神が人の運命を操り、触り、狂わした時代。ある神により最愛の人を殺された復讐で全ての神を殲滅した男、カツラギ・バサラ。彼は神殺しを成したが、誰に知られる訳もなく、誰に語られる訳もなく、田舎でひっそりと道場を営み暮らしていた。そこから、30年
、かつて神を殺した男は自身の人生に悔いはないと道場を閉じ、ひっそりと余生をすごすはずだった。その声を聞くまでは。
「御師様! 私と共に参りましょう! 二度目の神殺しです!」
いきなり、道場の戸を破り入って来たのはかつて自分を師事していた少女、ジータ・グランデの姿?!
スローライフを満喫しようとしたバサラの運命は如何に?!
運命×神殺しの異世界ファンタジー開幕!!!!
毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 12:06:56
279759文字
会話率:41%
3⃣は角川栄華(かどかわえいか)の暦人御師としてのスキル習得をメインとした物語。様々な暦人たちとの交流の中で多くの機知と経験を養って行く。
そして夏見粟斗(なつみあわと)との結婚生活や暦人御師としての任命に至るまで、延いては新設される御
師就任までを描くプロットとなる。
物語を俯瞰して換言すると、世界的ピアニストの栄華を筆頭に、夫である自然環境ライターの夏見、その旧友で古代史研究家の八雲、その恋人となる乙女、そして時巫女やいつもの暦人たちが繰り広げる、和風タイムトラベルファンタジーである。さらにこのシーズンでは時巫女、付喪神や時神の持つ習慣なども少しずつ明らかにしている。「番外話 ♪夏見さんちの晩ご飯-フランソワの憂鬱-」を収録。
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※1⃣2⃣と一緒の登場人物も多いですが、単作品として、こちらから読み始められる物語になっています。各話つながりはありますが、基本、一話区切りのお話です。栄華の暦人御師としての習得過程、乙女と八雲の恋の行方などがこのシーズンのシリーズ統一の話題になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 17:19:25
180569文字
会話率:33%
3⃣の流れをくむ物語。夏見家と八雲家、関東の御厨が紹介されていく。栄華と夏見、乙女と八雲を中心に、人間や社会の愛情、優しさ、思いやりを描く物語。
多岐家から譲り受けた桜ヶ丘で、横浜の生活が始まる夏見と栄華。新設された桜ヶ丘神明宮づけの桜ヶ丘
御師としての活躍。横浜や足利、東京の関東圏の時間物語である。
第一話は葛西御厨と夏見の古巣、船橋御厨のお家事情。御厨の運命も左右する、現代の許婚を振り切って、好きな人と一緒になれるのか? FMパーソナリティの美和と幼なじみの意富吏を夏見と栄華が助けるお話。
第二話は「みくまりの老木」が持つ不思議な力を伝承させるための託宣が送られてくる。もと船橋御厨の夏見の知識が八雲と乙女を救う。夏見、栄華、そして体を張ったみずほ、歌恋、富久の活躍で、無事に乙女の結婚式を成功させるお話。
第三話は御厨同士を繋ぐ秘密の連絡通路の話。そのゲートキーパーとしての相馬御厨御師の謎と向き合う彼ら。その背後には破魔矢と銅鏡というアイテムを使う香澄流家の役目があった。飯倉御厨から相馬と三毳に続く隧道、そして「時の翁」の提案と季節の扉がこの物語の最後の結末を教える。つまり古えから伝わる桜の物語伝説を教えてくれる。
第四話は外伝。少し記憶を戻しての箸休め的な物語。栄華の青春時代が蘇る。
第五話と第六話では時魔女の活動や時の翁の密かな計画が明らかにされていく。それはやがて刻時鍛冶を通して、熱田や伊勢へと繋がる物語。時の狭間での「時の迷い人」という被害者の救済と、「パラドクス」の阻止を使命と考えて時神への畏敬の念と慮る理念。この二つの相違点が葛藤となり、時の翁と暦人の思惑を対峙させる。そこに時魔女や付喪神、眷属、そして刻時鍛人の活躍によって5⃣のフィナーレとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 05:00:00
111596文字
会話率:35%
この春に大学を卒業した就職あぶれ組の朱藤富久(あかふじふく)とその幼なじみの神代持彦(しんだいもちひこ)の最初の時止まりの儀礼と時間越えからスタートするシリーズ。父の療養のために、父の故郷南伊勢に一家で移転してきた富久が持彦と一緒に時間を
越えて活躍する。
基本一話区切りの設定だが、緩やかで大きな話の流れがあり、『時守の里』の存在が鍵となる物語、富久の家や富久の父親の病気などの伏線も次第に見えてくる。そこには時空の歪みが体を蝕むという原因の究明など、一話ごとに小出しに見えてくる謎や事実も楽しめる。
時系列では、第三話と第四話の間に富久とともに、物語を形成する時魔女の勘解由小路歌恋(かげゆこうじかれん)の登場編である番外話が収録。この間に入る順になる。ただしこれは番外話なので、スキップして読んでもプロットに支障ない作りになっている。
登場人物の面では、他に彼らをサポートするベテラン暦人御師がエピソード毎に登場。松阪の御師、小宅印画(こだくあきえ)と、宇治郷御師、小宅大那(こだくだいな)、そしておなじみピアニストの栄華、文筆ライターの夏見、古代史研究家の八雲などだ。勿論、時巫女や付喪神、そしていつもの暦人たちも合流し繰り広げるエピソード集、和風タイムトラベルファンタジーである。
※この第三シーズンの物語は、伊勢地方、中部地方などが舞台です。それぞれのシーズンのエピソードは、単作品としてこちらから読み始められる物語になっています。各話つながりはありますが、基本、一話完結に仕上がっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 05:00:00
152805文字
会話率:39%
人の発する負の感情から生まれる汚濁という異形の化け物や人に害を為す妖怪。
それらを滅することを生業とする隠師(おじ)の一人、神楽菫(かぐらすみれ)。
彼女は幼い頃に兄を陰惨な事件で亡くしていた。
その謎を探りながら、隠師と敵対する勢力とも
戦いを繰り広げて行く。隠師、御師、巫術士、そして汚濁を生じさせようとする者たち。諸勢力の思惑が絡み合い、その渦中に彼女の存在があった。
果たして兄はなぜ死んだのか。どうしてその場に居合わせながら、事件の詳細を思い出せないのか。謎が解明された時、菫が取る行動とは。
マグネット!さんにも掲載中。
©️九藤 朋2018 .
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説に掲載されている写真、イラスト、文章の著作権は九藤 朋に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売を禁止します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 21:00:00
370020文字
会話率:48%
橋本ちかげさんとの共作時代劇第二弾!元・杵築大社の御師(神官)であった剣客・小野桐峰が戦国乱世を旅する諸国漫遊記!『天正鬼とぶらい~日向雨絵詞』から一年後を描く続編連作☆ミ橋本ちかげさん作『初震姫 斬人舞刀(ざんじんぶとう)』と併せてお楽し
み下さい(_ _) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-29 08:00:00
43612文字
会話率:32%
橋本ちかげさんとの時代劇共作企画!暴政を極めた室町将軍が所持した不吉な秘宝『鬼室(おにむろ)』を追い、一路大友宗麟の待つ九州へ!星震(ほしふり)の巫女剣士・初震姫(はつふりひめ)と出雲御師の青年剣士・小野桐峰がゆく、剣劇時代劇、ここに開幕!
橋本ちかげさん作『伝:初震姫』サイドと隔週更新予定です☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 09:00:00
76927文字
会話率:27%
趣味のハイキングで山にきて、昼寝してただけなのに。
気がついたらなんかもう訳のわからんデカいやつに襲われて、しかも死んじゃった!?
「まだ生きたい?んじゃあたしが蘇らせてやるよ」
おお!姉御!ありがとうございます!
でもね!!人間で蘇
らせて欲しかった!!なんで魔族になってんの!?
え?人間に戻れる方法あるの?星に願いを叶えてもらう?ええ....?そんなので戻れるの?
「黙ってあたしについてきな。方法はな、強くなることだ。そうすれば星に願いが伝わる」
意味がわからんて姉御。でも修行してくれるならついていきます姉御!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 00:30:54
3146文字
会話率:10%
御師様は、美しくて優しい魔法使い。けれど国の平和のため、御師様は『贄』として王宮へ召し出されてしまう。
御師様と引き離されて五年後。帰ってきた御師様は、記憶を失っていた……。
魔法使いに育てられた青年と、記憶喪失になった魔法使い。失われた記
憶をめぐるお話です。
初出はfujossyさまの「初恋BLコンテスト」応募作品でした。なろう版として、ちょっとだけ書き直して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 15:00:00
4480文字
会話率:33%
素間の命を受けた庄助は、伊勢の鬼門を守る、金剛證寺を訪れる。三八は金剛證寺の坊主だ。三つで八つを知る三八は、素間が頼みとする手先の一人でもある。
三八から、太兵が会っていた相手の居所を聞いた庄助は、和尚の付け髪を預かって寺を出る。山門を出た
庄助は、付け髪のおかげで階段を滑り落ちる。
腰をやられた庄助は、乞食興行に出るが、降り出した雨にひとり取り残される。
猫のお玉と戻った小屋で、庄助は付け髪様に酒を供える。庄助が、山門の階段から転げ落ちた原因は、付け髪に絡まっていた針にあると理解したからだ。遊女の髪でできた付け髪は、庄助を守ってくれたらしい。
勘違いで、庄助の小屋に乗り込んできた母から、美代の神隠しを知る。拝田の若衆として、捜索に加わりたいが、体重く起き上がれない庄助は苛立ちを感じる。
そこに現れたは、愛しい美月で、庄助は美月に手を引かれて小屋を出る。
いよいよ美月と、と心躍る庄助は、いきなり襲いかかった狐に捕まった。
乳母のおねう、おこうに白装束を着せられた庄助は、付け髷を付けられて御師邸に向う羽目となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 22:22:12
21103文字
会話率:27%
太兵が死んだ――。知らせを受けて向った勢田川のほとりには、衣も纏わぬ太兵の骸がうち捨てられていた。民人にとって、穢人は犬猫と同じ。無残な刀傷も露わに、驚愕に目を見開いた姿は、庄助の哀しみを煽った。
自らを責め、哀しみにくれる庄助に、素間は珍
しく労りの態度を示す。
太兵は勘違いで殺された――。素間は謎の言葉を残したまま、野辺送りの場から姿を消した。深夜の御師邸に忍び込み、件の仲間の様子を確かめようと腰を上げた庄助は、朝熊岳の小坊主の元へ行けという素間からのメッセージを受ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 16:14:07
5706文字
会話率:23%
危ういところを素間に救われた庄助は、素間の、親爺殿の妾の家にいた。床下に作った部屋は、素間の隠れ家らしい。庄助は初めて、素間の腹違いの弟、健介に会う。健介は素直で、いかにも賢そうな童だ。素間はたいそう健介を可愛がっているようで、いずれ野間家
を継がせるのだという。
素間は、庄助の悪戯のおかげで隠れているわけではなく、件の仲間が素間を探りはじめたので身を隠し、動向を覗っていたのだという。
庄助の命を狙った総髪の男は何者か。頭を悩ませているところに、御師が庄助を探していると、健介が知らせに来る。庄助は、春木家の松右衛門に保護された、母のもとに案内される。拐かしに遭ったという母だが、ゆくゆく話を聞けば、攫われたのは太兵で、邪魔だった母は漁師の物置に置き去り。誇り高い母はそれが気に食わない。
間の山の掟を破り、夜の外出をした母は、鮑を仕入れに行ったらしい。間の山の大事な巫女にもしもがあってはいかんと、供をした太兵が攫われたのだと、庄助は知る。
母の代わりに村長のもとへ出向いた庄助は、太兵が医学を学んでいたことを知らされる。村長は、太兵に医学を伝授していたのは素間だと言うが、素間の居場所を太兵が知るはずもなく、それはありえない。
破落の仲間に、庄助を襲った誠二郎と、総髪の男。太兵に医学を伝授した者は、太兵の拐かしに関係があるか。太兵の追尾をしくじった庄助を、散々に罵った素間が、健介を手放しで褒めることもまた、気に食わない。負けてたまるかと、気合いを入れた庄助に、太兵が死んだと、茂吉が飛び込んでくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 22:14:56
12730文字
会話率:32%
健太の日記2007年度版
資料がある限りの掲載
8月始まり天候と行事は実際の日付と同じ
寿樹と健太は成人してそれぞれが仕事を抱えている。
寿樹はまだ御師の仕事が板についていない状態。
健太は如月じいが倒れた時から手伝いに来ている、代わりの興
津さんが来ているのに自分の家に帰らない。皆も中学時代からの付き合いで慣れてしまって何も言う人はいない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 01:27:49
971文字
会話率:35%
ーーーーー貴方には視えますか? 運命の赤い糸が。
ここはとある町外れにある、継縁(けいえん)神社。特別な縁を司る、この辺りで有名な神社である。ここに住む、小学生の瑞希と、斎は、御師匠様の元、修行に励んでいた。ある日、とあるお客様が依頼を出し
た事で、三人は大事に巻き込まれていく。現代に未だに残る、妖退治物語。***この作品は、秋月忍様の『和語り』企画参加作品です。素敵な企画をありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 18:00:00
13392文字
会話率:45%
御師流高校に通う学年一のイケメン井家綿スキルは、登校時に、音無すずを助ける。彼女から、人格否定されてしまう。そんな傷心の彼は、ひょんな事から、越銀リョウを助ける形になる。そんな腰銀は、彼にある提案をする。それは一体何?
最終更新:2019-04-17 20:30:44
3974文字
会話率:49%
夢を見た。
夢の中で、ワタシは御師様と問答をしていた。
数字に始まる問答は、秘された奥義へと導かれる。
その果に、ワタシは、御師様のかつて無かった例えようのない顔を見てしまった。
そんな夢を見た。
最終更新:2018-03-27 01:20:35
4923文字
会話率:32%
九藤朋さんとの時代劇共作企画!暴政を極めた室町将軍が所持した不吉な秘宝『鬼室(おにむろ)』を追い、一路大友宗麟の待つ九州へ!星震(ほしふり)の巫女剣士・初震姫(はつふりひめ)と出雲御師の青年剣士・小野桐峰がゆく、剣劇時代劇、ここに開幕!九藤
朋さん作『伝:小野桐峰』サイドと隔週更新予定です☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 09:00:00
82328文字
会話率:38%
この秋、九藤朋さんと共作予定時代劇連載予定!戦国乱世に生きた謎の巫女剣士、初震姫(はつふりひめ)の伝説をあの織田信長の直筆状、小泉八雲の遺稿から追う、歴史伝奇ストーリーです。『九王沢さんに誰も突っ込めない』主人公、九王沢彗里亜(えりあ)が解
き明かす古美術ミステリ外伝!
九藤朋さん描く出雲御師の剣士、小野桐峰の紹介譚とともにお楽しみください☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 09:00:00
30535文字
会話率:42%