彼らは“英雄”ではない。ただ、誰より早く絶望を直視し、誰より冷静に“生き様”を選んだだけだった。
■AI参謀 × 自衛隊幕僚長■
終末の兆しに、ただ二人だけが気づいた。
「死者が動いている」
通報はなかった。感染の噂も、騒動もない。
それでも、軍用AI「ゼノン」は、戦略演算の片隅で“異常な群集”の出現を捉えていた。
既存のあらゆる事象に該当しない、想定外の現象。
だが、彼の確率演算は確かに“人類の滅亡”があり得ることを示していた。
些細だが異様なデータを見逃さなかったのは、軍用AI。
その演算に“人としての意味”を与えたのは、自衛隊・師団幕僚長「黒瀬慎也」だった。
“国土の赤化”が始まる。
だが、上層部は気づかない。
指揮系統が沈黙する中、命令なきままに、
独自判断で“最初の作戦”を立案していく。
――リアル×軍事×パンデミック×AI――
ご都合主義を排し、科学と戦術で描く“本当にありえる崩壊”
軍人とAI――対等な“二人”が辿り着くのは、救済か、選別か。
彼らは何を見て、誰を救うのか。
これは、「人類の意思」を問う、終末の軍事作戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 00:10:00
125384文字
会話率:24%
Sランクパーティで便利な『創成魔法』を使い仲間を支えていたカイは、戦闘能力の低さを理由に「お前の代わりはいくらでもいる」と理不尽に追放されてしまう。
辺境の街でのんびり暮らそうと決めたカイだったが、彼自身はその魔法が世界を覆すほどの規格外
の力であることに全く気づいていなかった。
彼の無自覚な活躍は、やがて最強の女剣士や聖女といった強力な仲間を惹きつける一方、彼を失った元パーティは崩壊への道を辿り始める。
これは、自らの価値に気づかない最強の主人公が、知らず知らずのうちに真の仲間と居場所を見つけ、過去を乗り越えていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:00:00
51930文字
会話率:34%
1軍グループにいる人より少し無口で、クール。けれど人並みに笑って生きている男子高校生神谷湊。そんな彼は、物事に過剰に関心を寄せることなく、ごく普通の顔をして毎日を過ごしていた。恋愛も興味はない。誰にでも愛想を振りまけるわけでもない。
そん
な彼の心に、ある日、静かに入り込んできたのは――
同じクラスの、言葉少なな少女・白石澪。
目立たないが、美しく、どこか遠くを見ているような彼女。
話したこともほとんどないのに、彼女の笑顔や声が、湊の心に静かに残っていく。
それが「恋」だと湊はまだ知らない。
気づかないふりをしているのか、本当に気づいていないのか。
一方、澪もまた、自分を特別扱いしない湊のことが、次第に気になるようになる。
だが彼の無関心そうな態度と、距離の測れない言葉に、彼女はその気持ちに蓋をしてしまう。
これは、誰も告白しないまま、すれ違いながらも少しずつ近づいていく、
気づかれないまま始まる両片想いの物語。
心に降る、雨のような気持ちには誰にも気づかれず、誰にも止められない。そして――きょうもまた、雨が降っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:00:00
7048文字
会話率:35%
アナスタシアの幼馴染みであるマティスは色気だだ漏れの青年、らしい。
らしい、というのはアナスタシアはもう一人の幼馴染みロンバルトと共に彼の色気がまったくわからないからだ。
幼馴染みの色気にも自分の気持ちにも気づかない鈍感令嬢と生まれながら
の色気過剰症の青年とその周囲のにぎやかな日常のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:00:00
130736文字
会話率:41%
ボクこと七瀬楓(ななせかえで)は、国民的アイドルグループ≪The Beginning of Summer≫を応援していた。
メンバーのメイメイこと夏目早月(なつめさつき)を本気で推していた。
いつも一生懸命で手を抜かない、でも不器用な彼女の
ことを推していたが、メイメイはあまり人気がなかったことにいつも憤慨していた。
「あんなに一生懸命で良い子なのに、なぜみんなその良さに気づかないんだ!」
≪The Beginning of Summer≫が武道館コンサートも成功させた矢先、メイメイが突然引退表明、そして失踪してしまう。
「メイメイを世界一人気のアイドルにするっていう人生の目標を失ってしまった。もう生きていく気力もない」
楓は悲しみに暮れる中眠り、目を覚ますと、≪The Beginning of Summer≫オーディション前の過去へとタイムリープしていたようだった。
しかもなぜかアイドルのマネージャー選考会場にいた。
マネージャー選考試験では、何万回も聞いた≪The Beginning of Summer≫の曲が使用されていた。
音楽が流れ出せば自然と踊れる。
楓は見事マネージャー選考に合格し、アイドルデビュー前のメイメイと出会い、彼女のマネージャーとなる。
理由はわからないけれど、過去に戻れたのならメイメイを救いたい。楓は心に誓う。
「今度こそメイメイを大人気アイドルにする。そのためならなんだってしてやる!」
え? アイドルのマネージャーって、アイドルと一緒に歌って踊るんですか?
それは聞いてないんですけど……。
しかもボク、女の子になってるんですけど⁉
アイドル5人、マネージャー5人。
みんなそれぞれに武道館を目指したい理由があった。
彼女たちは楓の知っている未来の通り、アイドルデビューして、武道館コンサートを成功させることができるのか。
彼女たちのちょっと不思議でドタバタした日常が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:37:35
581446文字
会話率:44%
「気づいたんだね。
……うれしいよ。ずっと、君を待ってた。」
最初にそう言ったのは、
白い服を着た少女だった。
冷たいようで、どこか優しい目をしたその人は、
まるでずっと前から、僕のことを見ていたようだった。
──うっすらと、気づいて
はいた。
この世界は、少しだけおかしい。
誰もが穏やかに暮らし、争いも悲しみもない。
でも、なにかが“整いすぎて”いる気がした。
きれいで、静かで、完璧な日常。
なのに僕だけが、その中に立っていると、
どうしようもなく「ずれて」いる気がした。
みんなが見えていないものが、僕には見えてしまっていた。
それでも、ずっと気づかないふりをしていた。
少女と出会ってから、
世界の輪郭が、少しずつ歪みはじめる。
存在しないはずの場所に現れた扉。
知らないはずの光景に、なぜか覚えがある感覚。
そして僕は、彼らと出会う。
この世界を見つめる「観測者たち」と。
「ここは一度終わった世界だ。
君にしか、この結末を選ぶことはできない」
どうして僕なんだろう。
ただ生きてきただけの僕に、そんな役目があるのか。
でも――
あの日から、心の奥で鳴り続けていた違和感だけは、
たしかに“本物”だった。
これは、生きることを忘れた世界で、
観測者たちに導かれた僕が、
たったひとつの答えを探す物語。
選ばなければ、選ばされる。
だから僕は、選ぶ。
もう一度、この世界を終わらせるかどうかを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:25:52
7936文字
会話率:11%
わたし、シンシア・スメキムス子爵令嬢はいわゆる異世界転生者。きっと前世で大好きだった恋愛小説みたいに溺愛が待ってるに違いない!とわくわくしていた。
唯一不満だった『ヒロイン鈍感すぎ問題』もわたしなら一瞬でハッピーエンド!……と思っていたのに
、溺愛してきて相思相愛だと思ってた侯爵令息のエドウィン様に「遊ばれてることにも気づかないなんて」って言われちゃって!?
わたし、勘違い女になってました!
なのにエドウィン様は、思わせ振りなことをしてくるのをやめない。しかもどうやら王女殿下が本命らしい。
あーちょっと、前世のトラウマが疼いてきた ……エドウィン様、もう思わせ振りな態度はやめてください!
初の連載です。7万~10万文字の間くらいで終わる気がします。目標は完結!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
95483文字
会話率:39%
俺は高学歴だ。昔から頭が良くて、学校ではいつも上位。高校進学も地元で一番偏差値の高い高校だった。
もちろん大学もそうだ。そうだったら良かった。第一志望に落ちて、第二志望にも落ちた。残されたのは、低学歴Fランの滑り止め。
こんな事実を、
俺は、受け止めきれなかった。能力は人並み以上にあると自負していた。だがそんな事は、主観でしかなくて、客観的に、俺は能力の高い人間じゃなかった。
そんな事を考えたくなくて、俺は引きこもった。いつか本気を出すと、自分の心に決めて、何年も引きこもった。
ある日気づいた。自分には何もない事に。
そこからは早かった。手紙を残して、近場の高層ビルを見つけて、そして飛び降りた。震える足は止めれなくて、俺は浮遊感の中で人生を振り返った。
自分より下の人間を見下して、本当に劣っていたのは自分なのに気づかないまま、大人になった自分を。
生まれ変われるのなら、誰かを愛せる人間になりたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 14:46:39
102006文字
会話率:25%
何度も繰り返される、一週間。
恋をして、書いて、やり直して——
それでも結末に辿りつけない、未完成の物語。
高校文芸部に所属する神谷遥は、ある日、世界が何度も「同じ一週間」を繰り返していることに気づく。
毎週金曜日、恋が終わる。
毎週月曜
日、すべてがリセットされる。
なぜか誰もその異常に気づかないなか、ただひとりの先輩・橘サラだけが、遥に言う。
「わたしたちは“物語の中”にいるんだと思う」
これは、恋愛と時間、そして“言葉”に囚われた青春のラストシーンをめぐる物語。
最後の1ページが綴られるその日まで、恋も、世界も、まだ“校了”されていない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 13:16:51
6956文字
会話率:37%
清盛王朝の都にて、宮廷薬師として仕える凌澄華(りょう・ちょうか)は、宮廷で起こる不可解な病死事件の真相を追う。原因不明の発作で次々に倒れる妃嬪や女官たち。噂は「呪い」と囁かれるが、澄華は冷静に医学と論理の眼でその裏に隠された陰謀を見抜こうと
する。
しかし、後宮は華やかな衣装や香りの陰に、権力と嫉妬、嘘と欺瞞が絡み合う迷宮だ。澄華は自らの薬学の知識を武器に、誰も気づかない“見えない毒”を探し当てるため、緻密な推理と観察を重ねていく。
やがて彼女は、事件の鍵を握る一つの薬草にたどり着く。だが、その背後には宮廷内の熾烈な権力争いと、澄華自身の過去にまつわる秘密が隠されていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:38:45
6269文字
会話率:20%
生まれ育ったド田舎を出て、都会で新生活をスタートさせることになった桐生旭。
恐ろしき都会に吞まれないために、「身の程をわきまえて、所詮自分は田舎者」をスローガンに都会での日々を過ごそうとするのだが…。
「あなたは百年に一度の逸材なんです!
ぜひ、うちの事務所に!」
(ぜ、絶対詐欺だ…)
旭を決して放っておかない人々。
街を歩けば注目され、逆ナンまでされ…。
しかし、その真意に旭は気づかない。なぜなら――自分のハイスペックさにとことん無自覚だから。
(これってもしかして、貞操観念逆転世界ってやつか?)
決して自分が大注目されているとは思わない無自覚男。
都会の高校に転校し、ド田舎からやってきた謎のハイスペック男を当然見逃すはずもなく…。
「どういう女の子がタイプですか⁉」
「連絡先交換してください!」
「放課後どこか遊びに行きませんか⁉」
生まれ育ってきた町とは全く違う都会に翻弄される旭。
さらに同じマンションに住む猫みたいな美少女と仲良くなったり、学校の有名人たちに気に入られ、遊ぶようになったりと、ただの田舎者ならありえない、羨ましすぎる学園生活になっていき…。
「――君が好き」
やがて最強の田舎者は、誰もが羨む学園生活のすべてを手にしていた⁉
この世で最も“羨ましい”、理想の高校生活がここに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:06:47
190154文字
会話率:46%
孤児院育ちの平凡な女性セラフィナ。
彼女は自分を特別だと思ったことなど一度もないが、実は彼女はその身に世界に数人しかいない「世界を変える力」の証を背負っている。
そんなことを想像すらしていない彼女の何気ない呟きが、気づかぬうちに国や世界
を動かしていた。
破綻寸前で五年以上持ちこたえている商会、不遇の立場に追いやられた第一王子ルカヴィス。
彼らの運命か変わり始める——すべてはセラフィナの無自覚で。
彼女の何気ない想いが波紋を広げ、やがて第一王子へと繋がっていく——愛と運命が交錯する世界が、いま動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
23958文字
会話率:30%
そこそこ栄えた田舎町。
最強ヤンキー黒川真桜(くろかわ まお)は、
まおだけに、魔王と呼ばれ恐れられていた。
商店街のを守るグループのリーダー白石愛理(しらいし あいり)は、その美しさから、商店街の女神と呼ばれ、商店街の人達からは慕われ、
商店街を荒らすゴロツキから恐れられていた。
ある事件で二人は急接近するが、すぐに離れる事になる。
そんな魔王と女神は、地元から離れた所で
同じ高校に通う生徒となるが、お互いが魔王と女神である事には気づかない。
高校でも二人は急接近するが・・・
魔王と女神の恋の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:42:55
16540文字
会話率:46%
それに気づかないでください。
オバケとか、見えないほうがいいですよ。
最終更新:2025-07-27 23:11:34
200文字
会話率:0%
気づかないうちに、罠に嵌められています。
妖怪の仕業だと、気づいてください。
最終更新:2023-02-09 00:05:40
200文字
会話率:100%
過去、現在、未来。
下界では三つの世に生まれつき星の痣がある子供が誕生する。
その子供には世に現れる降三世明王に体を委ねこの世に起こりうる災いから救うという役目があった。
ところが現在から143年前に人知れず「王生千世」という青年の体を借り
ていた降三世明王は熊に追われて逃げてきたという、下界の女性に恋心を抱いてしまう。
そして相手の女性「烏丸桜」も不思議な魅力を持った千世に惹かれていく。
因果関係は分からないが時を同じくして降三世明王は目の前で災いの根源を取り逃がしてしまう。
災いの根源とは、降三世明王に踏みつけられた大自在天の宿怨であった。
彼もまた人間の心に潜んで三つの世を渡り歩いていたのだ。
143年後、降三世明王が再び下界に現れる。
此度は獣医師で猟友会の若きハンターである「王生三世」という青年の体を借りて過ごしていた。
三世は春の熊追いで入山していた日に登山道で怪我をしていた女性、「烏丸さくら」と遭遇する。
思い出される143年前の記憶。
彼女との出会いは偶然なのか、それとも縁なのか。
降三世明王は忘れられない桜への想いを目の前に現れたさくらに重ね合わせていた。
しかし別れも告げず桜の前から突然姿を消し、未来の約束を果たせなかった自責の念にかられ素直に話すことができない。
一方のさくらは最初の出会いは最悪だったが三世に少しづつ心を許すようになる。
不思議な心境の変化だった。
いつの世も降三世明王現れる所に災いあり。
不穏な空気を察知したのか現在には他の明王たちが目覚めていた。
正に的中。
三つの世において降三世明王の宿敵とも言える大自在天が
現在で一人の人間の心の中に潜んでいた。
輪廻し貯めこんだ宿怨を放出し降三世明王への復讐を企てていたのだ。
その人物は身近にいた。
以前よりさくらに恋心を抱いていた「在原朝臣」という職場の上司だった。
在原は気づかないうちに大自在天にその恋心さえも本人の気持ちとは裏腹に愉快に弄ばれていた。
ここに三人の過去から現在、未来へと運命の糸が繋がっていく。
三つの世を愛おしい人にいつか会えることを祈り生き抜いた「桜」の物語でもある
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:59:47
106048文字
会話率:45%
かつて、王太子エリオスに恋をした魔導師レイナ。
貧しい貴族の娘でありながら、その才覚を認められ王宮で頭角を現す。
だがある日、無実の罪を着せられ、彼女は処刑されてしまう。
――そう、“彼女は死んだはず”だった。
だが、雷のような光に包まれ
た瞬間、レイナは異界へと飛ばされていた。
そこは人ならざる存在が生きる世界。
裏切りと喪失を抱えながら、レイナはその地で〈魔女〉として再生する。
数年後、再びこの世界に舞い戻った彼女は、別人のような気配を纏っていた。
誰も、彼女が“あのレイナ”だとは気づかない。
そして、皮肉にも舞い込んだのはエリオスとの政略結婚――
かつて愛した男の隣に立つこと、それこそが彼女の「復讐」の始まり。
これは、微笑みの裏で牙を研ぐ元王宮魔導師と、
かつて彼女を裏切った王との、偽りの結婚とゆがんだ愛の物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:46:59
12096文字
会話率:23%
婚約破棄されたので、王子を婿にもらうことにした――それが私の逆転人生の第一歩ですわ。
エヴァンス伯爵家の令嬢クラリスは、突然の“婚約破棄”通告を受ける。相手は第二王子アレクシス・ルヴァン・フレイアス。
家は没落し、爵位は剥奪され、誰もが彼
女の転落を笑った。
しかし、当の本人は笑っていた。
「……ふふ。いいでしょう。それなら今度は私が、殿下を娶って差し上げますわ」
捨てられた元令嬢が目指すのは、まさかの“王子婿入り”計画!?
侍女リサと殿下の従者カイルを巻き込み、逆プロポーズ応援団が誕生。
“偶然を装った再会作戦”“告白未遂の連続事件”“恋に気づかないふたりのすれ違い劇場”など、数々の珍作戦を経て、クラリスは王子の心を追い詰めていく――はずだった。
……が、実はその“婚約破棄”すら、すべて殿下の計画だった説、浮上。
「君が自由になるのを、ずっと待っていた。だからあの日、私は“わざと”君を……」
“追う令嬢”と“待つ王子”。
立場も作戦もひっくり返った二人の、すれ違いだらけの王宮ラブコメディ、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:51:19
14641文字
会話率:40%
フリーターのエマは留学しているはずの和彦にターミナル駅の人混みの中でバッタリ会う。20歳で出会い長年友人関係だった二人。30歳を目の前にして再開した二人は・・・
最終更新:2025-07-26 20:22:22
33575文字
会話率:23%
『それは、まだ「好き」と言わない。―両片思いアンソロジー―』
恋が始まる、ほんの少し前の気持ち。
惹かれ合っているのに、気づかないふりをする。
気づいてしまっても、伝える勇気が出ない。
幼なじみ、先輩後輩、クラスメイト、敵対関係、バイト
仲間。
さまざまな関係性の中で、それぞれの“好き”がすれ違い、交差していく。
これは、付き合う一歩手前。
まだ「好き」と言えない、だけどそれでも、確かに恋している物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:00:00
17043文字
会話率:41%
「すまないエルクロ。これ以上は無理だ。パーティを出て行ってくれ」
ダンジョンを探索する上級冒険者パーティの一員だったエルクロは呪いによって女体化したことを理由にパーティを去って欲しいと言われてしまう。
男パーティに突如発生した女体は毒、
麻痺、感電、衰弱。そんなものよりも遥かに歪んだ形でパーティを蝕んでいた。以前の癖のまま男湯に乱入。半裸で過ごす。下着を平然と干す。ぶかぶかの衣服で際どい状態なことに気づかない。
数多の余罪。リーダーであるサンゲツはいち早くパーティ崩壊の原因となると見抜いていたが、追放は手遅れだった。
彼自身、見た目だけ美少女のエルクロに悶々とし、追放を自責し、リーダーとしての責任を理由に正当化、仲間としての友情。涙目になっていたエルクロへの罪悪感、欲情。もろもろがごちゃごちゃになった末に虎になってしまう。
「その声は……ボクの親友、サンゲツじゃないか」
なんか他にも侍が狂戦士のすえに鮫になったり、武闘家がロリコンになったり神官は割と前から変態なこと、武具屋の看板娘が百合女だとかが発覚していくし、他多分いろいろあるはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:34:19
96310文字
会話率:44%
「これは契約結婚だ」「はいありがとうございます!」「……は?」
幼い頃に天才と称されたことがあるエイヴリルは、義妹の身代わりで悪女として『訳ありな公爵様』のもとへ嫁ぐことになった。
当然、エイヴリルを悪女だと信じている公爵家からの扱いは
残念なもの。しかし、虐げられ慣れすぎ&おっとりなエイヴリルは全く挫けない。素直に『悪女(※本人比)』として持ち前の鈍感さと能力を発揮し、周囲を味方に変えていく。
一方、公爵様はエイヴリルが無能でも悪女でもないことを早々とあっさり見抜く。
「エイヴリル、君を無能の悪女と言ったのは誰だ? 許さない」「……ええと、あの!?」
これは家族に愛されなくてもマイペースに強く生きてきたヒロインが、新天地でいつの間にか大切にされて幸せになっていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
492516文字
会話率:45%
深夜23:30。
世界は“ナイトコード”と呼ばれる異常空間に書き換わる。
そこでは、人々の“未練”が世界の均衡を崩す存在として現れ、
放っておけば、ナイトコード関係なく現実そのものが静かに壊れていく。
高校生・結城楓は、転校生の少女・暁
詩遥と出会い、
世界の裏側で続く“崩壊を食い止める活動”の存在を知る。
誰かの記憶が消え、誰かの存在が変わる。
昨日物をどこに置いたか忘れる。最近地震が多い。人の名前を思い出せない。
……それでも、誰も“崩壊”に気づかないまま、日常は続いていく。
――「コーダ、夜が始まる瞬間を覚えてる?」
青春も、記憶も、やり直せないとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:10:00
55359文字
会話率:33%