元男爵令嬢のリリスは行き倒れていた。世間知らずなせいでまともな給金をもらえず、食べ物もろくに買えない。そんな人生に彼女は絶望していた。
しかし、そんな彼女の前に軍服を着た男が通りがかる。男はリリスを抱えると、レストランに連れていき、食事を御
馳走してくれた。あまりの空腹に出された料理を食べ切ったリリスだが、その支払いの代償として体で支払うことを求められてしまう。
食べた自分が悪いんだとリリスは諦め、男に連れていかれる。しかし、連れていかれたのは男が住んでいる屋敷。侍女として働いて返せばいいということだった。
優しい使用人たちと共に仕事をこなし、何かと気にかけてくれる男にリリスは徐々に惹かれていく。しかし、男の正体は国内有数の大貴族であり、最強の魔術将軍だった。それを知り、リリスは恋心にそっと蓋をする。
女性不信の将軍と、平民落ちの元男爵令嬢の、すれ違いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:00:00
17583文字
会話率:23%
レベル100000の勇者の血を絶やしてはいけません!
魔王軍との戦いから8年。
勇者ご一行は無事に魔王討伐という形で王国はその事業を成し遂げた。
そして、現在。
王国はとてつもない大増税などによる悪政により、国民達は大きく疲弊していた。
そんな中、王様は自分の子供である勇者に、結婚もとい婚活を始めさせないと世界がヤバイと知る。
「この勇者に見合った女性を見つけて、勇者の血を絶やさないでくれ!!」
時を同じく、天使界にいたワケありの天使ちゃんは、上司の女神様の指令で、勇者に結婚とその血を絶やさないための任務を与えられ、地上にやって来る!
「あたし達と一緒に、婚活の旅に出ましょう!」
そんな2人に巻き込まれたのは、元勇者ご一行として活動していた人物。もとい、現在は婚活支援をする会社を運営する僧侶であった。
「帰れ!出禁だ!!テメェ等は俺の前に二度と顔を出すな!!気色悪いんだよ!!」
僧侶はこんな勇者に婚活を勧めたくはなかったが、王様の権力や天使ちゃん達の事情により、勇者の婚活支援をすることになる!
王国にはたっぷりと税金が納められている。税金無双の婚活でさっさと勇者を結婚させてみせるぞーーー!!
「……………」
と、言いたいところだけど
「…………………いや、僕。婚活をしてなくても、幸せだよ……?」
当の勇者はまったく結婚願望のない勇者であった!!
そうだとしても、見せてやるよ。税金の力、金の力!!
「ふざけんなぁーー!!税金でこいつの婚活のサポートなんかするんじゃねぇ!!無駄金もいいところだ!!」
しかし、そーいうのがまったく通じてない勇者だ!こいつ、ホントに人としてどーなんだ!
まともな婚活は通じねぇ!
同棲相手を”くじ引き”で決めて、勇者も見直すように努力しろ!
お前と釣り合う女性達を見つけて来る!
勇者が婚活しながら、勇者達の過去やこの世界の謎に向き合う!
無事に勇者は結婚相手を見つけられるのだろうか!?勇者の血は絶えないのだろうか!?というか、世界に隠されている謎ってなんなんだ!?
村人、遊び人、商業娘、武術家、魔女、お姫様、魔王の娘!?
出会わせてやったよ!さぁ、勇者!一体誰を選ぶんだ!いや、世界のために選んでくださいよーーー!
追記:勇者はちゃんと結婚します。誰を選ぶでしょうかね?
追記:挿絵有り、日曜9時の週一投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 09:00:00
2560文字
会話率:39%
自分に反撃ができず、
自分が傷付かず、
自分より弱く、
自分の妬ましい存在であり、
自分は何も悪くなく社会が悪いと訴えられて、
自分で誰かの未来を奪えることができ、
自分を産んだ両親がすべての元凶であり、
自分に罪なんてあるわけもなく、
自
分も守れない奴が悪いんだ。
こんな感じの楽しい遺書にしよーって。
ウキウキで書いて、ワクワクしながら包丁と一緒に、リュックに詰めているんでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 09:31:59
1825文字
会話率:49%
ただの仕事の愚痴なんですけど、なんか愚痴じゃなくて解説講座っぽくなってしまった。
自分のところにはないんですけど、駅に荷物を預ける宅配BOXってやっぱり便利なんですかね。電子ロックのBOXだとは聞いているので、防犯関係には優れているのは
当然だと思ってますが。
ふと思ってるんですが、めっちゃ馬鹿デカイの預けて、駅から家に持ち帰るのが一苦労な荷物もあると思うんですよね。駅から家までそんな荷物を抱えて、歩くのも中々大変だと思います。それなら再配達の方が楽じゃね?とか、客的な立場であると思います。たぶん、対面配達に指定されてる小物な荷物を入れる事に特化してるんでしょうかね。帰りがけや通勤前に受け取れる程度の荷物とかならやっぱり便利かな。でも、それってコンビニ受け取りとあんまり差がないし。配達する側からすると、駅の中に荷物抱えて入るのもキツイような気がします。(した事ないから分からないんですけど)
まぁ、よーするに。当日、楽して確実に受け取りたいのなら、自分の家のところに、宅配BOXを置けばいいんじゃない?
宅配BOXなんか買いたくないんだよ、ウチの地域は治安が悪いんだよって意見もあると思うので、なんとも言えませんが。自分はそーする派ですかね。物によっては宅配BOXの使用ができない荷物もあるので、宅配BOXも万能というわけでもないんですが……。
便利になるっていうのは、なかなか大変ですねぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 09:59:52
4302文字
会話率:32%
プロローグ
「全然暇にならないじゃん」
連続15連勤明けで、やっと家にたどり着いた薬師の ルリィ・オミナイ は、撒き散らされた書類の山にうんざりして、いつものようにため息をついた。
「だからさっさとあんなヤツら見捨てて、オレ達だけで
、好きな事だけして過ごそうって言ってるじゃ無いか」
久しぶりの帰宅で、家中の窓を全開にしたのがまずかった。
銀の鬣をなびかせて風を全身に受けながら、ゲッコウ は呆れ、いつも言っている悪態をついた。
「こんなんじゃ何のための《魔女の家》なのかわからないわ」
ここにきたら思う存分、このベルベットのような美しい毛並みをすいてくれると思っていたのに。と ニコ がそれに続く。
「「毎日美味しいものをたらふく食べさせてくれるって言ってたのに」」
金眼で睨む2頭の幻獣に、ルリィは「ヴっ」と呻き机に突っ伏した。
「こんなに疲れてるのに、2人は私に料理させるんだ?」
優しく無い。優しく無いよう。ルリィの嘆きも聞こえないふりをして、2頭は「さっさと飯を作れ」とキッチンに移動するように促す。
「アウルス様が全然休ませてくれないのが悪いんだ」
重い腰を上げ、渋々書類を集めながら、文句をつけるルリィに2頭はそれでも追い打ちをかける。
「「お腹が減った!」」
「私もお腹減ってるよ!?」
床に散らばった書類をそのままに、ルリィはキッチンへ向かう。
ここは《魔領域》の[帰らずの森]にある《魔女の家》。それは、神秘の魔力で護られ、悪意外敵を拒み、望む者が認められると現れる森の中の隠れ家で、《聖領域》で暮らす人間達にとっては御伽話にもなっている。
そこで[魔女の薬屋]を営む店主のルリィは、2頭の幻獣の腹を満たすために、今日も突然の依頼で減ってしまった大量のポーションを作る傍ら、すき焼きとプリンを作るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 06:00:00
124422文字
会話率:38%
永遠の愛なんて存在しないと思っている。
特に恋愛結婚。ベタ甘。
両親が友愛のつるみ方をしているので、まだマシな方だが、それは一族はそうではなかった。
気持ち悪いんだよね。あんなの見た事ないから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
下手な夢が見れないんです。
周りにそんな人が居ないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 22:42:28
871文字
会話率:37%
私はカウンセラーでもなければキャバ嬢でもない。
散々愚痴を吐かれたら嫌になるし、此方がヘラる。
だから縁を切るつもりでいる。
相手を殺すか自分が死ぬかで生きようと思ってる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御
座いません。
注意事項2
なんでも許せる方向けです。
でもこれが一番大事だと思うんですよ。
人に対して病むのは、見知った人だけにした方が良いですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:19:36
909文字
会話率:20%
何時もぼんやりとしていて、常に何かを考えている。
そんな彼女はぼんやりと椅子に座って、考え事をしている様だった。
何かあったの?
いや、少し考え事をね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
察しの良い子と察しの悪い子の話。
この指摘が出来ない、察せない人間です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 18:50:07
980文字
会話率:48%
「あーしの弟? 好きにしていいよ」
親友ロニからそんな言葉を賜った時、私――バニー・ポッターは辛抱たまらなくなった。
ロニの弟、ジミーは燃えるような赤毛の持ち主の魔法使い。
存在自体が私を誘っているってんじゃないかってくらい可愛くてね!
…
…ジミーが悪いんだよ(唐突)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 12:25:12
2422文字
会話率:23%
同棲している彼女のことを怒らせてしまった。
全部俺が悪いんだけど、怒り方怖すぎなんですけど?
カクヨムにも掲載
最終更新:2025-01-10 19:00:00
3051文字
会話率:26%
アレ? なんで僕は地下の核シェルターにいるんだ。
なろうラジオ大賞6参加作品です。
最終更新:2024-12-28 13:00:00
683文字
会話率:20%
僕は悪くない、悪くないんだ! 押せ、押すんだ、と言わんばかりに存在したボタンが悪いんだー!
最終更新:2024-09-09 13:00:00
234文字
会話率:15%
秋の歴史2022参加作品です。
「もしも」の戦争物です。
題名から分かると思うけど胸糞な作品なので、戦争物(仮想戦記物含む)が好物だという方以外は読まない方が良いよ。
警告したからね。
言い訳を言えば、歴史ジャンルでお題を手紙にした
運営が悪いんだ。
歴史で手紙を考えていたら浮んでしまったネタなんでね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 20:00:00
2015文字
会話率:16%
竜×ヒロイン×不屈の意志×逆転!
獣人の男性たちが、番を探す世界。ギルド職員のクレアは、頑固で愛想のない中堅職員。家族からは行き遅れなので、従兄弟夫婦のために代わりに子どもを産んでやりなさいと言われ、拒否する。
理不尽な環境、暴行まで受
けたクレアに、天才ともてはやされ、愛される妹や弟たちは見下して侮りや暴言を吐く。
「酷い……お姉ちゃん酷いよ、私の方が先にヒューゴのこと好きだったのに……」
「そもそもクレアも、頭悪くて脇が甘いっつーかさあ。被害にあったなら、気をつけて生活すればいーじゃん。自宅と職場往復だけで自衛しないのが馬鹿女、他の場所行くのが悪いんだって。また加害されても文句言えねーだろ。うろちょろしてたんだからさ」
限界を迎えたクレアを見つけ、寄り添うドラゴン公子と、やられっぱなしでは済まさないことを決めたクレアの「理不尽に屈しない、絶対に言いなりにならない」不屈の物語
※恋愛も少し
※別のサイトなどで掲載していたものを改題し、手直ししています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 10:23:29
64426文字
会話率:21%
ある日異世界へのゲートが開かれ、誘拐された妹を取り戻す!
シスコン?傲慢?好きに言ってくれていい。
俺は、妹が大切なんだ!
最終更新:2024-12-10 15:23:39
6896文字
会話率:24%
此処は異世界【エルデンティア】。
多種多様の種族が暮らし、自然豊かな世界だが、人の数だけ争い事や問題事が起こるのは、どの世界も一緒だった。
国同士の争い事は勿論。
貧困や格差、飢えに苦しむ者。
自分達ではどうしようもな
い、自然災害に悩まされる者など様々だ。
更にこの世界にはゲームや漫画等でお馴染みのダンジョンや魔物も存在する。
魔物は人々を襲い、ダンジョンは放っておけばいずれスタンピードを起こして、更に辺り一帯を自分の一部にしようと浸食していく…。
厄介極まりない存在──。
そんな世界に突如、とある冒険者集団が現れる。
その冒険者集団はメンバー全員が“女性”で、大変美しく、勇ましかった。
ある少女と麗人は、幾千もの魔物を薙ぎ倒し斬り伏せて、ある乙女は摩訶不思議な乗り物に乗って、人々の助けになる装置を造り称賛を浴びた。
そんな猛者達を束ねる清廉潔白で金色の少女。
その少女は難病に苦しむ者や、酷い怪我を負った者を治し、深い心の傷を抱えた者を癒して救っていった。
それだけではなく彼女は、誰かが困っていたらその身を挺してまで助力を尽くしてくれた。
その博愛精神と善行を見て、まるで女神の様な偉業や振る舞いだと人々は騒ぎ立てて、崇めた。
そして人知れず誰かが呟いた…。
『女神の遣い──【聖女】様に違いない!』と。
そんな彼女達を人々は敬愛と畏怖を込めて、こう呼んだ───。
【戦女神の救世主たち(ヴァルキュリアス・セイヴァーズ)】と!!
「なんか上の説明クソまじめだな…」
「そんな事よりカナメ! オレの『アンジュさん特製チーズプリン』返せぇっ!!」
「んな事まだ言ってんのか? ホント女々しヤツだなお前! その無駄にデケェー乳、揉み拉くぞっ!!」
「うがあああ! お前が悪いんだろうがっ!! もう許さないかんなっ!!」
「二人とも落ち着いて下さいっ! 本当はとっても仲が良いはずなのに、どうして……」
※妄想に妄想を重ねて、暴走した作品。寛大な心でお読みください。一応ちゃんとした男性や女性も出てきますが、基本は『女体化した野郎たち』の日常会話や冒険と戦闘シーンなどがメインです。女体化や性転換系の作品が苦手or気持ち悪いと思う方、不快と思う方はお読みになることをご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:26:21
6088文字
会話率:40%
僕、並野凡太(なみのぼんた)は中学時代に幼馴染の朝戸伊那(あさどいな)に全校生徒の前で告白して失敗した過去を持っている。このトラウマから色恋沙汰には関わらないと誓った僕だが、高校二年生の二学期に朝戸が突然転校してきた。トラウマが蘇る僕だが、
何故か朝戸は僕に関わる記憶を失っていた。もう一度関係をやり直そうとする中で僕は彼女とトラウマに向き合うことになる。
全部で15話程度を予定してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 10:58:32
30539文字
会話率:69%
謝罪
こんな夢を見た。
駅のホームでベンチで電車を待っていると、ハトがてくてくと自分のそばにやってきた。きたって、やれるものは何もないし、ハトにエサをやるほど物好きじゃない。はぁ、とため息をついた。自分はこれからも何年もこうして電車
に乗り、つまらない仕事をし続けるのか。本当、私は何のために生きているのだろう。何がしたいのだろう。
何もしたくない。何もしたくないのだ。なのに、ずっと私は働いている。やめてほしい。コミュニケーション能力もないし、ストレスはたまりやすい方だし、ほんと、生きてて良いこと1つもない。
皆、何が幸せなんだろう。どうして生きているんだろう。何も面白くないじゃないか。生きてて何も面白くないじゃないか。
ハトはいつか消えていた。私はホームで一人、本を読んでいた。田舎だから、電車がなかなか来ない。まぁ、ずっと来なくて良いけど。
この何も面白くない世界で人はどうして生きているのだろう。こんなに不幸を感じているのはもしかして自分だけなのだろうか。きっとそうだ。そうに違いない。私以外は皆、幸せなのだ。私だけが、まるで世界中の不幸をゴミ箱に全部集めたみたいに、不幸なのだ。
苦しいものだ。どうしてこんなに苦しまなければならない。誰のせいだ。誰を責めればいい?神か?仏か?
絶対に己自身を責めろだなんて言わせない。そう。何で私の責任なんだ?意味がわからない。意味がわからないんだ。私のせいじゃねぇだろ。
「違うよ」
どこかから、声が聞こえる。
「違うよ」
後ろを向いた。小学生ぐらいの男の子が立っていた。
「誰?」
「違うよ」
「・・・何が?」
「君のせいだよ」
「え?」
「他人のせいにするのは、甘えだよ」
「は?」
「他人のせいにするのは、甘えなんだよ」
「なんだよ、急に」
私は呟いた。
「自分のせいにすると、気持ち良いんだよ」
「・・・」
「自分のせいにすると、格好いいんだよ」
「・・・」
この男の子を、どこかで見たことがある。この子は・・・。
「ごめんね。僕の伝え方が悪いみたいだね」
男の子は、小さな手で、頭を掻いた。
「ごめんね。全て僕が悪いんだ」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-07 10:52:43
1339文字
会話率:67%
見た目が毒々しい毛虫を見ました。
ものすごく気持ち悪いんだけど、大人になると、その姿は美しく凛々しい。
最終更新:2024-08-19 22:37:27
200文字
会話率:100%
幼馴染でもある桜町碧(さくらまち あおい)と付きあい始めたのは中学二年生の時。俺から告白しカップルとなったが、お互いあまり派手な人間ではなく、よく周りから地味カップルとからかわれていたが、それでもお互いとても幸せだった。
しかし、高校
二年生の春。彼女は高校デビューに成功し垢抜けた美少女へと変貌を遂げていた。比べて俺は中学のまま地味な男子高校生。そんな俺に愛想が付きたのか、理由も告げずに一方的に振られてしまう。
地味な俺が悪いんだと反省し遅めの高校デビューを決めるため俺、月見里夏己(やまなし なつき)は奮闘する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 22:00:00
22981文字
会話率:43%
むかし『寂しいから寂しいといってなにが悪いんだばかやろお』で始まる詩を書いて。タイトルは『寂しいお酒』かなんかだったと想うけど。
えっ?だから、なに?いや、この詩のタイトルの出典ですがな。って、おっさんか。
キーワード:
最終更新:2024-07-06 06:53:23
653文字
会話率:0%
哀しいから哀しいといってなにが悪いんだばかやろお
キーワード:
最終更新:2022-01-06 23:00:50
307文字
会話率:0%
【私のおふるでわるいんだけど】と言って母親から取り巻きの1人を婚約者としてあてがわれ、王宮から実質私は追放される。――そして、嫁いだ先でもやはり私は歓迎される雰囲気ではない。嫁ぎ先から出された条件に私は、肩を震わせるのであった。
ご注意:
3話目から物語の雰囲気変わると思います。
※SAN値直送顔=この物語において、正気を失った感じの顔という意味です。
【登場人物】
主人公:マーガレット
結婚相手:アデル=ミリウス
ミリウス家執事:セバス
※カクヨムさん投稿中で、アルファポリスさんにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 23:07:28
135572文字
会話率:43%
凌空さまが悪いんだよ(ネタバレ)
最終更新:2024-05-15 22:47:04
606文字
会話率:52%
『悪いな、今日は友達と遊ぶから』
そう女性達に向けて言ったのは、モテモテ主人公の天道進。
平凡な学生生活を送っていた俺、地道行人にまるで天啓のように聞こえたその声は、俺に行動を促した。
まずは髪を切り、なんならちょっと染めちゃっ
て、眼鏡からコンタクトに、そして親のコネを最大限に利用する。
見た目性格共に大きな変化を遂げた俺の元には、徐々に人が集まって来るように。しかしそれらに全くと言って良いほど興味を持てなかった。
俺が興味をひかれたのは、天道進の近くにいる女子生徒四人。しかしどうやら全員が天道に好意を抱いているようだ。
でもお前、なんでそんな事になんの? そのまま黙って進めば普通にハッピーエンドなのに。
あ~あ、お前が悪いんだぞ? お前がそんな選択をし続けるから彼女達は俺の所に来たんだよ。
ここまで来たのは俺も初めてだけど…………ん? 俺は何を言っているんだ? 自分でもよく分からない。
しかし何故か言わずにはいられないから言っておこう。『ようこそ、バッドエンドルートへ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:00:00
289763文字
会話率:49%
「お、俺は何も悪くねえ……」
「お前が飛び出してきたのが悪いんだからな!?」
降りて来たトラックの運転手がそんな事を言って逃げて行った。
「い、いた……い…………」
痛すぎて、頭の中がクリアになっている。
左腕に感覚がなく、両足は少し
力入れるだけで痛みが走った。
首だけ起こし体を見て見ると、左腕は無く、両足はありえない方向に向き、一部は折れて突き出てきてもいた。
――なんか見た瞬間に血の気が一気に引いて来た……。
呼吸も乱れ、さっきまでのクリアな思考が今の現状を見て、鈍り始めてきた。
――そういえば。
視線を右手に移し、手の中にあるものを見た。
――体が冷たい?呼吸はしてない……。
手の中にいたのは猫だ。
道路に飛び出した猫を助けようとして自分も飛び出して事故にあったのだが、体温は自分も同じくらい冷たくなっているのでわからず、呼吸はしておらず、死んでしまった。
――あ、意識を保つの……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:27:19
43314文字
会話率:39%
辺境伯令嬢のクロエは、背中に痣がある事と生まれてから家族や親戚が相次いで不幸に見舞われた事から『災いをもたらす忌み子』として虐げられていた。
日常的に暴力を振るってくる母に、何かと鬱憤を晴らしてくる意地悪な姉。
(私が悪いんだ……忌み子だか
ら仕方がない)とクロエは耐え忍んでいたが、ある日ついに母に殺されかけてしまう。
「もうこんな狂った家にいたくない……!!」
死を目前にして、クロエは逃げ出した。
野を越え山を越え、ついには王都に辿り着く。
しかしそこでクロエの体力が尽き、弱っていたところを柄の悪い男たちに襲われてしまう。
覚悟を決めたクロエだったが、たまたま通りかかった青年によって助けられた。
「行くところがないなら、しばらく家に来るか? ちょうど家政婦を探していたんだ」
青年──ロイドは王都の平和を守る第一騎士団の若きエリート騎士。
「恩人の役に立ちたい!」とクロエは、ロイドの家の家政婦として住み込み始める。
今まで実家の家事を全て引き受けこき使われていたクロエが、ロイドの家でもその能力を発揮するのに時間はかからなかった。
「部屋がこんなに綺麗に……」「こんな美味いもの、今まで食べたことがない」「凄いな、君は」
「こんなに褒められたの……はじめて……」
ロイドは騎士団内で「漆黒の死神」なんて呼ばれる冷酷無慈悲な剣士らしいが、クロエの前では違う一面も見せてくれて……。
これは、忌み子として虐げらてきた令嬢が、生真面目で厳しいものの優しい騎士と共に過ごすうちに、ささやかな幸せを手に入れていく物語。
※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 19:00:00
327254文字
会話率:40%