られた日本のコピーワールドだ。
日本に存在する自然や建造物が全て再現され、それらは細かなエリアに分けられている。
TTMでは、PCに取り付けられた専用の認証カメラを用いてプレイヤーに似た外見のアバターを作り上げる。
アバターを操作し、武器を手に入れ、魔法を習得してレベルを上げる。
またプレイヤー同士の対戦、バトルロイヤルやチーム戦では、数百も存在する武器や魔法をぶつけ合い、ときに地形を活用して勝利を目指す。
ブレイン・テックという謎多き巨大会社によって開発・販売されたTTMは、その世界観や対戦の奥深さが人気を呼び、今ではプレイヤー数五万という数字を誇る。
ある夏の日、双波怜も〈レン〉のアバターを操作しTTMをプレイしていた。
怜が横浜エリアでバトルロイヤルに参加していたとき、ゲーム内で異変が発生した。
それが収まる様子はなく、ついにはPCまでも制御不能となった。
そしてTTM専用の認証カメラは青い光を放ち、怜を包みこんで"Code"としてゲーム内へと転送した。
目覚めた先は、日本――ではなくそのコピーのTTMワールドだった。
『TTMプレイヤーの諸君。ようこそ、"Code World"へ。君たちにはこの世界で〈Grand Code〉を探してもらう』
TTM内で死ねば、プレイヤーは"Code"として存在を抹消される。そうなっては、二度と現実に戻れない。
この世界"Code World"で生き残るためには、戦うしかない。
現実世界へと還るためには、どこかにあるはずの〈Grand Code〉を見つけるしかない。
孤独を抱えた少女は、ひとりの少年と出会いともに歩むことを決めた。
――これは"Code World"を生きる彼女たちの、生死をかけた戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 06:21:04
22321文字
会話率:17%
時は20XX年の日本。武装の砦というサイバー空間を使ったゲームが世界中に広がっている世界が舞台。武装の砦とは戦闘ゲームで政府も公認している。そのゲームに参加している選手の高校生の二北と同級生のマイケルを中心に戦いが繰り広げられる。
このゲー
ムには巨大資本企業の“側”と、王立の王立狐王軍がその世界で幅を利かせていた。主人公の二北はその二つの組織に目をつけられるほどの高い能力の持ち主で、高校生でありながら、そのゲームで破壊屋と呼ばれるタイマンという試合形式オンリーの選手だった経歴の持ち主で戦闘のセンスは抜群だった。その能力を買ったマイケルは独自のチーム“遊泳衆”を立ち上げることになった。二北やマイケルの通う高校にも武装の砦の公認の部活があり、二北とマイケルはそこに所属おらず、オセロ部に所属していた。公認の部にはニシジマという教師が顧問をしていて、ニシジマ教師も武装の砦の選手だった。武装の砦の強者の称号として「覇者」というものがあり、その覇者の中でもトップに立つのが四大覇者と呼ばれる者たちだった。そんな舞台の16学区で、“側”の四大覇者のシー・ライオンと王立将校クロックスが一戦を交えることになり善戦したもののシー・ライオンに圧倒的差をつけられてクロックスが敗退する。二北とマイケルは、その後、その学区で行われる大会に出場しメキシコの覇者を奇跡的に倒し、覇者の称号を得たが、マイケルが実力者の集まる大会を危惧してチームを解散する。そして、その後“側”と王立のにらみ合いが続いたが、ある日、二北がシー・ライオンに負けたクロックスとのタイマンの試合に名乗り出る事をきっかけにチームが再結成。二度の負けを許されないクロックスと二北との対決は辛勝で二北が勝利し、しかし二北の激しい消耗から今後のゲームの参加についてひとまず白紙にして今後を考えるということになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 21:10:46
36719文字
会話率:30%
時は20XX年の日本。武装の砦というサイバー空間を使ったゲームが世界中に広がっている世界が舞台。武装の砦とは戦闘ゲームで政府も公認している。そのゲームに参加している選手の高校生の二北と同級生のマイケルを中心に戦いが繰り広げられる。
このゲー
ムには巨大資本企業の“側”と、王立の王立狐王軍がその世界で幅を利かせていた。主人公の二北はその二つの組織に目をつけられるほどの高い能力の持ち主で、高校生でありながら、そのゲームで破壊屋と呼ばれるタイマンという試合形式オンリーの選手だった経歴の持ち主で戦闘のセンスは抜群だった。その能力を買ったマイケルは独自のチーム“遊泳衆”を立ち上げることになった。二北やマイケルの通う高校にも武装の砦の公認の部活があり、二北とマイケルはそこに所属おらず、オセロ部に所属していた。公認の部にはニシジマという教師が顧問をしていて、ニシジマ教師も武装の砦の選手だった。武装の砦の強者の称号として「覇者」というものがあり、その覇者の中でもトップに立つのが四大覇者と呼ばれる者たちだった。そんな舞台の16学区で、“側”の四大覇者のシー・ライオンと王立将校クロックスが一戦を交えることになり善戦したもののシー・ライオンに圧倒的差をつけられてクロックスが敗退する。二北とマイケルは、その後、その学区で行われる大会に出場しメキシコの覇者を奇跡的に倒し、覇者の称号を得たが、マイケルが実力者の集まる大会を危惧してチームを解散する。そして、その後“側”と王立のにらみ合いが続いたが、ある日、二北がシー・ライオンに負けたクロックスとのタイマンの試合に名乗り出る事をきっかけにチームが再結成。二度の負けを許されないクロックスと二北との対決は辛勝で二北が勝利し、しかし二北の激しい消耗から今後のゲームの参加についてひとまず白紙にして今後を考えるということになったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 21:08:05
41169文字
会話率:52%
妹に勧められゲームを始めた金本美波は戦うことをしたくない理由に不遇職である『商人』を選択する。だが副業に『魔術師』がついてきた。どうせやるのだったらしっかり商売を―――そんな彼女が引き起こす以上をまだ誰も知らない。
最終更新:2023-08-17 00:17:38
224904文字
会話率:27%
穴に落ち、何故か異世界に転移した…と、思ったらそこは戦闘して、ループしているゲームの世界だった!
自分を脱出させるため…ループしている世界の時を取り戻す!
最終更新:2021-08-05 12:00:00
10148文字
会話率:38%
未来の宇宙を旅する人類の箱舟が舞台となる探索型のSF戦闘ゲーム。外宇宙より襲い来た敵性種ノイズに侵略される恒星間移民船内を、傭兵となって駆け巡り、敵と戦いつつ生存可能域の奪還を目指します。レベルアップによるキャラ成長、豊富な装備品の選択肢、
状況を想定したアイテムの準備、獲得する素材ポイントを使った武具の強化改修、クラス毎による特性やスキル展開、様々な要素を含みます。自分だけの傭兵を作り、箱舟を取り戻そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 20:07:35
44223文字
会話率:24%
ある日、私は雇われた。ソ連赤軍戦車隊2等兵、シーマはKV1の新しい無線手だ。仲間達とともに戦場に赴き、戦うことが役目の彼は、自分たちを裏で操る謎の力とともに、今日も戦う。時には怪我をし、時には死に、時には生き延びる。過酷で地獄のような日々の
中で、彼はある一つの考えを持った。果たしてそれは何なのだろうか?
某有名オンライン戦車ゲームを元に構想したifの物語です。オンラインゲームの裏で、私達プレイヤーに使われる彼らは、果たして何を思い。何を感じるのか、これはオンラインゲーマーに捧げるゲームの裏側の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 08:54:33
24890文字
会話率:80%
ポン刀1本サラシに巻いて、桜葉(40歳独身)は異世界で竜に乗る。ただし見た目は美少女で……
桜葉(40歳独身)は、外回りの途中に事故であっさり死んだ。……と想い、めざめたら少女型アンドロイド……いやゴーレム……いや義体に魂が入ってい
た。
その義体「ドラム」へ魂を移植してハイセナキスという竜に乗って戦う競技の選手がいる世界。そこへドラムとして転生した桜葉は、否応なしに過酷な戦闘ゲームの渦に巻きこまれる。
桜葉、唯一の取り柄である居合の技を使い、なんとか戦いを進めて行きたいと思ったが、刀がない。ならば自分で作るほかは無い!?
自分の知ってるチート異世界転生と違い、どうしてこんなに苦労しないといけないのか!?
そうは云ってもなんとかなってる!?
桜葉がこの世界へ転生してきた理由とは!?
異世界転生が流行りを超えてジャンルとして定着してきた感があるので、挑戦してみました。定番なようで定番ではない?
自分なりの異世界転生、書けました(˘ω˘)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 21:15:11
136160文字
会話率:41%
オンラインゲーム『ガンソードオンライン』は世界的に流行している集団戦闘ゲームだ
その世界では、近接系武装、剣やライフルなどが主流の戦いとなっている
しかしこれは、そんな世界で息をしていない遠距離武装を使いこなす男の物語
主人公(大
学生ぼっち男子)は天才的な狙撃の技術を持つプレイヤー、そんな天才がアップデート後、様変わりしてしまった世界にソロプレイで挑む!
果たして世界唯一の狙撃手の運命は如何に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 01:45:13
50858文字
会話率:19%
勉強嫌いな主人公、城戸真斗はいつも「勉強が戦闘ゲームになったら頭のいい野郎をボコボコに出来るのに」と妄想していた。学校では知識皆無の無能馬鹿として有名で、いつも馬鹿にされていた。ゲームの腕は人並み以上にあったが特技はその一つ。他には何もない
平均以下の学生。
ある追試の帰り道、教育方針が切り替わり、全テストの方式がバトルロワイヤル方式に切り替わるというニュースを耳にする。
今まで底辺だった自分を変える大きな出来事に困惑しつつも、しっかりと受入れ、喜びを見せる。
偏差値70のイケメン野郎どもに逆転劇をカマす日が来るのであった...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 15:05:45
2404文字
会話率:10%
その異世界は地球以上の技術とサイキックで成り立つ世界であり、人間とヒューム(ヒューマノイド)が争いを繰り広げる世界でもあった。
ひょんなことから、現代日本で高校生活を送っていた本郷拓哉は、そんな世界へと連れ去られる事になる。
そこで目
にしたものはサイキックバトルアーマー、通称PBAと呼ばれる人型機動兵器だった。
始めはサイキックが適性がないということで、整備士として働く事になった拓哉だが、生まれ持った特異性と戦闘ゲーム好きなのが功を奏して、人型機動兵器に乗る事に……
これは、そんな拓哉がナビゲータであるクラリッサと繰り広げる超科学異世界の物語。
拓哉は、一体何を手に入れて、何を失うのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-18 08:00:00
1095648文字
会話率:31%
カードバトル&箱庭ゲームしかやってこなかった中途半端なゲーマーの松葉祥吉郎は大学に入って何か変わりたいと思っていた。そんな時に友人Hがバカやって奇跡を起こしたことをきっかけに彼の運命が動き出す。灰色が虹色になる。彼のどうしようもなくグダグダ
な冒険記が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 12:00:00
72693文字
会話率:40%
異世界へのトリップ――それが学園丸ごとの規模で発生した。異世界で課せられたのは、デストロイヤル(相手を殺すのが勝利条件の生き残り戦)と呼ばれる超デスゲームだった。
ジュンヤは肉体的にも頭脳的にも平凡な高校生だが、ファンタジーRPGと対人戦
闘ゲームは滅法得意だった! 武器や魔法を出現させる魔界石を駆使して戦う、サバイバル・シチュエーション・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 23:00:00
105290文字
会話率:27%
その日、世界が牙をむいた―――――
かつて描いた子供の頃の幻想。それは年月を経て世界を包み込んだ。しかし、その幻想は誰かに書き替えられ、七日間の戦闘ゲームに変わっていた―――――
忘れてしまった過去の記憶。再び集う少年時代の友人たち。
幻想から抜け出すため、全てを切り捨て勝利を掴め―――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-23 00:34:35
14449文字
会話率:16%
スクランブル・ゲームという賭け遊戯があった。
直純恵、草薙桐継、そして黒鋼火錬はそれぞれの理由でゲームに参加する。
命の危険は比較的少ないが、どんな大怪我をするか分からない戦闘ゲーム。
アクションあり、コメディあり、水月節アリ(!?)、の中
で、今日も3人は戦ったりセクハラされたりの日常を過ごします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-08 07:00:00
91967文字
会話率:48%
リレー小説・企画・仮想彼氏 只今 戦闘中・第1回・わたしの彼氏はパトリック
第1回目を濡れ丸が担当させていただきます。最後までよろしくお願いします。
某大手・広告会社につとめるOL・レイコは、きょうも仕事のあいまにそのゲームに熱中していた。
通信技術の発達でだれもがスマートフォンを手にいれ、いつ・どこにいてもそのWEBコンテンツにアクセスすることができる。そのゲームは近未来年でくりひろげられる、組織的戦闘ゲームなのだが、なぜだかゲームのキャラは中世ヨーロッパや戦国時代の武将や遊女のすがたで、浮世離れしたコスプレイヤーの様なかっこうばかりしている。敵陣に切り込んでいき、敵の城からアイテムを奪いとることができるとポイントが加算さていく。そのゲームはあまりにリアルにつくられすぎていて、現実との区別がつかないほどだ。熱中しすぎて死亡した人間までいると、もっぱらのウワサである。レイコには恋人がいない。現実世界の草食系男子ではものたりず、ゲームの中のパトリックというキャラクターと恋に落ちてしまっていた。「パックン」・「レイ」、二人はそう呼びあうなかだ。敵将のラドクリフ、コイツがなかなか手強い相手だ。なんど、皆殺しにされそうになったことか。ある日の戦闘中、ラドクリフは二人に対して次のようにいってきた。「君達は世界を変えることができる」奴の正体は一体?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-25 21:03:26
5766文字
会話率:21%