とある男爵家の長女と婚約していた紳士が、急遽、養女との結婚許可を申請してきた事案が発生。花嫁を差し替えた王家の許可状を届けに行く破目になった、騎士サン・フォンは、ギリ結婚式に間に合ったものの、式に出席していた幼馴染の「破天荒令嬢」こと公爵令
嬢カタリナ23歳と再会してしまう。夜、どうも男爵家の様子がおかしいと話していたら、どこかから悲鳴が聞こえ──頭を割られた、男爵の遺体が発見されてしまう。
金髪縦ロールの悪役令嬢風味なカタリナと、赤毛のガチムチ騎士サン・フォン(既婚)の凸凹コンビが、闇が深すぎる男爵家の謎に挑む!
※性被害、性加害に関する話ががっつり出てきますので、ご注意ください。
※異世界恋愛ミステリ「公爵令嬢カタリナ」シリーズ9作目。「公爵令嬢カタリナの事件簿:泣かない赤ちゃん」(短編)と「公爵令嬢カタリナの計略」(長編)の間に当る作品ですが、独立してご覧いただけます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 11:22:57
67118文字
会話率:20%
【1日1話更新・6/28完結】もう21歳だし年貢の納め時だと親族に詰められて婚約したばかりの公爵令嬢カタリナ。貴族学院の同級生だったジュリエットに頼まれて、「裏社交界の女王」と呼ばれる高級娼婦オランピアの私邸に、ジュリエットの義弟が出してし
まった手紙を取り返しに赴く。だが、私邸の様子はどうも妙で、思い切って踏み込んでみると、血まみれのオランピアが倒れている。そして「誰にやられたのか」と問われたオランピアは「カタリナ」と答えた──
「え!? カタリナ様、この人刺しちゃったんですか!?」
「ちょっと! わたくしがこの人を刺せるわけがないじゃない!」
金髪縦ロールの悪役令嬢風味なカタリナと、ピンク髪光属性持ちの元「野生の男爵令嬢」ジュリエットの凸凹コンビが、(見る人が見れば)不可能犯罪の謎に挑む──
※異世界恋愛ミステリ「公爵令嬢カタリナ」シリーズ5作目。「公爵令嬢カタリナの事件簿:泣かない赤ちゃん」(短編)「公爵令嬢カタリナの計略」(長編)の前日譚ですが、独立してご覧いただけます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 08:00:00
44313文字
会話率:20%
伯爵令嬢でありながらお化粧も社交も苦手なオリヴィアは、仕事しかできない。
だから、〝氷の宰相〟と呼ばれる侯爵アーサーの右腕として、仕事に生きていこう――と思っていたのに。
「結婚する気がないというのはわかった。では、俺と結婚してくれないか
?」
「……はい?」
「承諾してくれてありがとう」
突然のアーサーからの求婚は、どうやら仕事上必要なことであるらしい。
(氷の宰相と呼ばれるアーサー様だもの、結婚すらも道具にするのだわ)
これは偽装婚約だと納得したのもつかの間、アーサーの態度はどんどん甘くなっていく。
「アーサー様にはもっとふさわしい方がいらっしゃるはずです」
「俺に必要なのは君だけだ」
ある日、戸惑うオリヴィアたちのもとへ、とある男爵令嬢がやってくる。
男爵令嬢はオリヴィアの嫌がらせをでっちあげ、アーサーに直訴するが……?
実は両片想いな仕事人間のふたりが、周囲を焦れさせながら無自覚に惚気まくるお話です。
ストレスフリー&陰謀もサクッと解決です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 16:57:29
72532文字
会話率:38%
人の心でできた異世界……その名は心界(しんかい)。
3つに分かれた大陸……そのうちの1つである光の大陸。
その大陸にて貧しい夫婦の元に授かった命……名をスレン パークス。
前世では佐山香帆さやまかほという女として生きていたが、とある理
由で自ら命を絶ち……スレンとして転生した。
愛溢れる家族に恵まれたスレンだったが、貧困故……十分な育児環境を整えることができず、我が子のためと闇金に手を出してしまったスレンの両親。
法外な利子によって苦しめられる両親を救おうと、スレンは自らの体を売る決意をする。
そんなスレンの前に現れた正義感の強い少女、プレンダー エムガス。
彼女は光の大陸の中心に位置する大国……ムナヤ国に蔓延る歪んだ正義と共に戦おうと【マインドブレスレット】という機械をスレンに差し出す。
最初こそ断ったものの……事情が重なり承諾することになったスレン。
そんなムヤナ国では【正義が絶対であり、悪は死あるのみ】という常識が信仰のように広がりつつある。
罪を犯した者は万引きのような軽犯罪であろうとも……やむにやまれぬ事情があろうとも……問答無用で処刑される。
そんなムナヤに蔓延るもう1つ歪み……ミスト。
人に災いと力を与えるミストによって、人間達は【デウス】という化け物となって欲望のままに暴れる。
そんなデウス達を保護すべく奮闘する組織【ティーピック】。
自分の人生に意味を見出せないスレン……自分自身の信念と己が正義のために戦うプレンダー……天然だが仲間たちを大切にする強い心を持つユウリ ラフシャーツ……。
3人の少女達は、表では声優”(アニメではなく紙芝居式のイラストに声を吹き込む仕事)”として活動し、裏ではティーピックとしてデウス達を保護する秘密組織として活動する。
そんな彼女達とは対称的に……デウスを生きるに値しない悪魔として抹殺していく最高騎士団【ワルキューレ】。
三つ巴の戦いの先にあるものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:14:58
56436文字
会話率:44%
第一王子に婚約破棄され、浮気相手であるアルメリアの殺害を阻まれたカトレア=クンツァイト侯爵令嬢。 の隣で弁当を食べる事になって……
※遅筆による思い付き発進なため、更新が非常にナメクジです。 現在3話までしか仕上げてないので、月1更新
を考えてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 19:27:51
35911文字
会話率:31%
騎士見習いのヒューバートは、数多の婚約破棄を繰り返す学園の有名人である『変わり者』ことエミリアにたまたま声をかけられ、婚約破棄間近らしい令嬢を救うべく、その理由を突き止めるため共に行動を始める。
楽しいことが大好きで周囲を振り回すエミリアと
、そんな彼女に振り回されるヒューバートのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 12:30:00
32077文字
会話率:28%
主人公鹿路六平太(ロクロ・ロクヘータ)は、いかにも〝ナーロッパ〟な異世界に〝無双〟状態で転生を果たしてしまう。普通なら周囲にチヤホヤされる〝無双ライフ〟を謳歌するところである。
が、彼は転生後、異世界の森の中、襲い掛かってくる怪物(魔物
)と戦いながらソロでずうっと活動を続けていた。主人公は無双故に連戦連勝、その上樹々生い茂る森の中では〝食べる物に困らない〟という特殊能力持ちであった。
『特別困らなければ現状維持でいいや』、という感覚を持つ主人公は〝無双でチヤホヤされよう〟という発想の、まるで湧かない人物であった。
こうして無双転生者であるにも関わらずソロ活動を続けてきた主人公に、或る日転機が訪れる。少女を悪漢たちから救い出したことをきっかけにソロ活動に終止符を打ち、少女とともに街へ出ることにしたのだ。ここでその少女は主人公に提案する。『必要なのは仲間です』と。
ところが提案されたその具体的仲間集めの方法は『できる限り女奴隷を買うこと』であった。『そのうち半分でも恩を感じてくれればそれが仲間になる』と、そうした思惑である。それに乗った主人公、持ち金の大半をはたき女奴隷を買いも買ったり都合二十四人。
これが主人公つまづきの元だった。女奴隷たちは主人公に依存しおおよそ仲間とは程遠い。その上誰一人去る者がいなかった。さらに悪いことは続くもので主人公はギルドから『魔物を《《密漁》》してきた』として多額の金銭的要求をされてしまう。だがここでホワイト・ナイトが登場する。だがそれは一見『悪役令嬢風』にしか見えない少女である。しかし女奴隷もろとも主人公を雇ってくれるという。
かくして〝トラブル状態が通常〟な主人公の異世界日常生活が始まっていく。
とは言え日常生活の中ではその類いまれな無双能力も宝の持ち腐れ。発揮する場が訪れそうにない。果たしてその持てる能力を全解放するXデーが主人公に来るのか来ないのか——
この作品は「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/works/16817139557367269705)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 19:24:12
168186文字
会話率:38%
顔だって家柄だって魔法の技術だって、そう差はない。
しかし、ちやほやされるのは、聖女であり幼馴染でもあるフローラばかりだ。
自分には人が寄りつかないというのに、とエイリンはフローラが気に入らない。
我慢ならないエイリンは度々嫌がらせをしてい
たが、毎回ことごとく邪魔されるのだ──「フローラ親衛隊隊長」であるセドリックに。
聖女を陥れたい悪役令嬢が幸せになる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 09:00:00
11779文字
会話率:30%
私はイリア・アースと申します。
父は、二十年ほど前、この国の辺境に現れた邪竜を倒した美貌の英雄として、知られております。
父の子は、私、弟、妹の三人でございます。
父の美点を十分に受け継いだ妹、次いで父譲りの才能の弟、父譲りのところの一切無
い私。
私についたあだ名が「英雄の出涸らし令嬢」でございます。
長子なのに出涸らしとは、これ如何に。
父譲りの美貌の妹が、学園に入学してからは、憂鬱です。
妹に第一王子殿下を始めとした見目麗しい殿方が侍るようになってしまいました。
対して、第一王子殿下の婚約者のオリヴィア様と友人になる私。
オリヴィア様は何かお考えがあるようで、私に妹を諌めないように仰います。
さらに何か重要な事を思い出せそうで思い出せなくて、やきもきする私。
………………(;゜Д゜)!!!
テンプレ王子はざまぁされますが、妹ざまぁはありません。
残酷な表現は一切ないですがR15です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 20:33:53
9000文字
会話率:24%
わたくしはとある名家の生まれの娘、財前梓(ざいぜん あずさ)と申しますわ。
悪役令嬢などと揶揄されるようなお嬢様であるわたくしですが、ひょんなことから戦隊のリーダーにされてしまいましたの。
その名も【キラキラ★ベリベリキューティーガールズ】
!
わたくしは他三人の少女たちとリアル戦隊ごっこを繰り広げ、街に突如として出没した怪物たちをやっつける羽目になっております。か弱き乙女にこんな戦いを強いるなんて無茶苦茶ですわ!
そんな中さらに、悪しき魔王(実は人間)をぶっ倒すことになるのですけれど……そんな無茶な!ですわ。
でもどうやらやるしかないようです。とにかく出動ですわよ!
※一話ずつが短めでサクッと読めます。
※ゆるふわ設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 12:01:19
94530文字
会話率:32%
八歳の頃にヘルマン第一皇子と婚約を結び、王太子となった現在まで順調な関係を築き上げてきたクラウディア。しかし近頃の王太子は『彼女』にすっかり骨抜きにされてしまったのだ。
最終更新:2022-01-16 22:52:22
5058文字
会話率:41%
隣国の公爵様に嫁ぐことになった、日陰者の王女の私。
継母いわく、隣国は「わがままな女性ほど魅力的」なお土地柄らしい。
となれば全力でわがままにふるまって、寵愛をゲットするしかない!
……だってもう、この国に戻りたくはない。幸せになりたいの
だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 16:45:08
10351文字
会話率:27%
【1月20日、書籍発売♪】
過去7回、悪党への転生歴を持つ公爵令嬢ルイーゼ。過去の死因はいずれも、刺殺に、刺殺……やっぱり刺殺!? もう刺し殺されるのは御免です! 現世こそはバッドエンドフラグを叩き潰して、平凡なハッピーエンドを迎えたいの
に……引き籠り王子の教育係ですって!?
これは、数々の変態を鞭と女子力(物理)で調教し、前世から引き継ぐ因果と陰謀を紐解くラブコメディ!?
※余話にも伏線を仕込んでいます※
※軽いSM表現、殺傷行為、首斬り、流血描写ございます※
※モーニングスターブックス1月刊で書籍化が決定しました。完結してから長くなりましたが、皆様のご愛顧があってこそです。よろしくおねがいします※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 07:00:00
767574文字
会話率:33%
悪名高いパンプキンス公爵家。その令嬢シトルイユは、風変わりな令嬢として社交界の話題となっている。
仮面舞踏会にしか現れず、いつもジャック・オー・ランタンを被っている謎の令嬢。彼女がカボチャを被る理由を、誰も知らない。
シトルイユの婚約
者以外は――。
※第4回ネット小説大賞二次落選作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 23:17:14
17789文字
会話率:29%
世間一般で言うところの負け組喪女、米沢芹那の人生は32歳で幕を閉じた。目覚めた芹那は15歳の少女になっていた。彼女を待っていたのはキラキラ美形達とのラブロマンス…いやラブロマンスも愛憎劇もフィクションだからいいのであって登場人物にはなりたく
ありません。公爵令嬢に転生した芹那は平穏無事に過ごすことができるのか。いわゆる転生モノです。悪役令嬢風味だったりオトメゲー風味だったりしますが、微妙に違います。文章を書くのが久しぶりなので、投稿も進展ものんびりペースになると思いますが、お付き合いいただければ幸いです。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 12:00:00
35944文字
会話率:28%
使う全ての魔法が召喚魔法(ほぼ暴走)になってしまう魔法学園の学生と帝都の文委付番シリーズと呼ばれる秘宝を狙う怪盗の対決の物語。それは主人公が帝国のエリート教育を司る四校の成績トップで構成される秘密学生結社に紛れ込んだことから始まった…日本
の大正時代を思わせる世界に魔法をぶち込みました。
世界大陸の東側を支配する古き帝国の都には国家のエリートを養成する四つの最高学府が存在した。
皇族貴族の子弟を預かる修学館。
軍人を養成する帝国士官学校。
魔術研究の中心である魔導院。
官僚やビジネスエリートを輩出する帝国大学。
それぞれの機関には予科(付属高等学校)が設置されてエリート達の登竜門となっていた。
護尋慶三郎はその内魔導院の予科である魔導学園に通うエリート…の落ちこぼれだ。使う魔法が自分で意志を持って暴走する奇妙な能力に目覚め、その他の事でも脇道に逸れた彼は進級時のクラス替でその現実を突き付けられてしまう。
そんな時主人公は学園名物の天才魔術師に金曜会と呼ばれる四つの学校で最も優秀な学生で構成される親睦会、金曜会の今期のメンバーに選任されたと言われる。魔導院での希望のコースへの進級と引き換えにそれを承諾した主人公は悪役令嬢風お姫様、高性能脳筋軍人、ダウナー系美少女とかなり個性的なメンバーと出会い怪盗や妖魔と対決しながら古い帝国の裏側を覗き込んで行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 08:00:00
41214文字
会話率:44%
婚約の白紙を格下の家の婚約者から願われた公爵令嬢エレーネのちょっとした嫌がらせと、次の一歩を踏み出したい話。
最終更新:2019-06-16 22:02:44
4482文字
会話率:38%
以前に書いた『彼女は私が嫌いです』http://ncode.syosetu.com/n0299dc/ の続編です。
ぎゃふんと言わされた悪役令嬢風の娘ナタリーと、ぎゃふんと言わせた側のクリスのあれやこれ。
前作のオチがネタバレ状態ですので、
あちらを読んでからの閲覧をオススメ致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 01:22:00
6540文字
会話率:51%