ある夏の夜。
夕立のように激しく降り始めた雨の中、助けてくれた騎士は私と同じ年頃の少年だった。
赤みの強い赤銅色の髪に、同じく赤銅色の深く澄んだ瞳。思わず「綺麗」と伝えると、その騎士は照れながら私の瞳を「夜空の色」だと言った。
日々の逢瀬で
次第に距離は縮まり、重ねた手のひらから恥ずかしさが消えない。
伝えたいことはたくさんあるのにままならず、もどかしく夏が過ぎていく。
しかし、ある日の出来事から、騎士は私と距離を置いてしまった。
「近づきすぎた」と言った騎士の真意。
開戦を目前とした隣国との戦争。
薬指にはめられた指輪だけが、唯一の祈りだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 17:32:10
11256文字
会話率:35%
タイトル通りシスターとか聖母とか呼ばれる彼女についてのお話
最終更新:2017-12-19 16:49:11
1085文字
会話率:4%
名前についての小ネタを挟みつつ結局イチャついてるだけじゃねぇかと言われても仕方の無い二人組
最終更新:2016-12-31 23:55:30
2101文字
会話率:26%
甘ったれな青春に甘ったれな日常から甘ったれな休日になります
※単品で読めます※
最終更新:2016-12-31 00:49:08
1466文字
会話率:17%
子爵令嬢ミシェル・ハウザーは、6歳の誕生日に高熱で倒れ、そして思い出した。
自分が平安時代の左大臣の娘で、不美人・病弱・両親から冷遇・早世と不遇の過去だったこと、何より恋がしたかったことを。
15歳のある日、外交で滞在している隣国の王子主
催のパーティーの誘いがミシェルに届く。その当日、成り行きでこの世界が「偏愛の檻」という乙女ゲームの中で、自分がヒロインの恋敵の悪役令嬢だと知ってしまう。しかしミシェルは前世の性格を色濃く引き継ぎ、誠実で謹み深く世間知らずで、全然悪役らしくない。
これは、ヒロインと友情を築いたり、和歌の代わりに文通を始めたり、その人柄で無自覚に周囲を癒したりと、ミシェルがあらすじにない転生ライフを自分らしく過ごすお話です。
※念のためのR15です。
※平安時代らしさはほとんどありません。乙女ゲーム転生後の世界の話がほとんどです。
※今更感満載の乙女ゲームと悪役令嬢ですが、どうぞお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-17 15:25:39
72292文字
会話率:50%
小動物に好かれたい竜族の女竜騎士ヴェルメイア。裏道で昼寝をする猫にかまいたいのに、逃げられてばかりいる。さらっと、微甘な片思いのお話です。
アルファポリス様でも投稿掲載しております。
最終更新:2017-05-10 21:00:00
4290文字
会話率:11%
静かにしてますよ4
『静かにしてますよ?』からおよそ200年後のお話です。
主人公は『いろはに〜』のアレスの子どもです
単品でも楽しんでもらえるようにしています。
『静かにしてますよ?』のある一族の子孫が送るちょっと甘い、コメディありの
ほんわかカップル。
こちらも前作同様に1話が1000文字程度の短いお話になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-05 08:00:00
19740文字
会話率:34%
あるところに小さな靴屋がありました。女は苦手だから……なんて思ってる靴職人と、向かうところ敵ナシ自由奔放無邪気な幼女。そんな2人の住まいに縁あって転がり込んできた家出娘。子どもに教えられつつ恋愛にじれじれして、商売も頑張って偉い人に気に入ら
れちゃったり。3人でいろんなことをやり直して、最後にはハッピーエンドになるお話です。※2014年10月30日完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-30 14:00:02
318640文字
会話率:30%
男運のない千鶴の、ちょっと不思議でほんわか温かいクリスマスイヴ。
最終更新:2013-12-09 14:41:52
8449文字
会話率:25%
気が付けば、そこは異世界でした。
異世界ラーラ・トリフォリウムを舞台にした、とある元日本人二人の、交わるような交わらないようなトリップ物語。
のんびりまったり、のほほん更新。シリーズ的な話。
(この物語は非常に不定期更新になります。『短編
小説集。』にある二つの話の連載版でもあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-03 21:01:21
9362文字
会話率:1%
現代日本から異世界へ飛ばされ、また別の異世界へトリップしてきた流(リュウ)♀。 月光のごとき煌め
きを宿す銀髪のリュウは、その手に愛剣を携え腕は超一流。現代日本の常識ではあり得ない“芸”を身につけている彼女は、かつて“牙狼”と呼ばれていた。 トリップ直後に奴隷売買の舞台で敢えて奴隷役に徹している中、とある青年達に“買われる”。そこから、リュウにとって奇妙で戸惑いの生活が幕を開けた―――
女の子っぽくない、野生の獣の性と無垢な幼子の魂を兼ね備えたリュウが、異世界で出会った人達との暮らしを経て、その本質はそのままに今迄手にしてこなかった……感じてこられなかった“人のぬくもり”を覚えてゆく……そんな物語
◆もう一つのオリジナル小説「幻蒼」のヒロインとこちらの主人公の描写がかなり似通っていますが、別人です。作者の趣味なんで被っちゃうんですが、あくまで別個の存在なのでご注意を!! ◆ちなみに“ルイシャ”に特に意味はありません(笑)なんとなく思いついて響きが気に入ったまでです。 ◆特に逆ハーレムという雰囲気が全面的に出ているわけではないです。恋愛雰囲気ムンムンではありませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-03 02:08:13
121093文字
会話率:40%
青春的恋愛事情
よく喋る女の子 × 高校球児
最終更新:2013-08-09 05:23:48
3872文字
会話率:56%
例え堅実に生きていたって、人生はそううまくはいかない。本当に必要とされることって案外難しい。
冷めた三十路間近のOLが、いきなり知らない世界に呼び出されてしまった。でも何の特技もないから向こうの期待には応えられない。帰ることもできないから厄
介者扱いされようが世話になるしかない。ツイてない人間はどこに行ったってツイてない?
用無しと言われたって必死に生きて行くしかない女の奮闘生活。
*番外編の一部に残酷描写あり。該当話は前書きに表示しています。
*本編中盤の登場人物紹介と、拍手画面に挿絵あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-10 10:22:51
406351文字
会話率:55%
しあわせのかたちは人さまざま。
カノジョのしあわせの形は…。
ほのぼのとした恋人同士のお話を、女の子視点で書きました。
最終更新:2012-03-03 02:30:01
409文字
会話率:25%
かなり近眼な彼女が穴に落ちて、西洋の部屋にトリップ!? そこで甘党な彼に出会いました。何やら彼はろーるけーきが欲しいらしい。
最終更新:2012-03-01 22:54:37
3221文字
会話率:38%